What's Old


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01/ 7/31  (更新情報へ)

近況:

 お久しぶりです。

 それで更新の方なのですが、この前友人達とカラオケに行って私が喉を痛めてしまった上、その翌日に冷房の効いた部屋に一日中引きこもって「ガンパレードマーチ」をやり込んでネコとHな雰囲気になったりした結果、喉が腫れて夏風邪を引いてしまいましたトホホ。なので、ちょっと今日は更新情報だけでカンベンして下さい。
 元気が出たら、水曜か木曜辺りに溜まっていた日記を書きます。(←もはや自分の中でもこのページは日記扱い)

 あと、とりあえず「MISTER ジパング」があと2週間で終わるとかそういう可能性は(椎名センセのサイトの更新情報を読む限りでは)なくなった模様なので、とりあえず今回で「ジパングもうすぐ終わるかも!?」と危機感を煽るネタを使うことは終了させて頂きます。
 でも、まだ夏の新連載によるサンデー本誌作品入れ替えラッシュはしばらく続くので、ゆめゆめ侮らずに応援と監視の方をお願いしたい所存。


 

更新情報:


01/ 7/24  (更新情報へ)

サンデー33号の「MISTERジパング」に対する間違った感想:
 「ヒナタを拘束する器具は、手錠に鎖じゃなくて、首輪に鎖の方が絶対似合うって! グッと来るって!
  まったく、竹千代は支配者として一番大切なことが判ってないよな!」

 という訳で、皆さんは首輪に鎖(「GS美神」のパピリオが採用)と腕輪に鎖(「MISTERジパング」の竹千代が採用)のどっちが好きですか?
 こちらは、私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページ C-WWW です。
 先週は結局体調や仕事が芳しくなかった都合で、更新をサボってしまいました。申し訳ない。

 それにしても、ちょっと前は勝三郎や勝家が首輪拘束プレイを強要されていましたけど、もしかして椎名氏は鎖や首輪で監禁・調教されるシチュエーション(しかも、冷酷な幼女や少年に大人が調教される奴)が好きなのでしょうか?
 いや、別に僕はそういうの大好きなのでまったく問題ないのですが。
 今度はぜひヒナタに鎖付きの首輪を付けて(以下略)


ジパングの現状:

 それでそんな拘束具が大好きなマンガである「MISTERジパング」の最近の状況なのですが、せっかく藤吉郎が苦労して救出したヒナタっちが再度天回殿の手下――しかも、縄(拘束具)を触手の様に扱う、ホンモノの変態能力者――に竹千代共々拐われてしまい、いよいよ以前ちょっとだけ出てきた(けど登場人物は皆都合よく忘れている)「ヒカリ=ヒナタ・ヒカゲが死んでしまうパターンの未来」への伏線が張られて来たのかなー、という感じになって来ました。

 が、しかし、例えそんな事が起ころうとも(実際起こっているんだけど)、現在の話の主軸はもはや完全に信長救出の方に傾いていると言えましょう。
 ついに檻から脱出した信長に迫る、新たなる天回の手下の強化人間! しかも、どこからどう見てもルックスが変態! マスクから突き出している変な物体は、きっと彼の鼻に違いない! その鼻を二股に伸ばして嗅覚を異常発達させた鼻人間に強化された彼は、その鼻で信長の匂いとかを嗅ぎまくるに違いないね! 信長危うし!(どうして?)
 って感じで、先週の藤吉郎の「目的はみんな違うけど、とりあえず天回ブッコロ!」な内容のアジ演説(専門用語)以降は、なかなかいい感じに盛り上がって来ていると思いました。

 いわゆる勧善懲悪モノファンタジーにおける典型的なストーリーは「悪者に捕らわれた姫を勇者が救出し、二人は結ばれて幸せに暮らしました!」であることはドラクエ1を例に出すまでもなく明白なのですが(古い)、現在の「MISTERジパング」の展開もまさにそんな感じがします。
 世界を支配しようとする悪者(天回)によって捕らえられ、牢獄に閉じこめられた(信長)を助け出すため、旅の間に出会った仲間達を引き連れて戦う勇者(藤吉郎)! って書くと、なんかこうそのまんまバッチリ当てはまるような気がしませんか! お客さん! しかもよりによって、勇者が藤吉郎で、姫が信長ですよ! お客さん!(誰?)

 ああもう、今このマンガは「天回を倒したらこのマンガ終わるんじゃ?」とか囁かれている程に切羽詰まった状況に陥っているというのに、この期に及んでまで当サイトが提唱する「信長ヒロイン説」を裏付けるような展開になってしまうなんて!
 確かに、信長が牢屋に閉じ込められている間は、色っぽい黒子装束の着用を強要され続けたり、銃を突きつけられてホールドアップする時のポーズとしてグラビアクイーンとかがよくやってる「両腕を頭の後ろで組んでバストを強調するセクシーポーズ」を採用したり、サンデー32号掲載分の扉絵が、上半身裸の殿+腕には手錠(拘束具)という曰くありげなものだったりと、なんというかここまで読者に対して過剰なお色気サービスを振り撒く資格があるのは、どう考えてもヒロインキャラだけですよ! やっぱりそうだったのか!

