サンデー 一覧

奥久尼の中の人のことが気になるサンデー2+3号「結界師」感想

結界師

 「一人で背負うのはやめて下さい。今度は…皆で行くんですよね?
 あの刃鳥さんが、正守に対してプロポーズともとれる言葉を!

 可能であれば刃鳥さんには幸せになって頂きたいものなのですが、でもなんか刃鳥さんってこう薄幸オーラを発しているというか、どっか途中で死んじゃいそうな系のキャラな気がしてなりません。「結界師」は割とちゃんと人が死ぬマンガなので、例え準レギュラー級のキャラであるところの刃鳥さんも決して油断はできないと思われます。

 更に「夜行」は今回の扇一族とのバトルに勝利したところで、今後は裏会における奥久尼派の勢力拡大のための手駒扱いされる可能性もある訳であり、今度の戦闘は「扇一族とのファイナルバトル!」ではなく、実際には「夜行の戦いはまだ始まったばかりだ!」な状況なのかも知れません。「夜行」の頭領である正守は、今後政治的にもかなり難しい舵取りを迫られそうです。今回墨村家に立ち寄ったのも、何か政治的な意図があるのかも。
 「結界師」は組織内政治闘争を描いているドラマでもあることを、強烈に自覚させられるエピソードでした。陰謀渦巻く組織の中で生き残るのも大変ですねえ。

 あとシャーペンに対する蒼士の反応が、今週の「アラタカンガタリ」に出てきたシャーペンを初めて見た現地人と全く一緒だったのが面白かったです。とりあえずカチカチするよね! みたいな。
 シャーペンを初めて触った時に人類が取る反応はみんな一緒ということなのでしょうか。


サンデー2+3号「ハヤテのごとく!」感想

ハヤテのごとく!

 『作者急病のため、内容を一部変更してお送りします』じゃなくて『作者急病のため、連載を無期限に休載します』だったらよりトレンドに乗れて良かったのにね! と思いました(←感想?)。


少年誌上で「M資金」って言っていいんだと思ったサンデー2+3号「神のみぞ知るセカイ」感想

神のみぞ知るセカイ

 「らぶ♥てぃあ~ず(S)」初回版て、なんかパッケージが百合ゲーっぽくね?(挨拶)

 今回は久しぶりに、桂馬のゲームに対するアレっぷりを披露する回でした。
 今回桂馬が延々と語ったギャルゲーの歴史は、一般的に語られる「『プリンセスメーカー』のパラメータ導入に代表されるゲーム性の強化→『ときめきメモリアル』の声優ヴォイスの導入に伴う臨場感の強化→『To HEART』『KANON』などのゲームのノベル化に伴うシナリオやキャラの掘り下げの強化」といった進化の歴史ではなく、「ギャルゲーの歴史は、現実との戦いの歴史であった!」という妄言を延々と吐き続けるという、相当アレなものでした。「足りないDはDREAMで超えるわ!」とかもう正気の沙汰ではありません。どれだけ現実に苛まれているんでしょうか彼。
 しかしこれは、「現実なんかクソゲーだ!」と豪語し、ギャルゲー世界に美しさを見いだす桂馬でなければ語れない、最高級の妄言なのです。こんな演説を平気でブてる限り、まだ桂馬は大丈夫です! まだまだ彼はモテません

 そして「とりあえず」精神を貫徹するのであれば、エルシィは「らぶ♥てぃあ~ず」初回版は例えボーイズラブ版であろうともとりあえず全部買うべきでした。ゲーマーの道は地獄道。


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