バットを持ったままバイクに乗るのは危ないので止めようぜサンデー19号感想

DEFENSE DEVIL

 「新暗行御史」コンビこと梁慶一・尹仁完両氏が、週刊少年サンデーでついに本格連載を開始。以前掲載された「悪魔弁護士クカバラ」の連載化ですね。
 基本的な物語のフォーマットは読み切り版と同じで、クライマックスシーンでライバルキャラの悪魔のお姉さんが脱がされちゃうパターンも共通でした。これはつまり、今後もこれを基本パターンとしていく意向である、と解釈して良いのでしょうか。前も同じ事書いた気がしますが梁慶一先生の描く大人の女性は実にいいので、個人的には今後も悪魔のメイヤさんは事ある毎に脱がされていって欲しいです。パンツが黒いのはやっぱり悪魔だからですか?(バカ)

 このマンガは「状況証拠が如何に不利であろうとも、弁護士は依頼人の言うことを信じて弁護しなければならない」という弁護士モノのテーゼを少年マンガのフォーマットに落とし込んだもので、実際かなり重いテーマを内包しているものと思われますが、例の裁判員制度の導入もあって嫌でも市民が司法に興味を持たないといけなくなった現代日本においては、今がこういうマンガが必要なタイミングなのかも知れません。意欲作を持って来たなという感想です。
 個人的には、週刊連載で綿密な描き込みを維持できるのかどうかという面でも注目です。メイヤさんのきめ細かい破れパンツ描写を毎週見てみたい(結局)。

ハヤテのごとく!

 アニメ第二期が始まったので第一話を見てみましたが、いつものハヤテだったので安心しました。
 ただ、自分の住んでいるところでは、恥ずかしい格好をした姉ちゃん達があられもなく暴れ回る姿があまりにエロ過ぎるために地上波では規制がかかりまくって大変なことになっている「クイーンズブレイド」と放送時間が被っており、どちらを録画すればいいのかは大変に悩ましい問題です。ダブル録画できるレコーダーを買えばいいんですけど、地デジ放送が開始されるまでまだ微妙に間がある現在のタイミングでレコーダー買うというのも何か悔しいというか(以下個人的な悩みなので略)。

 サンデーの方は、ハヤテに言い寄られた(微妙に間違い)ヒナギクが如何にこの窮地を切り抜け、このマンガにおける最強ツンデレキャラの面目を保つかに注目です。物語の流れ的にはヒナギクから告白するべきタイミングですが、でもそれを許さないひねくれたプライドを持っているのがヒナギクさんのはずです。ヒナギクさんならここで凄いボケをかましてくれるに違いありません。
 我ながら何か彼女にひどいこと書いてる気がする。

はじめてのあく

 初のセンターカラー。今週の読者アンケートの結果が今後の掲載位置を決めるものと思われるので、このマンガの連載が続いて欲しい人は今からでも遅くないのでアンケート出すべき(アドバイス)。

 エピソードとしてはキョーコの過去に触れる内容でちょっとしんみりしちゃいがちですが、ジローならきっと何とかしてくれる!(バカだから) と信じて次回を待ちたい所存です。
 あとキョーコの母親の映像を見て「アリだな…」と呟いてる踏まれフェチ男(名前失念)は、まだまだ薄い胸に対する愛が足りていないので猛烈に反省するべき。彼女は薄い胸だからいいんじゃん! 判ってないじゃん!(地団駄を踏みながら)

魔王

 サンデーで今最も変態が跋扈しているマンガと言えば「魔王」で決まりですが、今週のスズメバチさんの堂々としたパンツはいてないっぷりは、もはやその中でも群を抜いて見事としか言いようがない変態です。スズメバチさんだからパンツ履いてないのも納得というか、むしろ「まあ彼女ならパンツ履かないよねJK」と思わせるだけの貫禄があるのも流石。このパンツ履いてないっぷりが今後の展開に影響を及ぼすのか、気になるところです。
 あと変態と言えば、スプーンで眼球をくり抜きフェチ男の末路も気になります。こいつ明らかに死んじゃいそう。キャラ的に。

 そしてこのマンガにおけるマスターオブ変態の犬養さんもなんか次週で死んじゃいそうですが、この人は「正しいから死なない」を自で行く人であり、多分自分で死ぬと思わない限りは何が起こっても死にそうにないので、基本的には心配していません。

オニデレ

 ここ最近のミサコさんのBL方向への傾倒っぷりというかキャラの崩れっぷりが酷いことになってて大変だなあと思いました。
 というか、そもそも女装男子と生徒会長や竹取坊ちゃんのカップリングはどっちもちょっとBLとは違うんじゃね? と思うのですがどうだろう。生徒会長と正少年のカップリングはBLだと思えるのですが(どうでもいい)。

トラウマイスタ

 このマンガにおける最高実力者であるチャンドラ会長のアートマン「ツァラトゥストラ」が登場、そしてそこから「神は死んだ」「神は甦る」「究極のアートマンブラフマン」「世界の破滅と新しい世界の創造」と繋がる、物語のスケールのインフレーションが壮観でした。この調子で行くと、最終回辺りにはインド哲学用語のオンパレードになってもおかしくありません。

 スジャータの身体を構成していた「粉」によってブラフマンが甦るということは、スジャータは普通のアートマンではなく、また彼女の主のシエナも普通のトラウマを抱えた人間ではないということになるのでしょうか。

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