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「絶対可憐チルドレン」コミックス15巻購入日記

絶対可憐チルドレン15巻購入特典+皆本ハーマイオニー

 「絶対可憐チルドレン」コミックス15巻が出ました。

 自分は男の子なので今回も特典が男の子向けな「とらのあな」で買いましたが、この巻は基本的に皆本少年の可愛らしさが大爆発しているのが最大の特徴なので、特典が女の子向けな「アニメイト」で買っても良かったかも。
 にしてもカバー裏のイラストに皆本ハーマイオニーを持ってくるとは、あざといにも程があります。素晴らしい。「教育的指導!」の時代からこつこつと変態女装キャラを描いて来た経験の蓄積が、ここに来てついに活かされましたね!(ファンサイト要素)

 内容は、パティとの戦いの中で薫が「全てのエスパーを護る女王」としての資質を垣間見させる「ファントムメナス」編の後半、およびアニメ版でも最終話となるであろうチルドレン小学生時代最期のエピソード「オーバーザフューチャー」編が掲載されています。
 特に「オーバー・ザ・フューチャー」編は、これまで明るい未来を信じてチルドレン達を育てて来た皆本に対して、チルドレン達が「大人になって追いつくから」という表現で彼の期待に応えることを約束するという、小学生編の総まとめ的な意味合いを持っています。連載当時は「このマンガはここで終わってもいいよね!」と思ってしまったくらい美しいエピソードです(褒めてます)。

 あと、表紙折り返しの賢木が皆本に慰められてる四コママンガは「大きく振りかぶって」の声優繋がりネタだという情報をネットで見たのですが、「おお振り」アニメちゃんと観てなかったために理解できなかったのが悔やまれます。
 椎名先生をここまでメロメロにしてしまうとは、中村悠一ヴォイスおそるべしです。


何気に表紙がユートピアなサンデー2+3号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 12/14放送分のアニメ観ました。普段の「絶チル」っぽくない、明らかに誇張された動きっぷりが素晴らしく、観ててゾクゾク来てしまいました。動画の枚数が単純に凄かったということもあるんでしょうけど、それ以上に今回関わった原画マン達のパワーが質・量共に凄かったのが真相らしいですね。
 作画マニア的な視点があればもっと楽しめたんでしょうけど、とりあえず「うわーすげー」とか言いながら純粋に動きを楽しむだけで十分面白かったです。あと、何気に「テレ東規制でパンツを描写できないが故のギリギリの下半身描写」もあったりしたのが、流石「パンツじゃないから(ry」のGONZOというべきか(何)。

 そしてサンデー連載の方の感想ですが、こちらも色々と突っ込み甲斐がある面白いエピソードでした。
 以下、箇条書き感想。

  • 谷崎主任の絶対領域! 「MISTERジパング」以降の椎名先生お得意の、男性キャラの太股チラリのサービスシーンがこんなところで出たよ! しかも谷崎主任は毛深いはずなのに、絶対領域の箇所のお肌は妙に綺麗だ! 最初から出し惜しみしてねえ!(惜しむ必要あるのかどうかはともかく)
  • 金剛番長」とのコラボは担当編集つながりですね。おつかれさまです。
  • コーちゃんはいじめたくなるタイプだしね~」「ヘタに頭がいいもんだから、いい子を演じているうちに時々自分の本音が分からなくなっちゃうのよね
     母親が見合いの席でそういうこと言うのはどうかとは思いますが、でも事実なので仕方がないのかなとも思います。
  • 槍手さんが変なスタンドを発動させてる!
     この変なスタンドのパワーで、ぜひキャラ紹介にすら「人のお見合いを監視してる場合なのか…!?」と書かれる始末な朧さんにも縁談を用意してあげて下さい。谷崎主任は多分この人のスタンドでも縁談は無理だと思いますが。
  • 槍手さんのスタンドですら把握できなかった場の流れを全て掌握し、皆本の本心を見抜いて薫を呼ぶ決心をさせるように仕向けた皆本母。やはり「絶チル」においても、椎名高志マンガにおける「主人公の母親が最強」パターンは踏襲されていました。
  • 気のせいか…?
     基本的に女性に対してはボンクラな皆本も、兵部に対してだけは母親譲りの勘が働く模様。何だこれ
  • 薫は、今回の皆本が「自分が何を望んでいるか」を察して家まで来てくれたことが本当に嬉しかったんじゃないかなー、と145ページ2コマ目の笑顔を観て思いました。
     当の皆本はそこまでは感づいていないみたいですが。
  • そして舞台は、何か知らないうちにパンドラとバベルの主要メンバーが勢揃いして見合い会場を包囲するという、皆本争奪戦の様相を呈してきました。次のエピソードはお祭り騒ぎになるんでしょうか。サンデーの発売日がクリスマスイブなので、パッと盛り上がって欲しいですね。

