バレットは「いい思い出」どころかトラウマになったんじゃないかと心配なサンデー48号絶チル感想
絶対可憐チルドレン
「抱き癖が付くので赤ん坊の抱っこのし過ぎはよくない」は昔の育児論で、「親子の愛情を育む意味でも積極的に抱っこして良い」が今のトレンドですよね?(挨拶)
サプリメントは本編の前触れ的な使われ方をされる時があるので(「ザ・リトル・マイス」とか)、もしかしたらインパラヘン王国のその後やパンドラの真木達の過去話も、いずれ触れられることがあるのかも知れませんね。パンドラメンバーの過去話が読めるのは同人誌でだけだと思っていたので、もしオフィシャルで昔の話が読めるなら嬉しいです。
本編の方は様々なカップルが出て来ましたが、個人的に一番面白かったのは葵とバレットのカップル。要するに葵がひどいです(褒め言葉)。自分達の前に皆本と薫がいることにバレットより先に気付く直感力、「『葵ちゃん』て呼んでくれたらそれでかまへん
」とか可愛らしく言ってたその1ページ後に「上官には『どの』をつけろー!
」とバレットに命令する豹変ぶりは、ついに葵にも「光速の女神」の鱗片が現れたのかと思われるに十分な迫力でした。当初は優等生キャラだった葵も、すっかりおかしなキャラに…(褒め言葉)。
ただまあ、その鱗片が皆本と薫の関係への嫉妬に向いている分には世界は平和なので、皆本には今後も世界の平和のために葵と紫穂の恨みを受けて胃潰瘍になって頂きたいですね(ひどい)。
そしてその皆本ですが、よりによって(非常に遠回しな表現で自分への好意を伝えている)薫の前で別の女の話をし出してしまうというボンクラっぷりを発揮、せっかく良い雰囲気だったのに逆に薫に対して「皆本はフェザーに惹かれているのではないか」という疑惑を受け付ける結果になってしまいました。
今の薫は徐々に大人の階段上り気味になってるおませさんなので、この疑惑はちょっと後を引きそうというか、今後の展開に影響を及ぼしかねないなと思いました。こちらも世界の平和のためには何とか誤解を解いて欲しいところなのですが、でも今の皆本だとやっぱりダメかも知れません。色男がボンクラだと本当に始末に負えませんね(ひどい)。
小鹿主任の谷崎に対するアレは一夜限りの過ちという言い方でいいのでしょうか。