C-WWW 一覧

昔はこんなことばかり日記に書いていた気がします。サンデー12号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 不二子と賢木を標的としたギリアムクローン男の娘軍団の襲撃がメインのエピソードでした。不二子と賢木は難なく襲撃を撃退するものの、クローンにタッチされた賢木の身に突然異変が! という展開に。待て次号(もう出てます)。

 なので以下は余談ですが、今回のクローン男の娘軍団を見てるうちに、何故か「ナジカ電撃作戦」の後半に登場したヒューマリオン(量産型の人造人間のようなもの。女性型。みんな白いパンツ履いてるのが特徴)を連想してしまいました。自らの意志は薄弱で、マスターの意のままに行動し、少女型で、かつ戦闘に特化しているところからの連想が働いたんでしょうか。
 しかし「ナジカ電撃作戦」のヒューマリオンは、女性型なだけあってみんなやられる時にパンツを見せてくれたものですが、こちらのギリアムクローン軍団の方は上下繋ぎの戦闘服を着ているため、パンチラは不可能なのが悔やまれます。ギリアムは自分のクローンを中性的な容姿にする程度には倒錯していますが、自分のクローンにミニスカートを履かせて戦闘させる領域まではおかしくなっていない模様。惜しいです。
 男の娘がミニスカート+白いパンツを履いて戦い、倒されたらきちんとパンチラする。どうせならこのロマンが理解できる程度にまでおかしくなってくれていれば! と思うと残念です。ギリアムに対して愛情を注がず、後継者としての教育を満足に施さなかったお父様に怒りを覚えざるを得ません(逆恨みもいいところです)。

 あとこの回では、かつて兵部が「君はいずれ自分の担当エスパーに手を出すね!」と皆本の痛いところを突く発言をフラッシュバックさせ、皆本が(例え幼い姿になっても)兵部をなかなか許せない描写をしてましたが、もし兵部少年を皆本が保護するようなことになったら、「自分の担当エスパー」に兵部も含まれてしまうことになってしまわないんだろうかと思いました。
 このままでは成人皆本×兵部少年という禁断チックなカップリングが成立しかねません。どうすれば?(と言われても)

 今回はかなりどうかしてる内容で、大変に申し訳ありませんでした。
 寝て起きたら心機一転してサンデー読みます…(おわり)



残念!彩香ちゃんでした(文字通り) サンデー12号「おすもじっ!」感想

おすもじっ!

 兄と家業を継ぐことだけを考え、兄だけを愛し続けて生きてきたあまりちょっとヤンデレ化してしまった彩香が、兄を自分から奪おうとする司に対して文字通りの最終鬼畜兵器と化して暴れまわったエピソード。

 一度は「友達」と呼んだ司に包丁をためらうことなく振り下ろし、司が作った鮨を箸で粉々に粉砕し、司が尊敬する祖父を含めて徹底的に嘲笑する様は、まさに鬼畜そのものです。実家の料理屋と袂を分かつ覚悟の寿が彩香と接触した以上、彩香が暴れることは予想できていましたが、兄を愛するが故におかしくなった彼女の病みっぷりは想像以上というか、まさにホンモノでした。
 最後に兄を司の手から取り戻そうと手を差し伸ばすシーンの背景には、彼女の狂気を伴った鋭い瞳のシルエットと共に彼女の髪飾りである黒蝶の羽が禍々しいオーラを伴って描かれていますが、おそらくこれが彼女の本性なのでしょう。「ムシブギョー」に出てきた蟲狩達は、滅蟲邪刀を黒揚羽に撃ちこむ前に彩香に打ち込むべきでした(マンガが違う)。

 そして更に、最期のページでは彩香(と寿)の父親である「大志万」の主が登場。このおじさんもまた、彩香同様に鋭い眼光を秘めていそうです。ヤンデレ妹と強面親父の挟撃を受けた寿は、果たしてそれでも自分の意志を貫くことができるのでしょうか。というか、それ以前に生きて帰れるのでしょうか。一気に死人が出かねないサイコホラーサスペンスドラマと化した「おすもじっ!」の次回に注目です。
 なお「おすもじっ!」とは、京都に残る豊かな文化を紹介しながら、祖父に憧れ江戸前鮨の伝統を守るために性別を隠して職人となった少女を主人公にした料理マンガでした(過去形)。


今回のエピソードの緊迫感と狂気は、原作の鹿賀ミツル先生の「ギャンブルッ!」の山小屋ポーカー編を何となく思い起こしました


サンデー11号感想その2+絶チル感想

 近況報告:また喉風邪引きました(´・ω・`)。
 もう風邪は飽きたよ…

犬部!

