コミックマーケット65 椎名高志作品関連サークル情報
(漏れていたらゴメンナサイ)
29日(月)
- 東J08a BANNAI(GS美神?)
- 東J08b 文珠(GS美神)
- 東J09a 天使のしっぽ(GS美神、MISTERジパング 女性向け)
- 東J09b カカロッ闘(GS美神 女性向け)
- 東J10a 風色通り(GS美神 雪乃丞×ピート)
- 東J10b 櫻花壇(MISTERジパング 信長×光秀)
- 東J11a EN(MISTERジパング ヒカゲ×信玄)
- 東J11b 黄金の国(MISTERジパング 信長)
- 東J12a カタクリ(MISTERジパング 日吉×信長、光秀×信長)
- 東J12b 野良犬ロック(MISTERジパング 日吉×信長、光秀×信長)
- 東J13a Hyper Melon(MISTERジパング 一益×信長、権六×信行)
30日(火)
- 東ツ50a 真面目屋(GS美神 男性向け)
というかお久しぶりです。
椎名高志ファンホームページ C-WWW の管理運営を行っている深沢です。
クリスマスの晩は残業して夜遅く帰宅し、トンカツを食べながら「映像の世紀」の再放送を観ていました。
戦前のドイツやイタリアのプロパガンダ映画に登場する少女達のあまりの可愛らしさに、思わずグッと来てしまって大喜びしてましたよ(バカ)。
しかしその後、彼女達と彼女達の祖国が後に辿る過酷な運命を想像してしまい、途端に憂鬱な気分に。
あんなにかわいいのに! あんなにかわいいのに! (;´Д`)
やっぱり戦争はよくないよなぁー、と思いました。トンカツを食べながら。
メリークリスマス(嫌がらせか?)。
なお、このサイトは今回が今年最後の更新になります。
今年は椎名高志ファンとして、氏の実力が遺憾なく発揮できる領域である短編作品をほぼ月1本のペースで読むことができ、とても楽しい時を過ごすことができた一年でした。それに、来年には「絶対可憐チルドレン」の連載が読める! という希望を持つこともできましたし、我々にとってホント幸せな一年だったと言えるのではないのでしょうか。
少なくとも、「一番湯のカナタ」の打ち切りで沈んでいた去年の今頃に比べれば雲泥の差です。
ああ、未来に希望があるって素敵! 来年の今頃にこのログを読み返し、「あの頃のオレらには希望があったよね…
」と呟く過酷な運命が待ち受けていなければいいんですけどね!(ドクロ)
それでは皆さん、よいお年を。
次回更新は多分 1/5 頃になると思います。
■サンデー4,5号感想ランキング
- シェリーの蹴り上げ→足払い→ハイキック→ギガノ・レイスの4HITコンボ(金色のガッシュ)
- 鎌木梨奈(美鳥の日々)
- 樹から落ちる春日夜未(結界師)
- きみのカケラ連載再開
- 刃にキスするしろがね(からくりサーカス)
1. シェリーの蹴り上げ→足払い→ハイキック→ギガノ・レイスの4HITコンボ(金色のガッシュ)
これが格闘ゲームだったら、「GROOVY!」って表示されてますよ!(挨拶)
本当のヒーローというものは、得てして「仲間がピンチに陥った時を見計らったように、ちょっと遅れたタイミングで高いところから現れる
」と相場が決まっているものですが、この定義によればシェリー&ブラコこそがこのマンガの本当の主人公ということになります。伊達にアニメ版の初代EDで一人芝居をしていた訳じゃない! アタシが本当の主役よ! このアタシこそが最強なのヨ! とでも言いたげなシェリーの、やけくそ気味な戦い方が印象に残ったお話でした。
あんなのを目の前で見せつけられ、その上で「いつかは奴と戦わなければならない!」とか言われたら、そりゃーガッシュやウマゴンならずともビビりますわい。ブルブル。
もっとも今回の対ゾフィス編は、大元をたどればシェリーの幼なじみでありゾフィスのパートナーでもあるココと決着を付けるために戦う、言わば彼女のために用意されたエピソードである訳で、今回の「真の主役」扱いも納得できるというもの。
この調子で、春の同人誌即売会ではココ×シェリーの同人誌が大量発生するくらいの勢いで盛り上げて頂きたい。シェリーのような強気なキャラは、やっぱり受けに回ってこそですよ!(受け?)
