C-WWW 一覧

小学館ビル見学日記

 お久しぶりです。

 小学館ビル:漫画家25人が落書き…建て替え、別れ惜しみ- 毎日jp(毎日新聞)

 昨日のことですが、都内に行く用事があったので、せっかくだからということで「取り壊されるビルに漫画家が寄ってたかって落書きした」ことで話題となっている小学館ビルに行ってきました。


小学館前のギャラリー インタビューを受けるギャラリー

 現地はすっかり観光名所となっており、沢山の漫画ファンの方々で賑わっていました。
 話題のスポットということもあってか、共同通信社のカメラを持った記者がファンに取材している姿も見られました。


ピョコタン先生 高橋聖一先生

 現在は建物の中には入ることはできず、窓に描かれた「落書き」を外から観られるのみとなっていますが、それでも落書きに参加した漫画家の方々が心底面白がってノリノリで絵を描いたことが伺える絵ばかりで、十分に楽しかったです。
 ビルが取り壊されるまでの刹那的なアートだからこその面白さ、というのもあるんでしょうけどね。

 以上、本当に普通の日記でした。
 オチはありません。


久米田先生ご帰還記念・サンデー35号「東風(不)見聞録」感想

東風(不)見聞録

 「さよなら絶望先生」から今アニメで放送している「有頂天家族」のキャラデザに至るまで、サンデーを出奔してからの久米田先生の活躍はもはや枚挙に暇がないレベルであり、「久米田先生はあの時サンデーから出て正解だった」と言わざるを得ないこと必至な有様なのですが、そんな久米田先生が久しぶりにサンデーに帰還して下さいました。ありがとうございます。
 おそらく、立場的には休載した「銀の匙」の荒川弘先生の代打だとは思うのですが(失礼)。

 サンデー35号に掲載された「東風(不)見聞録」は、話としてはちょっと前にブラピがカミングアウトしたことで知名度が上がった「失顔症」を題材にしたコメディということになるのですが、個人的には何よりも「失顔症」ネタだけで24ページのミステリー風味のギャグマンガを作ってしまうセンスが素晴らしいと思いました(途中ちょっと冨永愛ネタが5ページくらい入ってますが)。

 ワンアイデアを膨らませて物語を作るのは短編作品の基本と言えばそれまでなのですけど、この「東風(不)見聞録」はその中に久米田先生のテイストをふんだんに取り込み、「久米田先生のマンガ」に期待される要素を完璧なレベルで満たしている──というか、こんなマンガを描いて許されるのは久米田先生だけであるという意味において、もはや巨匠の貫禄をも感じされる作品に仕上がっていると思いました。マジで。
 ハシラの情報によれば、今後も不定期に久米田先生の読み切り作品をサンデーで掲載していく予定であるとのことなので、そちらについても期待したいと思います。

 ところで最近は色々と忙しくてマンガ関連のネットの話題を拾えていないのですが、風呂場のシーンにおいてヒロインの股間にを描いたことは、どれくらい話題になったんでしょうか?(←気になるのか)


有頂天家族 (幻冬舎文庫)
森見 登美彦
幻冬舎 (2010-08-05)
売り上げランキング: 286

森見登美彦作品と言えば、まず「夜は短し歩けよ乙女」を読もう読もうと思っているところでした(←読めよ)


眼鏡男子主人公早くも一人脱落記念・サンデー34号感想

競女!

かつて「揉み払い師」で「こんな堂々とおっぱいを揉めるマンガを描いてもいいのか」と我々の度肝を抜いた空詠大智先生が、ついにサンデー本誌に初上陸。
今回の新連載「競女!」は、そんな空詠先生の期待に違わない、乳と尻が激しく交錯する女尻相撲大会(身も蓋もない書き方)を舞台にした物語です。でかした

ただ、作品のテーマは女尻相撲大会という、エロとしては古典的な(というよりはむしろおっさん臭い)ジャンルなんですけど、「競女」として描かれている世界は競艇や競輪の世界にも通じる極めてストイックなものであり、それ故にあまりおっさん臭い系統のエロは感じませんでした。作品としてはむしろ爽やかなスポーツもののノリに近いように思えます。
結論としては、根底に流れるテーマはあくまでエロでありながら、清涼さも感じられるという意味において、極めて一般大衆がイメージする少年サンデー的なマンガなのではないかと思いました。