 そして、サンデー32号では、我らが藤吉郎が、¨自分が恋愛するよりも他人同士のカップリングを妄想して喜んでいる方が性に合っていそうな女性”である(ヒデエ)ヒカゲまでもを口説き落として籠絡し、ヒナタとヒカゲの二人と一緒に(以下略)! していたりしたんですけど、でもやっぱり彼の本命は殿に違いありません。
 彼が土壇場になってあんなアジ演説を行い、並み居る各国の将兵たちを結果的に「殿の救出」という一つの目標にまとめさせる手腕を発揮できたのも、全ては彼の殿に対する愛のなせる技であり、これ即ちアウェイキングであり覚醒! 殿への愛が、ここに来て藤吉郎の覚醒を促し、結果として政治力や知謀力のパラメータが一気に上がった、ということなのです!
 以前、コミックス5巻でヒカゲが言っていた「天回は(秀吉を呼び寄せたことで)歴史の裏をかけたと思っているわ。でも、もしかしたら、それさえも時空の必然だったのかもしれない」という言葉の真意はコレであり、即ち天回という存在があったからこそ藤吉郎は自らの才能、およびその彼の才能を最大限に活かすことができる、敬愛するべき主君を手に入れることができたのだ! という事に違いありません。

 更に言えば、前述した通り「藤吉郎が勇者、殿が姫の役割」だったとすると、現在の対天回編のラストでは、求めあう二人がついに! というシーンが、お約束に沿うのであれば必ず入るはずなのです。
 藤吉郎がヒナタとヒカゲを救出した時ですら(以下略)! なシーンがあったんですから、藤吉郎の本命である殿との時なんかそりゃもう凄いことになるに違いありません。コミックス4巻における伝説の樹の下での再会の時ですら、なんかこうコマの4スミに紫色のバラがくるくる回っている様が目に見えるくらいにアレな感じでしたけど、今度はそれ以上の奴を! それ以上にアレな感じの奴をお願いします!

 ああ、なんてファンサイトらしい要望!(大間違い)


サンデー夏の新連載:

 で、それはそれとして(真顔に戻る)、サンデー34号誌上において、今年の夏から連載が始まる新連載陣のラインナップが発表されました。

 このうち、福地 翼氏はこれがデビュー作ということなので、初物好きのサンデーマニアな方にとっては楽しみな逸材となりそうですが、個人的にこのラインナップで一番楽しみな(というよりも、興味がある)のが、39号で登場する高橋ヒロシ氏でしょうか。

 知っている方はご存じの通り、高橋ヒロシ氏はこれまでは主に「クローズ」(秋田書店)や「QP」(少年画報社)など、とても大ざっぱに言えば男臭い不良系のマンガを描いてその筋では絶大な人気を持っている漫画家さんなのですが、そんな作風で売ってきた高橋氏の作品が、どうしてあのサンデーに!? と、今の段階で既に話題になっている模様です。
 この状況を「優等生ばかりのクラスに転向してきた不良学生」というメタファーで表現していたコメントをネットで見かけましたが、確かにこれはいい得て妙かも知れませんなぁ。

 また、私はまだ高橋ヒロシ氏のマンガをちゃんと読んだことがなかったというか、『月刊チャンピオン=「オレってピヨリタン」が載っている雑誌』、という明らかに間違った認識しか持っていなかったので(生まれてすみません)、そういう意味でも楽しみではあります。

 そして、新連載が4本始まるということは、必然的に今連載されているマンガが4本分切られるということも、また意味しています。サンデー33号では「ナイトラヴァーズ」の連載が終了しましたので(お疲れさまでした)、残りはあと3本! 一体どのマンガが終わるのかナ! と思うと、なんかこう気が気じゃないって感じですよねー。
 実際、「MISTER ジパング」は、下馬評レベルでは「もういつ終わってもおかしくないマンガ」と言われているのは事実ですし、他にも「プニャリンもヤバいのではないか」とか「パスブルや烈火も佳境だし」とか「話に区切りがつきそうなリベロ革命やファンタジスタも、『第一部・完』の形で一時休載もありえるのでは?」とか、もうみんな好き勝手に言っている状態です。
 個人的には、作品や作家のローテーションは「生き物」である雑誌の新陳代謝を促進する意味でも歓迎したい所存ではありますが、高橋ヒロシ氏や石川優吾氏といった他誌で実績を持つ作家を導入するというのは、おそらく雑誌としてもかなり思い切った判断であり、現在そこそこ(低値ながらも)安定しているサンデーにとって、この「代謝」がどう作用するのかはまだ判らないと言えましょう。

 ……というか、早いところ「MISTERジパング」があと2週間で終わってあだち充センセの新連載と入れ替わるのか、それとも更に連載が後に続くのか、せめてそれっくらいはそろそろハッキリして下さいお願いしますお願いします(←誰に嘆願しているのかすらよく判らない状態)。
 ヒカゲはかつて「明日が判らないと今日が大切に思える」と申していましたが、彼女ほどには人間ができていない私なんぞは、先が見えないと情緒不安定で寝てしまいそうです。ここ最近体調が悪くて思うように夜更かしできなくてすぐに寝てしまうのも、きっとこれからの先行きが不透明だからなのに違いありません!

