BUYUDEN
豹馬姉の鍛えあげられた胸筋に対する萌花と武君の反応の違いは、日頃筋肉を鍛えているボクサーと一般人の違いでもあり、おっぱいに対する意識が違う女子と男子の違いでもあります。しかし武君はこの歳なのに「けしからん大胸筋
」とか反応するのは、ちょっとおっさん臭いと思います。
話の方は、自分が将来の目標にしている女子プロボクサーと実際に出会うことで「ボクサーとしてもっとレベルアップしたい」という当然の想いに駆られる萌花と、まだ自分の将来をボクサーに絞れていない武君との差が明らかになって来ました。ボクサーとなることが宿命付けられている生い立ちの萌花はともかく、まだ「普通の少年」の域を出ない小学校六年生の武君には、ちょっと重い選択かも知れませんね。自分が小学校六年生だった頃を思い出すと尚更です。
でも、ここでちゃんと将来の道を選んでおかないと、そのうち「きっと何者にもなれないお前たちに告げる!
」とか言われてしまうボンクラ人生を歩みかねないので難しいところですね。「輪るピングドラム」面白いです(感想ではない)。
史上最強の弟子ケンイチ
「宙を蹴って飛び蹴りの軌道を変えた!!?
」
このマンガのキャラクターに物理法則に従った挙動を期待することは無意味なのは重々承知していますが、この台詞には思わず笑ってしまいました。格闘ゲームのキャラでも、空中で攻撃を出した後で二段ジャンプ等で軌道を変えられるキャラにはなかなかお目にかかれないのではないかと思います。かのダルシムだって、一旦空中でドリルキック出したら着地するまでテレポートとかできないですしね。逆鬼はダルシムを超えた!(まちがい)
BE BLUES!
龍が優希に押し倒されてと優人ともみくちゃになるシーンでエロスを感じさせないくらい、今回のエピソードは感動的で美しいものでした(その考え方が既におかしい)。
そしてアンナがツンからデレに移行するだろうとは思っていましたが、そのきっかけが「自分が車椅子から立てないばかりに優希に先をこされて龍に抱きつけなかったから」というのが素敵過ぎます。龍のプレイに感動したからその感動を彼に直接伝えたかったにも関わらず、足が動かないためにそれをすることすらままならなかった彼女は、自分の足で立てるようになって、今度こそ龍に抱きついてやるんだから! という決意に満ち溢れてリハビリを再開。なんと美しいモチベーションでしょう。
少々心が薄汚れている我々にとってこのマンガに登場する少年少女達は皆あまりに眩しすぎますが、それ故に彼らから目が離せません。今後の彼らの成長に期待したいです。
神のみぞ知るセカイ
少年誌の限界に挑みながら栞の再攻略を完遂した桂馬でしたが、ついに過労で倒れるの巻。彼の倒れる姿が、心が薄汚れている我々にとっては妙に色っぽく見えるので困りますね(同意を求める仕草をしながら)。
残る女神保持者候補はちひろと歩美の二人ですが、もしこの二人を再攻略できたとしても、その後この二人が桂馬をガチで取り合うような関係になったら本気で恐ろしいことになるんじゃないかと、今から真剣に危惧しています。桂馬とかのんの噂話を聞いたレベルですら著しい嫉妬心を見せて桂馬に対して極めて攻撃的になったこの二人のことですから、もし本気で桂馬を奪いに来たらと思うと(以下略)。
勿論、桂馬もそれくらいのリスクを負うことは判っているはずなのですが、それでもかのんや女神を持つ女子達の命を守るために女神探しを続ける彼の精神の高潔さには、本当に敬服させられます。いやマジで。ハクアが彼を助けてあげたいと思う気持ちも理解できるというものですよ。とりあえずハクアも頑張ってるのでまだ死ぬな桂馬。
はじめてのあく
アニメ版「神知るII」の長瀬先生の興奮も冷めやらない昨今ですが、実質的に第二シーズンに入った「はじめてのあく」にも何か新任の女性教師・清里ユカリが登場。教育熱心だけど酔っ払うと脱いだり抱きついたり女子にキスしたりするという、極めて判りやすい「理想の教師」像をアピールすることに成功しました。個人的には黒ストッキングを標準装備しているのが嬉しいです。
彼女はクイーンオブダメ人間・エーコの後輩というだけで何か凄い人としてダメそうな予感がしますが、まあこの手の学園マンガにはダメ教師は必須なので、いい感じにダメになっていって欲しいと思います(ダメな感想)。