ムシブギョー
あのボンクラな仁兵衛が、ついにお付きの方が実は蟲奉行であることをL.C.L.の中で(まちがい)悟ったエピソード。
仁兵衛は基本的におっぱいが大きい女性にしか反応しない奴なのはアニメでも明らかになっていると思うのですが、その能力はともかくおっぱい的には弱い蟲奉行さまに対し、仁兵衛が忠義以外の感情を示してしまったりするのでしょうか。その辺気になります。
蟲奉行さまは勿論仁兵衛に対して既にフラグが立ちまくりな状態なので、後は仁兵衛の選択次第。どうする仁兵衛。続く(そういうマンガだっけ?)。
BUYUDEN
連載が百回になっても、「勝てると思って攻めようとした瞬間にカウンターを食らって負ける
」このマンガの黄金パターンは健在だなあと思いました。ボクシングに油断は禁物。
BE BLUES!
対赤城中央戦終了。やっぱり竜崎部長は龍のパスを直接受けられませんでしたが、最終的に試合には勝てましたし、カウンターサッカー志向のチーム戦術にも適応できることを結果で証明しましたし、赤城中央のミスターノウことノアさんにも一目置く存在として認識されて「埼玉の伝説」としての格も上がりましたし、何故か優希のシャワーシーンも出ましたし、龍にとっては最良のデビュー戦だったと言えるのではないのでしょうか。
その一方で、最悪のデビュー戦となってしまった桜庭の今後が気になります。彼は資質的に龍のパスの受け手としての才能を持っているものと思われますが、このままでは龍のパスを受けるどころか部活動を存続できないこと必至の有様。どうなる桜庭。
まあ、個人的にはうなだれて落ち込んでる桜庭観るのも大好きなので、このままでも一向に構わないのですが(ひどい)。
超推脳KEI
「いつの間にか超高性能のGPS機能も搭載されたようだ…
」
個人的に、この号のサンデーで一番グッと来た台詞がこれでした。量子コンピュータが自動的にGPSというハードウェアを生成するってのは明らかにオーバーテクノロジーで、「いつの間にか
」「搭載されたようだ
」と人事の様に軽く流していいことじゃないような気がするんですが、このマンガはあくまでミステリー推理マンガであって量子推論マンガではないので、これはこれで致し方ないことなのかも知れません。
というか、このマンガって実は真面目に真正面から推理を考察するのではなく、「いつの間にか」「搭載されたようだ」的なノリで、次々に展開される超推理に気楽に臨んで楽しむマンガなのではないか? という気がしてきました。そういえば今回登場した容疑者の会社社長も明らかにアレな感じですしね。
何だか、連載第七話にして、ようやくこのマンガを面白がれるコツを体得できたような気がしてきました。頑張ります。
レジチョイサーよしえ
読み切り。スーパーのレジに並んで会計を済ませるという、誰もが経験のある日常の出来事をネタに設定を膨らませてマンガを作ったという、読み切りギャグマンガの王道にしてその真髄に迫る勢いを持ったマンガだと思いました。面白かったです。
「並ぶレジを選ぶ」際の選択は、おそらくスーパーを利用している読者の誰もが日々行なっていることであり、それ故に読者のよしえさんの「神選択眼」に対する説得力が増すというもの(少なくとも私は)。その上「お待ちのお客様こちらのレジどうぞー
」を『革命』と表現する点に代表される悪ノリのセンスとタイミングも素晴らしく、総じて終始勢いを保ったまま最後まで読ませてしまう力を持つ、ハイテンションなマンガになっていたと思います。
作者の福井セイ先生はこれがデビュー作だそうですが、このセンスを今後も大切にして頑張って欲しいです。いやマジで。
ひとりぼっちの地球侵略
ゲッサンで連載中の「ひとりぼっちの地球侵略」が、第一話をまるまる再掲載されました。
ゲッサン連載作品の第一話再掲載といえばあだち充先生の「MIX」が思い込されますが、あちらは「MIX」が大人気でゲッサンが品切れとなった救済措置という意味合いが強かったと記憶しています。今回の「ひとりぼっちの地球侵略」の場合は、より宣伝的な要素が強いのではないかと思われます。確かに「もっと知られるべき」タグを付けるに相応しいマンガではありますしね。
個人的には、いずれサンデー向けの読み切りも描いてほしいなと思いました。
あと作者の小川麻衣子先生といえば、「つぼみ」に連載されている「魚の見る夢」も気になります。さすがに次回更新で最終回かなー