 グゥ(おわり)


 

更新情報:


01/ 7/16  (更新情報へ)

(例によって時間がないので、更新報告だけ先行掲載します)


 

更新情報:


01/ 7/10  (更新情報へ)

今週のおすすめマンガ(いきなり):
Clock Clock 〜時の冒険者〜森田崇/小学館ガッタコミックス)

 今は亡き「コミックGOTTA」に連載されていた、1919年のヨーロッパを舞台にした冒険SF。時空の相転移を行うことにより時間移動が可能になる程のエネルギーを秘めた謎の物質「∞−マテリアル」を巡る争いに巻き込まれた現代に住む主人公の少年・航が、「アインシュタインの弟子」を名乗る少女レベッカと共に、マテリアルを狙う怪盗アルセーヌ・ルパンを相手に時空を移動しながら大冒険を繰り広げるというストーリーの、正統派冒険マンガだ。

 この作品の最大の特徴は、何よりも登場するキャラのヒゲオヤジ率が極めて高いという点にある、と断言できる。
 アルセーヌ・ルパン(ヒゲオヤジ)、アインシュタイン(ヒゲオヤジ)、物語後半に登場する謎の教授(ヒゲメガネオヤジ)、この手の冒険モノには欠かせない敵役の間抜けな軍人(白ヒゲオヤジ)、そしてチョイ役で登場する若き日のアドルフ・ヒトラー(チョビヒゲオヤジ)に至るまで、最初から最後までイカすオヤジキャラのオンパレードが楽しめるという、ヒゲオヤジキャラマニアには嬉しい内容になっている。
 一応ヒゲの生えていないオヤジキャラも何人か登場するが、ヒゲが生えていないせいか、あまり活躍していない。徹底的なヒゲキャラ優遇っぷりに対してはもはや潔さすら感じる次第。

 また、巻末に載っているおまけページでは、作者自ら「僕の作品で、おっさんキャラは不可欠。『少年』がまだ発展途上なら、おっさんキャラは『めざすべき男』、本当のヒーローです」と、冒険モノの物語におけるオヤジキャラの重要性を実によく判っているコメントを載せている辺りも、オヤジキャラファンにとっては高印象だ。
 作者氏のサイトの掲示板によれば、そのうち週刊少年サンデー誌面に登場するかも知れないとの事であり、今後の活躍が期待される漫画家の一人であると言えよう。


 ヤー!(旧ドイツ軍式敬礼をしながら挨拶)
 という訳で、ガキとオヤジがわんさか出てくるマンガが大好きな私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページ C-WWW へようこそッ!

 当ページは、どっちかと言えば普段はこの手の大冒険マンガよりは「ラブひな」とか「エイケン」とか「東京ミュウミュウ」とかの軟弱系ラブコメマンガを好んで紹介しているような気もするのですが、しかし本来、この手の冒険マンガこそが少年マンガの王道! 冒険こそが未来を夢見る少年読者にとっての最も必要な栄養素であり、だからこそ「ワンピース」を代表とする正統派冒険マンガはいつだって子供達に大受けなのです! と訴えたい今日この頃。
 それに、冒険マンガに人気がある雑誌は、やはり「元気」って印象が強いですしね。少年サンデーも、「からくりサーカス」「金色のガッシュ!」の藤田師弟コンビのマンガがヒートアップするに従って、だんだんと雑誌全体のノリというか雰囲気が良くなって来ている感じがします。

 まぁ、勿論「ラブひな」等の軟弱系ラブコメマンガも、誰が誰を好きとか嫌いとか同級生のおっぱいとかが気になって来るお年頃の少年読者にとって必要な栄養分ではあるのですが、でも摂取しすぎると色々と弊害が出てくるので(心と頭に)要注意! 冒険とラブコメの比率をよく考えて、健全な成長に必要な栄養分をバランス良く摂取するように心がけましょう! ラブコメマンガを摂取してすぐ横になると、確実に太ります! オレの経験からして間違いありません!
 みんな、甘いものとダメハーレムマンガの過剰摂取には要注意な!


