What's Old


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01/10/30  (更新情報へ)

 中 学 生 !(挨拶)

萌え近況:

 最近、ソレ系の筋では面白いと評判の「イリヤの空、UFOの夏」(秋山瑞人/メディアワークス・電撃文庫)を購入して読み始めました。

 まだほんの最初の部分しか読んでいないんですけど、この物語の導入部分である「中学2年生の主人公の少年が、夏休み最後の日の夜に学校のプールに忍び込んで泳ごうとした時、そこでスクール水着姿の見知らぬ少女と出会った」シーンを読んだだけで、何というかこう、心理的にノックアウトされた心境になってしまいました。この小説、私の感じるツボを突き過ぎです。
 「夏休み最後の夜」「中学校のプール」「見知らぬ少女との出会い」という個々のシチュエーションのそれぞれだけでもオレをグッとさせる誘発因子が内包されていて大変に危険(危険?)であるのに、それらが組み合わさって一つのシーンとなって冒頭から流されたりしたら、それだけでモウ! モウ! という感じであり、控え目に言って萌え萌えであります。

 勿論、単にシチュエーションが萌えるとか言うだけではなく、その明らかにマンガチックなシーンをどことなく「おかしさ」をにじませながらもキッチリと描写できている作者の文書表現能力も素晴らしく、「まだまだ日本語も捨てたもんじゃないよね!」とか思ってしまいました(大げさ)。
 近いうちに続刊が出るという話ですし、これから先を読むのが楽しみであります。

 そして中学生と言えば、今現在放送されているアニメ番組の中でも最もオモロいと高く評価している「学園戦記ムリョウ」(NHK-BS2)もメインとなる舞台は中学校で、登場人物も「ダッシュジャンプ1発で大気圏を突破する能力を持つ謎の中学生男子」やら「珍妙な術を使ってモビルスーツみたいな兵器を操って宇宙人と戦う中学生女子」といった面白おかしい中学生達がワラワラ出てくるジュヴでナイルなテイストの作品ですし、更に言えばこの前うっかりグッと来てしまったななか6/17」の嵐山五月も女子中学生キャラでした。
 もしかして私は、この期に及んで「中学生」という微妙なお年頃のキャラにハマりつつあるのでしょうか。はうはう。

 確かに、中学生という立場のキャラは、自由を謳歌したいけど学校や勉強の制約がキツく、それ相応の分別はつき始めているけど大人程には世間を知らず、肉体的に成熟し始めてはいるけどまだまだ身も心も子供の部分が多く、恋に恋する頃ではあるけど恋愛感情がもたらす嫉妬や欲望といった負の面には気付いておらず、それでいて将来への希望や可能性だけは大量に持ち合わせているという、色々な意味においてサラダデイズ(マンガじゃない方の意味で)な特性を持っていると言えます。

 例えば、上記の「イリヤの空、UFOの夏」の夏の夜のプールでの導入部分は、主人公の少年や少女が中学生だからこそ「うわー知らない子とこんなところで逢っちゃったーどうしようーでもあの子カワイイなー」というボーイミーツガールなドキドキ感が成り立つのであり、もしこれが高校生同士のカップルだったりしたら、いきなり話が生臭くてエロい方向にシフトしてしまうのはもはや必至であり、OVA「御先祖様江」3巻のプールサイドでのエロシーンみたいになってしまうのは確実であると言わなければなりますまい(例えが古くてマイナーな上に判りにくくてかつ不謹慎)。

 私はいわゆる「ボーイズミーツガール」モノが割と好きというか、むしろ好きで好きで大好きなのですが、この手の話が一番普通にやりやすいのはやっぱり中学生くらいなのでしょうか。
 ボーイミーツガールものは少年向けの作品としては定番とも言える展開ではあるのですが、もし高校生でボーイミーツガールをやると「サラダデイズ」になっちゃいますし、さらにそれ以上の年齢でボーイミーツガールをやってしまうと「ラブひな」になっちゃうので、特にラブコメに対して拒否反応を示しがちな読者(経験的に、本来は対象読者となるはずの、モテない気味のティーンエイジャーが多い)から「何だこの青臭いマンガはゴラァ! こんな甘ったるい話なんて読んでられるかっての! ナメ!」と罵声を受けがちなので大変です。
 やっぱり中学生! 中学生キャラが一番なのですよゲハハ! とか言ってみたい感じ。

 でも、私が知っている現実世界の男子中学生は、ボーイミーツガールに恋い焦がれるどころか「オレ、中学三年生で『ラブひな』の前原しのぶちゃんと同い年だから、『しのぶちゃん萌え萌え〜!』って言っても許されるんですよ!」と、果たしてコイツの言っていることは正しいのか間違っているのかすらよく判らないようなことを言い出す連中ばっかりであり、やっぱり現実の中学生なんて! とか思ってしまいますネ!
 いや、私も中学生の頃は似たようなものだったので、全然今の中学生を非難できないんですけどネ!

