サンデー13号 GS美神極楽大作戦!!前半感想
GS美神極楽大作戦!!
- セイリュートは信仰の対象!(挨拶)
- サンデー13号を無事購入し、ヒーローズ・カムバック版の「GS美神極楽大作戦!!」の前半を読むことができました。
端的に言えば、期待以上に面白かったです。次回が今から楽しみですね。 - カムバック版「GS美神」は、キャラクターデザインは基本的に90年代のまま、絵柄もできるだけ当時の雰囲気を再現しようとしている作者の意志が感じられました(ギャグで崩しているコマは今の絵柄になってますが)。
話のノリが「GS美神」の連載初期に近いこともあり、連載初期時のことを思い出しながら読むことができましたよ。おキヌちゃんも幽霊になってましたしね。 - 今回はチャリティ企画のお祭りというコンセプトだそうなのでセイリュートや信長が出て来ましたが、それでも作品のイメージが全く崩れないでちゃんと「GS美神」になっているのは、それだけ美神と横島のキャラが強固である証拠なんだろうな、とも思いました。
如何なるシチュエーションであろうとも、横島が目先の欲望に振り回され、美神があくまで金にこだわり続ける限り、彼らはキャラとしてちゃんと動くことができるのです。連載が終わってから10年以上経過した今となっても、美神と横島のキャラが全然ブレていないのは流石だと思います。 - 「
給料の話はちょっと…
」「泣くほど安いのか
」
横島が時給を言えなかったのは、景気の良かった頃なら彼の時給はギャグで通ったけど、今だとシャレにならないので言えないのかも、とか思ってしまいました。デフレの時代だなあ(社会派)。 - 今回セイリュートが登場したのは望外の喜びでしたが、しかしあのセイリュートは「カナタ」のセイリュートの『姉』という設定であってセイリュートそのものではないので、カナタはやっぱり出る幕がないんじゃないかと思いました。おつかれさまでした。
- 後半は、美神令子と織田信長という椎名作品二大ヒーロー夢の共演は勿論のことながら、何かの間違いでもいいのでミソッカスが出て来てくれると嬉しいなー、と思いながら寝ます。
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今回のサブタイトル「ブレイク・ユア・ディスティニー!!」は勿論この歌から。美神と絶チルを結ぶ、深遠な意味が込められていたりするんでしょうか。
レッツ・ディスティニー!