感想 一覧

先週から風邪引いてます記念・サンデー2012年49号感想

マギ

 モガメット教授の白熱授業編。話の中で生徒たち同士が自ら議論を初める描写がありましたが、魔術士の「正義」に直面した彼らの高揚した心理状態を端的に表現しているなと感じました。「マギ」はこういう表現もできるマンガなんだよなと実感させられた次第。
 5等許可区の最大の問題点は、住民たちがボンクラな生活を送る以外の選択肢を全く選べない状況で暮らさざるを得ない点にあると思われます。あと「我々はボンクラではない!」と主張している魔道士達も所詮は人間なので、多分5等許可区での楽な暮らしを始めてしまうと、結局ボンクラになってしまうんじゃないんでしょうか。にんげんだもの。みつを。(まちがい)

 なお、アニメの方ではおっぱいが大きい白瑛さんが魔法少女に変身したり、おっぱいが大きい彼女のジンも乳首にピアスをしたまま大暴れしたと伝え聞いてますが、時間がなくてまだ5話の録画を見れていないのが残念です。

ハヤテのごとく!

 まさか今の「ハヤテ」でいきなりチュー→告白、なんて急展開を本当に拝めるとは思ってなかったのでビックリしました。
 ハヤテはこの手の話題からのらりくらりと逃れるのが上手いというか、好きとか嫌いとかそういう心理状態から自分が程遠いところに居ると思い込んでるタイプのキャラなので、そんなハヤテに恋とは遠い日の花火ではないことを思い起こさせるためには、ルカの激情が必要なのかも知れませんね。ハヤテにも多分ちゃんとちんこ付いてるはずですしね(何)。

おすもじっ!

 彩香ちゃんのターン終了。京都の豊かな食文化とヤンデレが高いレベルで融合している彩香の技が冴え渡った、彩香とはただのヤンデレではない! 天才的な食の技能を備えた、最高のヤンデレなのだ! ということを思い知らされたエピソードだったと思います(褒めてます)。
 何より、今回の彼女の寿司は何か本当に味が想像でき、かつものすごく美味そうなのが困ります。徳島に行けば食べられるんですかこれ?

 唯一気になった点は、その彩香が鶏を観て頬を赤らめてそっぽを向いたシーン。この二人、過去に何かあったんでしょうか。

BE BLUES!

 高校生編が始まりました。埼玉のサッカー強豪校に進学し、特待生たちが渦巻くサッカー部での激しい競争を勝ち抜こうと野望に燃える龍がカッコイイ回でしたが、でもまあやっぱりカラーページのラッキースケベがどうしても印象に残ってしまいます。「持ってる」奴は幼馴染の美少女からして違うんでしょうか。違うんだろうなあ。
 あと「埼玉じゃ一条龍は伝説だぜ」って台詞がありましたが、「埼玉じゃ伝説」ってフレーズが、何かこう埼玉らしくていいなあと何となく思いました。埼玉いいところですよね(埼玉在住)。

絶対可憐チルドレン

 インパラヘン編終結。不二子とのバトルに敗れて自殺を図ろうとしたファウストに対して「総統閣下への新しい任務」を与えて自殺する意志を放棄させた早乙女隊長を、少女マンガチックな尊敬の眼差しで見つめる京介がやたら可愛くてビビります。
 京介がファウストに「きみは僕の目標だよ」と声をかけたのも、早乙女と同じようにファウストに接したいと彼が思ったからかも知れないなと思いました。

 ファウストはその後、敬愛する総帥に見捨てられたと思い込んで絶望して自殺する運命を辿ってしまう訳なのですが、京介もまた同じく敬愛する早乙女隊長に自ら手を下されて絶望する運命にあるかと思うと、やっぱりこの二人は運命が似てますね。椎名先生はファウストのことをかつて「兵部の可能性を暗示する彼の分身」と語ってましたが、これはそういうことなのかも。

 なおサプリメントの「新作アニメに誰が出るか?」ネタですが、少なくともパティさんについては多分アニメに出るより、むしろ我々と一緒にアニメを鑑賞してハァハァする側だと思ってます。

