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サンデー百合マンガ枠設立記念・サンデー11号感想

ささみさん@がんばらない

 「ささみさん」の学園編は百合カップリングでイチャイチャする系のドラマが繰り広げられると聞いて俄然やる気が出てきた今日この頃ですが、今回のサンデーは特に期待通りの百合っぷりで満足でした。

 特にかがみの場合、彼女は基本的に「心」というものを持たないロボめいたキャラとされており、そんな彼女が「友達になって」と(最初はあまり深いこと考えないで)言ってきたささみのために、彼女なりにささみを気遣って一生懸命一人で戦うという、不器用な健気さがたまりません。こんな姿を見せられたら、そりゃーあのささみさんもグッと来るのも納得。人間と非人間とのコミュニケーションというテーマは個人的にツボなので、尚更グッと来ます。
 そしてラストシーンは、いっそのことあのまま勢いでチューして欲しかったくらいです。というかあの角度で見つめあって抱き合ったら、普通次のコマではチューしますよね。しますよね? 原作だとしてるんでしょうか?(と言われても)

 あとは、サンデーでも「この売女!」って台詞を使っていいんだなあと思いました。アニメ版ではこの台詞が「このずべ公!」に差し替えられていたらしいと聞いたので尚更。罵倒台詞に寛容な少年サンデー。


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コミック版のリンクを貼ろうとしたけど、現在Amazonでは在庫がない模様


ブログを毎日更新って難しいですね(´・ω・`) サンデー10号感想

正しいコドモの作り方

 巻頭カラー。このマンガが巻頭カラーを取れたのは、間違いなく「悠の将来の結婚相手」こよみちゃんと、「ゴスロリキス魔」久遠寺が登場し、このマンガを正統派のラブコメに進化させたおかげだと思います。
 なので、こよみちゃんはぜひとも幸せにしてあげて下さい。こんな良い子、ボンクラの悠には勿体ないですよ。悠如きには今日子がお似合いですよ。

マギ

 ファナリス種族であるモルジアナがパンツ履いてないと仮定すると、この世界のファナリス達は皆基本的にパンツ履いてないということになるので、今マグノシュタットに攻め込んでるファナリス兵団の皆さんもパンツ履いてない訳なんですよね?(何これ)

ささみさん@がんばらない

 「ささみさん」の原作小説では、学校に通う様になってからモリモリ百合っぽくなると聞き、「マンガで読めるから」とアニメの録画をしていないことに後悔した私がいたということです。

犬夜叉

 ヒーローズカムバックで今回限りの復活をした「犬夜叉」ですが、自分の中ではいまだに「サンデーには『犬夜叉』が載っているのが当たり前」という感覚が残っていたらしく、ごく自然に最初から最期まで読んでしまい、読み終わった後で「これ『ヒーローズカムバック』シリーズ最新作じゃね?」と気付いた始末でした。
 話の方は、オールスターキャストのお祭りモードの話でありながらも「桔梗との決別」というテーマでちゃんと話が締まってるところが流石ですね。あと、殺生丸様が登場した時、脳内では能登麻美子ヴォイスで「せっしょうまるさまー!」って音声が再生されたので、自分は殺生丸さまのことが好きだったんだなあと思いました。

絶対可憐チルドレン

 不二子ちゃん退場の巻。「あたくしたちは2人とも、他にするべきことを知らない亡霊なのよ」という不二子の言葉は、これまでの不二子と兵部の辿った人生を考えるととてつもなく重いものを感じます。アニメの方では4話で何かアンディにあっけなくやられたりして、イマイチその重みが感じられないのがアレですが、でもあれも彼女の作戦だったのかも? と思わせるだけの奥深さがあるキャラですよね彼女。買いかぶりかも知れませんが。
 あと、不二子が薫のおでこにキスをしたり、不二子が皆本達に託した鍵の形がやたら可愛らしいところは、何となく「ビビッドレッド・オペレーション」を連想させてアレです(オレが)。「ビビッドレッド」は、大きなお友達向けプリキュアとしての作りが徹底されているという意味で好感を持ってます。

読み切り:瘟鬼

 「高校一先生の天才作家、現る!」とのアオリを背負って登場のスーパールーキー・伊十蔵 景先生の読み切り。自分が高校一先生だった頃は何をやっていたかを思い出してみると、如何に「高校生デビュー」が偉大なことなのかを噛み締めざるを得ません。あの頃はパソコンでゲームばっかりやってましたすみません(何となく)。
 話としては「少女の心に巣食った化け物を特殊能力を持った主人公が倒す」という判りやすい構成ですが、最近のサンデーの新人作家らしからぬ独特の迫力を持った絵柄で描いているところに好感を持ちました。この絵のセンスを更に洗練させ、独自の世界観を持ったマンガをこれからも創りあげて欲しいと思います。


正しいコドモの作り方! 2 (少年サンデーコミックス)

2/18発売の2巻。1巻は発売日直前になってもAmazonに書影がアップロードされていなかったことを考えると、随分待遇が改善したなと思うことしきりです(ひどい)


リア充爆発日記(別名・サンデー9号感想続き)

BE BLUES!

 「とんだリア充野郎だぜ!

 「BE BLUES!」の龍はサンデー随一のリア充野郎であることは我々読者にとっては周知の事実ですが、ついにその事実(の一端)がサッカー部に知られることになってしまったエピソード。
 現在彼は自分のやりたいサッカーが部に評価されない状態なのですが、まあリア充なのでこれくらいの目には遭ってもいいですよね(卑屈)。

 そして龍がリア充である所以は、龍のサッカーに対するひたむきで真摯な態度が彼と接する者の心を射ってメロメロにしてしまうからであり、実際アンナも宮崎もそれで龍にメロメロになってしまった訳なんですが、サッカー強豪校に入った彼が今求められているのも、まさにそのリア充パワーなのです。レノン先輩は龍に対して「チームを虜にしてみせろ」と言ってますが、これは即ち監督を含めたサッカー部全員を龍の魅力でメロメロにしろと仰っているに等しいものと思われます。
 果たして龍は、ヤンデレっぽい桜庭や不敵な魅力のレノン先輩を含めたサッカー部の仲間たちを、その魅力でメロメロにできるのか否か。彼のサッカー人生は、今大きな試練を迎えているのではないのでしょうか。

 「リア充」というネットスラングを知ってる優人に近親感を持ちました(感想)。

姉ログ

 「リア充だぁぁぁぁああああ!!

 ネットスラングを駆使する変な(頭が)ハーフの美少女・ブリサが登場。このマンガに登場するキャラクターの例に漏れず、彼女もまた「だめだこいつ早く何とかしないと」系の残念系の逸材の予感がします。

 連載のテコ入れで日本びいきな金髪美少女が出てくるマンガというと、往年のサンデー連載作品「なずみ@」を思い出しますね(と言われても)。


BE BLUES!~青になれ~ 8 (少年サンデーコミックス)
田中 モトユキ
小学館 (2012-12-18)

龍VSナベケンのクライマックス。この試合で全力でやり合ったからこそ、今の二人はラブラブなんですよねー


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