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35号はお休みです・サンデー34号絶チル感想

 チクビトーン投票に参加してくださった皆様、ありがとうございました。思っていたよりも多くの投票を頂き、感謝しております。
 一人のキャラに連続投票をしている様子を眺めてニヤニヤしたりしてましたよ(悪趣味)。

 なお、OVAは二万枚売れれば二期制作に繋がると噂されていますが、チクビトーンについてはどのくらいの売れ行きが目標なのか気になります。先生ならきっとやってくれると信じてますが。
 個人的には、皆本ハーマイオニーにチクビトーンを貼る展開を期待。男の娘メカ乳首ですよ男の娘メカ乳首。本当にやったら斬新すぎて死ねます。オレが。

 以下、遅くなりましたがサンデー34号の絶チル感想です。
 既に時間がないので(いつものことですが)、簡潔にまとめます。

乙女のポリシー #1~#3 あらすじ:
 水着回
 女子も男子も。皆本も。

  • 水着はともかく、今回のテーマは「人生の分岐点」。薫は自身が今ここで成長しなければ自分が望む皆本との未来を得られないことを自覚して曲がりなりにも努力を開始、悠理は「自分が変わることで望む未来を得ることができる」という選択肢があることを知り、フェザーは悠理のコア人格であるユーリに対して「自分の生き方を選べ」と迫る。そんな話だったという感想です。
  • ただし、薫は自覚はあるものの、ステレオタイプ的な「女子」っぽい振る舞いに馴染めずに空回り。読者的には当然の結果ではありますが、「自分はカワイイ」ことを指摘されて無防備になった一面が出てきたのはちょっと意表を突かれる演出で、こちらもときめきました。やんちゃなクラスメート女子の可愛らしい一面を見つけてドキドキしちゃうような、ちょっと甘酸っぱいアレです。
    この一面を自在に見せることができれば、物凄い女子力を得ることができる可能性が出てきましたが、でもなんか薫にはキャラ的に無理そう。
  • 紫穂はその女子力の暗黒面に目覚めている上に既に使いこなしているので(32号サプリメント参照)、なにそれ怖い。女帝怖い。
  • ユーリ/悠理は、自分の人生にも選択肢があるということを知ったことで、明らかに動揺してます。「絶チル」中学生編はある意味ユーリの物語でもある訳ですが、コミックス22巻でのナイのことといい、今回のことといい、いよいよ彼女を巡る物語も佳境に入ってきた感じ。
  • フェザーがあれだけユーリに介入してきているということは、ユーリが「黒い幽霊」から解き放たれるかどうかが未来に大きく影響することは確実でしょう。悠理もユーリもファントムも「薫ちゃんが大好き」という一点は共通しているので、それが彼女の心理的な障壁に対する突破口となって欲しいところです。百合的な意味ではなく、「努力友情勝利」という少年漫画的なカタルシスを得る意味で。いやマジで。
  • そして男性陣ですが、まず賢木はお色気回お得意のコメディリリーフ役として相変わらず輝いていたものの、一番輝いていたのは紫穂に乗っかられてウォータースライダーを逆落しされていたコマだったという事実。やっぱりそういう運命なの?
  • 32号の賢木の「お・れ・は・ミ・カ・タ・だ」は、『仮面ライダースピリッツ』の名台詞が由来ですね。賢木には過ぎた言葉です。
  • ティムは「薫ちゃん」という呼び方をナチュラルにできるようになって来ており、順応力の高さを発揮しつつあるように思えます。賢木に対するツッコミもこなせており、将来の成長がが楽しみな子になって来た感。
  • バレットは腰履きの海パンがエロいものの、中身は相変わらずのピュアっぷり(中学生男子的な健康的な不健全精神の意味で)。こちらもそちら方面での将来が期待できます。彼には、ぜひオタク中学生の抱える鬱積を表現できるキャラになって欲しいです。モテなくなるけど。
  • そして皆本さんはなんか痩せマッチョ的な体格がさらに鍛えられて大変なことになってるような。さすがエロス担当は違う(エロス?)。
  • なお、薫の妄想の中で皆本が不二子と朧に攻められて「アッー!?」と言ってますが、個人的には「アッー!?」はああいう局面で使う言葉ではないと思います。あのシーンは元々は局長×皆本だったんだけど、編集にストップされてお姉さま版に差し替えられたんじゃないかとか妄想しました。どうでもいいですね
  • 次回への引きは、フェザーが皆本を「未来の話」をネタに誘うところ。これもまた、彼にとって「人生の分岐点」となり得るのかも知れません。

「絶チル」コミックス23巻乳首券発行記念・乳首トーン貼りつけアンケート

サンデー34号「絶対可憐チルドレン」増補版サプリメントより
 今ここでお約束しちゃおう! この二つの売れ行きが好調だったら――
 その次の単行本23巻おまけページでは、なんと…!

 このスクリーントーンを、今、ここにいるキャラの、ちくびに貼っちゃう!!!

 あなたなら、に貼りたいですか?

