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剛力招来記念・サンデー24号リマインド感想

ムシブギョー

 あのボンクラな仁兵衛が、ついにお付きの方が実は蟲奉行であることをL.C.L.の中で(まちがい)悟ったエピソード。

 仁兵衛は基本的におっぱいが大きい女性にしか反応しない奴なのはアニメでも明らかになっていると思うのですが、その能力はともかくおっぱい的には弱い蟲奉行さまに対し、仁兵衛が忠義以外の感情を示してしまったりするのでしょうか。その辺気になります。
 蟲奉行さまは勿論仁兵衛に対して既にフラグが立ちまくりな状態なので、後は仁兵衛の選択次第。どうする仁兵衛。続く(そういうマンガだっけ?)。

BUYUDEN

 連載が百回になっても、「勝てると思って攻めようとした瞬間にカウンターを食らって負ける」このマンガの黄金パターンは健在だなあと思いました。ボクシングに油断は禁物。

BE BLUES!

 対赤城中央戦終了。やっぱり竜崎部長は龍のパスを直接受けられませんでしたが、最終的に試合には勝てましたし、カウンターサッカー志向のチーム戦術にも適応できることを結果で証明しましたし、赤城中央のミスターノウことノアさんにも一目置く存在として認識されて「埼玉の伝説」としての格も上がりましたし、何故か優希のシャワーシーンも出ましたし、龍にとっては最良のデビュー戦だったと言えるのではないのでしょうか。

 その一方で、最悪のデビュー戦となってしまった桜庭の今後が気になります。彼は資質的に龍のパスの受け手としての才能を持っているものと思われますが、このままでは龍のパスを受けるどころか部活動を存続できないこと必至の有様。どうなる桜庭。
 まあ、個人的にはうなだれて落ち込んでる桜庭観るのも大好きなので、このままでも一向に構わないのですが(ひどい)。

超推脳KEI

 「いつの間にか超高性能のGPS機能も搭載されたようだ…

 個人的に、この号のサンデーで一番グッと来た台詞がこれでした。量子コンピュータが自動的にGPSというハードウェアを生成するってのは明らかにオーバーテクノロジーで、「いつの間にか」「搭載されたようだ」と人事の様に軽く流していいことじゃないような気がするんですが、このマンガはあくまでミステリー推理マンガであって量子推論マンガではないので、これはこれで致し方ないことなのかも知れません。

 というか、このマンガって実は真面目に真正面から推理を考察するのではなく、「いつの間にか」「搭載されたようだ」的なノリで、次々に展開される超推理に気楽に臨んで楽しむマンガなのではないか? という気がしてきました。そういえば今回登場した容疑者の会社社長も明らかにアレな感じですしね。
 何だか、連載第七話にして、ようやくこのマンガを面白がれるコツを体得できたような気がしてきました。頑張ります。

レジチョイサーよしえ

 読み切り。スーパーのレジに並んで会計を済ませるという、誰もが経験のある日常の出来事をネタに設定を膨らませてマンガを作ったという、読み切りギャグマンガの王道にしてその真髄に迫る勢いを持ったマンガだと思いました。面白かったです。
 「並ぶレジを選ぶ」際の選択は、おそらくスーパーを利用している読者の誰もが日々行なっていることであり、それ故に読者のよしえさんの「神選択眼」に対する説得力が増すというもの(少なくとも私は)。その上「お待ちのお客様こちらのレジどうぞー」を『革命』と表現する点に代表される悪ノリのセンスとタイミングも素晴らしく、総じて終始勢いを保ったまま最後まで読ませてしまう力を持つ、ハイテンションなマンガになっていたと思います。

 作者の福井セイ先生はこれがデビュー作だそうですが、このセンスを今後も大切にして頑張って欲しいです。いやマジで。

ひとりぼっちの地球侵略

 ゲッサンで連載中の「ひとりぼっちの地球侵略」が、第一話をまるまる再掲載されました。
 ゲッサン連載作品の第一話再掲載といえばあだち充先生の「MIX」が思い込されますが、あちらは「MIX」が大人気でゲッサンが品切れとなった救済措置という意味合いが強かったと記憶しています。今回の「ひとりぼっちの地球侵略」の場合は、より宣伝的な要素が強いのではないかと思われます。確かに「もっと知られるべき」タグを付けるに相応しいマンガではありますしね。
 個人的には、いずれサンデー向けの読み切りも描いてほしいなと思いました。

 あと作者の小川麻衣子先生といえば、「つぼみ」に連載されている「魚の見る夢」も気になります。さすがに次回更新で最終回かなー


ひとりぼっちの地球侵略 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

Amazonでは要取り寄せ状態。人気ありますね


サンデー23号リマインド感想

正しいコドモの作り方

 サンデー23号センターカラーページの中央下にいる、スクール水着の地味な女の子の名前が判った方は、「正しいコドモの作り方」ファンを名乗る資格を有していると判断します。みんなはどうかな?

