絶対可憐チルドレン 一覧

絶対可憐チルドレンガイドブック買いました日記

 絶対可憐チルドレンガイドブック買いました!
 「GS美神極楽大作戦!!」が連載されていた頃から欲しかった椎名先生のカラー画集が、ついにこの手に! ギャー(嬉しい悲鳴)

 まだ買ったばかりで細かいところまで読み込んでいないのですが、ざっと感想を書いてみます。

・買って一番最初に読んだのが「超能力の、超心理学的立場からの分析・研究」。これはメタ超心理学研究室の石川幹人氏による、現代における超能力研究の現状について簡潔に書かれた記事です。
 この記事を見つけた途端「判ってる! この本を作った人はよく判ってるよ!」みたいな心境になりました。超能力マンガのムックに、ちゃんと科学的方法論に基づいた超能力コラムを堂々と載せてくるセンスは素晴らしいと思います。自分が子どもの頃(=超能力ブームの頃)はこういうのが好きでよく読んでたので、なんか懐かしい気分に。
 またこの記事には「エスパー清田」こと清田益章氏が、自分が超能力実験の被験者としての辛い経験を語るコラムも掲載されており、彼もまた「特異な能力を持つが故に疑われる苦悩」という超能力もの作品における共通テーマと戦ってきた人であることが伺えます。

・自分はもう一生読めないものだと諦めていた「GS美神」DVD-BOX特典マンガが読めたのは、素直にありがたいです。当時は「新作マンガのオマケでDVDが付いてくる」とか「1ページ辺りの単価が2000円のマンガ」とか言われてた、ある意味幻のマンガでしたからね。万難を排してDVD-BOXを買う決断を下した勇者のみが読むことを許された、存在そのものが伝説のマンガ。それがこの特典マンガだったのです。
 内容は、「時代の風」を食らって自己の存在価値を否定されて悶絶するエミがオモロかったです。あと、オチはおキヌ×美神と解釈しました。現代的だ(まちがい)。

・コミック板「ウルトラマンネクサス」の自選を原作24話を中心にマンガ化したエピソードにしたのは、この話が「受け継がれて行く絆」というウルトラマンネクサスのテーマが端的に現れていた話であったこと、および褐色美少女のセラちゃんが出てくる話だったからだと思いました。
 単行本化の企画が流れていないというのはホントなの? 信じていいの?

・巻末の椎名高志先生インタビューを読んで、やっぱり「絶チル」における薫と皆本の十年後のシーンは不可避なものとして設定されているんだなと思いました(P178の『あれは、ある意味大人の男女が結ばれたシーンだと考えています』の辺り)。

・そして、巻末インタビューに載っている先生の写真は、実物よりもちょっとだけ老けて見えるような気がしてなりません。髪の毛の色のせい?
 前に三省堂でサインもらった時の先生は、もっと若々しかったよ!(フォローのつもり)


お久しぶりです絶チル感想

 お久しぶりです。
 ファンサイトらしく、三週間前のサンデーに掲載された絶チルの感想です。

その通りになるのです帳編

 兵部はやっぱりこのマンガの華だよな、と思ったエピソードでした。

 最初のうちは「デスノート」のパロディをメインとしたコメディエピソードに終始するのかと思っていたんですけど、最終話で急に雰囲気が変わる形に。今回の騒動は兵部がバベルのセキュリティシステムを書き換える隙を作るための陽動だったということっぽいのですが、実は不二子ちゃんに対するもの凄い遠回しな復讐なのではないかという気がします。不二子と兵部の力を持った者同士の子どもレベルのケンカ話が、今後更にヒートアップする予感。ほんとやっかいですねこの人達。
 そして皆本の皮を被った兵部がチルドレン達をたった一言でメロメロにしてしまう様は正に圧巻であり、兵部が彼女たちにとっての「誘惑者」(コミックス3巻での兵部の初登場タイトル)であることを改めて思い知らさせて頂きました。

 紫穂は「私が新世界の神になるのよっ!」と言ってましたけど、残念ながら新世界の神は「光速の女神」となることが宿命づけられている葵の方です。女神即ち人民の萌え対象。紫穂はやっぱ神そのものよりも、神の名を騙りつつ人民を支配する女帝の方が遙かにお似合いだと思います。

ファントム・メナス編

 ジャー・ジャー・ビンクス!(うざい挨拶)

