2012年08月一覧

サンデー38号感想続き続き

正しいコドモの作り方

 クラスで目立たなくて地味で巨乳の女の子から好かれるという全男子垂涎の展開から一転、結局はその手島さんも能力者に操られていたという、悠にとっては残念な話でした。

 この話を読んだ方は皆「結局悠に近づく女子はみんな操られているのか」と失望したに違いありませんが、個人的にはそれよりもどうして能力者は手島さんをあそこで脱がせてしまったのかと問いただしたい所存です。
 何度も申しますが、悠はこれまでの実績からして着衣エロに興奮するタイプであることは間違いないのです。例えるなら、黒タイツ女子が出てくるエロマンガなら、黒タイツを脱がすのではなく黒タイツの一部のみを破るシチュエーションを好むタイプです。私には判ります(根拠はカン)。

 また、これまで操られた女子に散々脱いで迫られた経験があることから、彼には「服を脱いだ女子には用心する」という条件反射が身に付いてしまっているようにも思えます。普通であれば、例え相手が操られていたとしてもあんな巨乳が背中に当たっていたら興奮してしまうものですが、「手島さんが操られている」と悟った直後の悠のドン引きっぷりといったら、ちんこも即座に縮んでしまうレベルですよ。

 これも何度も申し上げますが、悠のちんこが必要なのであれば、尚更悠の性的嗜好というものを把握しなければ、能力者側に真の勝利は訪れることはない。私はこれからもそう訴えていきたい所存です。今回はかなりいい線行っていただけに、尚更詰めの甘さが悔やまれます。
 なおこのような主張をするのは、自分が着衣エロの方が好きだからとか、そういうことでは断じてありません。まあ自分も黒タイツは脱がせるよりは(略)。


BE BLUES!

 「こんな場面で決めちまう男だ。一条龍は!
 これは決まるような気がしてきた!

 このマンガ本当に面白いです。

戦コレ!

 アニメ版の方はよりやりたい放題が加速して回を追う毎に面白くなって行ってますが、そのアニメのCMでサンデー連載の「戦コレ!」がまるでアニメのコミカライズ版のような雰囲気で紹介されているのを見る度、何かこう申し訳ない気分になりませんか?(挨拶)

 話の方は、いきなり「他の宝珠は全て武田信玄が持っている」という展開となり、毛利元就や北条氏康といったレア度が高そうな武将が一斉に登場したところから考えると、アニメの放送終了と同時に連載も終了するのかなー? みたいなことを予想せざるを得ません。
 武田信玄との戦いということを考慮すると、次回はいよいよ家康ちゃんがおしっこ漏らして敗走した史実が有名な三方ヶ原の戦いの再現が読めるのかも。期待!(するの?)

BUYUDEN

 開始わずか7ページで、先週まで積み重ねてきた「誠道館に進学してボクシングエリートへ!」という話を全てぶち壊す快挙を達成。
 かつて「MAJOR」で、吾郎が海堂学園高校を辞めた時の衝撃が蘇りました。満田先生のマンガを読んでる実感が湧いて来ます。

ポケットモンスターREBURST

 「どれだけかかろうと、わたしはキミがあきらめるまでつきあおう
 「じゃあ…トコトンつきあってもらうぜ…!

 どう見てもプロポーズの言葉です。本当にありがとうございました。
 あとは「管理人さん」という言葉の響きがいいです(と言われても)。

GAN☆KON

 イサナさんの正体が明かされ、そしてラスボス的な存在感を誇示する(変態的な意味も含めて)スサノオが登場して第一部完、続きはクラサンでという流れに。
 本誌で読めなくなるのは残念ですが、せっかくクラサンに移行するんですから、本誌ではできないようなもっとはっちゃけた展開を希望したいところですね。

GAN☆KON 3 (少年サンデーコミックス)
菅原 健二
小学館 (2012-08-17)

GAN☆KON3巻も発売。三峰さんの残念っぷりもこのマンガの見所の一つです(多分)


サンデー38号感想続き

銀の匙

 馬に乗る姿が楽しそうなアキが印象的だった今回。本番に弱いタイプと称されていた彼女が表彰台に乗るスコアを残せたことは、彼女自身にも乗馬に対する心境の変化が現れていることを、暗に提示しているものと思われます。

 あと乗馬といえば今放送している「TARI TARI」というアニメで、騎手を目指していた女の子が集合時間に間に合うために街中を馬に乗って走るシーンが登場しましたが、観たのが「銀の匙」を読んだ後だったので、「きっとあの馬が走った街中には馬糞が落ちてて大変なことになってる場所もあるんだろうなあ」とか思ってしまいました。馬=馬糞なのが「銀の匙」の世界観ですし(決めつけ)。

おすもじっ!

