2013年02月一覧

サンデー13号 GS美神極楽大作戦!!前半感想

GS美神極楽大作戦!!
  • セイリュートは信仰の対象!(挨拶)
  • サンデー13号を無事購入し、ヒーローズ・カムバック版の「GS美神極楽大作戦!!」の前半を読むことができました。
     端的に言えば、期待以上に面白かったです。次回が今から楽しみですね。
  • カムバック版「GS美神」は、キャラクターデザインは基本的に90年代のまま、絵柄もできるだけ当時の雰囲気を再現しようとしている作者の意志が感じられました(ギャグで崩しているコマは今の絵柄になってますが)。
     話のノリが「GS美神」の連載初期に近いこともあり、連載初期時のことを思い出しながら読むことができましたよ。おキヌちゃんも幽霊になってましたしね。
  • 今回はチャリティ企画のお祭りというコンセプトだそうなのでセイリュートや信長が出て来ましたが、それでも作品のイメージが全く崩れないでちゃんと「GS美神」になっているのは、それだけ美神と横島のキャラが強固である証拠なんだろうな、とも思いました。
     如何なるシチュエーションであろうとも、横島が目先の欲望に振り回され、美神があくまで金にこだわり続ける限り、彼らはキャラとしてちゃんと動くことができるのです。連載が終わってから10年以上経過した今となっても、美神と横島のキャラが全然ブレていないのは流石だと思います。
  • 給料の話はちょっと…」「泣くほど安いのか
     横島が時給を言えなかったのは、景気の良かった頃なら彼の時給はギャグで通ったけど、今だとシャレにならないので言えないのかも、とか思ってしまいました。デフレの時代だなあ(社会派)。
  • 今回セイリュートが登場したのは望外の喜びでしたが、しかしあのセイリュートは「カナタ」のセイリュートの『姉』という設定であってセイリュートそのものではないので、カナタはやっぱり出る幕がないんじゃないかと思いました。おつかれさまでした。
  • 後半は、美神令子と織田信長という椎名作品二大ヒーロー夢の共演は勿論のことながら、何かの間違いでもいいのでミソッカスが出て来てくれると嬉しいなー、と思いながら寝ます。


Break+Your+Destiny TVアニメ「絶対可憐チルドレン」3rdエンディング
兵部京介 vs 皆本光一 with 賢木修二 starring 遊佐浩二+中村悠一+谷山紀章
ジェネオン エンタテインメント (2008-11-26)
売り上げランキング: 41,255

今回のサブタイトル「ブレイク・ユア・ディスティニー!!」は勿論この歌から。美神と絶チルを結ぶ、深遠な意味が込められていたりするんでしょうか。
レッツ・ディスティニー!


最近の絶チル感想日記【アニメのネタバレあり】

質問:サンデー13号に掲載される「GS美神」のリバイバルに、「電化製品に乾杯!」のミソッカスは登場すると思いますか?

()
()
()

