サンデー 一覧

クラブサンデー読んだ日記

 お久しぶりです。
 半月以上ぶりに「クラブサンデー」を読むことができました。以下、いつもの通り突っ込みたい心境に駆られた作品をクリップ。

M・S DOLLS
M・S DOLLS

M・S DOLLS – 第7想

菅原健二
(C)Kenji Sugawara /Shogakukan 2009

M・S・Tもいよいよ準決勝!! 相手となる僧&女学生コンビの実力は、果たして…!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 相手を罵倒して勝利を得るしかないと思われていたモーソーファイトの世界において、ついに「M・S・Fの神髄は、人の心を動かすことにあり」と真っ当なことを言い出す対戦相手が登場。もっとも、このマンガは「M・S DOLLS」なのでその対戦相手が真っ当ということは全くなく、幼なじみ属性のドールを連れた俗物坊主というキャラだったんですけどね。でも、幼なじみとツンデレ美少女という鉄板属性同士の妄想ファイトは、とても見応えがあって面白かったです。
 そして次回はアオイがドールの八乙女たんとデートする展開に。彼は妄想のその先にあるものを掴むことができるのか。

サムライナンバー11
サムライナンバー11

サムライナンバー11 – 第8陣

野田宏
(C)Hiroshi Noda/Shogakukan 2009

初音を1人で守れる事を証明するため、ヤマトタケルとの一騎打ちが始まる!! 一方、徳川は異例の作戦を!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 歴史上の偉人が毎回主人公を狙う(頭のおかしい)敵役として出てくるところが魅力の一つであるこのマンガですが、今回はヤマトタケル道教と、どんどんヒストリカルな存在から離れたキャラが出るようになって来ました。たいへんに面白いです。
 特に道教はこれまでにちょっと見たことないスタイルの破戒僧なので、彼が大暴れするであろう次回が今から楽しみ。

銀塩少年
銀塩少年

銀塩少年 – shot08

後藤隼平
(C)Junpei Gotoh/Shogakukan 2009

未来写真通り、マタタキが新見さんとキス!? だがさらに“現実”は進んで…!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 前回いきなりマタタキ君にキスをかますという思いもかけない形で女子力を発揮した新見さんが、今回更にマタタキ君を求めて肉食系に目覚めそうになるものの、当のマタタキ君は相変わらずミライへの純粋な気持ちを失うことなく「ミライが見たがっていた紫色の朝日を撮る」という清々しい行動を貫徹、その清々しさに新見さんもピュアな恋愛マンガの登場人物に相応しい理性を取り戻したのでした、という話(明かな誇張)。
 その一方、ミライはテニス男に一方的に言い寄られて陥落寸前。ピュアなマタタキの気持ちは報われるのか否か。いよいよ物語が佳境に差し掛かってきた感じがします。

超弩級少女4946
超弩級少女4946

超弩級少女4946 – scene#07

東毅
(C)Takeshi Azuma/Shogakukan 2009

マコトの妹・クウミによって“死刑宣告”を受けたまな。果たして本当に“お祓い”されてしまうのか!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 主人公のマコトの妹・クウミは明らかに変態(感想)。それも、これまでのこのマンガのノリを根底から覆してしまうレベルの、極めて危険な変態です。普通のマンガなら彼女が主人公の敵役になってもおかしくないレベル。
 彼女の登場およびレギュラー化、そして明示的に「妖怪漫画化」路線に舵を切ったことによって、このマンガはこれまでとは違う新しい局面に差し掛かってきたと言えるでしょう。

 あと作者の東毅先生がマンガを描こうと思ったきっかけは「GS美神 極楽大作戦!!」で、「美神」を模倣してマンガの作り方の基礎を学んでいたということを「まんカレ通信」で仰っていたので、このサイト的には応援しない訳には行きません。頑張って下さいネ!(単純)

魔法のいろは!
魔法のいろは!

魔法のいろは! – magic02

井上和郎
(C)Kazurou Inoue/Shogakukan 2009

女子にモテないことを気にする直樹のため、いろははモテ魔法をかけるが、これがとんでもない引き金に…!!

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 とりあえず「おちんちんランド開園です!」で吹きました。さすが井上先生はサンデー超でもフリーダムだ。先生は、今後どんな非倫理的なネタを使っても編集者にチェックされない治外法権を適応されるべきだと思います。既に適応されている気もしますが。
 あとはナオキ君が憧れの奈々子ちゃんに首筋を舐められているコマは、純粋に使えると思いました(感想)。

とつげき! ラブソルジャーズ!!
とつげき! ラブソルジャーズ!!