すみません(何となく)。

BIRDMEN

前回のサンデーではコナン・八軒と共に表紙を飾り、「これからのサンデーは眼鏡男子がシメる!」的な雰囲気を醸し出していた「BIRDMEN」の主人公・烏丸君ですが、その次の回では悪魔の力身に付けた的なアレっぽい理由により、いきなり眼鏡男子主人公戦線から脱落。眼鏡男子主人公の時代は早くも終焉を迎えてしまいました。これだから田辺先生のマンガは侮れません(理由になってない)。

物語的には、一旦死にかけた烏丸達4人の身に何か大変なことが起こりつつあることが提示されており、それがこの作品のタイトルである「BIRDMEN」に繋がっていくことが予想されます。
が、それはそれとして、つばめの事を過剰に気にして悶々とする烏丸の姿が、歳相応の中学生男子っぽくてグッと来ました。彼はいずれ超人への道を歩まざるを得なくなる運命を辿りそうなのですが、もしそうなってもこの中学生男子的な心持ちはいつまでも忘れないで頂きたいと思います。割と本気で。

NOBERU

NOBERU」という作品は、「『子焼く』と描いて子役と読ます!」的なサイコホラーな雰囲気を漂わせつつ子役同士の役者としての生き残りを賭けた過酷なバトルを描くマンガなのですが、「演技バトル」編に入ってからは、何かノベルがキララタレント事務所のゴールドメンバー達をその人柄と優しさで性別問わず次々に籠絡していくマンガになっている傾向が顕著になって来ているような気がします。

いいと思います(感想)。

BE BLUES!

龍とガチンコで競り合う宮崎が本当に楽しそうで、観ているこちらも何だか幸せな気分になって来ますよねー。

あとミルコじいちゃんが出てくる度、おじいちゃん無理しないで! という敬老精神も沸き上がってきます。

絶対可憐チルドレン

33号に出てきたギリアムの支配を逃れた三人のクローン少年兵の名前「アレクス・デュマ・ペール」の元ネタが、「三銃士」を描いたアレクサンドル・デュマ・ペールであることに気付いた時は、椎名先生センスいいなあと思いました(失礼)。

本編の方は、皆本達が「黒い幽霊」の拠点に乗り込んだはいいけど、復活したユーリにあっけなく催眠で掌握されて大ピンチな展開に。局面としては大ピンチなのですが、みんな催眠状態になっているので絵面的にはみんなユーリの前で突っ立っているだけというのが、催眠の中で戦ってる絵と正反対で面白いです。
ただ、ユーリはユーリでギリアムに催眠を仕込まれており、まだ彼女の中でも色々と葛藤はある模様なので、ユーリの催眠が溶けるのが先か、催眠に勝てずユーリが薫たちを撃ち殺すのが先か、それとも「兵部」がアニメ虚数の世界から帰還して状況を打開するのが先か、という感じになって来ました。今のところは、何か兵部が美味しいところを持って行ってしまうような気がします。

あとユーリ絡みなので、できればハンゾーとナイにも助っ人になって欲しいところではあるのですが。個人的にはユーリ×ナイのカップリングが大好きなので、ナイの無償の愛でユーリが自己を取り戻す的な、そういう百合百合な展開が見たいです。本編では無理そうなので、そういう薄い本でもいいです(いいのか)。

正しいコドモの作り方

ここ2週間の「正しいコドモの作り方」は、アスカの正体が実は「操り屋」であったことの整合性を取ることに力点が置かれているように思えました。
頑張れアスカ(何となく)。

アラタカンガタリ

性別逆転ネタというコメディな展開を、本当に二週間以上引っ張るとは思ってなかったので驚きました。
あとコトハさんは本当に男前でカッコイイので、女アラタは漢コトハさんと結婚するといいと思う。

 

電波教師 7 (少年サンデーコミックス)
東 毅
小学館 (2013-07-18)

伝説のコミケ回が掲載されているコミックマーケット84のカタログ読みたいです


スポンサーリンク
1 82 83 84 85 86 87 88 272