ハチベエは変態ですサンデー52号感想

ハヤテのごとく

 1分間で全身から汗が噴き出る高温サウナに入っていたんだったら、最後のページにちょっとだけ写っていたマリアさんのパンツはあんなキレイな状態ではなく、汗で湿ってお尻にしっとりとくっついているはずなのに! エロス要員なのにも関わらず、全国のずぶ濡れフェチの皆さんの期待に添えないマリアさん!
 それに、スカートがない状態で一度転んでいるんだから、パンツはあんなキレイな状態ではなく、泥とか埃とかが付着しているはずなのに! エロス要員なのにも関わらず、全国のウェット&メッシーフェチな皆さんの期待に添えないマリアさん!
 なんという! なんという!(理不尽な突っ込みであることは自覚しています)

 でも、自らスカートを脱ぐなど、明らかにハヤテ君を誘っている行動を取っているにも関わらず、口では「パンツみたら逮捕します!」と威嚇してハヤテを混乱させ続けることに成功したマリアさんの実力は、やはり侮れません。衣装は色々な意味でデレデレなのに口ではツンツン。極めて高レベルなツンデレ行動と言えましょう。さすがはハヤテ界におけるヒエラルキー最上位キャラですね。エロス要員だけど。

クナイ伝

 第一話以来本業エピソードが出て来なかったこのマンガですが、クナイといずなの関係や伏線は全て描いた! と作者が判断したのか、ここに来て久しぶりにクナイが出陣するエピソードが登場。吸血能力を持つクナイが出撃すれば当然ヴァンパイアハンターであるいずなも出撃する訳であり、いよいよ作者がこのマンガでやりたかった形でのストーリーが始まったと思って良いでしょう。

 あといずなのバトルコスチュームですが、ヴァンパイアに首を吸われないために首を覆う防具を装備するのは格好悪いけど理にはかなっているからまあ問題ないとしても、それ以外の服の部分があんなにスケスケでいいんだろうかと思いました。スケスケヴァンパイアハンターって書くと、なんか川島よしお先生のマンガ「グルームパーティー」の登場キャラみたいですね(古い)。
 本場欧州のヴァンパイアは、腕とか腿からは血を吸わないんでしょうか。今週のクナイ君は腕に噛み付いてましたけど。

金色のガッシュ

 ブラゴはクリアとの戦いで「自分の力をガッシュにも」とか言ってたので、てっきり魔界の王の座はガッシュのものだと認めたものだとばかり思っていたのですが、どうやら改めて魔界の王決定戦をガッシュとやる気になった模様。
 最も強まった者同士が勝負を決する一番最期の戦いなのにも関わらず、「ザケル」「レイス」と最弱の基本呪文を唱えるところから入るってのは、この手のバトルのお約束というか、両方ともバトルマンガにおける作法というものをよく判っているなあと思いました。

 もっとも、ここまで来たらガッシュが魔界の王に座ることは決定事項であると思われるので、如何にブラゴがガッシュ相手に戦って散るのかに注目していきたいです。散り際に微笑まぬ者は生まれ変わらぬぞ! と、「覚悟のススメ」の散さまも言ってます。

金剛番長

 昔々「機動警察パトレイバー」がサンデーで連載されていた頃、「東京の地理が判らないので、どこで何が起こっているのか判りづらい」という読者の指摘を受け、扉絵で東京の地図を出して現在の状況を説明した話があったと記憶しているのですが、当時地方在住だった私には、それを見てもやっぱりどこで何をやっているのか判らなかったです。
 それと同じように、関東地方以外の読者は、東京23区が舞台の「金剛番長」は今どこで何が行われているのか、やっぱり判っていないのではないかと思われます。千代田区ならまだ「皇居や小学館があるところ」というところから何となく場所がイメージできるんですけど、墨田区になると「両国国技館のあるところ?」と言われても、地方の方にはいまいち場所がイメージできないのではないのでしょうか。
 「パトレイバー」が連載されていた時代ならともかく今はネットがあるので、サンデー公式サイトで「金剛番長」世界の東京23区の地勢や現在の国盗り状況を解説するページが欲しいところですね。作って下さい(勝手)。

 そして今回登場した墨田区代表「念仏番長」ですが、「喝!」を飛び道具として使うところがただ事ではないと思いました。あと、大量の坊主頭の学生が念仏唱えているところで「仏!」と書き文字を入れるセンスに惚れました。念仏番長の念仏は明らかに我々の知る念仏とは念仏が違っていますが、これはこれでマンガとして全く問題ないので、ぜひともこの調子で来週も念仏の概念を覆して頂きたい所存です。
 あと往田が金剛にお姫さま抱っこされてましたけど、きっとこれで往田は金剛に恋してしまったと思う。

マリンハンター

 イカのフィッシュハーフだと聞いていたから、きっと今回もまたグッピーがうねうね動くイカの触手ににょろんにょろんされて大変なことに! みたいな話になるかと思っていたら、その実体はただのイカのコスプレ集団でした。
 グッピーにエッチなことができない触手を持たない敵キャラは、このマンガに登場してはいけないと思います。

DIVE

 今回登場した中国飛び込みチーム「中華飛行隊」の皆さんですが、ADC大阪のライバル男子キャラに続き、再び「登場するマンガを間違えてるキャラが出てきたよ!」と思ってしまいました。格闘マンガはもっと前の方のページですよ!(ひどい)
 あと日本のオリンピック選考対象の女子の方ですが、先週知季がぶっかけた秋月湊以外の二人の扱いの適当さ加減が熱いです。水着のデザインからして、明らかにやる気が感じられません。すごい判りやすいザコキャラ扱いだなあ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


スポンサーリンク