夏休み突入記念(自分が)サンデー37号感想

神のみぞ知るセカイ

 天理編解決。というか、むしろここから始まるみたいな終わり方でした。結局桂馬と天理は幼い頃に色々あった立派な幼なじみだったことが明らかになった訳で、この二人は桂馬が言うところの「TOYOTAが作る信頼の幼なじみ」に割と合致している関係だったというオチに。とりあえず、T(隣に住んでいる)とO(思い出の中ですべてを忘れた頃に)とTA(立場が全然変わって再会)には合致しているのではないのでしょうか。
 しかも天理は土壇場で「あの日からずっと桂馬くんのこと好きだよ」と本気で告白するくらい桂馬のことが好きなことも明らかになったので、彼女は桂馬争奪戦においても最有力な立場にいきなり立ったと言えましょう。ただし桂馬の方はまだこの告白をノーラの追撃をかわすための演技だと思っており、天理の気持ちが全く気持ちが通じていないところがアレなのですが。

 あと今回は、キスシーンがいつにも増してエロティックだったように思えます。ディアナが「天理は幸せすぎて気を失ったんですよ」と言っていたので、相当天理にとっては気持ちよかったんでしょう。桂馬のキスで思わず昇天。いいなあ(感想)。

マギ

 今回はそれほど活躍の場が無かったのですが、私はモルジアナの素脚がとても好きです。健康的かつ筋肉質で逞しいあの太い脚! 蹴られたい人続出の予感!(はしません)

 話の方は、もしこのマンガが「マギ」ではなくて「プリンスオブペルシャ」の世界だったら絶対に死んでる即死トラップを乗り越えたアリババの手により、ついに迷宮の秘密に手が届きそうに! というところまで到達。扉を開けたら死滅都市が出てきたところで「カリオストロの城」を連想した貴方は立派なオッサンです。アリババのポケットには大きすぎる。

アラタカンガタリ

 『「様」が取れたのは親密度の表れさ』ってそれはときめきメモリアル理論ですよ! 異世界でもときメモ理論は有効なのか! これであだ名で呼び始めたら完璧ですよね!(間違い)
 そして我らがカンナギ様はカンナギ様で、頭の中は革とコトハがエロいことした妄想で一杯になってて微笑ましいと思いました。あんた確か恋人を失った悲しい過去があったんじゃなかったっけ。

ジオと黄金と禁じられた魔法

 略称は「ジオとと」にしようと提唱しましたが何か全く広まっていないので、もうこのマンガの略称は「ジオ禁」でいいです(挨拶)。

 第二話ではヘアスタイルがモヒカンでないのが不自然なくらいのヒャッハーな雑魚魔法使いが出て来て先行きが不安になったのですが、騎士団員を名乗るサザがドラゴンに乗って出て来た辺りから再びハイファンタジーっぽい雰囲気になって来たので、個人的には一安心です。
 今回は、過去への逆行とか天空に浮かぶ城とか、そういうハイファンタジーでなければまずお目にかかれない様なシーンが出て来ました。このマンガは桐幡先生の画風で仰々しいフレーバーを楽しむ作品だと思っている私としては大喜びです。

 ただ、過去の映像に出てきたイレガウラの師匠とおぼしき仮面の男だけは、ハイファンタジー的な観点からしても明らかに異質というか、「何だこいつ?」的なただならない雰囲気を漂わせています。仮面の男とは即ち謎に満ちたエリートの証。初代だと通常の三倍でSEEDだとクルーゼ隊の指揮官。どっちもモビルスーツ1機で戦艦落とすの余裕なタイプ。そんな感じがします。
 ジオの過去にこんな仮面の男が出てきたということは、ジオの正体はニュータイプだったりコーディネーターだったりする可能性が高いと思います。ハイファンタジーっぽい(間違い)。

ハヤテのごとく!