アニメ第8話 Generation ZERO PARTⅡ
  • 原作コミックスの「ジェネレーション・ゼロ」の後半、そして兵部京介が「兵部少佐」となる決定的なシーンをアニメ化したエピソード。
  • どのエピソードもマンガで読んだ話ではあるけど、アニメになって演出面が強化され、更にアニメ独自のアレンジも加わったことで、とても新鮮な気持ちで見ることができました。すごい面白かったです(頭悪い感想)。
     不二子と兵部の浴槽での(略)にしろ、ゼロ戦と京介のドッグファイトにしろ、その後の伊号救出時のゼロ戦と京介との共闘にしろ、そして最後に京介が「兵部少佐」になるシーンにしろ、アニメになって動くとやっぱり迫力がすごいわー(頭悪い感想)。
  • 中でも一番グッと来たのは、やはり最後の早乙女隊長と京介のやり取りのシーン。より具体的には、隊長が京介に「お前は私だけのものだ」的なこと言ったシーンですね。
  • 台詞だけ見れば視聴者の脳内に住まうパティさんが大喜びするようなアレなんですけど、しかしこの台詞には、早乙女隊長の京介に対する複雑な想いが濃縮された、非常に重要なものだと感じました。
  • この台詞から自分が連想したのは、コミックス30巻で皆本が未来の薫を撃った時の「これでお前は僕のものだ」という感情です。
     勿論、早乙女隊長は京介が世界を破滅させる未来が来ることを知ってしまったが故に彼を殺害しようとしたことは間違いないのですが、それ意外にも「未来の京介が不幸になるくらいならいっそここで」とか「彼の能力を自分以外の人間に奪われるのが許せない」とか、色々と複雑な感情がよぎっていたのではないのでしょうか。薫に銃を向けた時の皆本のように。
  • そんな彼の京介に対するドロドロした感情を一言で表現したのが、アレだったのではないか。個人的にはそう思いました。
  • そして薫の場合は、逆に皆本を愛しているが故に「彼が自分を撃つことで、彼の自分への愛は永遠になる」ことを知っていてその運命を受け入れたように思えます。
  • 愛されていたが故に早乙女隊長に殺される京介と、愛しているが故に自分を殺そうとする皆本を受け入れた薫。
     やっぱりこの二人はどこか似通っており、そして対となる存在なんだろうなと思いました。
サンデー12号感想
  • パティはアニメでも擬態が剥がれかかっているのでヤバイです。
     アニメの次回ではいよいよアンディ×兵部が激動の展開を迎えることが予想されるので、尚更心配です。
  • 話の内容は基本的にコメディパートでしたが、不二子のやることなので、中盤に出てきた謎のフィルムにも何か意味があるのかも知れませんし、ないのかも知れません。多分ないけど(ひどい)。まあ「その娘こそが探し求めていた財宝なのです」はあながち間違ってはいないとは思いますが、今の皆本にそれを受け入れろというのは酷なので、まあ仕方がないですね。
  • 「蕾見文書」って表現だと、まるで怪文書のように見えませんか。
  • 本当に怪文書だったらどうしよう。


(有)椎名百貨店 1 (小学館文庫 しH 5)
椎名 高志
小学館
売り上げランキング: 113,230

ミソッカス知らない方は、まずこれに掲載されている「電化製品に乾杯!」を。後のメイドロボジャンルの始祖を築いた名作です(マジで)。
あとここだけの話ですが、「ポケットナイト」の日須持教授が大好きです


GS美神リバイバル決定記念日記

 既に先週のサンデーで告知はされていましたが、今週のサンデーにおいて、次号13号にヒーローズカムバック企画として「GS美神極楽大作戦!!」が登場することが発表されました。椎名先生のブログでも告知されています。

 ヒーローズカムバックに椎名先生が参加されることが発表されてから、おそらく「GS美神」をやってくれるんだろうなと期待してはいたんですけど、実際発表されると嬉しいですね。
 内容はチャリティーらしく、椎名作品の他のキャラクターも登場するお祭り的なものになるとのことですけど、どんなキャラが出てくるのか今から楽しみです。


質問:GS美神のリバイバルに、「一番湯のカナタ」のカナタは登場すると思いますか?

()
()

一番湯のカナタ(1): 1 (SSC)
小学館 (2012-09-25)