 そして先週の18号から始まっているファントム・メナス編は、久しぶりに対ブラックファントムのエピソードに。サブタイトルが「ファントム・メナス」っつうところに色々と含むところがありそうですが、とりあえず18号における後半の薫パンチララッシュと、19号でついにその名と性格が明らかになったパンドラ所属のロリ少女・カズラの能力の変態っぷりが面白かったので良しとします(何)。

 カズラが自分の体を鞭化させて薫に巻き付き「痛くて苦しいのが伝わってくる…」と嬉しそうに呟くシーンでは、個人的に何故か「覚悟のススメ」1巻に出てきた永吉の台詞「息子ごしに伝わってくる獲物の脈! 息づかい! たまらぬ! 永吉は今極楽におりまする!」を思い出してしまいました。多分シーンの狙い的には、どっちもやってることは一緒です。ちなみに永吉とは自分の股間の器官を巨大化させて武器として使用する戦術鬼で(品がないので略)。
 あとカズラは自分がピンチの時には躊躇なく仲間(カガリ)を盾にして身を隠そうとする性格の悪さを持ち合わせているようなので、同じく性格が悪い紫穂とはきっと良いお友達になれるのではないのでしょうか。あるいは終生のライバルになるか。


絶チルアニメ観ました日記

 だいたーん♪(挨拶)

 というかお久しぶりです(゚д゚)ノ
 現在、諸般の事情で著しく忙しい深沢ですが、アニメ版「絶チル」は生で観ることができました。
 リハビリを兼ねて雑感を書き連ねたいと思います。

  • ネットの感想では賛否両論渦巻く(=こういう表現を用いる場合は否定的な意見が多数を占めている場合が多いので注意)リアル10歳女子三人組「可憐Girl’s」が歌う例のオープニング。これはヤバいです。
    初めて聴いた時は「♪We can try over the future world」の部分の響きに本能的なレベルでヤバさを感じたのですが、改めて録画を再生して聴き直した時点で、そのヤバさは確信に変わりました。この曲には強い中毒性があります。三回連続して聴くと感染してしまうのも納得の破壊力です(脳が)。
    ああいう歌い方は、多分「Yes! プリキュア5」の主題歌における「♪プリッキュアー! イエッ! プリッキュアッファイッ!」的な効果を狙っているはずなのですけど、それが何か私には与り知らない理由でより中毒性が高くなっているように思えます。これがリアル10歳女子の威力…
    まあ逆に言えば「歌い慣れていない感漂う素人っぽさが聞いててムズムズする」ということになるのですが(結局)、何度か聞いているうちにみんな慣れて来るんじゃないんでしょうか。
  • 声優に関してですが、個人的には葵が一番しっくり来ました。自分の脳内で再生されていた声がそのまんま聞こえているような感じ。また、兵部はちょっとしか出てこないにも関わらず、その声は激しく記憶に残ったのは流石。
    同じく賛否両論渦巻いているらしい薫の声については、個人的には特に違和感はないです。「ハルヒ」ちゃんと観てなくて良かった(ダメ)。
  • 話の方は基本的にマッスルが主役に大抜擢で大暴れといった感じ(まちがい)。股間から紫色の光線を幼女に向かって発射する、という構図は冷静に考えると著しくヤバいような気がするのですが、そのヤバさを感じさせないのはマッスルの人徳のなせる技だと思われます。
  • 原作の「出会い編」は須磨さんのイヤっぷりが目立つ話でしたが、アニメ版ではそこまでイヤさを強調はしなかった模様。ただ、原作における須磨さんのチルドレンに対する嫌悪とチルドレンに対する仕打ちは、このマンガの根底に存在するノーマルのエスパーに対する不信感の象徴となっていることを考えると、この辺をあえてクローズアップする鬱エピソードがいずれ必要になるんだろうなと思われます。
  • 物語の最初の舞台が秋葉原だったり、薫達が大蛇ににょろんにょろんされたりする演出は、まあ我々に対するサービスであることはわかりますが、逆に分かり易すぎて「いえ、そんなに気を遣って下さらなくても結構です」という気分に。
    「ハヤテ」はよく日曜朝にやってる深夜アニメと言われましたが、「絶チル」はそれを引きずらず、素直に朝の子ども向けアニメにノリを戻してしまって構わないんじゃないかと思います。
  • でも、番組提供が流れるシーンの背景に西沢さんが出てこないのが寂しかったです(←引きずってる奴)。
    「絶チル」ではちさとちゃんをえこひいきして下さることを希望。

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