■Sword of Light and Shadow
「自分が大富豪になった時にやりたいことリスト」の中に、
「アニメ版『マリア様がみてる』の脚本を、納得いくものに修正して作り直させる」
が入っている皆さん、こんにちはー!(挨拶)
お久しぶりです。椎名高志ファンホームページ C-WWW の管理運営を行っている深沢です。
「ふたりはプリキュア」で例えると、白よりも黒い方が好きなタイプです。よろしくて?
あのアニメ、「主役の二人が手をつなぐとパワーアップして手から雷を発射できる」という凄まじく百合っぽい設定が私のツボにはまったので毎週喜んで観ているんですけど、前作「明日のナージャ」の比どころじゃないキャラクターグッズの番組内での宣伝っぷり、「ザケンナー」「ジャアクキング」とかいった知性のカケラも何も全く感じさせない敵のネーミングセンス、戦いよりも愛よりも食欲を優先させちゃう乙女心を「♪チョコ食べまくる! くる! くる!
」というアッパーかつアシッドな歌詞で高らかに歌い上げたエンディングテーマなど、何というかこう得も知れない不安を掻き立てる要素が沢山あり、色々な意味でとっても微妙なアニメだと思いました。その辺みんなはどうかなー?
やっぱ黒より白ですか? ほのかたん萌えが基本ですか? っていうか、彼女の「うんちく女王」ってニックネームは、実は誉め言葉になっていないんじゃないかと思いませんかー? 思いますよねー?(どうでも)
(='ω')ノ
そして最近のサンデー絡みの話題といえば、前に読み切りで掲載された「ハヤテの如く」の中の台詞が原因で、コナミが小学館に対して「『ときメモファンド』について不適切な表現があった」と抗議し、今週号のサンデーに謝罪記事が載った、という事件がありましたね。
コナミ側が苦情を言った件については、仮にも「ときメモファンド」という実在する商品をマンガの中でネタとして使う以上、事実と異なる表現がないかどうかを事前にサンデー側がチェックしなかったのは明らかに過失であり、迂闊な行動だったと評価されても仕方がないと思います。
特に「ハヤテ」はオタクネタをギャグにする手法を選択したマンガですし、それに「ときメモファンドは元本割れを起こしていない」ってことは金融にそれほど詳しくない私ですら既に知っていたくらい(オタク達の間では)既知の事項となっていたくらいなので尚更です。やっぱりあのマンガの作者の畑さんには、まだオタク知識がちゃんと身に付いていなかったのでしょうか?
実際、ゲームやアニメの制作会社に対する投資は、融資する側の銀行などにとっても開拓中の分野なんだそうで、制作資金調達のためにファンドを組んで一般(特に、その作品のファン層)から投資を募るタイプの金融商品は今後も登場してくるんじゃないかと思われます。
そんな中で、「ゲームファンドは儲からない」というパブリックイメージをこれ以上定着させられちゃたまらん、って判断でクレームをつけたんじゃないんでしょうか。
しかし個人的には、この事件そのものよりも、「ハヤテの如く」を読んだことがない人が皆ことごとく「この問題を引き起こしたマンガは『かってに改蔵』に違いない!
」と思い込んでいたことの方が、遙かに面白かったです。
いやまぁ、確かに久米田先生は、事あるごとに問題がありそうなネタを振りまいてますが! 某有名カードゲームのことを「まるで金を刷っているようだ!
」なんて茶化したネタとかもありましたが!
