おはようございます。先週のサンデー20号感想です

絶対可憐チルドレン

 太平洋戦争中期以降における旧日本軍のリソースのなさっぷりをバックグラウンドに据えている今回のエピソード。

 物量の無さを努力と根性でカバーしようとするのが旧日本軍側プレイヤーの醍醐味であり、今回の夏見の催眠能力による敵機の除外はその最たるものだと思うのですが、残念なことに努力と根性も有限のリソースであり、いつかは限界が来ます。この時点で、既に旧日本軍(そして超能部隊)の将来の敗北は確定していたのでしょう。
 やっぱり太平洋戦争モノのゲームで日本軍を担当するなら、1942年の夏のターンくらいを終了したところで終わりにしたいところです(何の話?)。

AREA-D

 キキとララの異形っぷりを見てると、「神聖モテモテ王国」に出てきた替え歌「行こうぜ大作」の『ジル様 ジル様 変な生き物にされて悔いなし』というフレーズが浮かぶので困りました(困るのか)。
 勿論彼女たちはアスラ様に変な生き物にされた訳ではなく、能力でこういう姿になった自分たちに生きる場所を与えてくれたジル様アスラ様に忠誠を誓っていることは理解しているのですが。

NOBELU

 お前レベルが俺を語るか。(挨拶)

 主人公のノベルと「国民的子役」ミコが、共に過酷な生息環境によって生じた二重人格者であったことが明らかに。この物語の基本構造はこのエピソードまででだいたい語られたので、次回以降からいよいよ彼らの役者としての生死を賭けた人生の物語が本格的に動き始めるものと思われます。
 設定は過酷ですし、何より主人公たちの境遇は見るに耐えないくらい悲惨なのですが、それでもこのマンガには物語に引き込まれる魅力があると感じています。過酷でなければ彼らの役者としての才能は開花しなかったという皮肉な面もありますしね。次回以降が楽しみです。すごいこわいけど。

BE BLUES!

 ノア無双編。高校編に入ってから、龍と真っ向勝負して勝利したのは、ノアさんが初めてなんじゃないんでしょうか。
 あとサッカーとは全然関係ないのですが、ノアの高い身長と高い頭身っぷりは、「タイガーマスク」のミスター・ノーを連想させます。自分だけに。

正しいコドモの作り方!

 この場を借りて告白すると、やっぱり「お兄ちゃん子作りしよ!」が一番ました(感想)。

BUYUDEN

 スレンダーで健康的な身体の瑠奈よりも、マニアックな体つきの萌花の方が着替えのカットが多いところが素晴らしいです。このマンガはこうでなくてはいけないんですよ! と、今後も力説して行きたい所存です。負けるな萌花。色々な意味で。

紫雨の鬼

 読みきり作品。ツンデレ幼女と気性の荒い化け物コンビの掛け合いが魅力的なマンガだと思いました。
 また、今回の敵役の妖女・玉風さんの露出が少なめなところに、閻魔が存在する地獄が存在するダークな世界観へのこだわりを感じます。露出が少なくて残念という意味ではないです。はい

絶対可憐チルドレン 34 (少年サンデーコミックス)

コミックス34巻買いました。京介少年の「僕らの国に…」って言葉は、彼の「国土」であったカタストロフィ号の趨勢を描いたアニメ版を見た後だと、より切ないものを感じますのう

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サンデー19号感想開始

マギ

 「いい奴はみんな死ぬ」とかつて『紅の豚』に出てきた空飛ぶ豚が申していましたが、今週登場した紅覇は、臣下には優しい良き武将であるというアピールをした直後にマグノシュタットの最終鬼畜兵器によってあっけなく死んじゃいましたね(←決めつけた。多分彼はまだ死んでない)。
 その最終鬼畜兵器を操るモガメットもやがて死んじゃうでしょうし、ティトスはあと数日の命、そしてレームのシェヘラザードも同じくらいの命しか残されていないなど、マグノシュタット編の主要メンバーはまもなくみんな死んでしまうことが運命づけられてしまっています。彼らがこの物語から死という形で退場することで、この物語は生き残った者達の手によってまた新たな局面に向かうことでしょう。
 「いい人間は死んだ人間だけである」とも申しますが、生きてる間は色々やらかした彼らも、その死後には「いい奴だった」と語られることになるんでしょうか。

ムシブギョー

 「失うことから全ては始まる」とかつて「シグルイ」に出てきた隻腕の剣士が申していましたが、今週の「ムシブギョー」は、クレバーな性格が売りだった大岡忠相殿が、片腕を失いながらも仁兵衛と蟲奉行の二人に対するその胸の内を静かにかつ熱を帯びて語るという、とても熱血な展開を見せてくれました。
 蟲奉行が本来の姿に戻る前でなければ得られない、彼女が仁兵衛と二人だけの「人間」らしい幸せな時間をわずかでも稼ぐため、実力では到底叶わぬ真田幸村に対して勝負を挑み続ける。何というかこう、「愛するが故に見守る愛もある」という言葉を久しぶりに思い出してしまいました。
 今の大岡殿の心境を例えるなら、「うる星やつら」アニメ版でラムとあたるの関係を見守るメガネみたいな感じ?(全然違いそう)

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全然関係ないですが「るーみっくわーるど35」の発表にはビックリしました


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近況報告兼これまでのNOBELU感想日記

 お久しぶりです。
 相変わらず仕事を中心に色々と切羽詰まってますが、そんなことよりも何故自分は「ムシブギョー」アニメ版第一話の録画予約を忘れていたのかと、自分を悔いる日々を送っております(挨拶)。

NOBELU

 主人公ノベルの両親を典型として基本的に出てくる大人がみんな碌でもないのが特徴というか、大人が碌でもないからこそ子どもが色々と余計な苦労をしている感があふれるこのマンガなのですが、その中にあって自称「ゆとり世代」のブロンズクラスマネージャー・平泉カンナの存在は貴重です。
 「ゆとり世代」を自称するだけあってものすごく頼り甲斐はなさそうですし、ついでに主人公と同じ貧乏アパートに住まないといけないくらい収入も少なさそうなところは不安材料ですが、一応ブロンズクラスの子どもにも将来性を見出していきたい意欲はあるようですし、碌でもないかそうではないかと言われれば、まあまだしもマトモな方なのではないのでしょうか。
 彼女もいずれは事務所の専属トレーナーのような碌でもない大人の仲間入りを果たしてしまうのか、それともそれ以外の道を見つけることができるのか。その辺を個人的な見所の一つにして行きたいです。

 あと個人的な見所と言えば、主人公の同級生のデブ少年。マンガの中ではコメディーリリーフとして活躍しているものの、彼も立場的には主人公同様にかなり辛い立場にいるような気がしてならないのですが、でも持ち前のデブさ加減で何だかんだで逆境を生き抜き、いずれは貫禄を備えた立派なデブな大人の役者に大成するのではないかと思ってます。勝手に。

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野島伸司企画ドラマとしてはやはり「家なき子」が出てくる世代の私。このドラマってDVD化されていないんですかね?


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