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絶チル29巻買いました日記

 「世の中の仕組みはわかるわね? これが売れないと次がないのよ?

 私は世の中の仕組みを知っている大人なので、限定版商法の罪深さを噛み締めつつ、絶チル29巻の限定版を買って来ました。
 とらのあなで購入したところ、おまけのカードが限定版・通常版の両方入っていました。ちょっと得した気分?

 コミックス29巻は兵部の幼少期の陸軍超能部隊がメインですが、初戦を勝利で飾って希望に満ち溢れるエピソードを読んだ後に今週のサンデーの「絶チル」を読むと、兵部少年がこれから立ち会うであろう文字通りの血塗られた過酷な運命を想像してしまい、ちょっとしんみりしてしまいます(´・ω・`)。


 そして一緒に買った「はじめてのあく」12巻には、「コミックスを4ヶ月連続で発売するなんて! 前代未聞!」なんて恐ろしいことが帯に書かれていてビビりました。藤木先生大丈夫なんでしょうか。色々な意味で。

 無茶しやがって…(AA略)


 以上、普通の日記でした。


幼女は平和利用に限ると思ったサンデー5+6号サンデー感想

絶対可憐チルドレン

 サンデー5+6号の「絶チル」にはグッと来る箇所が4箇所ありましたが(いきなり)、その中でも一番グッと来たのが、兵部の中に精神感応した賢木に対して兵部の残留思念のようなものが賢木の腕をグイッと引っ張り、彼にだけ自分の「秘密」を打ち明けようとするシーンでした。
 生前、ナイの頭部に仕掛けられた爆弾を撤去する手術を賢木に依頼する時は、兵部はどうしても賢木に対して素直になれずにツンツンした態度をとってしまったものでしたが、それに比べると今回はなんて素直な態度なのでしょう。ナイの手術で実際に賢木がどういう男かを知り、こいつなら「秘密」をチルドレンや皆本から守ってくれると判断したんでしょうか。
 何にしろ、こんな変わり果てた姿にならないと素直な態度が取れないだなんて、兵部はまるでツンデレの鑑のようだなと思いました。

 そして残りのグッと来た箇所は、

  • 賢木が「お前らみたいなバカは好きなんだよ」と言ったところにグッと来ました。「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することです」というマザー・テレサの言葉に通じるものがあります(おおげさ)。
  • 紫穂が賢木に「き…気をつけてね」と言ったところにもグッと来ました。紫穂も賢木に対してこういう表情ができるようになったのかー紫穂ちゃんも成長してるんだねえー、と親戚のオッサンっぽく思いました。
  • そしてラストに出てきた幼女ユーリのクローン集団。これはグッっと来ざるを得ません。
    幼女のクローンを作って意のままに操るなんて、ギリアムは相当の外道ですよ。勿論外道なので、きっとクローンにエロいことを命令したりしてるに違いないんですよ。ひどいですね(そういう発想をするオレが)。

 寝て起きたらサンデー買って続き読みます。
 おやすみなさい。

29巻は1/18発売。つまり今日。28巻が出てからもう一ヶ月経ってしまいましたよ。月日の経つのは早い…


改めて今年もよろしくお願いします(おそい)サンデー5+6号感想

BE BLUES!

 「一条さんじゃなきゃハナシにならない…
 「一条にボールを渡せば…何とかなる!
 「一条なら…なんとかしてくれる!
 すっかり一条総受けの様相に!(まちがい)

銀の匙

 八軒の『「豚丼」そのものを買うのではなく、豚丼の肉を自分で買う』選択は、「豚丼」が愛玩動物ではなく畜産物であるという現実を踏まえたクレバーなものだと思います。「頭が良い」かつ「自分の頭で考える」ことができる八軒らしい選択ですね。次回は豚丼の肉で豚丼パーティー?(安直)

 豚の解体授業では、あの相川が解体作業の手際の良さを見て「獣医になるからには、あれくらいの知識と正確さが欲しい」と開眼するところが意外でした。動物を肉に変換する過程を見て獣医への決意を新たにするとか、人間何がきっかけになるか判りませんなあ。

アナグルモール

 サンデーでこういう純粋な「能力者バトル」を読むのは、何だか久しぶりな気がしました。また今回の敵役であるクワトロールに「名前がカッコイイものを好んで小型化したがる」性格を持たせるなど、敵とは言えども憎めない要素を入れてくるところも面白いです。この辺のセンスはさすが福地先生と言うべきでしょうか。先生のマンガを読んでる実感が湧いて来ます。

 「GAN☆KON」もジャンル的には能力者バトルといえばそうなるのですが、あっちはバトル以上にイサナさんとか主人公とかが色々おかしいからなあ(褒めてます)。

はじめてのあく

 キョーコがジローのマントにくるまって「ジローに抱きしめられてるような…」とか妄想しながらゴロゴロしてるシーンで既にお腹いっぱいです。ごちそうさまでした。
 そしてシズカは一時期はジローが好きなあまりに色々と空回りをするタイプのどうしようもないキャラでしたが、最近はそれでも行動がマトモになって来ているように思います(ジローに対する部分は除く)。黒澤という本物の「正義の味方」が間近にいることで、彼女にも何か心境の変化のようなものがあったのかも知れませんね。という妄想を抱きました。

神のみぞ知るセカイ

 桂馬と歩美が絡んでいるところにちひろが現れ、三者の視線が泳いでしまうところの気まずさが最高でした(ひどい感想)。
 話的には歩美再攻略開始ですが、状況が状況だけにさすがの桂馬も攻めあぐねている様子が伺えます。どうするのこれから。

おすもじっ!

 カニを口の中に突っ込まれ、頬を赤らめながらもごもごする司!
 こういうのでいいんですよ、こういうので!

 その一方で、彩香の兄に対するヤンデレ化が著しく進行しているのが気掛かりです。彼女に必要なのは司や寿ではなく、まずカウンセリングではないかと思ってしまうレベル。彼女が寿と司の関係を知ってしまったら、司を刺しにかかるんじゃないかと本気で心配です。
 このマンガには、それをやりかねない狂気が潜んでいると思います(ひどい感想)。

マンガ大賞2012へノミネートされましたね。個人的には有力候補だと思ってます


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