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サッカー日本代表おつかれさまでした記念・サンデー30号感想

BE BLUES!

 先日行われたワールドカップサッカーの日本対ギリシャ戦は、日本がボールを支配しながらも最後まで相手の守備を崩すことができずに引き分けとなってしまいましたが、サンデー30号の「BE BLUES!」は『ポゼッションサッカーに必要なものは、相手の守備を崩す破壊力を持つドリブラーの存在である』という非常にタイムリーな内容だったことで、強く印象に残っています。
 桜庭がチームに入るまでは龍のチームは(優人に矢沢をマンマークされることに象徴されるように)相手チームの守備を崩せずに攻めあぐねていた描写がされていただけに、ドリブラーが入ったことによって相手の守備を崩す効果の演出が、より一掃際立っているように思えます。「閉じた門をこじ開けるのが、ポゼッションサッカーの真髄だ」というミルコ爺さんの言葉の説得力も増すというもの。

 そして今回、そのドリブラーとしての才能を魅せつけたみんな大好き桜庭さんですが、この回における彼の身体能力の高さを最大限に見せたのは、矢沢のゴール後に龍の頭に向かってジャンピングヒップアタックをかましたところでした。桜庭は龍よりも身長が低いのにも関わらず、ダッシュから龍の顔の高さまでジャンプし、見事にヒップアタックを極めています。これ相当ジャンプ力がないと難しい芸当だと思うんですが如何でしょうか。
 あるいは、この後の矢沢のセンタリングに桜庭が頭を合わせられなかったところからすると、桜庭の身体能力は龍にちょっかいを出す時に真の能力が発揮されるとか、そういうことなんでしょうか。

 何にしろ龍の目指すサッカーには桜庭が必要であることが判明したので、おそらく龍は桜庭を何としても仲間にしたいと思っているのではないのでしょうか。本気を出した龍が桜庭を籠絡するのか、桜庭のカスっぷりが本気の龍の愛情を拒絶し続けるのか。この二人の恋の行方にも注目です(恋?)。

だがしかし

 新連載。話の内容は「めしばな刑事タチバナ」的な食に関する(極めて主観的な)ウンチク語りを少年マンガ的なドタバタコメディと絡めたといった感じがしました。感想としてはとても面白いです。
 何より、ヒロイン格の枝垂ほたるがかなり残念な系統の美少女なのがかなりツボです。全力でやおきんの「うまい棒」とか東豊の「ポテトフライ」とかを語れる女子は女子としては色々間違っているのは確かなのですが、でもそんな女子を好きにならない男子なんていませんよね(強調)。

 なお、駄菓子と言えば個人的に一番キているのは「キャベツ太郎」なので、ぜひ「キャベツ太郎」を登場させて頂きたい所存です。「キャベツ太郎」の永遠のライバルである「元祖たこやき亭」と対決する話とか見てみたい。マジで。期待していいのよね?(と言われても)


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ポッチ君、よく見るとショタかわいい


絶対に負けられない戦いが、そこにはあった(過去形)サンデー29号感想

BE BLUES!

 「わかった気がする…!
 桜庭の正しい躾け方がですね、わかります(まちがい)。

 カラーページで「行けっ、桜庭!」と指図する龍は、まるで桜庭の飼い主のような貫禄がありました。
 桜庭は桜庭で、何だかんだ言いながらもちゃんとミルコのじいさんの言うことを聞いてるところがカワイイです。今の桜庭には、小さいけど気性が荒くて一生懸命吠えてる犬みたいな可愛さがあります。
 結論としては桜庭はカワイイ

 あと藍子さんは、窪塚マネージャーのことを絶対「面白いけどちょっと変な人」と思ってそう。

ヘブンズランナーアキラ

 何故このマンガのタイトルが「ヘブンズランナーアキラ」なのかを、ようやく理解しました。事あるごとに主人公が死ぬからですよね。
 ここまで毎回臨死体験を強いられるサンデー連載マンガの主人公って「神聖モテモテ王国」のファーザー以来なんじゃないんでしょうか。臨死界に登場した久々の大物新人だと思います。

