ミルコさんをサッカー日本代表監督に推薦したいサンデー31号感想

BE BLUES!

 「今回はサービス回です♥」のアオリ通り、女子マネージャー達がシャワールームでキャッキャウフフ、桜庭や矢沢達が苦悶の表情を浮かべて汗だくでハァハァしながらフィジカルトレーニング、そして正キーパーの久米さんの鍛えあげられた腹筋の披露に至るまで、まさに色々な意味でサービス回でした。
 「サービス回」と言いながら男子の腹筋を見せる辺り、このマンガかなり業が深いと思われます。

 また、今回は藍子さんが高校生編の正ヒロインらしく窪塚からバスタオルをひん剥かれて「キャー」って言ってましたが、ヒロインの優希が「ダメですよーいきなりは」って言ってるところからすると、以前優希もこの洗礼を食らったっぽいですね。体育会系女子の世界はホントこわいです。頑張れ正ヒロイン。

 あと女子マネと言えば、ツインテールの富田さんがブラジャーを着けてるカットがありましたが、田中モトユキ先生でブラジャーと言えば「リベロ革命!」のママさんバレー編で、ムチムチな人妻が背中を見せながらブラを外そうとしてる扉絵があったのが印象的でした。それ以降、私の中では田中モトユキ先生は「ブラの着脱の描写に秀でた少年漫画家」という位置付けになっています。
 田中先生の描く人妻はホント素敵でしたよね…(猛烈に話をズラしつつ終わり)。

EとT。

 センターカラー回。おそらくこの回の読者アンケートによって今後のこのマンガの命運が決まるかと思うとドキドキしますね(エラそう)。

 今回は、桜の背中に生えている(ように大五郎からは見える)天使の羽が、物理的な効果を持っていたことが明らかになりました。あれっててっきり桜から溢れるエンジェリックなオーラを受信した大五郎が生み出した妄想の産物だと思い込んでいたので、本当にアレで空を飛べると知ってビックリです。
 もしかして、桜さん本当にマジ天使なの?(←まだそういう認識)

ヘブンズランナーアキラ

 話としては隼人がアキラを陸上部の仲間として認める回なんですけど、アキラが「お泊り会の予感…!」とかいきなり変なことを言い出してからの怒涛の流れがあまりに面白く、初めて読んだ時は電車の中でニヤニヤしながら震えてました(キモい)。アキラの友達欲しいボッチ気質な設定は、こういう話をやるためにあったのかと納得させられた次第です。
 「アキラ」は第一話から面白いと感じていたマンガでしたが、この回でその感覚は確信に変わりました。このマンガは本当に面白いです。今年のサンデーは「ヘブンズランナーアキラ」が躍進した年として記憶されるに違いありません。多分。

氷球姫

 紅羽たんのお兄様の咲夏さんって、最終的には常盤木と組んでペアで監督業をするのが一番治まりがいいんじゃないかと思いました。常盤木は観察眼はあるけど明らかにコーチとしての経験が足りないので、それを補う形で咲夏がコーチングをすれば、体制としては完璧なんじゃないんでしょうか。
 問題は咲夏が常盤木を雲霞の如く嫌っている点ですが、咲夏の態度は典型的なツンデレで攻略が容易そうなので、常盤木がハートをゲットしてエンディングが見えた! な展開になるのは、もはや時間の問題だと思われます(決めつけ)。

 ツンデレと言えば、風花が何故か周囲から常盤木のことが実は好きなツンデレキャラ扱いされてて可愛かったんですけど、紅羽までこの手の色恋話にノって風花をいじりに来たということは、紅羽も常盤木のことを気にかけている可能性が微粒子レベルで存在していると解釈するべきなんでしょうか。

超推脳KEI

 最終回。Twitterの物理学者クラスタに献本するなど、話題作りに頑張ってる印象はありましたが、残念ながら連載終了となりました。
 最終回では「KEIと同じ頭脳を持ったライバルの存在」「世界最強の兵器ビックバン」など、おそらく連載が続いていれば色々と明らかになったであろう伏線の存在が垣間見られており、そういう意味でも残念でした。

 個人的には、このマンガに出てくる奇人変人のアレっぷりが楽しかったですね。ありがとうございました。


リベロ革命!!(4) (少年サンデーコミックス)

「リベ革」のママさんバレー編はホントに名作なので、「BE BLUES!」からファンになったみんなも読むが良いと思います

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


スポンサーリンク