感想 一覧

アナグルモール連載再開記念・サンデー44号感想

マギ

 あのアリババにすら彼女ができたというのにお前たちと来たら(挨拶)。

 モルジアナの思惑はともかく、あのアリババ君が童貞を脱出したということに衝撃を隠せません。いや何かアリババもトトもウブっぽいのでまだヤッてないかも知れないけど。

境界のRINNE

 何度か言ってる気がしますが、私は四魔れんげが大好きです。
 特に、どう頑張っても不幸にしかならなそうなところと、それに対して全く挫けないところが(褒めてます)。

NOBERU

 物語序盤の敵役であったヒバリをノベルが完膚なきまでに叩きのめした上にフラグまで立てる勢いの話でしたが、今回の見所はやはり清五郎との涙の抱擁でしょう。ノベルとゴールドの枠を交代した時の彼の「演技」は、色々な意味で素晴らしい上に何より面白かったですからね。
 清五郎は大人になったら大成して大役者になるんじゃないかと未だに思ってますが、多分マンガではそこまでは描かれないと思うので妄想で補います。

アナグルモール

 祝連載再開。これで田辺イエロウ先生の「BIRDMEN」が戻ってくれば(個人的に)サンデーは完璧ですよ!

 今回の主役はアルルでしたが、彼女のぽっこりしたお腹はとても柔らかそうで素晴らしいと思います。あの腹から繰り出されるキックは格別でしょうね。ご褒美的な意味で(勿論褒めてます)。

ファンタジスタステラ

 塁のような、実力はあるはずなのにやたらとネガティブで周囲を気にして自分を卑下しているタイプのキャラクターが事実上の主役を張っているのは、サッカーマンガというジャンルではなかなか見られないと思うのですが、そういう性格の割には何か読んでいてもイライラしないのが不思議です。
 ネガティブな発想をベースに常に周囲を気にして慎重に行動しているからこそ、徹平とテレパシーで通じ合うことができるのかも知れません。

競女!

 せっかくのお風呂回だったのにも関わらず、乳首券は発行されなかったんですね…(そこか)

絶対可憐チルドレン

 この回でギリアムがNATOに無理言ってB-2らしき爆撃機を発進させていましたが、個人的にはああいうスタイルの全翼機を見ると無条件に「バトルガレッガ」に登場する銀河一後方に強い戦闘機ブラックハートを連想してしまうので困りました。
 さすがの兵部も、初見でブラックハートのワインダー攻撃を見切るのは至難なのではないかと思われますがどうか(と言われても)。

 それはともかくサンデー44号における「絶チル」は、ようやく帰ってきた兵部を迎えるパンドラ三幹部のそれぞれの態度が見所であったことは間違いありません。
 色々あってツンツンしている態度の兵部に対して真っ直ぐ静かに「自分は少佐が帰ってくることを信じていた」と言って兵部をなだめた真木、逢えて嬉しいのにいまだに素直に態度に出せない葉、逢えた嬉しさを素直に抱擁で表現するけど小言を言うのも(あとついでに賢木を酷い目にあわせるのも)忘れない紅葉と、それぞれの性格が垣間見えていて良かったです。

 危機に陥った兵部を助けて再会する、というシチュエーションは「THE UNLIMITED」にもありましたけど、今回は原作のマンガの方にそれをフィードバックし、原作らしいやり方で表現していると思いました。何だかんだ言っても、今の兵部は彼らなしではもうやっていけないんですよねえ。いいに恵まれて良かったねえおじいちゃん。


マギ 19 (少年サンデーコミックス)

「マギ」のアニメ2期はどこまでやるんでしょうか。各国の英傑が揃うクライマックスバトルは映画で!とかになったりしたらどうしよう(妄想)


主にサンデー38号神のみ感想

神のみぞ知るセカイ

 美少女ゲームクソゲー列伝!(挨拶)

 今週は月夜と栞がキャッキャウフフする幕間喜劇でしたが(ややウソ)、先週のサンデー38号は、ついに桂馬が幼少期のちひろと歩美に遭遇する展開でした。
 まだ色々とひねくれていない、綺麗なちひろは可愛かったです。ちひろマジ天使。

 で、桂馬はかつて「女神」を探すためにこの二人を攻略、三角関係の泥沼的な展開を繰り広げた挙句、結果的にちひろを「女神」がいないという理由でこっぴどくフラざるを得なくなる結末となりましたが、もし桂馬がこのまま「使命」を遂行して女神を元の宿主に宿す正しい未来に世界を導いたとしたら、やがてちひろは(女神を宿していないが故に)歩美と泥沼の三角関係をもう一度繰り広げた挙句、桂馬にもう一度こっぴどく振られてしまう未来が待っていることになる訳です。
 今回、桂馬が先へ進むことを拒否したのは、やっぱりアレをもう一度やることが判っている未来がやって来るのが嫌だからというのは、確実にあるんだろうなと思いました。桂馬にとって、ちひろとの一件はやはり相当堪えているに違いありません。

 結論としては、個人的にはちひろをこっぴどくフッてしまったあの時のことをまだ引きずって悩んでいる桂馬の姿が拝めたので満足してます。それだけ、桂馬のなかでのちひろのウェイトが大きいことを意味してますからね。
 ちひろはやっぱり、桂馬を「神」ならぬ人間の座に引き戻す、正真正銘の人間の女の子なんですよ。笑顔は天使ですが(←ドヤ顔でタイプしておわり)。


神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)

いつ読んでも19巻ラストはグッと来ますのう。アニメでもラストのライブシーンを観たいですのう


久米田先生ご帰還記念・サンデー35号「東風(不)見聞録」感想

東風(不)見聞録

 「さよなら絶望先生」から今アニメで放送している「有頂天家族」のキャラデザに至るまで、サンデーを出奔してからの久米田先生の活躍はもはや枚挙に暇がないレベルであり、「久米田先生はあの時サンデーから出て正解だった」と言わざるを得ないこと必至な有様なのですが、そんな久米田先生が久しぶりにサンデーに帰還して下さいました。ありがとうございます。
 おそらく、立場的には休載した「銀の匙」の荒川弘先生の代打だとは思うのですが(失礼)。

 サンデー35号に掲載された「東風(不)見聞録」は、話としてはちょっと前にブラピがカミングアウトしたことで知名度が上がった「失顔症」を題材にしたコメディということになるのですが、個人的には何よりも「失顔症」ネタだけで24ページのミステリー風味のギャグマンガを作ってしまうセンスが素晴らしいと思いました(途中ちょっと冨永愛ネタが5ページくらい入ってますが)。

 ワンアイデアを膨らませて物語を作るのは短編作品の基本と言えばそれまでなのですけど、この「東風(不)見聞録」はその中に久米田先生のテイストをふんだんに取り込み、「久米田先生のマンガ」に期待される要素を完璧なレベルで満たしている──というか、こんなマンガを描いて許されるのは久米田先生だけであるという意味において、もはや巨匠の貫禄をも感じされる作品に仕上がっていると思いました。マジで。
 ハシラの情報によれば、今後も不定期に久米田先生の読み切り作品をサンデーで掲載していく予定であるとのことなので、そちらについても期待したいと思います。

 ところで最近は色々と忙しくてマンガ関連のネットの話題を拾えていないのですが、風呂場のシーンにおいてヒロインの股間にを描いたことは、どれくらい話題になったんでしょうか?(←気になるのか)


有頂天家族 (幻冬舎文庫)
森見 登美彦
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森見登美彦作品と言えば、まず「夜は短し歩けよ乙女」を読もう読もうと思っているところでした(←読めよ)


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