感想 一覧

あの忘れえぬ日々、そのために今、生きている。サンデー14号感想

神のみぞ知るセカイ

 あえて先週は番外編的なおかしなエピソードを入れてまで、今回の巻頭カラーで歩美の入浴シーンをぶつけてくる若木先生のサービス精神には、本当に頭が下がります。もはやパンツ履いてないとしか思えないエルシィとハクアの表紙と合わせ、電車の中で読みにくいことこの上ありませんでした。これでこそ僕らが大好きな週刊少年サンデーです。

 本編の方は、歩美への最終攻略を開始した桂馬の攻略の鬼っぷりというか、攻略モードに入った桂馬が如何に巧妙にピエロを演じているのかが、これまで以上に客観的によく分かる内容になっていたと思います。そんな桂馬に対しては、これまではハクアがツッコミを入れる立場だったんですけど、現在はハクアはむしろ桂馬の攻略が成功するよう協力する立場となっているので、ツッコミ役がちひろになってるのも面白いところ。
 ちひろの視点から見れば桂馬が歩美に対して「茶番」を演じていることは明らかなんですけど、ハクアが登場してからこれまでの話の流れで今は自分を含めた桂馬や歩美達が明らかに異常な事態に接しており、桂馬はそんな状況下で歩美を不自然に口説きに行っていることは、彼女も何となく判っているのではないのでしょうか。仮に昨夜桂馬にこっぴどくフラれたのもその不自然な状況下(=どうしても女神を出さないとダメな状況下で、女神を宿していないちひろとカップルになる訳には行かない)にあったことが原因だったことをちひろが理解できたのであれば、桂馬に対する感情も少しは緩和されるのか?も? と個人的には思ってます。それが何時になるかは判りませんが。

 でも桂馬が歩美の攻略に成功した場合、自分の目の前で自分がフラれた男と親友がキスするところをイヤでも見ないといけなくなるんですよね。そう考えるとキッツいっすね。とりあえずちひろは、事が済んだらハクアと一緒に桂馬を蹴り倒して憂さを晴らして頂きたいと、心から思う次第です。続く。

ポケットモンスターReBURST

 新展開開始。作画担当の田村先生は、「イエロードラゴンがあらわれた!」の印象が強いせいかロリっ娘(あるいはデコが広いデコっ娘)を描く作家という印象が今も強いのですが、今回登場したのはおっぱいが大きい上に胸の谷間とかビキニラインとかを露出してフラフラし、変身用のバーストハートをおっぱいの間から取り出したりする、セクシー極まりないお姉さんキャラでした。多分モデルはチョロネコ

ひとの ものを あそびで ぬすむ。 ぬすまれた ひとも あいくるしい しぐさに つい ゆるしてしまうのだ。

 これは専門用語で言うところの「可愛いから許す!」ですね。ポケモンBWはこういうノリが成立する世界観だったのですね。奥が深いです(感想?)。

犬部!

 前回はアリスが百田のところに戻ってきてしまったので、「これは更なる別離が待ってる悲劇フラグが立ったに違いない」と身構えてしまい、何かもうドキドキしながら読んでしまったんですけど、「殺されるくらいなら自分でアリスを安楽死させる」と言い放った百田の執念と犬に対する愛情が赤木(と、このエピソードにおける「現実」の体現者である高井教授)を動かし、アリスを元の飼い主にお得届けることに成功するという奇跡を成し遂げました。アリスにとって考えうる最高のハッピーエンドに物語が行き着いた時は、ホントに良かったと年甲斐なく安堵してしまった程。
 捨てられた犬たちにとって過酷な現実を少しでも変えられるため戦い続ける、彼らの姿勢には元気づけられました。そういう意味でも、今回のエピソードはたいへん面白かったです。我々も、世界を少しでも良くするために現実と戦わないとですねえ。

おすもじっ!

 「燃やしといて、これ。要らん、もう
 先週は父親の介入もあって司との料理勝負に応じた彩香。さすがのヤンデレ彩香ちゃんもこれで少しはおとなしくなるのかと思いきや、司が触れたから汚らわしいという理由でいきなり服を脱ぎ捨てたり、司との勝負に買って寿を手に入れることが確定事項であるかのように、これまで寿の代わりを務めていた人形を両手で引き裂いたりと、その猟奇的な行動は全く留まるところを知りません。
 司の親方は「あのお嬢ちゃんは一筋縄ではいかねぇ気がするぜ…」と、彩香の料理の腕前を警戒する発言をしていましたけど、それ以前に彩香そのものを警戒するべきだと思いました。個人的には、最終鬼畜兵器彩香ちゃんの狂乱っぷりをまだまだ楽しめるので大喜びしてますが(ダメ感想)。

はじめてのあく

 乙型レジェント、今週号でついに完結。「消去プログラムがプロテクトそのものを消去する隙を突いてジローが消去プログラムを停止するプログラムを送り込んだ」という理屈はありましたが、乙型のジローやシズカや仲間たちに対して、消去プログラムが同調するほどの愛情を持っていたからこそ乙型は生還できたと捉えるべきでしょう。
 自分の大切な記憶や思い出を守るために自分を消去するプログラムと戦うという展開は、「機動戦艦ナデシコ」第12話「あの『忘れえぬ日々』」を連想させますよねー?(30代後半以降のおっさんに向かって)

 そして、乙型とシズカは結婚するべきだと思った。


犬部!ボクらのしっぽ戦記 1 (少年サンデーコミックス)
高倉 陽樹 はまなか あき 片野 ゆか
小学館

実録青春ストーリー「犬部」!1巻はまもなく発売。毎回犬に脱がされる女子大生は原作に登場するんだろうか


美羽が目標目指して半裸で進む時、全身これ威力!サンデー13号感想

ハヤテのごとく!

