小鹿さんはもっと貧乳だと思ってましたサンデー1号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 今更ですが、先週のサンデー1号の感想です。

 「入稿がまる一週間近く遅れているので仕事は休みではないです」ということは、要するに今の椎名先生は1週分の話を仕上げるのに1週間以上かかるスケジュールで動いているということになります。1週分を描くのに8日かかると豪語しているマガジンの赤松健先生みたいですね。
 サプリメントが評判良いので今後も続けていく予定であれば、今後も(赤松先生みたいに)定期的に休みを入れてあげた方がいいんじゃないんだろうかという気がします。

 そして本編の方ですが、ジブリアニメの見過ぎで脳髄をもののけ姫に支配されている、存在そのものがダメだったはずの小鹿圭子が、何か知らないけどマンガみたいな超博愛主義を発揮。食用として捕獲することが今最も国際的にヤバい動物であるクジラの親子の窮地をナウシカロジック(効果:動物に向かって「ごめんね」と言うだけで全てを許してもらえる)で救い、クジラを逃がして荒ぶる初音をも「冷えた体を裸になって暖めあう」というこれまたマンガみたいな対処法でケアに成功して一件落着まで持って行くという展開に。
 「何かよく判らないけど、脳をジブリアニメで支配された人間ならこれくらいやりかねない」という奇妙な説得力を持って行動する小鹿圭子が妙に熱かったエピソードでした。

 彼女の「活躍」は作者も想定していなかったらしいのですが、それでもこんな形で動くキャラを土壇場で作れてしまうというのは、やはり作者の頭の中のどこかにナウシカとかそういう系統のジブリアニメに浸されてる部分があって、それが小鹿を生み出したのかも知れません。
 椎名先生に限らず漫画家はよく「キャラが勝手に動く」という表現を使いますけど、勝手に動くためにはそれだけの才能というか、これまで自分が読んで来た様々な物語を消化して自分のアイデアとして生み出す能力が必要な訳であり、そういうことが自然にできる漫画家とやっぱスゲエよなあとか思いました。

 あとは、初音が明に対して恩義というか肉親に対する愛情のようなものを抱えていることが描かれていたのが嬉しかったです。
 ただのバカの子じゃなかったんだ(ひどい)。

 結論:雪遊びではしゃぐカワイイ葵の姿をサービスカットで入れてくれてありがとうございます。

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LOST+BRAINの件

LOST+BRAIN

 今更気味の話題ですが、サンデー新連載「LOST+BRAIN」が、あまりに「DEATH NOTEっぽいので2chを中心に大騒ぎになりました。
 そのおかげで、今週は職場で「いつもサンデー買ってるよね? 読ませて!」と何度も声をかけられ、モテモテになることができました。きっと今週は、サンデーの売れ行きもいつもより良かったのではないかと思われます。計画通りですね!(ドクロ)

 いやまあ、実際は絵柄と主人公の社会に対するひねくれ具合がちょっと似ているだけで、話そのものはあまり似ていないのですが、でもここまで叩かれてしまったのは、制作者側の「『DEATH NOTE』っぽいマンガをやりたい!」という欲望があまりにもダダ漏れになってしまっているため、結果的に「LOST+BRAIN」が『DEATH NOTE』の真似をすることだけを狙った志が低いマンガである、という印象を与えてしまったのが一因だったのかも知れません。
 パッと見の印象が似すぎていたのが運の尽きというか何というか。

 また、「LOST+BRAIN」は主人公が「世界を革命する力を!」と叫ぶ系のマンガに(一応は)分類されると思うのですが、でも今のサンデーの読者って、どっちかと言うと「ハヤテのごとく!」の名サブタイトル「現在が大事だ! 現在を守ろう! 世界を革命しない力! とりあえず現状維持からだ!」の方に共感する人が多いのではないのでしょうか。いや自分がそうだからなんですが(ダメ)。
 それに今連載されている社会派コミックである「魔王」も、ついでに言えば「絶対可憐チルドレン」も、「世界を革命する力を!」を叫んでいるのはあくまで敵役の側ですしね。あと「金剛番長」も、社会革命系というよりはむしろ主人公達が「敬人尊野蛮!」とか叫んで現在の社会秩序を破壊する系のマンガになっても一向におかしくない気がします。
 果たして「LOST+BRAIN」は、どこまで今のサンデー読者に受け入れられるのでしょうか?

