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サンデー31号感想続き

銀の匙

 御影アキのライバル(というかアキを一方的に敵視しているらしい)、南九条あやめが登場。マンガ的な極端な縦ロールといいマンガ的な高飛車な態度とモノの言い方といい、そのくせ油断するとすぐに緩い感じになる脇の甘さといい、すごいマンガみたいなキャラだよなあと思いました(マンガですが)。
 多分再来週辺りには「おぼえてらっしゃい!」とか言いつつ泣きながら帰るハメになりそうなので、その辺を含めて期待したいと思います。

 あとコミックス4巻の限定版の付録はきっとベーコンになった豚丼(子豚の名前)をイメージしたベーコンの塊フィギィアになるに違いないと思っていたので、3巻と同じスプーンが付いてくると聞いて勝手に残念がってます。

BE BLUES!

 「だって、オマエは…仲間だろ…
 宮崎が龍にコクったー! と、脳内に住む中学二年生が大喜びで叫んでました(感想)。

 あと「仲間だろ…」って台詞は、往年の名作「ダイの大冒険」でホップがマァムに告白しようとしたけど素直に好きだと言えず、「す…素晴らしい仲間だと思ってるんだからさ」と言ってしまったシーンを何故か思い出してしまいました。こういうシーンで「仲間」って言う時は、概ね「好き」って意味に解釈できますよね?

神のみぞ知るセカイ

 先週からユピテル編が始まりましたが、何というかこう如何にも「大きな物語の序章」的な、これから壮大なスケールの物語が始まるんだよ的な、大長編的なオーラが漂っている気がしてなりません。作者の若き先生もブログで「このユピテル編はおそらく単行本向けです」と仰っているところからしても、これからしばらくは今後の展開への仕込み的な話が続くのではないかと思われます。
 こんな大きな物語を週刊連載ベースの作品で転がせるということは、既に「神のみぞ知るセカイ」は目先のアンケート人気の結果に連載の行方が左右されないくらい人気が安定しているということを意味しているのではないかと、勝手に思ってます。ユピテル編が完結するのが先か日本のデフレ景気が回復するのが先か、くらいの長期的な視野を持って楽しんでいきたい所存です。

アナグルモール

 絶体絶命のピンチを、機転を利かせて現代人らしくガジェットに頼って切り抜けた千羽がステキだった今回。「考えて戦う」バトルを読めるのが、福地先生のマンガの最大の魅力だと再確認させていただきました。
 あと、iPhone4Sに載ってるカメラって相当性能いいので、高速で動く物体を被写体にしても鮮明な動画を撮れて羨ましいなあと思いました。自分も次の携帯は素直にiPhoneにしようかなー(間違った感想)。

正しいコドモの作り方

 ボンテージファッションで網タイツでキメた今回のお姉さんよりも、白衣で黒タイツな格好で無用心なパンチラをしつつ迫った前回のお姉さんの方が、遥かに悠は発情していたことを見抜けなかったことが、「能力者」である保健医さんの敗因だったと思われます。サディスティックに悠をいたぶる趣味よりも、まずは自分の任務である悠のちんちんの奪取を優先するべきでした。

 その一方で来人は、悠の発情具体をくまなく知ることができる首輪を既に埋め込むなど、その悠に対する調教っぷりは「能力者」の遥か先を行っています。来人はさっさと悠とデキちゃえばいいのに(間違い)。


銀の匙 Silver Spoon 4 銀のスプーンつき特別版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)

コミックス4巻は7/18発売。限定版の特典は大好評に付き今回もスプーンとのこと


「秋元康先生に世界的な大富豪の友達がいてね」の説得力がすごいサンデー31号「AKB48殺人事件」第1話雑感

AKB48殺人事件
AKB48殺人事件

AKB48殺人事件

原案 秋元康
原作 青山剛昌
漫画 梧桐柾木
(C)Yasushi Akimoto Gosho Aoyama Masaki Goto/Shogakukan 2012

posted with EmbedSunday on 2012-07-10

 通常のグラビアアイドルの扱いに留まらず、匂い付き写真匂い付きファーストキス水着写真などの少々扱いに困る付録(良心的表現)になるなど、色々な意味でサンデーから愛されてるっぽいみんな大好きAKB48ですが、今度は「週刊少年サンデーが江崎グリコ『アイスの実』とコラボレーションし、秋元康原案・青山剛昌原作の推理コミック『AKB48殺人事件』を短期集中連載する」という、たいへんにアクロバティックな企画が開始されることになりました。グリコとAKB48と少年サンデー。色々な意味で奇跡のコラボレーションだと思います。
 私も社会人なので、斯様な企画を通すために各方面に対して尋常ならざる営業努力が行われたことは想像に難くありません。おつかれさまでした。