スマホやタブレットさえあればどこでも読めて場所を取らない、kindle版カナタ。買い換えたい…


最近の絶チル感想日記

アニメ第6話 As true as a lie
  • アンディがついに任務を決行する回。
  • アンディがパンドラに潜入した目的、そのアンディが狙うカタストロフィ号に隠された秘密、任務を遂行しようとするアンディのマインドをかき乱すユウギリの純粋な感情、カタストロフィ号を接収しようとしたバベルの真意、そして兵部とアンディの危うい関係(非性的な意味で)が決定的に崩れるラストシーンと、第1話から引かれてきた様々な伏線がここに来て一気に収束。
  • 最初から最後まで見応えがある、非常に面白かった回でした。前半戦の総決算に相応しい内容の濃さ。
  • 普段は厨二病的なレベルでクールを気取っている兵部が、心情的な焦りからアンディや皆本や薫に対する本心を我々視聴者に覗かせるところも興味深かったですね。こんな原作でもなかなか見せてくれない繊細な感情を見せてくれただなんて、そりゃー椎名先生もブログで大喜びする訳ですよ。私も大喜びです。
  • あとは、本国からの命令をアンディがあくまで遂行しようとする時、自分を心底信頼しているユウギリの存在がそんな彼の心を揺さぶっているところも、何かグッと来ました。本国にカタストロフィ号への攻撃への配慮を要請していたシーンは、アンディのそんな心情が表現されていたと思います。ユウギリのあざといまでの健気さと可愛らしさには、ちゃんとデザイン上の理由があったんだと納得させられた次第です。あの子は単に可愛いだけじゃなかったんですよ!(ハキハキと)
  • まあ一番グッと来たのは、葉が「兵部をからかっていいのは自分だけだ」と毒づくシーンの後ろで頬を染めてたパティさんなんですけどね。自重しないパティさんは素敵です。
アニメ第7話 Generation ZERO PARTⅠ
  • 原作コミックスの「ジェネレーション・ゼロ」の前半をアニメ化したエピソード。キクチ上等兵が期待通りの御人で和んだでごわす(感想)。
  • 話の中身は基本的に原作準拠といった感じでしたが、京介少年の声優に(薫役の)平野綾さんを起用する辺り、何かこう意味深長というか、ちょっとトンチが効いてるなと思いました。それが意図した演出なのかどうかは判りませんが。でも何か意図してそう。
  • 宿木・犬神コンビを見ていると、「アンリミテッドもいいけど、明や初音や彼らの父ちゃんが出てくる中学生編も観てみたいなー」とか思ってしまいます。続編はアンリミの営業成績次第なんでしょうか?
  • 判ってはいたことですが、宇津美さん美人ですねえー><
サンデー11号感想
  • ケンとアンディが同じ国籍でかつ同じ軍所属だとは考えられません。多分ケンの方がおかしい。
  • 本編の方は、不二子が仕掛けた「不思議の国のアリス」めいた変なダンジョンを大冒険する話でした。鍵を薫達に託した不二子の真意はまだイマイチ判りませんが、とりあえず色々な意味で不二子らしい罠だと思います。


THE UNLIMITED 兵部京介 Character SINGLE/アンディ・ヒノミヤ starring 諏訪部順一
アンディ・ヒノミヤ starring 諏訪部順一 諏訪部順一
ジェネオン・ユニバーサル (2013-02-13)
売り上げランキング: 504

先週は兵部とアンディ、今週は皆本と賢木、来週はチルドレンとユウギリのCDがリリース。まさに怒涛。みんながんばれ


コレクション棚卸日記

棚卸日記
  • お久しぶりです。
  • ヒーローズカムバック版「GS美神」が2/27発売のサンデーから掲載されることが発表になったのをきっかけに、何故か「これまで溜め込んだGS美神グッズの棚卸をしたい!」という謎の欲求が急速に高まった結果、現在隙を見てコレクションの整理をしているところです。
  • 自分が持っている美神のグッズのほとんどは、このサイトを見てくださっていた方からの戴き物です。私にコレクションを譲って下さった皆さま、(今更で申し訳ありませんが)本当にありがとうございます。
  • ヒーローズカムバック版が掲載される頃に、「GS美神秘宝館」のアップデートを兼ねて、これまで存在した「GS美神」グッズのまとめをしたいと考えています。考えているだけですが(だけなのか)。
  • 「確かに持っていたはず」と記憶に残ってはいるものの、どこに保存したのか忘れて行方不明になっているものもあるので、もうちょっと探してみます。もうしばらくお待ちください。
  • あとは、持っていたと思っていたけど実は持っていなかったものとかもありました。C.C.ガールズがサンデーのグラビアページでGS美神キャラのコスプレをしたページの切り抜きとか。何故あれを持っていると錯覚していたんだろう。
読書日記
  • なお、最近読んだマンガは「ハイスコアガール」の2巻です。主人公がゲームバカ過ぎて本人は気付いていないんだけど、あれってどう考えても恋だよね?
  • 今週のサンデーでは「BE BLUES!」の桜庭に言及したかったんだけど、書いてる時間なさそうで残念。
     まあサッカーという競技では、彼のような「俺を尊敬しろ!」って態度は美徳の一種ですし、日本のサッカーにはそういうタイプの選手も必要だと思いますので、彼にはいつまでもそのままの君で居て欲しいなと思います。いずれは彼に最高のパスをビシビシ供給する龍にメロメロになっちゃうんだろうけど。

