絶対可憐チルドレン 一覧

スギ花粉の次はヒノキ花粉が来襲するやだもうこの国サンデー19号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 お久しぶりです。
 もうサンデー20号が発売されてますが、19号の「絶チル」感想を列挙します。

  • この限定版サインつきDVDを賭けてもいい!
     『バレットが胸のポケットに入れていた限定版サインつきチルチルDVDが銃弾の盾となって、彼を守ったのだ!』みたいな展開になりかねないと思いました。バレットならやる(やるんだ)。
  • 不二子ちゃんがピチピチ防護服着てるといちいちエロいですよね。ヘルメットを被って全身を覆った彼女の姿は、全身タイツフェチの人にも訴求力があると思います。少年マンガは読者の心にフェチを芽生えさせてこそ! が私の持論です。我々の世代はあだち充先生と高橋留美子先生のおかげでレオタードフェチが多いんです。
  • 増補版四コマのアドリブに弱いもじもじ葵もいいけど、ティムが操る強気葵もいいです。というか葵は何でもいい(表現ミス)。
  • ファントムの歪んだ「遊び」や「お友だち」観は、皆本の子どもを教育したい欲を刺激するに十分でしょう。彼女にはエスパーとノーマルがどうだかとかいう以前に社会で生きて行くための常識というものが不足していることはあきらかであり、彼女には何らかの社会的な教育が必要です。
     キャリー・チルドレン・澪と、出会った子どもを皆良い子(一応)に導いた、まさに女子を教育するために産まれた男・皆本の教育伝説に、新たにファントムが加わることになるのか否か。中学生編はファントムとチルドレンの対決がメインかと思っていましたが、最終的には皆本が解決の鍵を握ることになるかも知れませんね。
  • というか、最終的に兵部を教育できれば皆本の勝ちですよねこのマンガ。兵部は子どもみたいなものだし(頭が)。

パティなら賢木とバレットの掛け算も余裕に違いないと思ったサンデー18号絶チル感想

 ピチピチ防護服の上にスカートを履かせるよりも、靴下を履かせた方がよりフェティッシュだと思います!(挨拶)

 それでサンデー18号の「絶チル」ですが、今回は皆本がおいしいところを持って行った印象です。扉絵では「命を懸けて、薫は僕が守る!」とか格好いいアオリと共に薫を抱きかかえて守る気まんまんな皆本ですが、実際のマンガの中では最後で結局囚われの身になってしまうところなど、さすがは囚われ慣れてる皆本はやることが違います。
 更に、杉花粉が漂う森の中であえてヘルメットを外し、自己を犠牲にしてまで「僕は大丈夫だ!」と薫に告げるその姿は、猛毒の瘴気が漂う腐海でマスクを外して微笑んだナウシカにも通じる潔さであり、きっとこのシーンを見た大きなお友達の誰もが「姫さまー!」と叫んでしまったに違いありません。薫を守るにしても、守り方が自己犠牲方向にアグレッシヴ過ぎますよ皆本さん。
 囚われの身になるとかナウシカチックな行動を取るとか、あと薫が実際には怪我をしていないことが判って安心して抱きついちゃったりするとか、皆本は本当に骨の髄までやることがお姫様体質だなあと思いました。
 腐海でマスクを外した以上、次回は絶対「肺に入った」ネタをやるよね!(やるのか)

 あと先週は感想書けませんでしたが、目の前に人がいるにも関わらずあえてチャット経由で話をするバレットの姿が、心に染みました。同じ居室にいるのにあえて目を合わせないでチャットで会話するとか、私は普通にやってるので。みんなもそうだよね?
 あと普通と言えば、人生の大切なことをアニメから教わってるところも普通ですよね。オレ達はフツーだ。

 皆本が立案した作戦がどんなものなのかはまだ判りませんが、個人的にはバレットの活躍を期待しています。自分が今もし中二だったら、絶対バレットに感情移入してると思う。あいつはオレだとか言いながら(痛い)。
 あと四コマでパティが賢木達の後を尾行する描写がありましたが、もしかしてそのまま今回の事件現場までついて来ちゃったりするのでしょうか。彼女が現場に来る頃はおそらく薫とファントムのバトルの真っ最中になりそうですが、パティには百合カップリングの掛け算能力は備わっているのでしょうか。パティさん絡みの謎が深まります。


良いヤンデレは二次元のヤンデレだけであるとつくづく思うサンデー15号「絶チル」感想

絶対可憐チルドレン

 『日本経済ガ回復シナイ理由ガ分カッタ。原因はハ今ノオ札ノでざいんダ!
 仮にデフレ対策で政府紙幣を発行することになった場合、「持ってるとキモいので早く使ってしまおう」と所有者に思わせるデザインにすれば、景気刺激策として案外有効なんじゃね? とか思いました。
 更に持っている期間が長くなればなるほどどんどんキモくなる=貨幣としての所有価値が落ちるギミックを仕掛けておけば、より市場に貨幣が循環することに繋がるので、デフレから脱却する手法として極めて有効に機能しそうです。桃太郎の五千円札に対する発言は、案外事の本質を突いているのかも知れませんね。嘘ですが

 そして本編の方ですが、まず今回の扉絵のエロさが異常。絵的には悠理が薫人形を抱きかかえているだけの構図なのですが、悠理が薫のおっぱい握ってるところとか、薫人形が開脚して股間に手を置いているところとか、いちいち細かいところがエロ過ぎて困ります。見た目だけだと純情そうな悠理の表情と、「人形」している薫人形の対比も妙に淫靡。これは使えるレベル(何に)。

 また話の中でも悠理からは既に強烈なヤンデレ臭が漂って来ており、表紙の表現が決して誇張ではないことを伺わせてます。何という独占欲。あやうしちさとちゃん。いずれ「『男の子とつきあうなんてめんどうだし』って言ってたのに!」って叫びながら悠理が東野を刺す日が来るとも限りません。というかこのままだと来ます。悠理は間違いなくやるときはためらいなく殺れる女ですよ! たまらんね!(歪)

 あと今回は、前回のエピソードで薫達がエスパーのリーダーとなることを知ってしまったことに対するフォローが入っていました。さすがに今のところは皆本が薫を殺すところまでは伏せているようですが、これが今後どのように影響するのかがちょっと気になります。
 チルドレン達は皆本がこの予知を伏せていたことを許した様ですが、今彼女たちに一番大切な部分を隠したことが、後に禍根を産むようなことがないとも限らないなと思いました。椎名先生のこれまでのブログなどでも発言からすると、この「未来」が訪れるのはどうやら不可避っぽいですしね。
 ただ、この「未来」の先のシーンが、今回の薫の『って感じになると思うんだ!』となる可能性もないとは限らない訳で、その辺はこれからの「未来と戦う」ことの結果次第ということになるのでしょう。

 また兵部の過去についての話も今回チルドレン達に明かされましたが、「未来」を避けるためにはやはり兵部を何とかする必要があるという示唆の意味もありそうです。何とかするというか、具体的には彼をノーマルに対する復讐の闇から救い出す必要があるのですが、それができるのはおそらく皆本だけでしょう。
 要するに、皆本と兵部がパティの妄想通りの関係になれば、兵部も皆本のことを信じられるようになると思うんですよね。どうでしょうパティさん(何)。

 とりあえず今回のエピソードの個人的な見所は、悠理と「ファントム」が指の同じところに包帯を巻いていて、それで悠理とファントムの関係がバレちゃう展開が待ち受けているのか否かというところです。

 おまけ:目次の「今週のクエスチョン」で椎名先生が『泣ける曲』回答していた、KOKIAの「ありがとう」


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