 何しろ彼女、かつて臨海学校編で悠(のちんこ)を後一歩のところまで籠絡させる大活躍をし、現在もポジション的に「地味で決して目立たないけど、悠のことがちょっと好きっぽい?」という絶妙な関係をキープしており、今後の再起も決して期待できないわけではない存在であるにも関わらず、Wikipediaはおろかサンデー公式ページにすら名前が載っていないという不遇なキャラなのです。この扱いは正直どうかと思います。
 これじゃ私にも名前が判らないじゃないですか(←オチ)。

 あとこの学校は女子の体操服が普通にズボンなのにも関わらず、久遠寺さんは何故延々とブルマを履いていらっしゃるのかが謎なのですが、これは別に解く必要がない謎なので、そのままどうぞごゆるりとブルマをご堪能ください。

銀の匙

 アニメで動くタマコを早く観たいと思いました。
 今年の冬コミにはきっと「タマコまーけっと」と銘打った薄い本が!(読みたいのか)

神のみぞ知るセカイ

 「体に数字が浮き出て人間の優劣を強制的に可視化する」という設定を読んで、小山ゆう先生の『愛がゆく』を思い出した人は私と同世代なので、そろそろ公私共に無理をせずに体をいたわる生活を心がけた方が良いと思いました。

絶対可憐チルドレン

 「ジ・アンリミテッド」アニメ放送を反映した現代「絶チル」カップリング状況については私もまだ把握できていないので、ソフィ王女のようにパティさんに同人誌即売会についてレクチャーして頂きたいと思いました。半分本気で。

 本編の方は、敵から奪った戦闘機をサイキックで操縦して空母に対する体当たり攻撃を行うという、(超能部隊の皆さんはまだ知らないことではありますが)何かこう早くも大戦末期を連想させる不吉な雰囲気になって来た感があります。ああやだやだ戦争は嫌だ。続く。

BE BLUES!

 『龍の放った弾丸パスが、エース竜崎の足元へ…追加点なるか!?
 最後のコマを見てQBKを連想してしまった罪深い私をお許し下さい。

ささみさん@がんばらない

 アニメ版の終了と共に、サンデーでも第一部完。来るべき神話レベルの百合百合展開がサンデー本誌で読めないのは残念ですが、サンデーSで追いかけて読んでいきたい所存です。

 「ささみさん@がんばらない」の「がんばらない」とは、決して自分に対する諦観から出てくるネガティブなものではなく、己の意志に反する道を歩むことを強制する社会的な様々な圧力に対し、『ワシはワシのやりたいことをやるために頑張るんじゃあ! 貴様等の思い通りに努力なんてしないんじゃあ!』という抵抗の意思表明としての「がんばらない」なのである! と私は解釈しました。大体こんな感じですよね?(と言われても)


ガガガ文庫 ささみさん@がんばらない(イラスト完全版)
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ささみさんの原作はkindleでも購入可能。コミック版も電子書籍化をお願いします


サンデー21+22号リマインド感想

 ゴールデンウィークを生き延びました(生存報告)。
 だが俺達の戦いは始まったばかりだ!(フラグ)

史上最強の弟子ケンイチ

 前回は楽しいおっぴろげ回でしたが、次回からは拳聖対田中勤さんの生死を賭けたバトルが始まります。
 どう考えても田中さん死んじゃいそうなので、今から読むの怖いです。

BE BLUES!

 次回は、ノアの一瞬の隙を掻い潜ってダッシュに成功した龍が「決める時は決める男」っぷりを更に上げそうな展開になりそう。
 それはそうと、補欠以下の優人達がスタンドから「キモチ大事!」とかのスピリチュアルなメッセージをみんな一斉に叫んでるところを見ると、やっぱり体育会系の部活は大変だなあとつくづく思います。高校時代に野球部の応援に駆り出された記憶が蘇ります。

ムシブギョー

 和歌山城編もいよいよ物語の核心に近づきつつあり、「蟲奉行」の秘密がいよいよ明らかになりそうな展開になって来てますが、自分的にはまだアニメ版の録画を観る暇が作れずにいるのが悔しいです。だって「エロブギョー」って言われるほどエロいんでしょう?(耳年増)

マギ

 次回からしばらくはシンドバットの冒険篇が始まるとのことですが、その前にカッコ悪いアリババ君を観られて安心しました。

ファンタジスタステラ

 「ファンタジスタステラ」とは、かつての「ダンドー・ネクストジェネレーション」に続く次世代モノだったんですよ!(多分比較対象が間違い)
 主人公たちが若者に追われる側に立つって展開は少年マンガでは珍しい気もしますが、かつて「ファンタジスタ」の連載が開始された頃に高校生だった子が、今ではもうアラサーと呼ばれる年齢になっている歴史的事実を考慮すると、これはこれで正しい展開なのかも知れません。

NOBERU

 前回の話を初めて読んだ時、小学生が学芸会の舞台で全裸で歌舞伎の見栄を切ってオチが付くって展開に驚愕した記憶が蘇りました(感想)。やはりこのマンガは、ちょっとロジックが他の少年マンガとは異なってる気がしてなりません。それ故に先が読めない面白さがあるというか。
 あとは、自称「ゆとり世代」マネージャーのカンナが一番良識のある立場になってるのが興味深いところ。彼女は当初の見込みよりも遥かに重要な人物なのかも? と思うようになって来ています。

正しいコドモの作り方

 ユカリ先輩が出てきてからのこのマンガは面白くてたまらないので、ユカリ先輩には悪いですがもうちょっとだけ正気を失った状態で頑張って欲しいなと思ってます。
 あと土田(ボンクラ)がいよいよボンクラっぽい何かをやらかしそうなので期待。

絶対可憐チルドレン

 空中補給で戦闘機の航続距離を伸ばし、本来なら来られない援軍を連れてくるという手段で戦場の不利を打開。旧日本軍の弱点であった「兵站」の弱さを超能力でカバーする展開は、読んでて爽快感があります。
 でもそろそろ、あの超能部隊の中の誰かが死んじゃうシーンがやって来るんですよねー(´・ω・`)


ヒーローズ・カムバック (ビッグ コミックス)
細野 不二彦 ゆうき まさみ 吉田 戦車 島本 和彦+石森プロ 藤田 和日郎 高橋 留美子 荒川 弘 椎名 高志 かわぐち かいじ
小学館 (2013-04-30)

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