コミック 一覧

絶対可憐チルドレン コミックス22巻購入日記

 Twitterにも書きましたが、絶チルのコミックス22巻を買いました。小冊子限定版の方。
 限定版は既にAmazonでは「出品者からお求めいただけます。」のステータスになってますが、昨日の段階ではまだ近所の本屋に在庫があったので、現時点でも入手は場所によっては可能なのではないかと思われます。

 まずおまけのサプリメント総集編小冊子ですが、Twitterにも書きましたけど(二回目)描き下ろしマンガが妙に面白かったです。可憐GUY’Sを10歳に、チルドレン達を20歳にして色々と立場を逆転させてみたみたいな話なのですけど、「お勉強できる子」皆本光一10歳(および、立場が変わっていない真木)以外の全ての登場人物が「大変だ…バカばっかりだ…!」としか言いようがないくらいイイ感じに狂っており、「絶チル」本編のメタというかパロディとして秀逸だなと思いました。
 あと、最後の四コマには兵部10歳と賢木10歳をとっつかまえて目の色変えてるパティさんが出て来ましたが、これは「パティは兵部と賢木のカップリングに萌えている」のか、それとも単に「パティはショタもイケる」のか、どのように解釈するべきか悩んでいます。

 そして本編の方は、Twitterにも書きましたが(三回目)、やはり「キャット・ウォーカー」編における、これまで自らが「黒い幽霊の娘」として行って来た所業を象徴する存在であるナイを目の当たりにしたユーリの心境の変化が個人的な見所でした。特に、チルドレンのトリプルブーストの光に灼かれながら、「このまま灼かれてしまえば――私も生まれ変われる?」と自己の救済を願いながらも、苦しむナイを目の当たりにした直後に「今負けることは私が許しません!」と彼女と共に苦しみながらも生きることを選択するシーンは印象的で、本当に胸にグッと来ます。
 自分の中で「ユーリ×ナイの百合同人が読みたい」というダメな欲求が生まれたのもここからです。

 そんなことを考えながら巻末のおまけを読んでいたら、まさにユーリがナイ(が化けてる猫)といちゃいちゃしたいがためだけに悠理と入れ替わる、という話が載っていました。これを読んだ時には、まさか作者自らユーリ×ナイなマンガを描いて頂けるとは! さすがです椎名先生! と感激しきりでしたよ(バカ)。
 作者ご本人はこの見解を否定されましたが、でももうオレの脳内では、もうユーリとナイが何かしているだけでそれが全てユーリ×ナイに変換される回路が形成されてしまいました。もう手遅れです。この回路のおかげで、これからはより「絶チル」を楽しく読めそうです! ありがとうございます!

 なおこのエピソードでは、ユーリと「フェザー」の間に因縁が生まれたことも示唆していますが、今サンデーの連載の方ではまさにこのユーリとフェザーが激突しようとしており、そういう意味でも今22巻が出るのは作品にとっても良いタイミングだなと思いました。
 最後にまともなこと書いて終わり。


クラブサンデー読んだ日記 釣りチチ・渚編

 お久しぶりです。

 いきなりですが、現在クラブサンデーにおいて、サンデーGXで連載されている「釣りチチ・渚」が限定公開されていることは、クラサンをチェックしている方ならご存じだと思います。

釣りチチ・渚

釣りチチ・渚

佐藤まさき
(C)Masaki Sato/Shogakukan 2009

サンデーGX誌上で大人気のアウトドア青春コメディーが、単行本発売を記念してクラブサンデーに特別参戦!! 神奈川・湘南の美しい自然を舞台に、美少女釣り師・渚さんが大活躍するぞ!! 11月19日ごろ発売の単行本もヨロシク!!

posted with EmbedSunday on 2009-11-28

 「釣りチチ・渚」とは、端的に言えばすごい巨乳でカッコイイお姉さんが釣り竿振って大活躍するマンガなのですが、『「釣りキチ」を「釣りチチ」にしたら面白いんじゃね?』的な発想から作られたことが明白なわかりやす過ぎるそのタイトルとは裏腹に、釣りマンガとしての基礎は思っていた以上にしっかりしている、という特徴を受けました。

 このマンガは基本的に釣りマンガなので、作中で現れるあらゆる問題は全て「釣り」で解決することになるのですが、そこで登場する魚の挙動や釣りのテクニックは、釣りが趣味であることを公言している作者の佐藤まさき先生、および「編集者、監修者など関わる人間が全員釣り好き」を宣伝文句にしてしまう程の釣りマニアなスタッフ陣の力により、マンガ的な誇張に溢れつつもリアリティを保った釣り描写を実現しているように思えます。
 個人的には、(クラブサンデーにも掲載されている)第二話の、「下着泥棒をおびき寄せるため、ルアーフィッシングのテクニックを使って釣り針に付けたパンツを動かし、パンツが自然に風に舞っている様に見せて泥棒を釣り上げようとする」エピソードに感心しました。「釣り」という題材の持つアドバンテージと、主役である渚の釣りテクニックの高さを、このような形で表現するこの発想はすごいです。というかおかしいです。色々な意味で。

 「釣りチチ・渚」はサンデーGX的にかなりプッシュしている作品らしく、とらのあな等で先日発売されたコミックスに購入特典のペーパーを付けるなどは勿論のこと、「地域密着型営業」を謳って作品の舞台となっている神奈川のスリーエフでポスターを配布するなど、かなり積極的な展開を行っている様です(コミックナタリーMOON PHASEに掲載されたプレスリリースを参照)。
 クラブサンデーに作品を掲載しているのも、そのキャンペーンの一環でしょうね。

 しかし、ソク読みシステムで宣伝するにしても、何故(GXのサイトや「ソク読み」ではなく)週刊少年サンデーの拡張サイトであるクラブサンデーで? という点がちょっと不思議だったのですが、この「釣りチチ・渚」の現担当編集者が、当サイト的には椎名高志先生の元担当編集者として有名な有井さんであることが判り、もの凄い勢いで納得しました。

 有井さんならやります(断定)。

 ※今回はその有井さんから、「釣りチチ・渚」のプレスリリース記事とイラスト素材を頂いたので、その一部を使わせて頂きました。ありがとうございます!


漫画ナツ100に参加します日記

 「酔拳の王 だんげの方」のだんげろうずさんが毎年行っている「漫画ナツ100」に参加したいと思います。

 今回のレギュレーションは「漫画ならなんでもあり」というバーリ・トゥードなものなため、選択肢が多すぎて悩ましいところではあるのですが、とりあえず以前書いた引っ越し後の本棚リスト(=当時の自己ベストマンガ履歴)をベースに、当時はリストから除外していた連載中の作品、物理的な理由で引っ越し時に手放した作品、および18禁コミックを含めた最新ベスト版を作ることを目標にしました。
 選考の基準は、今回も『「このマンガの存在は、今の自分の人格を構成する要素になっているか?」と自分に問いかけ、「Yes」と応えられるもの』です。

※既にコミックス化されている作品は作品名+作者名のみ、コミックスに収録されているけどコミックスのタイトルが別なものについては更に出版社名+コミック名を記入してあります。

続きを読む


スポンサーリンク
1 4 5 6 7 8 9 10