 現在「ザ・アンリミテッド」の放送時刻ですが、最後まで見てると興奮して眠れなくなって翌日の仕事に支障がでることが判っているので、我慢して寝ます(´・ω・`)。


THE UNLIMITED 兵部京介 Character SINGLE/兵部京介 starring 遊佐浩二
兵部京介 starring 遊佐浩二 遊佐浩二
ジェネオン・ユニバーサル (2013-02-13)
売り上げランキング: 317

アンリミのグッズ展開の速さは、美神の頃を凌駕してると思う。短期決戦の1クールアニメだからでしょうか


サンデー百合マンガ枠設立記念・サンデー11号感想

ささみさん@がんばらない

 「ささみさん」の学園編は百合カップリングでイチャイチャする系のドラマが繰り広げられると聞いて俄然やる気が出てきた今日この頃ですが、今回のサンデーは特に期待通りの百合っぷりで満足でした。

 特にかがみの場合、彼女は基本的に「心」というものを持たないロボめいたキャラとされており、そんな彼女が「友達になって」と(最初はあまり深いこと考えないで)言ってきたささみのために、彼女なりにささみを気遣って一生懸命一人で戦うという、不器用な健気さがたまりません。こんな姿を見せられたら、そりゃーあのささみさんもグッと来るのも納得。人間と非人間とのコミュニケーションというテーマは個人的にツボなので、尚更グッと来ます。
 そしてラストシーンは、いっそのことあのまま勢いでチューして欲しかったくらいです。というかあの角度で見つめあって抱き合ったら、普通次のコマではチューしますよね。しますよね? 原作だとしてるんでしょうか?(と言われても)

 あとは、サンデーでも「この売女!」って台詞を使っていいんだなあと思いました。アニメ版ではこの台詞が「このずべ公!」に差し替えられていたらしいと聞いたので尚更。罵倒台詞に寛容な少年サンデー。


ささみさん@がんばらない 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
アニプレックス (2013-03-27)
売り上げランキング: 666

コミック版のリンクを貼ろうとしたけど、現在Amazonでは在庫がない模様


ブログを毎日更新って難しいですね(´・ω・`) サンデー10号感想

正しいコドモの作り方

 巻頭カラー。このマンガが巻頭カラーを取れたのは、間違いなく「悠の将来の結婚相手」こよみちゃんと、「ゴスロリキス魔」久遠寺が登場し、このマンガを正統派のラブコメに進化させたおかげだと思います。
 なので、こよみちゃんはぜひとも幸せにしてあげて下さい。こんな良い子、ボンクラの悠には勿体ないですよ。悠如きには今日子がお似合いですよ。

マギ

 ファナリス種族であるモルジアナがパンツ履いてないと仮定すると、この世界のファナリス達は皆基本的にパンツ履いてないということになるので、今マグノシュタットに攻め込んでるファナリス兵団の皆さんもパンツ履いてない訳なんですよね?(何これ)

ささみさん@がんばらない

 「ささみさん」の原作小説では、学校に通う様になってからモリモリ百合っぽくなると聞き、「マンガで読めるから」とアニメの録画をしていないことに後悔した私がいたということです。

犬夜叉

 ヒーローズカムバックで今回限りの復活をした「犬夜叉」ですが、自分の中ではいまだに「サンデーには『犬夜叉』が載っているのが当たり前」という感覚が残っていたらしく、ごく自然に最初から最期まで読んでしまい、読み終わった後で「これ『ヒーローズカムバック』シリーズ最新作じゃね?」と気付いた始末でした。
 話の方は、オールスターキャストのお祭りモードの話でありながらも「桔梗との決別」というテーマでちゃんと話が締まってるところが流石ですね。あと、殺生丸様が登場した時、脳内では能登麻美子ヴォイスで「せっしょうまるさまー!」って音声が再生されたので、自分は殺生丸さまのことが好きだったんだなあと思いました。