 なお、私は以前秋葉原に行った際、そこかしこに貼られているAKBのポスターを見て「何故秋葉原でこんなにAKBのポスターがあるの?」と一瞬本気で悩んでしまった程度の認識の人間なので、リアルAKBに関してはコメントできる立場にありませんが、主人公格の前田敦子さんや「さしこ」こと指原莉乃さんが色々大変なことになっているのはニュースショーで見たことがあるので、彼女たちがマンガに出てきた際は「なるほどこの人かー」と素直に感心してました(感想か?)。

 そしてサンデーウォッチャー的には、漫画担当の悟桐柾木先生が「神のみぞ知るセカイ」の若木民喜先生の元アシスタントというところが気になるところでしょうか。
 若木先生の元アシスタントでデビューを果たした漫画家としては、「犬部!」の高倉陽樹先生、「PLUG」のこじまたけし先生、ガンダムAGEのコミカライズ「はじまりの物語」「追憶のシド」の中西寛先生、少し前に連載が完結した「新撰組秘闘ウルフ×ウルブズ」の森田滋先生、そして話題騒然となった鮭マンガ「CRIMSONS」の菅野孝典先生などの名前が挙げられますが、ここ2~3年の間でここまでの作家陣を輩出できるというのが、素直に凄いなあと思ってるところです。

 悟桐柾木先生は『市場クロガネは稼ぎたい』との並行連載とのことで今頃は多分異様に大変なことになってるんじゃないかと思われますが、2010年代のサンデーを支える作家となるためにも頑張って欲しいですね。いやマジで。


市場クロガネは稼ぎたい

市場クロガネは稼ぎたい

梧桐柾木
(C)Masaki Gotou/Shogakukan 2012

posted with EmbedSunday on 2012-07-10


漫画担当の梧桐柾木先生のクラサン連載作。かの蓬莱学園をどことなく思い起こさせる設定が心をくすぐります(オッサン)


サンデー29号の大まかな感想

 産まれた頃には既に消費税が存在していた若者の皆さんこんにちは(時節柄の挨拶)。
 諸般の事情で書くのが遅くなってしまいましたが、眠気が襲ってくるまでサンデー29号の大まかな感想を書きます。

ハヤテのごとく!

 冷徹を装っていたルカのマネージャーが、ルカの事を思って涙を流す! 百合展開キター! と大喜びしたのが大まかな感想です。
 ルカはアイドルとして大成して借金返してから漫画家稼業に転向しても一向に問題ないような気もするのですが、そういう計算ができずに突っ走ってしまうのが若さということなのでしょうか。私にはもう遠い感情ですよ。ヨイヨイ(老い)。

BUYUDEN

 「勝ち気になって攻めるとカウンターを食らって負ける」がこのマンガにおける黄金パターンですが、その罠に武が自らハマッてしまったの回。
 左ストレートを食らった時の「ゴパ」って効果音が凄い痛そうだなあ、というのが大まかな感想です。主人公にも容赦なくゴパ。

 あと、「おじさん」呼ばわりされてた謎のマスクマン・ハヤブサ仮面の正体が中学3年生であることが明らかになりましたが、あれだけ「おじさん」と呼ばれていたからには、彼の仕草や声はどれだけオッサン臭いんだろうかと想像してます。ボクシングをやり過ぎると若くしてオッサンになってしまうとでもいうのか。ボクシングの世界は奥が深いです(誤解)。

銀の匙

 アキがようやくヒロインらしくというか、歳相応な女の子らしくなって来たよなー、というのが大まかな感想です。
 なお、痛ソリはあれで全く問題ないと思います。馬のソリと肥料の三要素がどう関係しているのかは凄い謎ですが。