 端的に申し上げて、今回も彩香ちゃんの狂気が冴え渡っていた回でした。兄に全力で甘えている時に竹谷に邪魔された時の彼女の表情が明らかに人間ではない鬼の形相をしていたのもヤバいですが、「欲しい、うち。赤ちゃんが。」と兄の影に向かって堂々と言い放つところはもっとヤバいです。「妹の品質示すBMW」とかいうレベルを遥かに超えてます。
 信じていた兄に対しても「自分に本当のことを言っていないのではないか」と疑念を持ち始め、それでも兄に甘えるしか感情のやり場のない彼女は、やはり明らかに狂気に囚われています。彼女が色々とおかしいのは既定路線とは言え、何か今回の件で彼女は更にまた一線を超えてしまい、もはや戻ってこれないところにまで行ってしまっているのではないかと思わざるを得ません。

 また、兄の寿が司を助けるつもりで彩香についてるウソが結果として彩香を追い詰めていることも、また彼女の救われなさをより一掃引き立てているように思えます。唯一頼れる兄に裏切られる定めの彼女。果たして彩香は、次回の勝負が始まるまでにどれほどの変貌を遂げてしまうのか。彼女の先行きを見守るのが怖くなって来ました。


神のみぞ知るセカイ

 時間移動モノは、移動回数に制約があると俄然緊張感が増して面白くなりますよねー(感想)。
 残り3回ということは、若木先生は既にこの残り3回という制約を活かしたストーリー展開を既に完成させていると解釈していいんでしょうか。楽しみです。

 あと前回まではどっちかというとお近づきになりたくない系の女性だった今回の攻略女子ですが、マストから落ちた後でドロドロ言いながら起き上がったコマの彼女は全体的にしどけなくて実に良かったので、何とかイケそうな気がしてきました。

 続きます(多分)。

TARI TARI 1 (イベント招待応募券封入・初回生産限定仕様 ) [Blu-ray]
ポニーキャニオン (2012-09-05)
売り上げランキング: 15

TARI TARI面白いですね。欠かさず見てます。紗羽が馬に乗って走ってる姿を見るだけで大喜びしてます(単純)


生存報告+サンデー38号ひめはじけ感想

 お久しぶりです。生き残りました(何かから)。

 しかし昨晩はちょっと無理して夜中まで感想書いたおかげで寝不足で体調を崩しそうになってしまったので、今後は感想書く時間を短くして対処したい所存です。寝不足は辛いのですが、でも書いてる間はものすごく楽しいので困ります。

 以下、サンデー38号感想です。

ひめはじけ

 水着回、そして「ひめはじめ」の連呼回と、前々回辺りからやけに色気付いてきたみんな大好き「ひめはじけ」ですが、今回はサブタイトルからして「姫とお色気」とますます色気付いて来てます。クリスタルな洋介先生は本格的にやる気です。

 しかしその内容は、前回と同様に、唯一の常識人であるなでちこししょーを、他のメンバーが持ち前の天然ボケを発揮してエロネタでボケ倒して困らせるという、なでちこ総受け体制とも言える構成でした。
 「ごはんにする? おふろにする? それともあ・た・し?」というドリフのコントみたいな典型的なネタのみでここまで話を引っ張って面白くできるというのは、このなでちこ総受け体制がコメディ構成として優れていることの証であり、そして何よりもなでちこししょーがキャラとして素晴らしいことの証でもあります。
 何かこう、このマンガは姫さまを狂言回しにしてなでちこに色々恥ずかしいことをさせる展開でも十分にイケるんじゃないんだろうかと思います。

 それにしても、撫子に「それとも、あっ、あたしに…しますか?」と赤面しながら言われたら、そりゃーそこら辺のボンクラ高校生男子では太刀打ちできませんよね。鼻血出して遁走した挙句、布団被ってガタガタ震えざるを得ないのも判ります。なでちこししょーは何て罪な女なんだ…(感想)


ひめはじけ 1 (少年サンデーコミックス)
クリスタルな 洋介
小学館 (2012-06-18)

姫さまが孤軍奮闘していた頃のエピソードが読めるひめはじけ1巻。
ちなみに2巻は10/18発売が予告されています

 続きます(多分)。


再び生存報告、および今更サンデー36+37号感想続き

 リハビリ感想さえままならず、何かこう色々考えざるを得ない今日この頃です(挨拶)。
 以下、サンデー36+37号の感想続き。

鋼鉄の華っ柱

 蘭子が可愛すぎて困ります(感想)。「鋼鉄の華っ柱」は彼女にこそ贈られる言葉なような気がしてきました。華ですし。
 彼女をここまで変えた真道とはこれからどうなっちゃうのかしら?(それ以前に双方とも生存が危うい)

ハヤテのごとく!