 とか、こんな感じで(どんなだ)、時間SFとオヤジが大活躍する話が大好きな私としては「Clock Clock」は結構ツボに入った良作としてオススメしたい所存なのですけど、この作品には一つ、致命的とも言える欠点があります。
 それは何かと言えば、「この単行本が小学館GOTTAコミックスであること」。これに尽きると思われます。

 皆さんご存じのように、この作品が連載されていた「コミックGOTTA」は、既に休刊して久しいです。当時GOTTAに連載されていたマンガは、当然の事ながら急遽決定された休刊スケジュールに合わせたストーリー展開を行わなければならなくなった都合上、どれも「今後予定していた展開」を端折って無理に物語を終わらせている感じはどうしても拭えず、この作品も物語終盤はかなり切羽詰まっている印象を受けます(ヒゲメガネの「教授」がいきなり主人公の前に登場して秘密を喋り出す辺りがそれに相当)。

 また、母体となっていた雑誌が休刊してしまったことも、この作品(および、GOTTAに連載していた作品達)のコミックス化にとって、かなり不利に働いています。
 何故なら、それは「コミックGOTTAに掲載されたマンガを単行本化するために作られたラインナップである『GOTTAコミックス』はもう既に存在価値がなくなり、今発行されている『GOTTAコミックス』が重版されるような事もまず考えられない」ということを意味しているからです。早い話が、『GOTTAコミックス』は今現在書店に置いてある在庫が無くなってしまえば、(少なくとも新品は)ほぼ確実に入手不可能になる、ということなのです。
 そして、休刊に追い込まれる程の苦境に立たされた雑誌に掲載されていたマンガのコミックスが、全国の普通の本屋の隅々にまで行き渡る程の部数を発行するような事は、まず考えられません。

 実際、この「Clock Clock」も発行部数や書店での出回りはかなり厳しいっぽく、私がこの本を売っているところを見たのは、発売日に勤務地の小田原にあるピーナッツハウスという書店(オタク向けなマンガに強い、ある意味小田原最強の本屋)に3冊置いてあったのが最後でした。マンガ専門店じゃないとちょっと入手は辛いみたいです。
 また、同時期に発売された橋口たかし氏の「シザース」の最終巻も、人気や知名度の割にはかなり発行部数が厳しい模様です。勿体ないですなぁ。

 更に、今は書店における本の入れ替わりがやたらと早いので(いわゆる「新古書店」にニーズが発生する原因の一つがコレなのですが、それはさておき)、GOTTAコミックスはそう遠くないうちに店頭から消えてしまう可能性もあります。なので、もし幸運にもお目当てのGOTTAコミックスを見つけたら、「本は発見した時が買い時!」の教訓に従って、迅速に購入購入成敗成敗また成敗! サーチ&デストロイ! ハック&スラッシュ! なパワープレイを敢行して頂きたい所存です。
 コミックバンチで連載中の『蒼天の拳』が大人気の原哲夫氏の裏大ヒットマンガ・「阿弖流為II世」が本屋で買えるのも、今が最後ですぜ!(煽り)

 あと、個人的に『コミックGOTTA』の中で一番印象に残っているのは、休刊が決定した7月号の一つ前の号である6月号ですかね。
 6月号が発売された頃は、既にネット上で「GOTTAは次号で休刊」という情報が(「確定」に近い形で)噂として飛び交っていたのですが、この噂を頭に入れた上で6月号を読んでみると、何というかこう「連載マンガを含めたあらゆる雑誌内の存在が、『終結』という一点に向かって一斉に動き出している」といった、如何にも終末感に溢れた雰囲気に満たされており、読んでいてちょっともの悲しくなって来たのを覚えています。

 マンガを作っている方は、既に「次回で雑誌が休刊し、全ての物語が終結する」ことが判っているにも関わらず、表面上はあくまで「次回もお楽しみに!」という、物語が今後も継続する明るく楽しい建前のスタンスを崩すことができない――ってジレンマに陥ったマンガを何本も連続で読めば、いくら無神経な私と言えども、そりゃー読んでいるうちに憂鬱になろうというもの。「『世界が滅びる』と判った時って、案外こんな感覚に襲われるものなのかも知れないな…」とか、余計なことまで考えて鬱になってしまう始末でしたよトホホ。
 そんな絶望的な環境下にも関わらず、最後まで踏みとどまって「GOTTA」を支えるためにプロフェッショナルに戦い続けたであろうマンガ家や編集者の方々には、心からお疲れさまと言いたい所存です。

 まぁでも、結局一度ダメになったモノは、何をやってもダメってことなのかも知れないんですけどね!(ドクロ)

 ――以上、「リベロ革命 女性向け」のキーワードで Google を検索すると、何故か上位でヒットすることが判明した椎名高志ファンサイトであるところの C-WWW がお送りしました(情報源:TINAMI のエラい人・まさしろさんの 7/4 の日記より)。
 っていうか、どうしてこんなことに? ウチは椎名高志センセのファンサイトのはずなのに!(建前上は)

 ですので、「リベロ革命」ファンの皆様方におかれましては、こんな『リベロ革命 イコ 乳』でヒットするようなサイトに負けることなく、健全に楽しめる(女性/男性向けの)サイトを作って頂きたい! もっと頑張れ!(わがまま)