絶対可憐チルドレン

 不二子ちゃん退場の巻。「あたくしたちは2人とも、他にするべきことを知らない亡霊なのよ」という不二子の言葉は、これまでの不二子と兵部の辿った人生を考えるととてつもなく重いものを感じます。アニメの方では4話で何かアンディにあっけなくやられたりして、イマイチその重みが感じられないのがアレですが、でもあれも彼女の作戦だったのかも? と思わせるだけの奥深さがあるキャラですよね彼女。買いかぶりかも知れませんが。
 あと、不二子が薫のおでこにキスをしたり、不二子が皆本達に託した鍵の形がやたら可愛らしいところは、何となく「ビビッドレッド・オペレーション」を連想させてアレです(オレが)。「ビビッドレッド」は、大きなお友達向けプリキュアとしての作りが徹底されているという意味で好感を持ってます。

読み切り:瘟鬼

 「高校一先生の天才作家、現る!」とのアオリを背負って登場のスーパールーキー・伊十蔵 景先生の読み切り。自分が高校一先生だった頃は何をやっていたかを思い出してみると、如何に「高校生デビュー」が偉大なことなのかを噛み締めざるを得ません。あの頃はパソコンでゲームばっかりやってましたすみません(何となく)。
 話としては「少女の心に巣食った化け物を特殊能力を持った主人公が倒す」という判りやすい構成ですが、最近のサンデーの新人作家らしからぬ独特の迫力を持った絵柄で描いているところに好感を持ちました。この絵のセンスを更に洗練させ、独自の世界観を持ったマンガをこれからも創りあげて欲しいと思います。


正しいコドモの作り方! 2 (少年サンデーコミックス)

2/18発売の2巻。1巻は発売日直前になってもAmazonに書影がアップロードされていなかったことを考えると、随分待遇が改善したなと思うことしきりです(ひどい)


リア充爆発日記(別名・サンデー9号感想続き)

BE BLUES!

 「とんだリア充野郎だぜ!

 「BE BLUES!」の龍はサンデー随一のリア充野郎であることは我々読者にとっては周知の事実ですが、ついにその事実(の一端)がサッカー部に知られることになってしまったエピソード。
 現在彼は自分のやりたいサッカーが部に評価されない状態なのですが、まあリア充なのでこれくらいの目には遭ってもいいですよね(卑屈)。

 そして龍がリア充である所以は、龍のサッカーに対するひたむきで真摯な態度が彼と接する者の心を射ってメロメロにしてしまうからであり、実際アンナも宮崎もそれで龍にメロメロになってしまった訳なんですが、サッカー強豪校に入った彼が今求められているのも、まさにそのリア充パワーなのです。レノン先輩は龍に対して「チームを虜にしてみせろ」と言ってますが、これは即ち監督を含めたサッカー部全員を龍の魅力でメロメロにしろと仰っているに等しいものと思われます。
 果たして龍は、ヤンデレっぽい桜庭や不敵な魅力のレノン先輩を含めたサッカー部の仲間たちを、その魅力でメロメロにできるのか否か。彼のサッカー人生は、今大きな試練を迎えているのではないのでしょうか。

 「リア充」というネットスラングを知ってる優人に近親感を持ちました(感想)。

姉ログ

 「リア充だぁぁぁぁああああ!!

 ネットスラングを駆使する変な(頭が)ハーフの美少女・ブリサが登場。このマンガに登場するキャラクターの例に漏れず、彼女もまた「だめだこいつ早く何とかしないと」系の残念系の逸材の予感がします。

 連載のテコ入れで日本びいきな金髪美少女が出てくるマンガというと、往年のサンデー連載作品「なずみ@」を思い出しますね(と言われても)。


BE BLUES!~青になれ~ 8 (少年サンデーコミックス)
田中 モトユキ
小学館 (2012-12-18)