 「これを見た小学生が…おかしな性癖に目覚めないかなぁ~…と…
 サンデーどころか21世紀を代表する女装キャラであるところのキミがそれを言いますかハヤテ君? と思いました(感想)。
 そしていいんちょのスカートたくしあげについては、赤面もいいけど太ももに流れる汗もエロい、と結論付けました。

AKB48殺人事件

 「コナン」よりも台詞が少なくて読みやすく、AKBメンバーをキッチリと殺してくる本気っぷりにも好感が持てるこの作品。回を追う毎にどんどん楽しみになって来ております。
 個人的には、「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ」というニーチェの言葉通りに、探偵役の前田さんが犯人を徐々に追い詰める快感に駆られて色々とおかしくならないかが気掛かりです。そういう意味では、前回ラストのコマは相当ヤバかったように記憶しております。

ムシブギョー

 「死への恐怖」を武器に容赦なく人間たちを追い立てる蟲達とのストレスフルなバトル展開になっている「ムシブギョー」。人の死にっぷりにおいてはサンデー随一どころか、週刊少年マンガ誌でもここまで盛大に流血込みのカタストロフを描いているマンガはなかなかないんじゃないかと思えて来ます。
 「ハヤテ」を読むと色々と変な性癖が身につくこと請け合いですが、「ムシブギョー」を読むと人が無慈悲にバンバン死んでいくディザスター・ムービーを好む性癖が身につくこと請け合い(決めつけ)。すなわちエロスとバイオレンス。昔からエロスとバイオレンスは江戸の花と申します(申しません)。

電波教師

 赤面しながら「また来てくれますか?」と七海に言う光太郎が眼福でした。おかしな性癖を超えた何かが彼にはある(感想)。
 それにしても光太郎君は引きこもりなのにお肌がキレイで脛毛もなくて羨ましいです。ホントです。

戦コレ!

 コミックス買いました。しかも限定版じゃない方。
 話の方は、松永久秀を題材に「信頼できる大人が身近にいない少年の不幸」を描いた、昨今の教育問題に一石を投じる社会風刺マンガとしても読める構造になっていたと思いました。多分

正しいコドモの作り方

 洞窟でクラスメート女子と二人きり! という、もし掲載誌がサンデーじゃなくて快楽天だったら(以下略)というシチュエーションですが、真にモテない男はこういう展開で「このオレが女子に好かれる訳がない」と護身を完成させてしまっていて女子の気持ちに無頓着になってしまうので、こういう絶好のチャンスをみすみすフイにしてしまうものなんですよねーと思いました(感想ではない)。

 このマンガの主人公の悠はこれまでの実績により「着衣エロに燃える」性癖であることが判明しているので、濃紺水着を装備して迫る手島さんの作戦は適切です。手島さんには、遺伝子以外に取り柄がなく己が非モテだと思い込んでるボンクラ男子である悠の目を覚ます様な、性的な意味での活躍に期待したいです。

ひめはじけ

 今回は、「ひめはじめ」という言葉の意味を理解した上で、この言葉に過剰に動揺するなでちこの反応をみんなで楽しんでるんじゃないか? と思ってしまうような話でした(ひめは天然で「ひめはじめ」という単語の意味が判ってないことが明らかなので除外)。
 にしても、今回のひめはじめ隊といい、その前のひめが股間を打ってウヒャッホイに目覚める話といい、徐々にエロスを暗喩する方向に話をシフトさせている洋介先生は侮れません。

絶対可憐チルドレン

 予知能力者の超度を自分で上げたうえで、その能力者に自分の「帰還」を予知させ、チルドレンと皆本の危機を知らせようとする(ように仕向けたっぽい)兵部の意地悪さが際立っていたエピソードでした。更にその前の「予知」の中では、自分の複雑な心境を皆本にアピールすることも忘れていないところはさすが。皆本も、これで兵部に対して一方的に悪意を向ける己の行動に少しは歯止めが効けばいいんですけどね。

 ラストで弓持って暴れる葵がツボです(感想)。

絶対可憐チルドレン 31 (少年サンデーコミックス)

コミックス31巻購入しました。今読み返すと、この辺から皆本が兵部の感情に気づき始めていることが伺えて興味深いです


生存報告(サンデー36+37号感想込み)

 少年サンデー付録の「戦国コレクション」限定レアカードの絵柄があの斎藤義龍なのは、何か高度な嫌がらせなんでしょうか(挨拶)

 お久しぶりです。
 とりあえず仕事の山は何とか乗り越えたので、ぼちぼち感想日記を復活させたいところではあります。

 以下感想リハビリ文章。

銀の匙

 「釧路のジャスコに行ったのよ」が一番グッと来ました。何かすごく「北海道が舞台」のマンガっぽさを感じます。
 あやめとアキの思い出の大半にうんこネタが絡んでるのも何かグッと来ます。自分の出身地も割と周囲が田んぼと畑と養鶏場だらけで牛飼ってる家もあった農村地帯だったのですが、農村ってうんこと共にあるところがありますよね。