何というか、今回の件で逆説的に久米田先生の偉大さを感じました。やっぱり先生はみんなから愛されてるなぁ。
畑先生も、いつかこの領域に到達できるようにがんばって下さい(フォロー)。
■リフォームの匠を呼べ!(海原雄山の声で)
あと、ARTIFACT さんでネタになっててビックリなサイトリフォームの件ですけど、近日中にこのサイトの利用実態を調べるアンケートの実施を計画しています。
その時はご協力をよろしくお願いします。
今は「ウェブログ入門」を読んだりして、BLOG の機能についてお勉強中です。
やっと Trackback の仕組みが理解できたよ! こりゃー便利だ!(遅)
■ファンタジスタ次回最終回記念・サンデー13号感想
- 「何かこう、3Dに生えてるよなぁ〜」(思春期刑事ミノル小林)
- 支店長(こわしや我門)
- 今週の「いでじゅう!」
- 今週の綾瀬貴子(美鳥の日々)
- 「なんだ〜オレってモテるじゃん!」(モンキーターン)
1. 「何かこう、3Dに生えてるよなぁ〜」(思春期刑事ミノル小林)
このコマが出てきてから、このマンガは加速度的に面白くなったと思いました。
このマンガの作者である水口尚樹先生は、これまでは主にオッサン臭い漢達が主人公のマンガを得意としていたというか、むしろそういうマンガしか描いていない漫画家という認識しかなかったので(失礼)、今回の新連載で少年を主人公に持って来たのは意外でした。
相変わらずサンデーは少年が大好きみたいですね(にこやかに)。
男なら誰でも頭の中に中学二年生レベルのエロ思考ルーチンを内蔵しているものですが、読者のそういう中坊な部分を揺さぶることができるか否か。このマンガがギャグマンガとして成功するかどうかは、そこにかかっていると思います。
2. 支店長(こわしや我門)
今週のこのマンガの最萌えキャラは、表紙を飾った國生さんではなく、「人の命は地球よりも重い」というタテマエを唱えることも、また銀行の支店長という立場で財産を守る行動もせず、ただひたすら主人公チームを囃し立てることに終始した支店長に大決定。彼の人でなしっぷりはもはや感動的です。「ワイルドライフ」に出てきたペンギン博士を超えてます。アニメ化したら、ぜひ声はシャアの人に!(嫌)
そして、相変わらず優さんと辻原さんの爽やかメガネキャラ二人組が怖いです。一応人命がかかっているにも関わらず、終始にこやかだったのが底知れません。こいつら、絶対もの凄い修羅場くぐってるね! あれは人を殺したことがある奴の目だよ!
このマンガ、主人公とヒロインは割と正統派なキャラなので騙されそうですが、実はもの凄くアナーキーな作品を目指しているのではないのだろうか。
3, 今週の「いでじゅう!」
オチがないよ!(挨拶)
いつもの「いでじゅう!」なら、最後の1ページでこれまでのいい雰囲気をブチ壊すオチが必ず入っているはずなのにおかしいな? と思った方も多いはず。というか私がソレです。初めて読んだときは、今週は1ページ足りないんじゃないかと本気で思いました。
予定調和の中で永遠にぬるいラブコメを続けると思われていたこのマンガですが、もしかしたら運命が変わってきたのかも。今後に注目。
4, 今週の綾瀬貴子(美鳥の日々)
今回の「美鳥の日々」の最大の見所は、言うまでもなく男物のYシャツを着込んだ綾瀬が「男の人の背中って広ーい!
」って言うところなんですけど、でもこのコマを見た時、私の脳裏には「敗北」という言葉が浮かんできてしまいました。
はっきり言って、これじゃダメです。ダメダメです。これではセイジには勝てません。今回程度の綾瀬のブッ壊れ方では、もはや「オレは右手に生えた女の子が大好きだ!
」とカミングアウトして人間としてのレベルが上がったというか、人を超えて神に近付き、デミゴッドとも呼べる領域にまでレベルアップを果たしたセイジ君には、まったくキャラとして対抗できていません。セイジと綾瀬とでは、もうキャラのポテンシャルの差が開きすぎてしまった感があります。
一応最後のコマのハシラには「次のアタックには要注意だね♥
」なんてフォローが入っていますが、現状の綾瀬のままでは、もはやセイジに勝つどころか挑む資格もないと申し上げざるを得ません。彼女がセイジに対抗できるキャラになるためには、これまでとは違ったアプローチを取る必要があるのではないのでしょうか。
というか、先週のインパクトが凄すぎて、この程度じゃもう感じない体になってしまったようだよ……
5. 「なんだ〜オレってモテるじゃん!」(モンキーターン)
「オレってもしかして女子からモテてる?」と自覚した男の子が取りがちなエロ妄想がダダ漏れになってて、とても好感が持てます。
これこそが中学二年生レベルのエロ思考ルーチンって奴ですよ! いくら競艇界の若手ホープだからと言えども、男の子の中身はやっぱりこうじゃなくちゃな!
「思春期刑事」も「D-LIVE!」の斑鳩君も、彼の中坊っぷりを見習え! と思いました。
更新情報:
- (今日は空更新)