【まっ裸で】これが少年誌最先端!サンデー46号BIRDMEN感想【キャッキャ】
BIRDMEN
「何で廃工場で野郎とまっ裸でキャッキャ言わなきゃいけないの!?
」
キマシタワー!(まちがい)
めでたく連載再開された「BIRDMEN」ですが、再開第一話は主人公達を「鳥人」にした鷹山の孤独な生き方に焦点を当てるのかと思わせておいて、そこから「変身する時パンツ履いてない?」→「履いてない」→「パンツ早く脱げばいいんじゃね?」→「女子にパンツ脱ぎかけのところ見られてショック」→「いいから脱ごうぜ」→「だから脱がすなって」→脱衣所的なキャッキャウフフ開始! という感じで、シリアスからコメディにシームレスに展開するところが素晴らしかったです。いやマジで。
この号のサンデーの表紙には、「BIRDMEN」を『これが、少年誌…最先端!
』と宣伝していたことを考慮すると、サンデー編集部が考えている少年誌の最先端とは、つまり半裸の少年同士がキャッキャウフフしながら脱衣するということであると解釈するのが自然でしょう。
私は、少年誌上であえて少女同士がキャッキャウフフする百合百合な展開をすることこそが少年誌の最先端だと思っていたのですが、時代はいつの間にか少年同士のキャッキャウフフが最先端に移行していた模様です。それもただ単にキャッキャウフフするのではなく、思春期特有の気恥ずかしさとか子供じみたプライドは勿論、「死をも超越する力」なる厨二的な要素をも内包した、極めて高度なレベルのキャッキャウフフなのです。これが、少年誌の最先端ということなのです。なのです。
感想としては、私は「BIRDMEN」を読むことで、新しい少年誌の世界を垣間見たような気がしました。
気のせいでしょうか?(はい)
でも何だかんだ言っても、この作品は正統派のジュヴナイルですよ?(フォロー)