 

更新情報:


お知らせ:

 Cna-Chatで告知されていますが、Cna-Chat を運営している藤宮ケイさんが、夏コミ2日目の8/11に、Cna 夏コミオフを企画して下さっています。興味のある方は告知ページを参照の上、メールで問い合わせてくださるようお願い致します。
 なお、オフ会の内容は、時折カラオケをしながら椎名高志作品について深く語り合う……というハイブロウなものでは決してなく、むしろ「ラブひな」とかそういう読んですぐ寝ると太るようなマンガやアニメの話をゲヘゲヘしながらアニソン系を好き勝手に歌い倒した挙げ句、最後は「Ghost Sweeper」を合唱して締め! というかなりアレっぽいものになる可能性が経験上高いです。その辺ご承知を。

 当日は私も時間が許す限り参加する予定なのですが、でも IRC にかかりっきりで Cna-Chat にほとんど参加していない私には、果たしてCna-Chat のオフ会に参加する資格はあるのでしょうか?


01/ 7/10  (更新情報へ)

今週のおすすめマンガ(いきなり):
Clock Clock 〜時の冒険者〜森田崇/小学館ガッタコミックス)

 今は亡き「コミックGOTTA」に連載されていた、1919年のヨーロッパを舞台にした冒険SF。時空の相転移を行うことにより時間移動が可能になる程のエネルギーを秘めた謎の物質「∞−マテリアル」を巡る争いに巻き込まれた現代に住む主人公の少年・航が、「アインシュタインの弟子」を名乗る少女レベッカと共に、マテリアルを狙う怪盗アルセーヌ・ルパンを相手に時空を移動しながら大冒険を繰り広げるというストーリーの、正統派冒険マンガだ。

 この作品の最大の特徴は、何よりも登場するキャラのヒゲオヤジ率が極めて高いという点にある、と断言できる。
 アルセーヌ・ルパン(ヒゲオヤジ)、アインシュタイン(ヒゲオヤジ)、物語後半に登場する謎の教授(ヒゲメガネオヤジ)、この手の冒険モノには欠かせない敵役の間抜けな軍人(白ヒゲオヤジ)、そしてチョイ役で登場する若き日のアドルフ・ヒトラー(チョビヒゲオヤジ)に至るまで、最初から最後までイカすオヤジキャラのオンパレードが楽しめるという、ヒゲオヤジキャラマニアには嬉しい内容になっている。
 一応ヒゲの生えていないオヤジキャラも何人か登場するが、ヒゲが生えていないせいか、あまり活躍していない。徹底的なヒゲキャラ優遇っぷりに対してはもはや潔さすら感じる次第。

 また、巻末に載っているおまけページでは、作者自ら「僕の作品で、おっさんキャラは不可欠。『少年』がまだ発展途上なら、おっさんキャラは『めざすべき男』、本当のヒーローです」と、冒険モノの物語におけるオヤジキャラの重要性を実によく判っているコメントを載せている辺りも、オヤジキャラファンにとっては高印象だ。
 作者氏のサイトの掲示板によれば、そのうち週刊少年サンデー誌面に登場するかも知れないとの事であり、今後の活躍が期待される漫画家の一人であると言えよう。


 ヤー!(旧ドイツ軍式敬礼をしながら挨拶)
 という訳で、ガキとオヤジがわんさか出てくるマンガが大好きな私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページ C-WWW へようこそッ!

 当ページは、どっちかと言えば普段はこの手の大冒険マンガよりは「ラブひな」とか「エイケン」とか「東京ミュウミュウ」とかの軟弱系ラブコメマンガを好んで紹介しているような気もするのですが、しかし本来、この手の冒険マンガこそが少年マンガの王道! 冒険こそが未来を夢見る少年読者にとっての最も必要な栄養素であり、だからこそ「ワンピース」を代表とする正統派冒険マンガはいつだって子供達に大受けなのです! と訴えたい今日この頃。
 それに、冒険マンガに人気がある雑誌は、やはり「元気」って印象が強いですしね。少年サンデーも、「からくりサーカス」「金色のガッシュ!」の藤田師弟コンビのマンガがヒートアップするに従って、だんだんと雑誌全体のノリというか雰囲気が良くなって来ている感じがします。

 まぁ、勿論「ラブひな」等の軟弱系ラブコメマンガも、誰が誰を好きとか嫌いとか同級生のおっぱいとかが気になって来るお年頃の少年読者にとって必要な栄養分ではあるのですが、でも摂取しすぎると色々と弊害が出てくるので(心と頭に)要注意! 冒険とラブコメの比率をよく考えて、健全な成長に必要な栄養分をバランス良く摂取するように心がけましょう! ラブコメマンガを摂取してすぐ横になると、確実に太ります! オレの経験からして間違いありません!
 みんな、甘いものとダメハーレムマンガの過剰摂取には要注意な!