龍VSナベケンのクライマックス。この試合で全力でやり合ったからこそ、今の二人はラブラブなんですよねー


最近の絶対可憐チルドレン感想

アニメ4話 -Children Territory-
  • アンリミテッドについては、椎名先生がブログでかなり細かく言及して下さっているのがありがたいですね。アニメを観た後でブログを読むと、原作者ならではの視点が得られてより面白みが増す感じ。原作者がアニメ版の最強のファンになってるって凄い。
  • 4話の見所は勿論ザ・チルドレンの登場だったり、薫が出てくるとつい嬉しくて遊んじゃうおかげでピンチに陥っちゃう兵部のお茶目さだったり、兵部が「良くやった」と褒め言葉を言った時のアンディのツンっぽい態度だったり、ラストシーンでのチルドレンのトリプルブースト対兵アンリミテッド部のサイキックのぶつかり合いがちょっとプリキュアみたいだったりと、ンもう色々あって大変に面白かった訳なのですが、個人的に一番グッと来たのは、アンディと皆本が直接拳でやり合うシーンでした。
  • 徒手格闘のエキスパートであるアンディに対して全く互角に闘う皆本の実力も大したものですが、何よりアンディの能力は皆本には役に立たないので、皆本はアンディと立場的に対等と渡り合えるという点において、エスパーだらけなこのアニメでは貴重な存在であると言えます。
  • そして皆本はアンディの格闘術の出処を察知した描写があったので、おそらくアンディがコメリカの人間であることには気付いたはず。勘のいい彼のことなので、アンディの背後にあるものもいずれ気付くのかも知れません。
  • このアニメはアンディの視点から兵部の謎に迫るのが主題な訳なのですが、皆本の存在はアンディの任務に対する脅威の一つになり得るのではないかと思いました。皆本×アンディの今後に注目して行きたい所存です。マイナーカップリングっぽいですが。
  • あんなピンバッジ知らねーよ!!
     全くですね
先週のサンデー連載感想
  • 悠理が全てを捨てて旅立つエピソード「ロング・グッドバイ」が先週終了。「黒い幽霊の娘」として沢山のエスパーを洗脳してきた彼女が、ザ・チルドレンの「フォース・オブ・アブソリューション」でギリアムのクローン兵の洗脳を解くという展開はカタルシス満点であり、悠理が完全に「黒い幽霊」と決別した心境を美しく表現していると思いました。
  • しかし決意して全てをリセットして旅に出たのはいいけど、彼女一人で食事とか作れるんだろうか(しつこい)。


OUTLAWS 「THE UNLIMITED 兵部京介」EDテーマ
eyelis
ジェネオン・ユニバーサル (2013-01-30)
売り上げランキング: 812

毎週CD連続リリースって、冷静に考えるとこのアニメすごい企画に力入ってませんか(今更)


アニメ化決定おめでとうございます記念・サンデー9号「ムシブギョー」感想

常住戦陣!! ムシブギョー

 「蟲奉行所に入った恋川春菊はずいぶん丸くなった。そして、以前より遥かに弱くなった
 その昔、椎名高志先生が結婚された後には、よく「椎名先生のマンガは結婚してからつまらなくなった」って話を散々聞かされたものでしたが、これはきっとそれと同じようなアレですよね。私はそう解釈しました(思い込み)。

 椎名先生は現在は絶チルが二度目のTVアニメ化でまさに絶好調ですが、その前のヒット作である「GS美神」から「絶チル」に行き着くまでには、「Mr.ジパング」→「一番湯のカナタ」→いろんな雑誌で短編を執筆→「パンドラ」と様々な変節を経るうちに作風が変化して行ったのと同様に、「ムシブギョー」の恋川殿が今のように「丸くなった」のも、また色々あって変節を経たに違いないんですよ。今回は彼が「人斬り」として斬撃を極めようとする理由となる過去の一端が明かされましたが、きっと彼にはその過去から今に至るまで、これ以外にも様々なドラマがあったはずなんですよ。

 同じ「ちょっとお色気が入ったコメディ」でも「GS美神」と「絶チル」ではその面白さの種類が異なるように、「ムシブギョー」の恋川殿も、その強さの源は全く異なっているのです。昔のような殺気立った強さを期待する向きには「恋川は弱くなった」と言われていますが、しかしそのように言う者達は、今の彼の強さの本質を見誤っているのではないか。私にはそう思えるのです。判って頂けるでしょうか

 結論としては、今の椎名先生がヒーローズカムバック企画でどんな新しい「GS美神」を描いてくれるのかが楽しみです(ファンサイト要素)。


常住戦陣!!ムシブギョー 7 (少年サンデーコミックス)

8巻は、アニメ化を目前に控える2月に発売。アニメでは動く蟲奉行所様に期待します