とつげき! ラブソルジャーズ!! – ラブソルジャーズ!!』 読切

浦山慎也
(C)Shinya Urayama/Syogakukan 2009

もはや読んでいただくしかない説明不可能のハイテンション脳内戦争コメディー! はるかの恋の行方は!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 読み切り。過酷な現実と対峙するため、主人公の行動を脳内にいる「兵士」が命令するという、ながいけん先生の名作「シミュレーションマシーン」をちょっと彷彿とさせるマンガ(例えが古い)。
 最初から最後まで主人公のはるかがハイテンションで突っ走るので終始ノリノリで読み進めることができ、それでいてちゃんと最後ははるかがそれなりに成長している(多分)ところを示すなど締めるところはきちんと締めており、オチも秀逸。個人的に気に入りました。次回作にも期待したいです。


バレットは「いい思い出」どころかトラウマになったんじゃないかと心配なサンデー48号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 「抱き癖が付くので赤ん坊の抱っこのし過ぎはよくない」は昔の育児論で、「親子の愛情を育む意味でも積極的に抱っこして良い」が今のトレンドですよね?(挨拶)

 サプリメントは本編の前触れ的な使われ方をされる時があるので(「ザ・リトル・マイス」とか)、もしかしたらインパラヘン王国のその後やパンドラの真木達の過去話も、いずれ触れられることがあるのかも知れませんね。パンドラメンバーの過去話が読めるのは同人誌でだけだと思っていたので、もしオフィシャルで昔の話が読めるなら嬉しいです。

 本編の方は様々なカップルが出て来ましたが、個人的に一番面白かったのは葵とバレットのカップル。要するに葵がひどいです(褒め言葉)。自分達の前に皆本と薫がいることにバレットより先に気付く直感力、「『葵ちゃん』て呼んでくれたらそれでかまへん」とか可愛らしく言ってたその1ページ後に「上官には『どの』をつけろー!」とバレットに命令する豹変ぶりは、ついに葵にも「光速の女神」の鱗片が現れたのかと思われるに十分な迫力でした。当初は優等生キャラだった葵も、すっかりおかしなキャラに…(褒め言葉)。
 ただまあ、その鱗片が皆本と薫の関係への嫉妬に向いている分には世界は平和なので、皆本には今後も世界の平和のために葵と紫穂の恨みを受けて胃潰瘍になって頂きたいですね(ひどい)。

 そしてその皆本ですが、よりによって(非常に遠回しな表現で自分への好意を伝えている)薫の前で別の女の話をし出してしまうというボンクラっぷりを発揮、せっかく良い雰囲気だったのに逆に薫に対して「皆本はフェザーに惹かれているのではないか」という疑惑を受け付ける結果になってしまいました。
 今の薫は徐々に大人の階段上り気味になってるおませさんなので、この疑惑はちょっと後を引きそうというか、今後の展開に影響を及ぼしかねないなと思いました。こちらも世界の平和のためには何とか誤解を解いて欲しいところなのですが、でも今の皆本だとやっぱりダメかも知れません。色男がボンクラだと本当に始末に負えませんね(ひどい)。

 小鹿主任の谷崎に対するアレは一夜限りの過ちという言い方でいいのでしょうか。


「すイエんサー」は毎週見てますがまだAKB48の顔と名前が一致しません的サンデー48号感想

マギ

 ババ様死亡。ババ様は煌帝国の支配を受け入れて戦争を回避しようとしていましたが、この状況下ではどう考えても「ババ様を殺した矢を放ったのは煌帝国である」以外のストーリーが出てこないので、おそらく帝国と黄牙一族との間で戦争が始まってしまうでしょう。普通に戦えば煌帝国の圧勝なのですが、しかしこのマンガには戦力バランスを破壊する「ダンジョンアイテム」が存在するので、話はいずれアイテムの争奪戦の方向へ向かうのではないのでしょうか。
 あとは、無駄な戦争を回避しようとがんばっているけど、迫力不足で部下が言うことを聞いてくれない煌帝国の姫君の動向も気になります。彼女からは中間管理職の悲哀に似たものを感じます。