 とか、こんな感じで(どんなだ)、時間SFとオヤジが大活躍する話が大好きな私としては「Clock Clock」は結構ツボに入った良作としてオススメしたい所存なのですけど、この作品には一つ、致命的とも言える欠点があります。
 それは何かと言えば、「この単行本が小学館GOTTAコミックスであること」。これに尽きると思われます。

 皆さんご存じのように、この作品が連載されていた「コミックGOTTA」は、既に休刊して久しいです。当時GOTTAに連載されていたマンガは、当然の事ながら急遽決定された休刊スケジュールに合わせたストーリー展開を行わなければならなくなった都合上、どれも「今後予定していた展開」を端折って無理に物語を終わらせている感じはどうしても拭えず、この作品も物語終盤はかなり切羽詰まっている印象を受けます(ヒゲメガネの「教授」がいきなり主人公の前に登場して秘密を喋り出す辺りがそれに相当)。

 また、母体となっていた雑誌が休刊してしまったことも、この作品(および、GOTTAに連載していた作品達)のコミックス化にとって、かなり不利に働いています。
 何故なら、それは「コミックGOTTAに掲載されたマンガを単行本化するために作られたラインナップである『GOTTAコミックス』はもう既に存在価値がなくなり、今発行されている『GOTTAコミックス』が重版されるような事もまず考えられない」ということを意味しているからです。早い話が、『GOTTAコミックス』は今現在書店に置いてある在庫が無くなってしまえば、(少なくとも新品は)ほぼ確実に入手不可能になる、ということなのです。
 そして、休刊に追い込まれる程の苦境に立たされた雑誌に掲載されていたマンガのコミックスが、全国の普通の本屋の隅々にまで行き渡る程の部数を発行するような事は、まず考えられません。

 実際、この「Clock Clock」も発行部数や書店での出回りはかなり厳しいっぽく、私がこの本を売っているところを見たのは、発売日に勤務地の小田原にあるピーナッツハウスという書店(オタク向けなマンガに強い、ある意味小田原最強の本屋)に3冊置いてあったのが最後でした。マンガ専門店じゃないとちょっと入手は辛いみたいです。
 また、同時期に発売された橋口たかし氏の「シザース」の最終巻も、人気や知名度の割にはかなり発行部数が厳しい模様です。勿体ないですなぁ。

 更に、今は書店における本の入れ替わりがやたらと早いので(いわゆる「新古書店」にニーズが発生する原因の一つがコレなのですが、それはさておき)、GOTTAコミックスはそう遠くないうちに店頭から消えてしまう可能性もあります。なので、もし幸運にもお目当てのGOTTAコミックスを見つけたら、「本は発見した時が買い時!」の教訓に従って、迅速に購入購入成敗成敗また成敗! サーチ&デストロイ! ハック&スラッシュ! なパワープレイを敢行して頂きたい所存です。
 コミックバンチで連載中の『蒼天の拳』が大人気の原哲夫氏の裏大ヒットマンガ・「阿弖流為II世」が本屋で買えるのも、今が最後ですぜ!(煽り)

 あと、個人的に『コミックGOTTA』の中で一番印象に残っているのは、休刊が決定した7月号の一つ前の号である6月号ですかね。
 6月号が発売された頃は、既にネット上で「GOTTAは次号で休刊」という情報が(「確定」に近い形で)噂として飛び交っていたのですが、この噂を頭に入れた上で6月号を読んでみると、何というかこう「連載マンガを含めたあらゆる雑誌内の存在が、『終結』という一点に向かって一斉に動き出している」といった、如何にも終末感に溢れた雰囲気に満たされており、読んでいてちょっともの悲しくなって来たのを覚えています。

 マンガを作っている方は、既に「次回で雑誌が休刊し、全ての物語が終結する」ことが判っているにも関わらず、表面上はあくまで「次回もお楽しみに!」という、物語が今後も継続する明るく楽しい建前のスタンスを崩すことができない――ってジレンマに陥ったマンガを何本も連続で読めば、いくら無神経な私と言えども、そりゃー読んでいるうちに憂鬱になろうというもの。「『世界が滅びる』と判った時って、案外こんな感覚に襲われるものなのかも知れないな…」とか、余計なことまで考えて鬱になってしまう始末でしたよトホホ。
 そんな絶望的な環境下にも関わらず、最後まで踏みとどまって「GOTTA」を支えるためにプロフェッショナルに戦い続けたであろうマンガ家や編集者の方々には、心からお疲れさまと言いたい所存です。

 まぁでも、結局一度ダメになったモノは、何をやってもダメってことなのかも知れないんですけどね!(ドクロ)


 以上、「リベロ革命 女性向け」のキーワードで Google を検索すると、何故か上位でヒットすることが判明した椎名高志ファンサイトであるところの C-WWW がお送りしました(情報源:TINAMI のエラい人・まさしろさんの 7/4 の日記より)。
 っていうか、どうしてこんなことに? ウチは椎名高志センセのファンサイトのはずなのに!(建前上は)

