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現代社会はコミュ障が主役ですよねと思ったサンデー24号「ヘブンズランナーアキラ」感想

ヘブンズランナーアキラ

 はい、何か自分も学生時代にウケを取ろうとして、無理に「フハハハハ」みたいな笑い声を出していた時期がありましたよ(黒歴史暴露型挨拶)。

 そういうアレで「ヘブンズランナーアキラ」の主人公のアキラ君には激しい共感を覚えるので、彼にはぜひ幸せになって欲しいなと思いました。現代はコミュ障が主役の時代ですしね。

 陸上マンガとしても、ヒロインの小笠原さんの速力に追いつけなくなったアキラが置いて行かれる→先行する由美子の姿以外の全てが視界からがホワイトアウトする→ランナーズハイの境地に入る、のシーンの描き方が印象的で、この表現には素直に感心させられました。そういった演出面での面白さも期待できそう。次回が楽しみなマンガが一つ増えました。

 アキラ君は陸上部に入る時に「小笠原さんだけでなく、まだ見ぬ友と究極のランナーズハイを目指すために!」と何かキレイ事を言っていたのが唯一の不満点ではありますが、偶然知り合った可愛い女の子と仲良くなりたいという男子的には当然の欲望よりも「友達欲しい」の方が優先度高いってことは、それだけ彼のボッチ度が高いと理解するべきなんでしょうね。何かせつないです。


別にいやらしい意味じゃなくて一緒に住んでも構わないよマーガレット 1 (BLADE COMICS)

「時間が止まったかのように誰も死ななくなった」というヘビーな世界設定とラノベ風のタイトルの乖離で話題となった、二階堂ヒカル先生の作品


【お久しぶりです】事実上のサンデー21号感想

神のみぞ知るセカイ

 最終回は、桂馬の前で「二階堂先生」と「ドクロウ」の間で最期まで感情が揺れ動く彼女の姿が本当に素敵でした。連載初期では桂馬の頭をハイヒールで楽しそうに踏んでた二階堂先生がなあ。今思えば、あれも彼女のの形なのかも知れません。
 そしてちひろも、まさか最終的に桂馬を射止めるキャラになるとは、連載初期には想像できませんでした。それだけ彼女が連載初期と比べると魅力的な女の子になったってことなんでしょう。まあ彼女に関しては、本当に色々ありましたからねえ。何にしろ良かったと思います。

 若木先生ホントにおつかれさまでした。

マギ

 サンデー21号に載った「マギ」の預言書の中身をちゃんと全部読んだ人?(←挨拶)

 あれはちょっと誇大妄想が行き過ぎているので、正直なところカウンセリングが必要な案件です。うっかり神に選ばれちゃうレベルの力を持つと大変ですねと思いました。
 ところで、あれ書いたのはソロモンの父ちゃんって解釈でいいの?(そこからか)

BE BLUES!

 龍ちゃんすごい展開が続いている本編ですけど、個人的には龍にしてやられる立場になってる優希の困り顔を観て、この子はこういう残念な役割が本当に似合う子だよなあと再認識しました。立場的にはメインヒロインのはずなのに、こういう汚れ仕事もできるキャラって素晴らしいと思います(褒めてます)。
 でも高校生編の実質的なヒロインはまかり間違いなく藍子なので、今の優希の扱いはまああれでいいのかも知れません。多分。

氷球姫

 登場人物の過去が複雑に絡み合い始めてドラマ的に盛り上がって来てますが、個人的には紅羽たんの冷徹な仮面がいつ剥がされて、本当の彼女の素顔を見せてくれるのかに期待してます。なお、本当の彼女はもの凄くどす黒いであろうと決めつけてます。常盤木の彼女への愛が試される局面もいずれ出てくるのではないのでしょうか。
 イーラは紅羽の仮面を引き剥がすために登場して来たキャラクターであることは間違いありませんが、真の状態となった紅羽に真っ先にしてやられるキャラになりそうでもあります。そういう意味でも彼女の今後に期待です(ひどい)。

BIRDMEN

 早くAmazonやBooklive!で電子書籍化して下さい。ホントお願いします(定例の嘆願)。

 前回の話は「ハカセ」役として龍目を仲間に引き入れるストーリーでしたが、龍目のキャラの立たせ方がちょっと面白過ぎました。特に、鷹山に対して「普段の君が見たくて中学校まで覗きに行った」とか「遠くから眺めたりネットで調べまわったり頭で妄想したりした」とハキハキと言い放つシーンは最高でした。
 龍目が社会通念的にダメな大人であることをわずか2ページでアピールするこの演出、さすがオッサンを描かせたら比類なき実力を発揮する田辺イエロウ先生ならではだなと感心させられます。勿論褒めてます。

 あとこのマンガ、ちょっと前には白衣の下に何も着ていない謎の成人女性が出て来ましたけど、今回の龍目も白衣で眼鏡が基本ですし、実は白衣フェチ的にかなりグッと来る作品なのではないかと思い始めてます。そのうち龍目も全裸白衣で立ちまわる局面が(ない)。

神のみぞ知るセカイ 25 (少年サンデーコミックス)

25巻の表紙は二階堂/ドクロウ。最終巻は誰になるんでしょうか。やっぱりエルシィ?


BE BLUES!の桜庭さんはカワイイ日記

 お久しぶりです。
 4月に入ってから諸般の事情で生活リズムが激変しまして(具体的には起床時刻が1時間半前倒しになった)、体を慣らしている最中です。要するに眠い。早く寝ないと明日が辛い。そんな感じです。

 最近のサンデーで一番気になっているのは、みんな大好き「BE BLUES!」。特に桜庭さん(さん付けがデフォ)が素晴らしいです。レギュラーを目指すために性格を偽って猫を被ることを辞め、「技術だけでAチームに返り咲く!」と心に決めた後の彼は本当に嬉しそうにボールを触るようになりました。その姿が大変にカワイイです。勿論「馬鹿な子ほどカワイイ」という意味でのカワイイです。

 その桜庭さんは、現在の紅白戦には「秘密兵器だから」という理由でミルコのじいさんに言いくるめられて出場していませんが、何かこのまま出てこないで終わりそうな予感がします。
 まあでもそれはそれで面白いですし、試合に出られないでギャーギャー騒ぐ桜庭さんはきっとカワイイので(馬鹿な子ほど的な意味で)、それはそれでといったところですね(ですね?)。

 あとそのミルコじいさんは紅白戦でマネージャー女子を監督役に仕立てており、それを見たコーチは「何か意図があるはず!(確信)」みたいなことを考えてましたけど、でもミルコは「蹴る・止める・走る」の基本をスピーディーに行うシンプルなサッカーを志向していることからすると、今度の紅白戦もあまり深いことを考えず、本当にシンプルに「女の子の手前だから男子は張り切る」としか考えていないような気がしてなりません。


月光条例 28 (少年サンデーコミックス)
藤田 和日郎
小学館 (2014-03-18)

「月光条例」は本当にいい終わり方でした。リアルタイムで言及できなかったのが残念(´・ω・`)


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