 馬+痛いといえば、サンデーSでは「ウマドンナ 馬きゅ~ん☆」という正真正銘の痛い馬マンガの連載が始まるそうなので、今から楽しみにしてます。「馬きゅ~ん」と書いて「ばきゅーん」と読ませるこのセンスは侮れないものがあります(銀の匙関係ない)。

正しいコドモの作り方

 判っていたことではありますが、水泳部の三人組は来人の電撃であっけなく葬られてしまいました。個人的には褐色肌のお姉さんは大変に好みだったので、せめて先っちょだけでも! とか思ってしまったのですが、しかし先っちょだけでも多分このマンガ的にはゲームオーバーなので、そうは行かなかった模様。残念です。
 しかしそんな失望もつかの間、今度は白衣黒タイツ垂れ目保健医という、これまた大変に好みな女性が出て来て誘惑(というかもはや乱暴)して来たので、すぐさまウヒャッホイとテンションが回復しました。白衣に黒タイツな美人で垂れ目のお姉さまに責められるなら、きっと悠も本望に違いありません。

 そして来人は悠の位置情報は勿論のこと、彼が性的に興奮していることも検知できるようになったので、そのうち彼が悠に対して「オレにこんなことされてるのに興奮してるじゃねーか!」と言葉責めをしたり、女性に接触されると弱いという弱点を突かれて女装した悠に逆襲されてヘタれてしまったりする、いわゆる薄い本が作られるくらいの人気が出るといいなあと思いました。というのが大まかな感想です。

マギ

 公式にアニメ化決定が伝えられました。おめでとうございます。
 アニメ化となれば、勿論声優陣が気になるところ。アラジンの声は既に自分の脳内では釘宮ヴォイスで再生されているので問題ないとして(何が?)、個人的にはモルジアナの声優が誰になるかが一番気になります。

 本編ではそのモルさんが主役で、光が届かない暗黒の世界である「大峡谷」を常時テンパりながらダッシュで旅するという趣向でした。話では途中で「谷の守り人」を名乗るユナンという人物に出会っていますが、コマの背景が(普通のマンガのような白ではなく)真っ黒なので、ユナンと会って話しているのは実はモルジアナの妄想であり、彼女は既に大峡谷のど真ん中で暗闇と孤独に耐えられず発狂しているのではないか? という疑問が拭えません。
 このマンガは登場人物たちに酷い試練をポンポン与えるので、読んでて常に油断がなりません。というのが大まかな感想です。

戦コレ!

 「戦コレ!」の作者の小西先生がコロコロで連載している「ゴゴゴ西遊記」をこの前初めて読んでみたのですが、基本的なノリが「戦コレ!」と全く変わっていませんでした。これはこれで凄いことだと思います。
 それはともかく、今週登場したのは明智光秀。今川義元を倒し、斎藤道三・龍興を倒しと来たので、その次は上洛して浅井長政と戦うのかなとか思っていたのですが、その辺すっ飛ばして早くも明智光秀が登場です。というか早すぎます。明智光秀なので勿論織田信長を殺る気マンマン。掲載位置も何か下がってますし、もしかしてもう連載がそんなに(略)。

 このマンガにおける秀吉の扱いが信長の防弾チョッキ扱いなのは、金ヶ崎の戦いにおいて秀吉が信長を守るために殿軍となって戦った歴史に由来しているのかな? とも思いましたが、多分考えすぎですよね? というのが大まかな感想です。

絶対可憐チルドレン

 元々は澪に「家族と暮らす楽しさ」を実感してもらおうという趣旨のエスケープごっこだったはずが、何か澪に追いかけられてるうちに皆本と薫が何かイイ感じになって来てしまったという話。
 澪に追い詰められてとっさにウェディングドレスの中に隠れてしまう、というのが、皆本の隠された願望を象徴しているような気がして、何か意味深長な描写に思えてきます。ホント皆本はむっつりスケベさんですね(決めつけ)。もうこうなったら、ウエディングドレスとタキシードで仮装したまま脱出を試みればいいんじゃないんでしょうか。というのが大まかな感想です。


せっかくアニメになるんだから、バルバッド編完結までは放送して欲しいですなー


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