 ですので、「リベロ革命」ファンの皆様方におかれましては、こんな『リベロ革命 イコ 乳』でヒットするようなサイトに負けることなく、健全に楽しめる(女性/男性向けの)サイトを作って頂きたい! もっと頑張れ!(わがまま)


 

更新情報:


お知らせ:

 Cna-Chatで告知されていますが、Cna-Chat を運営している藤宮ケイさんが、夏コミ2日目の8/11に、Cna 夏コミオフを企画して下さっています。興味のある方は告知ページを参照の上、メールで問い合わせてくださるようお願い致します。
 なお、オフ会の内容は、時折カラオケをしながら椎名高志作品について深く語り合う……というハイブロウなものでは決してなく、むしろ「ラブひな」とかそういう読んですぐ寝ると太るようなマンガやアニメの話をゲヘゲヘしながらアニソン系を好き勝手に歌い倒した挙げ句、最後は「Ghost Sweeper」を合唱して締め! というかなりアレっぽいものになる可能性が経験上高いです。その辺ご承知を。

 当日は私も時間が許す限り参加する予定なのですが、でも IRC にかかりっきりで Cna-Chat にほとんど参加していない私には、果たしてCna-Chat のオフ会に参加する資格はあるのでしょうか?


01/ 7/ 5  (更新情報へ)

■アニメ版「GS美神」が、ANIMAX で 6/27 から放送中!
 (羊田中さん、掲示板での情報提供ありがとうございます)

 アニメ版「GS美神」は、これまで夏休み中などに「ローカル局で再放送をやっている」という話は時々聞いていましたけど、ANIMAX のようなCS局から全国的に再放送の視聴が可能になるというのは、おそらく初めてのことでしょう。めでたいことです。
 もっとも、私は ANIMAX を視聴できる環境にいないので、個人的にはそれほどめでたくはないのですが(ドクロ)。

 このアニメ、本放送が始まってから既に8年が経過していることもあり、今となってはもはや「巨大オフィスビルに住みついた悪霊を退治して『悪霊からの地上げ』を成功させれば、何億のギャラが転がり込むというビッグビジネスなのです」というバブル真っ最中でなければ絶対に成り立たないような設定を読んでいるだけでも時の流れをイヤでも感じさせてくれるのは確かなのではありますが、でもそれは「時代性」に敏感であることが要求される少年マンガの宿命であり、逃れられない運命なのであります。
 むしろ、この作品の面白さの本質は、そのような設定面ではなく、もっと普遍的なところにあるのだ! ということを、我々は既に知っているはずなのであります!(とか上手いこと言ってごまかすのが、昔の作品を語る時の基本テク)

 まぁ、ちょっとマジメに話をしますと、このアニメ版は、「GS美神・極楽大作戦!!」というマンガが「オカルト」や「SF」をモチーフにした正統派お色気アクションコメディ路線を突き進み、「小学館漫画賞」という栄冠をも手にした絶好調期である、コミックス1〜9巻を主な題材にしています。「この時期のGS美神が一番好きだった」という人も、結構多いのではないのでしょうか。
 当時から既にティーンエイジ向け作品して評価が高かった原作を元に、アニメ制作スタッフ達は如何にそれをアレンジして「ティーンエイジだけでなく、子供にも楽しめる内容のアニメ」として作品を作り替えて行ったのか? という辺りが、原作ファンとしての大きな見所の一つとなるでしょう。
 実際、原作と細かいところが違うアニメ版独自の演出が入っているシーンも結構あったりするので、まだアニメ版を観たことがない人や、「最初に観た時はまだ小さくて今じゃ覚えてない」という人なら、割と新鮮な気持ちで楽しめるのではないのでしょうか。

 また、当時からアニメ版を毎週欠かさず観ていた、あの頃は若者だったけど今じゃすっかり(放送禁止)な、いわゆる『大きなお友達』と呼ばれるに相応しい筋金入ったアニメマニアでマンガマニアで声優マニアな皆様方におかれましては、ぜひスカパー等で再放送を受信し、

 「あの頃は、『このシーンは原作と違う! 気にいらねぇ!』って毎回激昂してたよな……」
 「Nifty-Serve のアニメフォーラムにあったGS美神会議室が、この時期は荒れに荒れまくっていたよな……」
 「国府田マリ子……『合い言葉はBee』……何もかも懐かしい……」
 「ああ、あの頃はオレも若かった……」

 などと、過ぎ去った栄光の青春の日々を回想しながらテレビの前で老け込んでみては如何でしょうか。

 ああ……あの頃の僕たちは、まだ未来への希望と揺るぎない自信に満ちあふれていましたよね……
 そうだよね、みんな……

(暗転)