 マリアさんが自分で「大人のアドバイスでもしてあげますわ」というところが面白かったです。もう彼女は、自分がピチピチの17歳であることをアピールするのを既に放棄してるんですね。
 更に「どうですかこの大人の対応!」と言われても、そもそもハヤテが憂鬱になっている原因をマリアさんが見誤っている段階で彼女の「大人の対応」は全くの無意味であり、おそらく今夜のヒナギクとのディナーが大混乱になるであろう種を蒔いただけであることに読者は気付いている訳であり、従って「さすがマリアさんは大人なだけあって、体を張った勘違いギャグも余裕でこなせるんだなあ」と違う方向に「さすがです。」と感心される流れになっていることは確実です。さすがマリアさんは違う。ダメな方に。

 そのマリアさんの大人の反応のおかげで、今夜のディナーはデートの最中にハヤテがヒナギクの前で他の女の名前を出すという修羅場になることは必至。ヒナギクはやはり永遠に報われない運命にあるのかも知れません。

予告:続きます

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クラブサンデー読んだ日記

 お久しぶりです。
 半月振りくらいにクラブサンデー読みました。以下、今回気になった作品をクリップ。

超弩級少女4946

超弩級少女4946 – scene#05

東毅
(C)Takeshi Azuma/Shogakukan 2009

瀕死のまなに代わって、宇宙生物に立ち向かうマコト。だが、その時、まなに隠された「ある秘密」が…!?

posted with EmbedSunday on 2009-08-13

 今回読んだ中で一番面白かったのがこの作品。「巨大女子と普通男子のラブコメ」という趣向であるこのマンガに、ウルトラマン的な時間制約をこのマンガならではの形で組み込んだアイデアが良かったです。これで二人の絆がより強くなったね! みたいなカタルシスを読後に得られるところが好感。
 あと、その方法が何というかこう巨大女フェチ男子の欲望を具現化した様なモノだったのが、更に良かったですね。これから毎回ああいうことするんでしょうかこのマンガ。なんてフェティッシュな(間違った感想)。

銀塩少年

銀塩少年 – shot05

後藤隼平
(C)Junpei Gotoh/Shogakukan 2009

恋敵・テニスがミライに告白! 海外に誘われたミライの答えは!? その時マタタキは…!?

posted with EmbedSunday on 2009-08-13

 主人公のマタタキ少年があまりに健気過ぎて泣けてきます。
 ストレートに告白せずにあえてグズグズするのがジュヴナイルの醍醐味なので、ここで「YOU! 告っちゃいなYO!」って突っ込むのは無粋の極みだよなと思って我慢しました。

やおよろっ!

やおよろっ! – 49人目&50人目&51人目

なつみん
(C)Natsumin/shogakukan 2009

未来の人気者スカイツリー、ハートに優しい抱き枕、やたら眩しい幻惑の光りの剣の三本立て!

posted with EmbedSunday on 2009-08-13

 今回、いよいよ擬人化美少女同士の百合カップリングが妄想できなくもないエピソードが!
 ついにオレがこのマンガに求めていた展開がやって来たよ!

タッコク!!!

タッコク!!! – 9告目

福地翼
(C)Tsubasa Fukuchi/Shogakukan 2009

存在感ゼロの女の子、宮崎さんが見せた消える魔球に大苦戦のガクだが…?

posted with EmbedSunday on 2009-08-13

 このマンガの安定した面白っぷりは、今の超増刊連載陣の中でも群を抜いてると思ってます。
 今回の対戦相手である宮崎さんは、「告白して異性と付き合うためには卓球やって勝たないといけない」というこのマンガ唯一にして絶対のルールが持つ面白さと、そのルールを活かしたキャラクター造りが非常に上手く行っている好例だなと思いました。

※先週の絶チルや今週のサンデーの感想とかは明日書く予定です…

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漫画ナツ100に参加します日記

 「酔拳の王 だんげの方」のだんげろうずさんが毎年行っている「漫画ナツ100」に参加したいと思います。

 今回のレギュレーションは「漫画ならなんでもあり」というバーリ・トゥードなものなため、選択肢が多すぎて悩ましいところではあるのですが、とりあえず以前書いた引っ越し後の本棚リスト(=当時の自己ベストマンガ履歴)をベースに、当時はリストから除外していた連載中の作品、物理的な理由で引っ越し時に手放した作品、および18禁コミックを含めた最新ベスト版を作ることを目標にしました。
 選考の基準は、今回も『「このマンガの存在は、今の自分の人格を構成する要素になっているか?」と自分に問いかけ、「Yes」と応えられるもの』です。

※既にコミックス化されている作品は作品名+作者名のみ、コミックスに収録されているけどコミックスのタイトルが別なものについては更に出版社名+コミック名を記入してあります。

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