 結論としては、「全員ヒマすぎ」というよりは「全員皆本のことが好きすぎ」の方が相応しいんじゃないかと思います。少なくとも兵部は皆本のことが大好きですよね。大好きだから、逆に好きな子のこといじめるんですよね。コーちゃんいじめたくなるタイプですしね。多分。


サンデー1号絶チル感想短縮版

絶対可憐チルドレン

 来週のアニメ版「絶対可憐チルドレン」がバレット編ということで、久しぶりにバレット編が掲載されているコミックス11巻を読み出したら、その前に載ってるキャリー編で超泣けてしまってバレット編まで読み進められませんでした。バレットごめん(近況)。
 そんなアレですが、今週緒例によってまた感想をまとめる時間がなくなってしまったので、箇条書きで感想書き下します。オレ、今やってる仕事が全部片付いたら、「My Wings」のCDを買ってキャリー編を読みながら聴くんだ…

  • 葵が「生命球」に詳しい理由が判明。まだ黒木君と関係が続いていたのね。葵のことだから、「生命球」の中に魚をテレポートで放り込むバイトをしてると思った(ひどい)。
  • 黒いところが最高!
    紫穂が黒いことを見抜いているのに紫穂にアプローチをかけようとする松村くんは病気だと思います。あるいはM。
  • あてつけに死んでやる! 絶望した…!!
    今回はこのコマだけネットでやたらと話題になってた感。ホントみんな「絶望先生」好きな!(椎名先生含めて)
    ただ、今回の話の肝は皆本の想像する(見合いする皆本に対してギャグマンガ的なノリで嫉妬する)薫と、実際の(少女マンガ的なノリで自分の中にわき上がった皆本に対する感情に悩む)薫のギャップにあるんじゃないかと思われるので、ここだけ取り上げられるのは作品的にはやや不本意かも。
    このエピソードがコミックスに収録された暁には、みんなその隣のページの「風呂場で『あたしってこんな女の子だっけ?』と悩む薫」の可愛らしさにキュンキュン来るがいいです。
  • 皆本に変身した時の兵部の色気っぷりは異常。本物の皆本に斯様な色気があったら最終戦争は起こらなかったのにネ!
    兵部は「相手の顎に手を添えて口説く」のが王道パターンなのでしょうか。皆本に対して何度もやってますよねコレ。
  • 釘宮キャラっておっぱいが大きくてもいいんでしたっけ?(何)
  • あんたいつも最後のひと言が余計なのよ! めっちゃ来て欲しそう…」ってカズラの澪に対するツッコミが、そのまま最終ページの薫の「み、皆本が悪いんだからね!」にも適応できるところが面白いです。薫のツンデレは良いツンデレ。
  • カナカナって…なんだか不吉だよね!(いろんな意味で)
    ひぐらしのなく頃に」を連想した人は普通のオタク、「一番湯のカナタ」を連想した人はよく訓練されたオタク。全くコミックス3巻で打ち切られたマンガは地獄だぜ!

 それで「トリプルブースト大作戦」って、要するにDVD3枚CD2枚コミックス1冊買って全部の賞に応募すればええのん?(やるの?)


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