 また今回は、「マギ」とは即ち王の選定者であるという事を再認識させるエピソードも挿入されていました。ババ様の語る伝承によれば、一番最初に「マギ」が現れた時は世界中に災いが起こって人々が混乱していた時代だったそうなのですが、現時点でもこの作品の世界はこれから世界の覇権を目指して大きな戦争が起こりそうなことが前回語られていたので、現在の状況は「マギ」に選ばれた者によって国が創られた時代の状態に近いのかも知れません。だからこそ「マギ」たるアラジンがこの世界に降り立った、みたいな。
 即ち、「マギ」現れるところ乱あり。「北斗現れるところ乱あり」みたいでカッコイイですね(まちがい)。

ハヤテのごとく!

 普通のエピソードであれば伊澄が悪霊祓ってオチがついて終わりになるはずなのですが、そうならないということは、即ち何かがおかしくなって来ていることを意味しています。今のこのマンガは、これまでとは明らかに違うマンガになってるということを、改めて認識させられました。これがゲームなら、次のターンにパーティーが全滅してると思います。
 伊澄は今回の一件で上には上がいることが判ったと思うので、もし全滅しないで生きて帰ることができたら、ゴーストスィーパーらしく妙神山で修行してくることをお奨めします(ファンサイト要素)。

神のみぞ知るセカイ

 桂馬が「今日のボクに!現実のドタバタにつきあっているヒマはない!」と言ってる次のコマで、トイレに入ってるハクアが下ろしたパンツを引き上げようとしてるところに出くわすシーンを平気で入れてくるところが、「神知る」の凄いところだと思いました。ハクアはこういうベッタベタなことをやらせると本当に輝くキャラですね。
 ハクアは更に、最後でノーラに地区長の座を奪われるという衝撃の展開により、彼女の唯一の精神的な拠り所であった「地区長なのでアタシは偉い」をも打ち砕かれてしまった格好に。果たして彼女は今後立ち直ることが出来るのか、それともこのままベタネタ要員の駄目な子扱いされるキャラとなってしまうのか。まあ、既にそうなっているような気もしますが。

11/3追記:
「ハクアはこの地区の地区長ではない」という指摘を頂きました。ご指摘ありがとうございます。
また、若木先生のコメントによれば、ハクアはパンツを上げようとしているのではなく、下ろそうとしていたみたいです。こちらも訂正致します。

ディフェンスデビル

 新展開。最初は扉の「主人公…交代!?」のアオリにあやうく騙されそうになりましたが、ラストでクカバラにおっぱいを揉まれるイダマリアの姿を見て、何かもう主人公はイダマリアでいいやとか思いました(感想?)。

アラタカンガタリ

 先週までの深刻さがウソの様なコメディ回というか、読者サービス回。緩急の付け方が極端なのが素直に凄いです。物語の舞台そのものは「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる街が舞台なので、そのうち革が異形の客にゲロ吐かれたりするんじゃないかと思いました(まちがい)。
 風呂場で女の背中を流すお仕事程度で過剰に舞い上がってる革とカナテを見てると、「覚悟のススメ」の隠れた名台詞である「これだから童貞は困る!」を思い出してしまいました。いや別に非童貞だから偉いという訳ではないのは、カンナギ様を見れば判るのですが。

はじめてのあく

 今回もキョーコ乙型回と思わせておいて、実は山下みのり(以下、みのりん)回だったという展開。みのりんは基本的に「神知る」のハクアと同様、素材は良いし決して悪い子じゃないんだけど、ライバルキャラという立場上相対的にドジキャラ扱いされて残念な結果にになるタイプのキャラなので、まあ何というかこのマンガに出ちゃったのが不運です。
 本当にキョーコと同じレベルでライバルキャラになりたかったら、みのりんはジローに惚れるしかないと思いますよ。

金剛番長

 金剛兄こと猛の真の目的が精算主義的というかカタストロフィを起こした後での日本再生にあることを知った晄が、かつて拳を交えた仲間達と共に最後の戦いに挑むために旅立つ! という、最終決戦を前にした静かなエピソードでした。
 それはともかく、「兄貴が…でかく!!?」「そう…でかく!!」って言ってるシーンは何故か知らないけど妙に面白かったです。あと猛のいるビルの「バンカラタワー」というネーミングセンスも侮れません。さすが金剛類はやることが違う。


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