お久しぶりです(´・ω・`)
最近のマンガ関係の感想のまとめです。
i・ショウジョ面白い日記
週刊少年ジャンプ新連載の「i・ショウジョ」は、今回のエピソードのヒロイン観てると何かちょうトキメクのは何故なんだろうと自問自答した結果、彼女は中学校時代にちょっと好きだった同級生に似ているのではないか? という結論に達しました。恋は遠い日の花火(体言止め)。
決して、要所要所で無防備に見せる彼女の足裏に脚フェチ的な観点で萌えているのではありません。
あと、「i・ショウジョ」の今回のエピソードは、ヒロインの姿が写し出されて画面を通じて彼女に干渉できるスマートフォンのアプリが話の鍵となってますが、個人的にここから連想してしまったのが、藤子不二雄のSF短編「丑の刻禍冥羅」。
「i・ショウジョ」は健全な少年向けマンガなので、アプリを通じて女の子を操作できるとはいえ、やることはスカートめくったりおっぱいを揺らす程度でしたが、「丑の刻禍冥羅」の場合、人間が撮影された写真に対して釘を打てばその人物に激痛が走り、写真が車に踏み潰されればその人物も交通事故に遭って死んでしまうという、かなりイヤなガジェットになっています。
両者を比較すると、「写した人間を操作できる」というアイデアは一緒でも、広げる方向が違うだけで全く違うテイストになってしまうのが凄いよなーとか思ってしまいます。
というか、多分「i・ショウジョ」でもそのうち、「丑の刻禍冥羅」的なサイコホラーなエピソードは出てきそうな気がします。恋が呪縛に裏返るのは、我々の世界では日常茶飯事ですからね。
「実は私は」コミックス5巻まで読んだ日記
最近週刊少年チャンピオンを毎週読める機会を得たのですが(ヒント:職場の同僚が買ったものが回ってくる)、今のチャンピオンの中で個人的に一番琴線に触れてるのが「実は私は」です。あまりに面白く感じたので、既刊のコミックスを週に1巻のペースで買い揃えてしまいました。
本棚がオーバーフロー状態のために電子書籍版を購入して読んでるのですが、電子書籍はあまりに簡単に買えてしまって(金銭的な意味で)困るので、電子書籍は週に一冊だけ買うという誓いを立てています。ちなみに誓った対象はAmazon創業者ジェフ・ベゾスです。嘘。
物語のメインは朝陽・白神・藍澤を軸にした恋の駆け引き(しかし、みんなアホの子なので駆け引きが成立してない)なんですが、4巻辺りから幼なじみの朱美みかんが猛烈な勢いで追い上げてきて5巻で完全に追い抜いた印象。彼女をこんな可愛くしてしまっていいの? と心配になるくらいです。
あと、5巻では「黒峰とみかんの子孫」的なバックグラウンドを激しく匂わせた女の子が登場していますが、色々あって彼女がそのうち「うる星やつら」で言うところの諸星こける的な扱いを受けてしまうのではないかと心配です。
マンガやキャラに対してすら色々心配してしまうのは歳のせいなのか。
絶対可憐チルドレン中学編終了日記
先週のサンデーを読んだ時に一番驚いたのは、「絶対可憐チルドレン高校生編、今夏スタート!
」の文字の下に描かれた、四人組のザ・チルドレンの姿でした。最初観た時は「誰この四人目!? 今更ナオミちゃん!?
」とか激しく動揺してしまいましたが、Twitterで「あれは悠理ではないか
」との指摘を受け、激しく納得した次第です。ナオミちゃん申し訳ない(何となく)。
振り返ってみれば、中学生編とはつまるところユーリとフェザーと兵部の物語だったと言うことができると思います。ユーリは彼女の本当にありたい姿であった悠理となり、フェザーは未来を白紙に戻した上で薫たちに未来を託し、そして兵部は幼少期の成長を皆本やチルドレン達と「やり直した」ことで、これまでとは少し違った考えを持つところに至りました。
来るべき高校生編は、まあ恐らくは皆本と薫を中心とした物語となるでしょう。特に皆本。果たして彼は「自分が育てた少女に惹かれるわけにはいかない」というセカンド童貞の誓いを今後も立て続けるつもりなのか、そうではないのか。彼の選択によって、今は「白紙」となっている未来が黒くなるのか白くなるのか変わってくるような気がしてなりません。
勿論、ギリアム坊っちゃんが相変わらず捻くれてるのも気がかりです。
何にしろ物語の再開は夏以降になるとのことなので、その辺を妄想しながら待ちたいと思います。高校生編は専門用語で言うところの「もうちょっとだけ続くんじゃ
」になるのか、それとも「MISTERジパング」における本能寺編のようにきっちり物語を終わらせることに全力を注ぐ展開となるのか。何かもうちょっとだけ続きそうな気がする。
藤子・F・ 不二雄
小学館 (2011-12-22)
「丑の刻禍冥羅」が掲載された大全集はこれ。ヨドバ氏は今頃何やってるんでしょうね