2. 鎌木梨奈(美鳥の日々)
ホント、よくこんなに次から次へと変態を考えつきますね! と作者を誉めたくなるほどハイレベルかつハイスペックな変態女子・鎌木梨奈が新登場。ワイルドな頃のセイジを妄想して一人でハァハァしている彼女のヤバさは、既に少年誌で扱える枠を越えています。専門用語で言うところのオーバーエイジ枠です。今週のサンデーを読んで、「年上の高慢なお姉さま萌え」というやっかいな属性に目覚めちゃった男の子は絶対存在すると思いますね。5人くらい(論拠は?)。
また、彼女の額が広いのも個人的にはグッと来ます。専門用語で言うところのデコっ娘です。やっぱこういう女子はデコが広くないとな!(←やっかいだ)
そして、彼女の脇に控える側近女子も、やっかいさでは同レベル。パンチラをものともしない華麗かつ過激なアクションの数々は、きっとこの娘は将来大物になる!(パンチラで) とベテランをも唸らせる実力を秘めていると思いました。
あと、彼女のキャラクターのデザイン、特に前髪の部分が「魔法先生ネギま!」の本屋ちゃんを彷彿とさせるのは、多分狙ってやってると思いました。
3. 樹から落ちる春日夜未(結界師)
やっぱりよみはエロいな!(専門用語)
今回は腹に一物ありそうな行動を見せた彼女でしたが、前半に見せたドジっ娘っぷりは演技なのか素性なのかはまだ謎です。多分素性があんなのだと思いますが。
あと、今回は「こんな甘い子が正当後継者なんて…
」と良守を冷たく見下す夜未に、たいそうグッと来ました。彼女にはぜひこのままレギュラーになって頂き、毎回毎回良守をガキ扱いして冷たい視線でネチネチいじめる存在になって欲しいです(←やっかいだ)。
4. きみのカケラ連載再開
長い間、目次ページの下の方に『高橋しん先生が体調不良のためお休み』と書かることによってのみその存在が確認できていた「きみのカケラ」でしたが、いよいよ今週から連載再開。
休載前の人気は芳しいものとは言えず、また「『カケラ』の連載はあと10週で終了する」という情報を事前に掴んでいたこともあって、正直私はこの作品の連載再開に対してはあまり大きな期待は抱いていませんでした。例え不人気連載でも、一度始めた作品にちゃんと決着を付けようとするしん先生とサンデーの覚悟には感心しましたが、でもいくら何でもあの休載前の状態から話を続けるのは辛いのではないか? と思っていたのです。
が。
- ちょっと前までおもらししてグズグズ泣いてたレジスタンスの女の子・ヨナが、いきなり主役に大抜擢!
- 腕が飛び鼻がもげ落ちる、戦慄のバイオレンスシーンの連続! なまじカワイイ絵柄で描かれているから余計ブキミだ!
- 何の脈絡もなく幼女達の入浴シーンが! ヨナの全裸が! うわ、毛すら生えてないよ!
- そんな幼女達に、いいようにこき使われるシロ! いつの間にか愛想笑いを浮かべる技術を身につけていたシロ! 辛い! 辛すぎる!
- そして最後のコマでは、裸に剥かれて鎖で吊されている、ハードコアなイコロ王女の姿が! そんな恰好していいのは、触手が出てくるファンタジーエロアニメのヒロインだけですよイコロたん! どうなってるの!
- つうかこれって、休載前と話が繋がってねぇじゃん! 一体彼らに何があったのヨ!
エラいマンガが始まっちまったー!
そんな感じで、エロスとバイオレンスが無闇に交錯する衝撃の新展開の連続にビビりまくりでした。
こんなの見せられたら、もうコマが小さいとか線が細すぎるとか台詞が多くて読みづらいとか、そういう少年マンガとしての細かい欠陥なんてどうでもよくなって来たよ! このマンガはそういう次元で語るべきマンガじゃねぇ! 例えるなら超次元伝説きみのカケラ! そんな感じだよ!(←誰が止めて)
とりあえず、このマンガの作者はかつて「最終兵器彼女」において読者を絶望のどん底に叩き込んだ高橋しん先生なのだ! ということを忘れず、ゆめゆめ侮ることがないように読み続けていきたいと思いました。
もしかしたら我々は、これから何かもの凄いモノを読むハメになるのかも知れません。
5. 刃にキスするしろがね(からくりサーカス)
色々な意味で衝撃的な内容だった「きみのカケラ」の次に掲載された「からくりサーカス」ですが、こちらもエロス&バイオレンスではまったく引けを取らない展開でした。
オートマータなメイドさん達が笑顔で殺戮マシーンに飛び込んでいくシーンは大層ビビらせて頂きましたが、でももっと怖かったのは、やっぱり一番最後の鳴海としろがねの会話のシーン。今回のサブタイトルにもなっている、しろがねが鳴海の武器の刃にキスをして血を流すカットからは、しろがねの「愛」というよりはもはや「業」の域にまで達している、鳴海に対する想いの深さを伺うことができます。読んでいるうちに、何とも表現しようもない感情が沸き上がってきましたよ。ホントすげえなぁこのマンガ。
今週のサンデーは、この他にも投手同士がいきなりドつき合いを始める「MAJOR」、何だかどんどん話がトンデモ方面に向かっている気がしてならない「ワイルドライフ」、もはや『ミステリーを題材にした少年向けコミック』の正しいあり方について色々と考えさせられる作品と化しつつある「怪奇千万!十五郎」など、総じておかしいマンガが多くて楽しく読めました。
来年も、爽やかにおかしいマンガが読める年でありますように!
更新情報:
- 「煩悩の部屋」の創作文集に、ヴァージニアさんの作品「とら!」の第8節「駆け出しGS 」を掲載しました。
- キャラ活躍度評価型人気投票企画「CONVENTIONAL WISDOM」は、現在約20名の方から投票を頂いております。ありがとうございます。