 それで(いきなり)、アニメ版の「GS美神」と言えば、以前「美神」の同人活動をやっていた方から、アニメ放送当時に発売されていたグッズや、サンデーやアニメ各誌の美神関係のスクラップ記事を譲り受けていたのを思い出しました。
 ただ、譲って貰ったはいいんですけど、このサイトの方ではこれらのグッズをあまり有効活用していないので、今後機会があれば少しづつでも良いので紹介して行きたいなと思っています。

 特にアニメ誌のグラビア記事の中には、「これを書いたライターの人って、いったいどんな心境でこんなおバカな事を書いていたんだろう」と思わずライター氏に同情してしまう程のアレなものもあったりしますしねー。職業ライターって大変だなぁ(人ごとのように)。


ともよさま」へのお礼と信仰告白:

 そして、先週のこのページであんな文脈の中で突然お名前を出すという非礼な振る舞いをしてしまったにも関わらず、ちゃんと日記の中でネタにして下さり、ありがとうございました>kayama さん。とても嬉しかったです。
 なお、私の職場に導入されたウェブフィルタは、WebSence社が発売している製品でした。

 また、せっかくの機会ですので、ここで知世さまに対する私の信仰告白を少し(いきなり)。

 ――ここだけの話なのですが、私はアニメ版「カードキャプターさくら」の放送中、知世さまの中にが宿っている姿を二回見ました。それは、知世の声が出なくなった話の時、彼女のことを心配するさくらに向かって「大丈夫ですわ」と言いたげに優しく微笑んで見せたシーンと、小狼にフラれて泣きじゃくる苺鈴の頭を優しく撫でているシーンです。
 あの時の彼女は、並の人間では到底到達できない程の慈愛と寛容の心に満ちた、まさに「神」としか形容できない程の輝きを放っていました。あの時、確かに彼女の中には神が宿っていました。私には彼女がそう見えたのです。
 私は、あの時の彼女の姿を、死ぬまで忘れることはないでしょう。

 そして、斯様な神っぷりを発揮しているその一方で、さくらに対して様々な恥ずかしいコスチュームを着用することを強要したり、魔法の使い過ぎで疲労し倒れているさくらに向かって「まぁ、何てかわいらしい寝顔! これはビデオに撮らないといけないですわー!」と叫ぶ等、明らかにおかしい(頭が)台詞を言ってもまったく違和感を感じさせない――というか、むしろこちらの方が彼女のキャラの普段の姿だと思われますが――辺り、知世なるキャラクターの懐の広さを感じさせます。

 「カードキャプターさくら」が商業的に成功した大きな要因としては、よく「『なかよし』の主力読者である女の子層と、いわゆる『大きなお友達』層の両方に訴求力のある作品だったからだ」と言われているのですけど、本来ならばまったく相容れない存在であるはずの「女の子」と「大きなお友達」の間を繋ぐキャラとして機能したのが「大道寺知世」であった、と私は考えています。

 例えば、彼女の物語内での最も重要な役回りは「さくらに新しいコスチュームを次々に提供する」ことなのですが、これは『女の子』なら誰もが持っている「素敵なコスチュームを着てみたい/着せてみたい」という着せ替え願望を満たすことに繋がりますし、同時に『大きなお友達』なら誰もが持っている「セクシュアルなコスチュームを着たさくらを観察するエロ願望」を満たすと共に、知世とさくらのあやしい関係に「友達以上の何か」を妄想して更なるエロ願望を滾らせる効果を得ることにも成功しています。これぞまさに一石二鳥。

 一見すると単なる変わったキャラにしか見えない知世ですが、たったこれだけの例を出しただけでも、彼女が如何に作品の人気を支える礎を担っている存在であるかが判るというものです。
 「主人公+マスコットキャラ一匹+トラブルメーカーの友達」という魔法少女モノの基本フォーマットを守りながらも、「友達」のスロットにあえてコスプレ服職人で撮影マニアの少女という極めてアクの強いキャラを突っ込んだのが、結果的に「カードキャプターさくら」が商業作品として成功する要因となったに違いない! と私などは思うのであります。

 ……ただ、現在『なかよし』で連載されている魔法少女系マンガの最新作である「東京ミュウミュウ」を読む限りでは、講談社が『何故、カードキャプターさくらはこれほどまでに広い層に人気が出たのか?』という要因を本当に把握しているのかどうかは、正直かなり疑問だったりするのですが。
 つうか、「お礼にたっぷりご奉仕するにゃーん」じゃねぇっつの! こんなのを読んで喜ぶのは、オレらみたいに心が薄汚れた大きなお友達だけだっての! コスプレ実写映像化するのはいいんだけど、そのようなメディアミックス戦略を行うことによって、本来の主力読者層であるローティーンの女の子達を置いてきぼりにしてないかどうか、その辺の認識をぜひ改めて頂きたい! 知世のチカラを忘れるな!

 まぁ、勿論私は、7/6 に発売される「東京ミュウミュウ」のコミックス2巻は絶対に初版で買いますけどね!(ダメだ)


 

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