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週刊少年マンガ誌読んでる日記

 お久しぶりです。
 最近、サンデー以外の週刊少年マンガ誌を読める機会が増えて来るようになった(=職場での回し読み環境が充実して来た)ので感想メモ。

最近の少年マガジン:
  • 赤松健先生の新連載(もはや新という時期ではないけど)「UQ HOLDER!」は、マンガの中に出てくるタームの端々に中二病的なエッセンスが潜んでおり、読んでてニヤニヤできるところが良いと思います(褒めてます)。
  • 久米田先生の「せっかち伯爵と時間どろぼう」は、回を追う毎にノリが「かってに改蔵」チックになってるように思えます。
  • 鈴木央先生の「7つの大罪」は文句なく面白いので、コミックス買い揃えました。
  • あと最近「アホガール」が面白く感じてきたのですが大丈夫でしょうか自分(と言われても)。
最近の少年ジャンプ:
  • 今週の読み切りの「世界遺産大戦パルテノンくん」が面白かったです。こういうマンガはジャンプじゃないと読めないと思う。
  • 暗殺教室」のビッチ先生かわいいなあ(小並感)。
  • かわいいと言えば、今週の「ニセコイ」の千棘も『勝気な女の子は泣くとかわいい』の法則の伝統を踏襲していて良かったです。
  • ジャンプに掲載されている作品は、どれも「何時から読んでも何処から読んでもおもしろい」構成をかなり意識している感じがします。載ってるマンガに馴染みのものが多いからそう感じるのかも知れないけど。
最近の少年チャンピオン:
  • 実は私は」が面白いです。基本的に出てくるキャラがみんなアホの子なのが良いですが、何よりラブコメとしてよくできていると思います。面白そうなのでコミックス買って読み始めたところ。
  • 侵略!イカ娘」の安定っぷりはもはや驚愕に値します(褒めてます)。
実は私は(1) (少年チャンピオン・コミックス)

若かりし頃に抱いていた「やはり女の子は人外に限る」という信念を思い出しました。回春。


ワネットちゃんのお母さま登場記念・サンデー7号「クロノ・モノクローム」感想

クロノ・モノクローム

 サンデーの入荷数を絞っている近所のコンビニに朝9時半頃行ったところ、既にサンデーが売り切れていました(近況)。

 今週のサンデーのセンターカラーは「クロノ・モノクローム」でしたが、このマンガは何かこう回を追うごとにアントンが可愛くなって来ていることを実感させられました。
 今週は、彼のご主人様であり稀代の発明家でありそしてサディストでもあるケンペレンとの出会いのシーンが描かれ、如何に彼がケンペレンを敬愛しているのかというバックグラウンドが語られました。そして、それ故にケンペレンがタークの操縦者として拾ったチェスの天才・黒六に対して嫉妬の念を抱いてしまうという構図も見えて来たように思えます。

 チェスの才能を持った黒六にご主人様の愛情が注がれるのを見て、自分が何も「持っていない」ことに気付き、このままではご主人様の言う「つまらん大人」になってしまうことを自覚して悔しがるアントン。いいですね
 ご主人様が自分のすべてだったのにも関わらず、そのご主人様を黒六に取られてしまうかも知れないと疑念を抱くアントン。可愛いですね

 これまでは単純に「サディストなご主人様と、でもそんなご主人様が大好きな純朴な少年」という構図でアントンに萌えていましたが、今週のお話でグッとアントンという人物に深みが出て来たように思えます。それでこそより萌えられるというものですよ。そうなんですよ(連呼)。
 この作品で史実に名高いオートマタ「ターク」の活躍がどのように描かれるかということ以上に、アントンというキャラの描かれ方にも注目していきたいなと思いました。

パルメランの夢 (ハヤカワ文庫JA)
井辻 朱美
早川書房
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「ターク」の存在にインスパイアされた作品は数多いらしいのですが、これも「自動人形の中に小さな将棋指しの男が入っている」設定で描かれたファンタジー作品。自分にとっては思い出深い小説です


コナン連載二十周年おめでとう記念・サンデー6号感想

名探偵コナン

 現在、過去サンデーに掲載された作品の第一話を集めた電子書籍が無料で公開されていますが、そこで「名探偵コナン」の第一話も読めます。
 なのでこの前久しぶりに読んでみたんですが、やっぱりこの第一話は何度読んでも「犯行の動機と比較してトリックが大胆過ぎる」と思ってしまいます。人一人殺すなら、わざわざジェットコースターに乗ってる最中に首を切り落とさなくても、アリバイ工作に使った包丁を使って三寸斬り込めば人は死ぬのだ! 虎眼流は最小の斬撃で斃す! って「シグルイ」で言ってました(間違い)。
 勿論そんなことは作っている側は承知の上であり、むしろ探偵小説における醍醐味は犯人の仕掛ける大胆かつ繊細なトリックと、それを推理と洞察で見破る探偵の妙にあることを「名探偵コナン」第一話は教えているんだよなと、今でも思ってます。

 なお「名探偵コナン」は1/17に82巻が発売されますが、このコナンの長期連載記録に比類する作品が今後のサンデーで現れるかどうかを妄想するのが、最近の個人的な趣味です。今連載している中で可能性があるとしたら「ケンイチ」か「マギ」かな…(ポワワワ)

湯神くんには友達がいない

 学校の屋上で男女がふたりきりで向かい合うというラブコメみたいな構図にも関わらず、全くそういう雰囲気にならずに片や落語の、片や友人関係の悩みの話を一方的に話すだけってシチュエーションが物凄く面白かったです。このマンガに色恋沙汰は不要だということがすごくよく判りました。
 あとは、普段は神のように超然としている湯神が、落語に関しては自分を見失っていることに気付いて「自分のことだと見えねえな…」と呟くところも良かったです。彼もまた、神ならぬ人に過ぎないということなのでしょう(大げさ)。

クロノ・モノクローム

 「ターク稼働します!」のシーンが、ちょっとだけモビルスーツで出撃するっぽくて良かったと思います(そこか)。

 このマンガ、ケンペレンがキャラ的に非常に面白いので、今後彼が黒六やアントンをどのようにいたぶるのか期待して行きたい所存です。特にアントンはケンペレンが好き過ぎていたぶられるのも嬉しそうなフシがあるので尚更ですね。
 金髪サディスト貴族が、自分を慕う純朴な召使の少年を(以下略)とか素敵…(ポワワワ)

神のみぞ知るセカイ

 ここ最近の展開で二階堂先生とリミュエルの伏線というか正体が明かされましたが、何かすごすぎて理解が追いつきません(ダメ)。
 リミュエルとエルシィの関係は、今後の展開に影響を及ぼすんでしょうか。あと、エルシィはフラグ立てちゃった以上死んじゃうんでしょうか。

アナグルモール

 「ルチル編」完結。おつかれさまでした。終盤の盛り上がりっぷりは期待以上でした。
 ルチルは勿論、ストーカー氏のその後も気になります。外伝を希望。

無料試し読み版「少年サンデー」0003 (少年サンデーコミックス)

絶チル第一話は0003に掲載。「私の夢は世界征服です」って薫の台詞、今読むとあまりにこの頃の彼女が無邪気で泣ける


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