ひめはじけ

 あれ? ちょっといい話になってる?(感想)

正しいコドモの作り方

 幼馴染属性のこよみの煽りもあってメインヒロインの今日子が「自分が悠に嫉妬している」ことに気付き、いよいよこのマンガもラブコメ的にニヤニヤできる展開が始まるのかなー? と思ってたら、最後でいきなりアスカが確変状態に。
 このマンガの場合は「実は操られていた」なんてことが簡単に起こるマンガなので油断できませんが、何にしろここに来て物語が一気に動き出して来て面白くなって来た感があります。なので、もうちょっと続いてくれると嬉しいです(←ちょっと心配になって来た)。


これから49号買ってきます記念・サンデー2012年48号感想

銀の匙

 みんなして八軒とアキをくっつけたがってるのが微笑ましいなと思いました。
 恋愛に関して極度に鈍臭いアキを片付けたがってるんだろうか。

神のみぞ知るセカイ

 「ボクは健全ギャルゲーマーなんだよ! 裸はNG!
 えっ(感想)

境界のRINNE

 高橋留美子先生はホントに「地味で目立たなくてそんなに可愛くもない」女子を描くのが上手いなあと思いました。

おすもじっ!

 彩香ちゃんのターン。包丁の選択で鶏にプレッシャーを与えたり、わざわざ手の甲に出汁を垂らして寿に舐めさせて司に心理的なダメージを与えたり、「赤ちゃん…うちの。」などと意味の分からないことを供述して会場をドン引きさせたり、期待通りのお姿を披露して下さって満足です。

犬部!

 不定期連載の「犬部!」が久しぶりに帰って来ました。今回は多頭飼育を題材に「犬を幸せにするにh飼い主の幸せが不可欠」というテーマを描く模様。
 高倉先生といえば、コミックス1巻が発売された時にTwitterで「編集部にママチャリでビラ配って来いと言われた」という趣旨のことを呟くなど、何か優遇されていないっぷりが印象に残っています。頑張って欲しいですね。

 あと、出てくるたびに犬に脱がされてる玉井まゆ子さんが、今回は脱がされなかったのが気になりました(気にするな)。

絶対可憐チルドレン

 昔のインパラヘン王国編の小ネタだった「不二子がマサラの性感帯を知っている」ネタをここ一番のクライマックスに持ってくるところがすごいなと思いました。今回はこれをやりたかったんだろうなあと勝手に推測してます。
 「決闘場でのデュエルのクライマックスに背中の性感帯を刺激する」展開というと、かつて「GS美神」で妙神山で小竜姫と美神が戦っていた時に横島(のシャドウ)が背中の逆鱗に触れちゃったシーンが連想されます。椎名先生は背中攻めるの好きなタイプなんだろうか。

ひめはじけ

 アダルトチェンジ(死語)を果たした姫さまの素性を一発で見抜いたなでちこししょーが、流石ししょーだと思いました。

犬部!ボクらのしっぽ戦記 2 (少年サンデーコミックス)
高倉 陽樹 はまなか あき
小学館 (2012-09-18)

犬部!2巻は「実験犬」アリスのエピソードを収録。ハッピーエンドで本当に良かったよ


サンデー2012年47号感想

マギ

 権力はないけどなまじ技術を持っているばかりに低待遇でこき使われてしまう、原初の魔道士達の不遇を描いたエピソード。
 個人的には、この間Twitterで流行った「デザイナー死亡かるた」を何となく思い出してしまいました。権力はないけどなまじ技術を持っているばかりに低待遇でこき使われてしまうのは、洋の東西も過去も未来も問わないようです。

