UNIQLOのパーマンTシャツが欲しいですサンデー46号感想

アラタカンガタリ

 今回の見せ場は、革が「誰かを必死で信じている人を見殺しにするのはもっと間違ってる!」と己の信念を言いつつコトハをカンナギの手から守ろうとする→カンナギが自分の得た神意の力を見せつけるため、剣から「火焔」を発射→衝撃で倒れた革が偶然握った古びた剣から謎の光が! という一連のシーンだったんですけど、個人的には丸腰の相手が至近距離にいるんだったら別に「火焔」なんて光線技を発射しなくても、直接剣でぶった斬ればいいんじゃね? とか思いました。物理攻撃さいこう!(ファンタジーの否定)

 今回の話によれば「神開の森」に入った人間は異世界の人間と入れ替わってしまうという設定のようなのですが、アラタは革と直接交わることはないのでしょうか。また、こちらの天和国で起こっている異変が、あちらの現代日本に影響を与えることがあるのかどうかも気になります。
 まだこの物語は始まったばかりなのですが、どうも最初から超大作となり得るだけのキャパシティを世界設定に織り込んであるように思えますね。やっぱり渡瀬先生はマジパネェっす。今後の展開に期待させていただきます。

ハヤテのごとく!

 「髪の毛で目が隠れているからギャルゲの主人公じゃないですか?

 最近すっかりギャルゲーやってないので現代ギャルゲーの典型的主人公像がどんなものなのかよく判らないのですが、現代少年マンガの先端を走る「ハヤテのごとく!」でこういう台詞が普通に出てくるということは、今のギャルゲーも根本的なところは初代「ときめきメモリアル」が主人公目隠しメソッドを適応した頃からあまり変わっていないということが判りました。勉強になりました

 にしてもヒナギクさんはホント同性からモテモテですね。そのうち西沢さんとヒナギクがいちゃいちゃしているところを美希が見て嫉妬する展開とかがあるのでしょうか。「ハヤテ」はそろそろ、コミック百合姫にそういう系の読み切りマンガを掲載するべきだと思いました。

最強!都立あおい坂高校野球部

 「監督がまだ憧れている人との対戦」というシチュエーションといい、監督の想い人に嫉妬するチームメイト達といい、キタローと千葉とのギクシャクした関係といい、現在のあお高には明らかな負けフラグが立っているので、このままで行くと間違いなくあお高は負けると思われます。
 しかしこのマンガは(一部おっぱいとかがけしからん女子は存在するものの)基本的には清く正しく美しい野球マンガなので、その逆境は全て試合の中で解決して最終的には勝利に結びつけるはず。そのプロセスを楽しんで行きたい所存です。

神のみぞ知るセカイ

 コミックス2巻買いました!(報告)

 2巻を買った池袋とらのあなには(1巻には出てこない)栞が描かれた「神のみぞ知るセカイ」1巻の販促ポスターが貼られていたのですが、栞が登場する2巻が発売された現在、このポスターはそのままコミックス2巻の販促ポスターとして使用できるようになっていることに気付きました。あえて栞を起用したのはそういう理由だったのか! あなどれねえ! と思った次第です。
 2巻の販促ポスターにはハクアが描かれているそうなので、きっとこのポスターもハクア編が収録されるであろう3巻が出る頃には時勢に似合ったものになっているのではないかと思います。

 本編の方は、「こんなはずじゃなかった」とボヤくハクアが取る行動が、そのまま彼女が失敗する理由を暗示している構造になっているのが判りやすくて良かったです。
 まあ、とりあえずはあまり肩肘張らず、自分が勉強はできるけど実社会では役に立たないボンクラだと認めて力を抜くことができるようになればいいと思いますよ。もう駆け魂に操られてしまっているので手遅れっぽいですけど(ダメ)。

金剛番長

 「卑怯が、居合が、念仏が、剛力が、全員37564ッ!!

 それにしてもこの編集、ノリノリである(感想)。
 ただノリノリなのはいいのですが、ノリだけで金剛番長チームを医学的な意味で全滅させた後の展開を、いったいどうするつもりなのかが気になります。このまま収拾が付けられず、マシン番長が都内を制覇してしまって日本オワタ\(^o^)/でマンガも終わりになると凄いです(バカ)。

トラウマイスタ

 今週のテーマは(よだれ)。扉絵で巨大なキノコを持って涎を垂らしているファーブルを皮切りに、昼飯を食べながら涎とも肉汁とも取れる変な液体を垂らすファーブル、うっかりピカソとキスしそうになって慌てて唾を飛ばすファーブル、スジャータを後ろから抱きしめて涎を垂らすファーブル、そして最後は涎を垂らして半狂乱になりながら謎のアロマオイルを欲しがるメガネっ子で締めと、実に涎要素が充実した内容になっていました。

 今回のエピソードは、最後のアロマの犠牲者となっているメガネ少女を見ても判るようにかなり意図的に少年誌的なエロスを狙っている感があるなとは思っていましたが、今回の涎に対するこだわりっぷりは見事です。「あいこら」が終了して以来、久しぶりにサンデーでフェチの概念を意識させるマンガを読んだ気がします。
 青少年を性的に目覚めさせることも、少年マンガの立派なつとめの一つです! 歪んだフェティシストを生み出す温床となれるように頑張って下さい!(もちろん褒め称えてます)

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コメント

  1. […]  「トラウマイスタ」はヒロイン格のスジャータさんがやたらちんこの大きさに拘ったり、執拗に涎を描写するエピソードがあったりと妙にフェティッシュなマンガなのですが、今回登場した「ダヴィンチ」を名乗る新キャラクターは、その変態性においてこれまでのフェチ描写を遙かに凌駕しているといえます。 […]