 今回の物語は犬部代表の百田と獣医の赤木の出会いの経緯を描くものになりそうですが、個人的にはマンガの後に載っているコラムに「獣医の資格を持った人は、いわゆる『獣医』の仕事よりもむしろ公衆衛生や生物学などの非臨床系の仕事に就く人の方が多い」と書かれていたことが興味深かったです(知らなかったので)。
 「銀の匙」でも食産物としての動物を管理する立場としての獣医の仕事について触れていましたし、一言で獣医と言っても色々あるんですね。勉強になりました(マジレス)。

月光条例

 「わたしがお兄ちゃんの代わりをおやりなさいって」のページのミチルの描写のされ方が印象的です。物語が消滅の危機を迎えて消えかかっているとはいえ、この時のミチルには既にある種の狂気が宿っていたのかもしれません。

國崎出雲の事情

 今週から連載再開。ひらかわあや先生が体調不良から復帰できて、本当に良かったです。体調を崩した漫画家がそのまま長期に渡って帰って来なかった事例は決して珍しいものではないので、もう心配で心配で(取り越し苦労)。
 本編の方は、とりあえず再開後4コマ目で「エロい妄想をしてください」と言わんばかりのいつものお約束カットが出てきたり、鎖で自縛しているおかしい(頭が)少年が出てきたりと、基本的にいつもと変わらぬ「國崎出雲」なので安心しました。個人的には粂寺先生(変態)の元気な姿を拝見できたのも良かったです。

おすもじっ!

 「だけどな、彩香。こんなとこで手こずっていたらラスボスは遠いぞ。
  なんたって、最終鬼畜兵器はボムが効かね…

 かわいい妹に「怒首領蜂」(あるいは怒首領蜂大往生/大復活)をやらせる兄というのもちょっとどうかしてますが、その妹に最終鬼畜兵器と対戦までさせようとするところは、かなりどうかしてると思います。最終鬼畜兵器に出会うためにはまず2周目に進めないといけないのですが、その条件というのがまず厳しくて(以下話が長くなるので略)。

 そんな微笑ましい過去があった寿と彩香ですが、今ではむしろ彩香が究極のヤンデレ妹という最終鬼畜兵器と化して寿の前に立ちはだかっているというのは、何たる皮肉なのでしょう。寿、そしてその寿を守るために彩香に嘘を付いた司は、今まさに刺身包丁を構えた彩香に「貴様らは私の全てを奪ってしまった。これは許されざる反逆行為といえよう。この最終鬼畜兵器をもって、貴様等の罪に私自らが処罰を与える。死ぬがよい」と言われているに等しい状況なのです。最終鬼畜兵器にはボムが効かないのです。

 「おすもじっ!」は、京都に残る豊かな文化を紹介しながら、祖父に憧れ江戸前鮨の伝統を守るために性別を隠して職人となった少女を主人公にした料理マンガです(フォロー)。

アラタカンガタリ

 「お…音波で服を破る…なんという素晴らしい、いや恐ろしい技!
 「史上最強の弟子ケンイチ」同様、奇しくも「アラタカンガタリ」も女子の服をビリビリ破く展開となりました。「ケンイチ」の松江名先生はその大胆さがもはや芸術の域まで達していると感じましたが、こちらは露出は「ケンイチ」と比べると少ないものの、キレイどころの女性陣は勿論主人公のアラタまでもが「絶対可憐チルドレン」のマッスル大鎌みたいな格好にさせられるという数とバリエーションで勝負をしており、これはこれでだと思いました(←音楽を奪われたために引き裂かれた恋人たちの悲劇は?)。

絶対可憐チルドレン

 死んだと思った「黒い幽霊」の総帥兼ユーリのお父様が生きてて何よりでした。しかし、あれはギリアムが作った幻影であり、彼が兵部に「自分が父を殺す」幻影を見せた時に快感を記録していたということは、彼はやはり内心では父親(というかこの世界すべて)の破滅を願っているんじゃないかと思わせるに十分です。
 彼は本当は(ユーリには与えられていた)父親の愛情に飢えているのですが、それが決して与えられないことを判っているからこそ、世界の破滅を望んでいるように見えます。

 そして本編は、悠理がユーリ=ファントムドーターである秘密を知った不二子と賢木に、ギリアムクローンの男の娘軍団が迫り来るという展開になってますが、個人的にはそれ以上にサプリメントで賢木がメカ皆本ハーマイオニーたち(仮称:メカ可憐ボーイズ)を本当に飼い始めたことが気になります。
 メカ皆本ハーマイオニーって、4コマ用のネタキャラだったはずなのですが、まさか本編に出てきてしまったりするのでしょうか。メカ皆本が賢木のピンチに駆けつけたり、駆けつけたはいいけど何の役にも立たなかったり、最期は初代と同じように自爆したりするんでしょうか。何かこう、色々な意味で波乱含みの展開です。


しまったはじあく最新刊買ってない


スポンサーリンク
1 109 110 111 112 113 114 115 272