 イン殺さんが仰る様に、「LOST+BRAIN」の目指すところが『催眠術で宗教団体を興して革命起こしたる! 目指せ人類完殺!』みたいな話であるならばそれはそれで大変に面白いのですが、今のサンデーにそこまでこのマンガを持って行ける気骨があるのか疑問です(多分無理です)。

 結論:大丈夫かサンデー

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今週のサンデー感想サイトにおけるNGワードは「コナン離婚」ですサンデー08年1号感想

最上の命医

 かつて痛快破天荒パン職人リアクションマンガ「焼きたて!ジャぱん」を連載してサンデーを混沌の渦に巻き込んだ橋口たかし先生の新連載、ということでどんな凄いマンガ(ネタ的な意味で)が始まるのかと思っていたのですが、実際読んでみたら極めて真っ当な医療マンガでした。「ワイルドライフ」と同系統の、ある意味手堅い内容だなという印象を受けます。
 現実社会における医療業界は色々とメロメロな状況に陥りつつあるようであり、マンガの世界でもそんな現実の問題点をメタ的な視点から捉えたテーマを掲げた作品が増えている感がありますが、この「最上の命医」の場合は作中に出て来た『無限の樹形図』に代表されるように、よりプリミティブな生命賛歌路線で行くみたいですね。少年誌として、とても正しい路線だと思います。
 子供達に医療の世界に対し夢やロマンを持たせることこそが、この作品の本当の使命なのかも知れません。

 もっとも「焼きたて!ジャぱん」も、本来はプリミティブかつ夢とロマン溢れる内容だったはずなのに、連載が続くに連れて(以下略)みたいな感じになっていった感があるので、この「最上の命医」もゆめゆめ油断ならないと思います。橋口先生の描く病弱スレンダー少女に読者がハァハァするタイプのマンガになる日も、案外近いのではないのでしょうか(ひどい)。

結界師

 前回、良守に緊縛プレイを仕掛けた時音のイキイキっぷりが忘れられない今日この頃ですが、良守的にはもうそういうハードプレイはこりごりだったらしく、今回は時音の機嫌を直すために心から反省する話――と見せかけておいて、本当の主眼は夜行烏森支部の世話係の箱田ママの、マンガみたいなにこやかさ加減に萌え萌えになることだった、という高度な二重構造を備えたエピソードでした。ウソですが。

 箱田君はかつて「絶望くん」と呼ばれていたものでしたが、今では「絶望くん」の元ネタだった「ボボボーボ・ボーボボ」も終了してしまったので、今や頭から紙袋を被る系キャラの代表格となったと言えましょう。紙袋無双。残るライバルは「ギルティギア」シリーズのファウストくらい?(何これ)

金剛番長

 金剛にすっかり惚れ込んでこれまでの行いを悔い改め、筋を通せる男になろうとして戦って傷ついた悪矢七を優しく抱き留める金剛が素敵な回でした。往田といい悪矢七といい、あんな抱かれ方をしたら、もう金剛に惚れるしかありませんよね。
 そして今回出てきた念仏番長の「舎弟」ですが、何かこんな戦い方をするキャラって「ブラックエンジェルス」にいなかったっけ?とか思いました(オッサン的発想)。あと墨田区在住の人は、「愚ちゃ愚ちゃのミンチにしてやる」という言い回しを流行させる義務があると思います。念仏番長が統べる区の信徒として。

クナイ伝

 今回のエピソードは、「毒の血を持つ相手に対し、毒を邪紅刀に吸わせて退治する」という戦闘シーンよりも、「いずなの作った料理はニンニクのスープでした!」というちゃんとしたオチが用意されていたところに感心しました。
 あといずなの持ってる武器の先端がニンニク型をしているところが、芸が細かいなあと思いました。くさそう。

金色のガッシュ

 ブラゴ退場。彼がここで負けるのはもはや必然の有様だったのですけど、最期にブラゴとシェリーのパートナーとしての結びつきの強さを改めて見せつけてくれたのはとても良い演出でした。
 ブラゴは怒り以外の感情を表現するのが不器用なキャラなので、背中越しに手を繋いで「お前がパートナーで、オレは幸せだった」と言った時、きっと彼は最大級に照れまくっていたのではないかと思われます。ブラゴもシェリーもお互い極度のツンデレ系キャラなので、こういった極限状態でないと素直になれないんですよねー。かわいいカップルだなあ。

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