神のみぞ知るセカイ

 ユピテル編こと過去編が本格的に始まりましたが、10年前に飛ばされた時の年が「200X年」だったところにショックを受けています。いやまあ確かに今から10年前は2000年代なのでこれはこれで正しいんですけど、10年前が既に21世紀であるという純然たる事実を改めて認識させられると、何かこう「オレも歳をとったものだ…」とか「いい歳してこんなことしてていいんだろうか…」とかいう焦燥感が湧いてきてしょぼくれること請け合い。つらい(感想)。

 なお、桂馬がやってるゲームはゲームギア版の「ぷよぷよ」と思われますが、このゲームが発売されたのはWikipediaによれば1993年なので、この世界の過去はテクノロジー的には90年代と一緒であると思って差し支えなさそう。ですので、その頃からゲームやってる我々のようなおっさんは「過去編の舞台は2000X年ではなく1999X年である」と設定を補正すれば、よりリアルに過去編を楽しめるのではないかと思いました。

 なお今回の攻略対象の女子は明らかに色々とおかしそうなので、できればお近づきになりたくないタイプだなというのが第一印象です。

 続きます(多分)。

小悪魔王伝 戦コレ! 1 (少年サンデーコミックス)
小西 紀行 「戦国コレクション」 制作委員会
小学館

戦コレ1巻通常版。「このマンガ面白い」とここで公言した責任があるので買う予定です(責任?)


コミックマーケット82 椎名高志作品関連サークル


※作品名を表記していないものは「絶対可憐チルドレン」の同人誌です。

8/10(金)
8/11(土)
  • 東-L19a 凌凛堂 (真木×兵部 小説)
  • 東-L19b とまとジャム (真木中心 女性向け)
  • 東-L20a ファルス (皆本×賢木、兵部×賢木、賢木受)
  • 東-L20b TEAM MACHINEGUN (皆本×賢木中心)
  • 東-L21a 強制的に個室 (葉×真木、ギリアム・テオドール)
  • 東-L21b Pizza (PANDRA)
  • 東-L22a crazy 4 U (兵部×皆本 小説、女性向け)
  • 東-L22b BLACKOUT (兵部×皆本、女性向け)
  • 東-L23a Paraiso (賢木×皆本、兵部×皆本)
  • 東-L23b しゅがー☆きゅーぶ (真木×皆本 小説)
  • 東-L24a ABQ (賢木×紫穂 小説)
  • 東-L24b Konohana 賢木中心、賢木×紫穂、皆本+賢木 小説)
  • 東-L25a トロイメライ
  • 東-L25b Cat panchi (皆本×葵)
  • 東-L26a 風桜花 (皆本×薫、賢木×紫穂 小説)
  • 東-L26b 白竜堂白亜店 (オールキャラギャグ)
  • 東-L27a 風色通り (賢木×紫穂、GS美神 雪之丞×ピート)
  • 東-L27b フーテン族 (MISTERジパング 五右衛門×秀吉、信長×日吉 絶チル 不二子・京介)
  • 東-ナ26b 絶対主義 (絶チル少々あり)
  • 東-レ50b アスパラガス行進曲 (絶チル 賢木×皆本あり)
8/12(日)

ひめはじけ 1 (少年サンデーコミックス)

ひめはじけ 1 (少年サンデーコミックス)
クリスタルな 洋介 (小学館) / ¥ 440
 前作「オニデレ」で、ポップでキュートでカタストロフな美少女キャラが大活躍する作品を手がけるマンガ家としてのアイデンティティを確立したクリスタルな洋介先生が、満を持して始めた新連載作品。期待に違わす、すごく面白いです。

 何より、「祖国の存亡をその身に背負う小国の王女」と「遊びたい盛りの10歳の女の子」の間を極端に揺れ動く主人公のひめさまのキャラがステキ。また、ひめさまの挙動を不審なものにしている「戯れの衝動」に『ウヒャッホイ』と名前を付けてキャラクター化した辺りから、彼女の内面の葛藤の表現が際立ち、マンガ的に面白くなって来たように思えます。これからに期待したい作品です。ホントです。

 キャラクターの中では、やはりうさきの色々な意味での破壊力が底しれなくて好き。ノエルのひたすら残念なところも良いです。
 あと気苦労が多いシュルトムは、まあいつかは報われて普通に幸せになってほしいですね。連載中は無理そうですが(笑)。

2012-07-31 23:38 | Permalink | Other Review

がっかり直筆サイン色紙プレゼント」応募記事(ブクログより転載)。どのくらいの応募があったのか気になります。ちなみにブクログにあった感想は3件でした