【黒翼】サンデー36+37号【半裸の】BIRDMEN感想【美少年】
BIRDMEN
能年玲奈の表紙のせいかコンビニからサンデーが減るペースが異様に早く、「これが『あまちゃん』の力か…!
」と驚愕せざるを得なかったサンデー36+37号が出てから早くも二週間が経過しましたが、皆様如何お過ごしでしょうか(挨拶)。
そんなサンデーの巻頭カラーを「主人公四人組が血まみれで死にかけてる姿」というたいへんにショッキングな絵面で飾って我々をビビらせた「BIRDMEN」。
今回は主人公達の命を「鳥人」にすることで助けた男・鷹山の登場、そして彼の口から語られ、そして彼が態度を持って示した「鳥人」としての宿命──という、この作品の今後の展開が垣間見え始めたという意味において重要なエピソードだったと思います。
が、それより何より重要だったのは、この「BIRDMEN」という作品は「黒い翼を生やした半裸の少年たちがキャッキャウフフするマンガ」だったことが明らかになったことなのではないのでしょうか。
だってアンタ、背中から羽根が生えるということはつまり、強制的に上半身裸になるということなんですよ? 今回なんか、背中に黒い翼が生えていることを確認するために、みんな一斉に服を脱いで見せ合いっこしてヒャッホウと盛り上がっていたんですよ? 黒い翼を生やした半裸の少年たちがキャッキャウフフなんですよ? 更に鷹山に至っては、完全変化する直前には自分からズボンとパンツ脱いで全裸になるんですよ?
自分はこのシーンを読んだ時、「田辺イエロウ先生は今回はこれがやりたかったに違いない!」と確信しました。さすが現代サンデー随一のヒットメーカーにしてストーリーテラーである田辺先生、目の付け所が素晴らしいです。背中から黒い翼生やした半裸や全裸の少年たちがキャッキャウフフするマンガを、今あえてサンデーでやらかす覚悟、私めは存分に受け取りました。望むところです。
今回の続きが掲載される10/16を、このテンションを保ったまま待ち続けていきたい所存です。
「結界師」は全巻電子書籍化されているんですね。
「BIRDMEN」はできればコミック版と電書版をタイムラグ短めで出してくれるとありがたいです(本を置くスペースが本気でないので)