 今回は、せっかくおっぱいが大きい浅岡先輩という素敵キャラが初登場したにも関わらず、最期にアキラがまた死んだことで彼女のインパクトが薄れてしまった感があったのが、残念といえば残念です。
 なお、彼女が走っている間に乳揺れしている描写がなかったことから推測するに、あれはおっぱいではなく鍛え抜かれた胸筋である可能性が高いです。彼女なら、往年の名作「巨乳ハンター」に登場した巨乳新幹線走法を再現してくれるかも知れません。楽しみですね(と言われても)。

EとT。

 とんでもない美少女に男子が群がる様は、まあラブコメマンガ的なお約束描写だよなー程度の認識なんですが、とんでもない美少女に対して同級生の女子が嫉妬し出してギスギスするような展開になると、途端にグッとき出す私がいたということです(感想)。

 「EとT。」はカワイイ絵柄の文化会系ラブコメマンガだと思ってましたが、そういう絵柄でこの手の人間関係の薄暗い部分をキッチリ描いてくれるマンガになったらいいなと、勝手に思いました。
 今回の結論としては、茶々は予想通りとてもいい子なので、桜は彼女に惚れるがいいと思いました。

氷球姫

 どう観ても紅羽たんから常盤木へのプロポーズです。本当にありがとうございました。いい最終回でした(おわってません)。
 過去は過去として、今は今まさに自分の力を必要としている人達の為に戦う、という結論そのものは真っ当なものですし、何より常盤木に対して「貴方の力が必要だ」と紅羽が告げた時の台詞は、以前常盤木が紅羽に対して投げかけた激励の言葉に対する返礼にもなっているのが、物語として素晴らしいと思います。

 次回からは何か明らかに常盤木を敵視している新しい男性キャラが出てきて波乱の予感がしますが、まあ常盤木は監督としての才能はあっても基本的に変態的なストーカーなので致し方ないですね(決めつけ)。

NOBELU

 基本的にこのマンガにはマトモな大人がほとんど登場しませんでしたが、ついに大人が全滅してしまいました。残るは(やはりマトモじゃない)子供たちだけ。
 このマンガ、これからどこへ向かおうとしているのでしょうか。「十五少年漂流記」的な展開になるのか、それとも「蝿の王」的な展開になるのか。個人的には清五郎と健太のボンクラコンビが生き残れるかどうかが心配です。

姉ログ

 血の繋がらないショタ弟と、ツンデレ気味な姉。
 薄い本が捗るしかないカップリングですよね(感想)。


県立地球防衛軍 完全復刻版 1 (少年サンデーコミックス)

「県立地球防衛軍」が復刻したので「巨乳ハンター」も行けるはず


ワールドカップサッカー開催記念・簡略版サンデー28号感想

ファンタジスタステラ

 草場先生の貴重なラブコメ展開!(挨拶)

 前に塁と歩美がくっつくことになった時のシーンでは「ファンタジスタステラ」の作者の草場先生が貴重な誌面を使ってまで『照れながら描いてます』アピールをしていましたが、何か今回再びそれっぽい展開になって来ているので、草場先生は相当無理してないか心配になってきます。
 森川が琴音と結婚できるかどうかは、ひとえに草場先生がラブコメ展開を堂々と描く度胸があるかどうかに懸かっているのではないか。そんな気がしてます。嘘です。

競女!

 全身ラバースーツで筋力トレーニングって、何だかゴムフェチ垂涎の罪深い展開だなあと思いました(感想)。

氷球姫

 常盤木が過去を思い出して大いに悩むの巻。
 こういう悩みに対しては、「あの時は彼女を助けてあげられなかったけど、今は自分の力で助けられる人が目の前にいるんだから、過去を悔やむよりは自分の力で今できることをやるべき」という形の結論に達するのが普通だとは思うんですが、当事者があの常盤木なので、素直に悩みから立ち直れるかどうかはまだ判りません。

 果たしてここから常盤木がどのように立ち直るのか、また靭帯損傷というダメージを負った紅羽たんの狂気はこれから更なる冴えを見せてしまうのか否か、その辺に期待して次の展開を待ちたいと思います。

境界のRINNE

 昔出席した中学校の同窓会で、中学時代の同級生のちょっと好きだった女の子が結婚して妊娠したという話を聞いた時の、切ない感覚が蘇りました(感想)。

キリヲテリブレ

 鈍重そうな巨大怪獣が一本背負いや足払いを極めるのってカッコイイですよねーと思いました(感想)。


ファンタジスタ ステラ(1) (少年サンデーコミックス)

Kindleでは4巻まで出ているみたい


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