 六週間ぶりの本誌復帰ですが、色々な意味でいつもの「ハヤテ」だったので安心しました。
 あと、このアパートはインフルエンザの集団感染が疑われるので一時閉鎖した方がいいと思う。

史上最強の弟子ケンイチ

 兼一の献身的なバトルのおかげでついに美羽の洗脳が解けて自我を取り戻した感動的な回でしたが、もはや美羽の下半身に布切れが残っていない状態で如何に美羽の股間を読者の視線からガードしているかをコマ毎に確認することに集中してしまい、前回に続いて今回もまた大変に申し訳ないと思いました。
 何か完全に隠すことを放棄してるコマもありましたよね?

ひめはじけ

 ひめさまの「10歳児の本能」は、本能というよりも何か違う病気なのではないかと疑ってしまうレベルなのですが、お隣さんの垂れ目のメガネっ子が可愛いのでいいと思います(錯乱した感想)。
 あと回を追う毎にノエルさんが可愛くなってる気がしますが、「ひめさまをダメにする女」という基本から全くぶれていないのがもっと素敵です。

アナグルモール

 ルチルが頭に石をぶつけられるシーンは本当に痛そうなので困ります(感想?)。

おすもじっ!

 ヤンデレ彩香ちゃんが寿を司の手から奪い返すために本性を晒して大暴れし、彩香と寿の父親である「大志万」の主まで出て来てどうなることかと思われたこのマンガですが、家元のじいさんのおかげでどうにか料理漫画の王道である司と綾香の料理勝負に物語をソフトランディングさせることに成功したようです。
 とりあえず、人が死ななくて本当によかったと思います。

はじめてのあく

 先週は乙型とシズカの友情を描き、「もうこれはシズカとジローの間にできた子供に乙型の魂が転生するオチしかない!」とまで盛り上がりましたが(やや言い過ぎ)、ジロー達の検討もむなしく乙型はプログラム通りその使命を終えて機能停止してしまいました。皆が諦めるなか、しかしジローだけは乙型の諦めていなかった! 彼の「家族を失いたくない」という熱意は果たして乙型に通じるのか! 待て次号! 的な流れ。
 とりあえず、「はじめてのあく」なのにこんなにシリアスでいいのかと思ってしまいました。我々は次回、無事復活した乙型MkIIの雄姿を見ることになるのか、それとももっと恐ろしい変わり果てた乙型を見ることになるのか。何か後者なような気がします。ジローの熱意を持ってすれば、乙型が再起動したら人間になってたとかいう展開もあり得ます(さすがに得ないと思う)。

犬部!

 百田先輩の犬好きっぷりが痛いほど伝わるアリス編。再び鎖でつなぐ時に全く抵抗しなかったアリスの姿が痛ましいです。
 そして一度は連れ去られたと思ったアリスが再び戻ってきた、という展開は感動的ではありますが、どう考えても次に待っているのは更なる別離に違いないので、なおさら辛くなります。次号を読むのがちょっと怖い感。でもがんばる。


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劇場版ハヤテのブルーレイ。「畑先生と監督のニ●動風テキストコメンタリー書き込み版特典DVD」がすごい気になる。公式がこういうことやる時代なのなー


さっき読み終わったばかりのサンデー11号感想その1

 近況報告:ようやく今週のサンデーを読み終わりました。

史上最強の弟子ケンイチ

 美羽の股間を読者の視線から守る布のかかりっぷりは、もはや芸術的だと思いました(←美羽を守るために闘ったケンイチの頑張りの評価は?)。

神のみぞ知るセカイ

 ノーラさんおっぱいでかいですねと思いました。あの大きさで垂れてないのはおかしい。
 ノーラは一応ヴィンテージ側に付いたと自分で宣言しているので、「私の地区でヴィンテージが勝手するのがムカつく」という理由は多分本心ではなく桂馬達に接触して女神を捕まえる為のの言い訳なんでしょうけど、この人は間違いなく「自分が利益を得られる方に付く」タイプの性格だと思われるので、どっかであっけなくコロッと寝返るんじゃないかと期待してます。
 歩美の中の女神メリクリウスの存在にノーラがもし気付いたら、彼女はどう行動するんでしょう。案外、女神を自分のモノにしようとしてあっけなく倒されたりして。それはそれで

ひめはじけ

 「ブラジャーなんかしてた私が悪いんだ!」と赤面するノエルさんを観て、もしあしたらこの人は萌え担当キャラになれるのかも知れないと思い直しました。
 そして「ブラジャーを手にした瞬間にストーリーが浮かんだよ」というひめさまの心理は、私にもお察しできます。子どもだったら、デカいブラを手にしたらとりあえず身に付けようとしますよね。性別問わず。

GAN☆KON

 主人公の新太が少年マンガの主人公みたいに根性で成長を遂げようとしている展開が熱いですが、それ以上に三峰さんの報われなさっぷりが熱いです。
 かわいそう(ニヤニヤしながら)。

ムシブギョー

 仁兵衛が次回豹変(予告)。
 どうなっちゃうんでしょうか。巨乳にしか目がなかった彼が、次回ついに蟲奉行さまのような貧乳女子に目覚めてしまうんでしょうか。それは大変だ。

(たぶん明日に続く)


コミックス1巻発売おめでとうございます。Amazonでは在庫僅少気味っぽい?


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