絶対可憐チルドレン

 こちらも基本的にはエスパーは「権力はないけどなまじ技術を持っているばかりに低待遇でこき使われてしまう」世界が舞台なんですよねー。世知辛いですよねー。

 そんな世界に革命を起こしてエスパーの自由を勝ち取ろうとする兵部京介が主人公のTVアニメ「THE UNLIMITED 兵部京介」の制作が、ついこの前発表になりました。前に放送された「絶チル」のTVアニメは、どっちかというと「チルドレン達が名乗りを上げて登場し、名乗り終わると背景で爆発が起こる変な演出に代表されるコメディ色が強い作品でしたが、今度は一気に雰囲気がシリアスの方向に振りきれてしまったように思います。
 個人的に徹底してるなあと思ったのは、初期発表時のキャスト欄に(皆本の名前はあるけど)チルドレン達の名前が全く載っていないところ。「絶チル」の名前を背負っているにも関わらず、既にこれは兵部が主人公のスピンオフであり、チルドレン達がメインのアニメではないことを宣言しているように感じました。アニメではチルドレン達も小学校を卒業してしまっていてもう幼女じゃないから用がないとか、そういう感じ?(まちがい)
 兵部が主人公ということなので、少なくとも不二子と薫の出番はあると思うのですが。続報を待ちたいです。

 本編の方は、ファウスト君が実は11歳のレベル7能力者であり、あまりに能力が高いので自分の意志で肉体を成長させてしまっていることが明らかになりました。11歳なら、まあ半ズボンを履いていてもおかしくないですよね(そこか)。
 国家に反逆しないことを証明するために自らの意志で脳に爆弾を埋め込んだというエピソードは、ナイにもかつて脳に爆弾を仕込まれていたことを思い出させます。ナイは自分が意図しないまま「用済みになったら始末される」ために爆弾を埋め込まれている運命だったのが悲劇だったんですが、このファウスト君の場合は「自ら用済みになったら始末される運命を選んだ」という、違う意味での悲劇です。

 いくら発育が早いとはいえ11歳と言えば厨坊真っ盛りの時期であり、時が過ぎれば「あの頃は何て恥ずかしいことをしてたんだ」と記憶を抹消したくなるようなことを平気でやったりするのが常なので、彼もいずれはこの黒歴史を笑いながら回想できるような人生を歩めたらいいなあと思いました。

ささみさん@がんばらない

 設定を把握。確かにこれは「日本神話をモチーフにしたライトノベル」ですな。
 天照大御神の力を持った者が強度のシスコンってのが、個人的には斬新でした。最近のラノベって、ここまでキャラを極端に立てるのが普通な世界になってるんですかねえ(←木を見て森を理解した気になってる例)。

ひめはじけ

 うさき最強伝説再び。彼女の前では、ムチムチツンデレなノエルさんまでもが素直な女に!(語弊)
 あと今回では、「フハハハかわいい髪型にしてやる!」とカンナに絡む姫さまが良かったです。姫×カンナ確定。

BE BLUES!

 ミルコおじいちゃんが生きてベンチに帰ってきて本当に良かったと思いました。
 アンナはミルコに「おじいちゃんうまーい!」って言ってますが、彼女はミルコの正体というか過去を知らないっぽいですね。まあ確かに、見た目は普通のサッカーの好きな太ったおっさんだもんなあ。オシム元監督もそうだったしなあ。

おすもじっ!

 寿と鶏が司を巡って鞘当てを演じるエピソード。この軋轢が後の展開にどう影響するのか見ものです。「おすもじっ!」は料理マンガであると同時に複雑な人間模様を描いた人間ドラマでもありますからね。
 鶏はこのマンガの中では割と常識人の部類に入ると思うのですが、寿が司のことを実は女だと知らないばかりにすっかり男が好きな変態呼ばわりされて可哀想な気もします。ただ、「司の側には俺が居る」と寿に言い切ったシーンの彼の妙な色気っぷりを見ると、何かそういう誤解をされるのも致し方ないことなのかも知れません。

正しいコドモの作り方

 女の子同士の糸を引く濃厚なキスシーンを拝めたので満足です(そこか)。

 今回の話を読む限りでは、やっぱり悠とコヨミは性格的にも「お似合いのカップル」なんだよなーと思います。おそらく今日子の側からアプローチしないと、この二人はやっぱりこのままくっついてしまうんじゃないんでしょうか。

マギ(1): 1 (SSC)
マギ(1): 1 (SSC)

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小学館 (2012-09-25)
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「マギ」の電子書籍版はKindle Storeでも人気を博してる模様。
Amazonが表示している「出版社により設定された価格です。」が眩しい


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