遊び方:

名前のリンクをクリックすると、そのキャラに対して投票したことになり、名前の後ろの投票数が増えます。
投票数の単位はチクビです。

クリック数に制限はありませんが、あまりに激しくチクビをクリックすると反応しなくなることがありますので、チクビが反応する(=数字が増える)のを確かめつつ、優しくクリックしてあげて下さい。


SUNDAY GX COMICS 10YEAR’S CHRONICLE 吼えろペン

SUNDAY GX COMICS 10YEAR’S CHRONICLE 吼えろペン

封印されていた『新吼えペン』幻の最終回をついに公表!!
ついに完結を迎える『炎尾燃サーガ』を見逃すな!!

 『吼えろペン』及び『新吼えろペン』から、作者の島本先生自身がセレクトした傑作選。巻末には、半分以上完成しながら諸事情により封印されていた『幻の最終回』を完成させて収録。雑誌&単行本掲載バージョンとは全く異なるエピソードで『炎尾燃サーガ』は真の最終回を迎える!! 見逃すな!!
 あなたはまだ、『吼えペン』本当の最終回を知らない…!!

 元椎名高志先生の担当編集者であったアリイどんこと有井氏より、サンデーGXコミックス 10YEAR’S CHRONICLE版「吼えろペン」のプレスリリース掲載の依頼がありました。
 リリースの内容はMOON PHASEさんやコミックナタリーさんなどで既に報じられているので詳しくはそちらをご覧頂くとして、せっかくなので今更ながらこちらでもご紹介します。

 このクロニクル版は基本的に「吼えろペン」「新吼えろペン」からより抜いた作品が計9本掲載された傑作選の体裁を取っているのですが、最大の売りはやはり「新吼えろペン」の幻の最終回が掲載されていること。
 「新吼えろペン」最終回といえば、(このサイトでは当時GX読んでなかったのであえてスルーしてましたが)「ついに島本和彦がパクリマンガを容認したのか!?」ともとれる衝撃的な内容が賛否両論を引き起こし、ネット上で大騒ぎになったりしたものでした。現在でもGoogleで「吼えろペン」と入力すると「最終回」がサジェストされたりしますけど、それだけ吼えペン最終回当時の盛り上がり方が凄かったことが伺えるというもの。
 このクロニクル版では、その頃島本先生に(そして小学館で)何が起こっていたのか、何故最終回がああなってしまったのかを今になって暴露するマンガ「リアル吼えろペン」、および当時のGX編集部からボツを食らった「幻の最終回」が掲載されています。

 その暴露マンガ「リアル吼えろペン」は、7月17日発売のサンデーGX8月号にも掲載されています。
 以下、そのプレスリリース。

リアル吼えろペン~10YEAR’S CHRONICLE 吼えろペン 刊行によせて~

マンガ家vs編集者 最終章!!
全漫画界を揺るがす禁断の告発が、今、始まる……!!

 熱血マンガ家・炎尾燃が突如拝金主義に走り、そんな主人公の姿勢を否定することもなく終わった『新吼えろペン』の最終回。各方面で物議をかもした最終回は、実はすったもんだの末に描き直された“バージョン2”だった!? GX8月号に掲載される読み切り「リアル吼えろペン」では、半分以上描き上げていた会心の最終回を全ボツにされ、全く発想の異なる最終回を1日で捻り出さざるを得なかった島本和彦先生の苦悩が生々しく語られる!! 作中に垣間見える某有名週刊誌休刊騒動の裏事情、そして出版業界の暗部に蠢く巨大な権力と陰謀劇!! 近年急速に増加する出版業界のトラブルにおいても、ここまで生々しく、マンガ家と編集双方から事実が検証され、そして告発する雑誌それ自体の誌面に告発漫画を掲載してしまったのは島本先生とサンデーGXだけ!! これは告発の名を借りた壮大なプロレスなのか!? それとも全エンタメ界を揺るがすガチンコなのか!? ただひとつ確かなのは、『新吼えペン』最終回にまつわる数奇な実話の数々は、皮肉にも『吼えペン』それ自体にすら勝るとも劣らないドラマチックなものであったということだ!! 100%実話!! マンガ家、島本和彦の苦悩、挫折、そして再生の物語を、絶対に見逃すな…!!

 実際に読んでみた感想としては、まず暴露マンガに出てくるアリイどんが格好良すぎて痺れました。作者の島本先生自らが「(当時の事情により)ボツになった正しい最終回が世に出ることはない」と思っていたこの作品に対して「何故こっちを発表しなかったんですか!? こっちの方が全然いいですよ!」と率直なコメントを延べ、「でもGXの編集部からダメって言われたんだよ!」との島本先生の反論に対しては「私がこんなこと言うのも何ですが戦わないと!」と正論を述べて先生を悶えさせる様は、編集者として流石です。多分。

 そしてその「幻の最終回」は、読めば確かにこれがヤングサンデーが休刊するという時節に発表するに相応しい「正しい最終回」だと納得できる内容なのですが、それ故にやっぱり時節柄を考えると当時のGX編集部が掲載を躊躇するのも理解できます。ヤンサンの存在が「歴史」となった今だから公表できる作品なのかも知れませんね。

吼えろペン (サンデーGXコミックス CHRONICLE)
島本 和彦
小学館 (2010-07-17)

※Amazonでは現在品切れ中の様ですが、このコミックスはコンビニでも取り扱っているので、そちらを探してみるのも手かも。うちの近くのファミマにはありました


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