 そういや、今週でついに「サラダデイズ」も「ラブひな」も連載終了ですよね……(話題を逸らす)


サンデー情報:

 「サラダデイズ」最終回はともかくとしまして(´д`;)、先週のサンデー47号から橋口たかし氏の短期集中連載「焼きたて!! ジャぱん」が始まりました。
 橋口たかし氏と言えば、個人的にはもう「マイナーなテーマの作品」と「スレンダーな女子キャラ」と相場が決まっていますが(勝手に)、テーマの方は「パン屋修行」と少年マンガの題材としてはかなり挑戦的ですし、「スレンダーな女子キャラ」についても橋口氏のサイトに掲載されていた「ジャぱん」のイラストには主人公の修業先のパン屋の制服を来たスレンダーな女子キャラが描かれていましたので、そっちの方の期待をしてもよさげな感じです。

 マイナーなテーマの作品を手掛けることについては、橋口氏のサイトの10/29 の日記に「なるほど」と頷ける内容のコメントが書かれているので、興味がある方はぜひ。確かに、一見無茶なテーマでも、そこに何らかの勝算(というかマンガにする際のポイント)があるからこそ漫画家はマンガ化に踏み切る訳であり、我々のような読者としても、単に「パン屋がテーマの話じゃ辛そう」と今の段階でこのマンガを切り離すのは勿体なさそうです。
 橋口氏が言うところのこのマンガの「勝算」とは何なのか、今から期待して待ちたいと思います。

 また、現在サンデー超増刊の方で連載されている「戦え!梁山泊 史上最強の弟子」(松江名 俊)の読み切り外伝が、11/7 発売のサンデー49号に掲載されるそうです。  「史上最強の弟子」と言えば、このサイトが「全身スパッツ」というアレゲなキーワードでヒットする原動力となったおっぱい+スパッツ+エプロンコンボが魅惑的な女性キャラ「風林寺美羽」を擁する強力な作品であり、「格闘」という取っつきやすいジャンルと併せて、普段増刊は読まないようなサンデー読者を振り向かせるだけの威力はあるマンガかと思われます。実際、私がそうでしたし(笑)。
 実はコミックスも結構売れているこの作品、サンデーを読んでいるような人であれば知っておいて損はないです。個人的に期待。

 あと、椎名先生が現在鋭意制作中のサンデーGX読み切り作品に関する情報も、GXのサイト編集日記のページに順次情報が載っているようです。とりあえず、12/19 発売の1月号に掲載されることは決定した模様。ネタが「GS美神」ということもあり、ファンの期待は既にかなり高いです。こちらにも期待したいですね。

 ――以上、最初に中学生中学生と叫びすぎたのでいくらか優等生のマンガファン的な方に話題を振ってみたのですが、全体的にバランスが取れたでしょうか?(手遅れ)


 

更新情報:


01/10/23  (更新情報へ)

9/29 深夜に行われた、IRC #ジパング チャンネルのログより:

<NOZA> 日吉が出てくるとしたら、今後どんな役なんだろう
<fukaz(私)> 本能寺で信長を助ける役か?
<NOZA> 歴史を変える!
<NOZA> ひなたも一緒。おめでとう決定か?
<fukaz> そして逃げ延びた信長は、モンゴルでチンギスハーンと名乗るのです
<fukaz> (勘違い)
<NOZA> 時代が違いすぎるような
<fukaz> いや、タダのボケです

 あの時はほんの冗談だったのに……(´д`;)

Goodbye Zipangu

 という訳で、サンデー46号をもって「MISTER ジパング」の連載は終了致しました。
 とりあえず、椎名高志先生を始めとした関係者の皆様方、お疲れさまでした。

 個人的な「MISTERジパング」の最終回での焦点は「信長を本能寺の変から生き延びさせるか否か?」だったのですが、大方の予想通り(?)、信長は時空を越えた藤吉郎の手によって救助され、二人は新たなる大地に旅立つ――という結末を迎える結果となりました。
 最初にこの最終回を読んだ時は、「これって藤子F不二雄の「T.Pぼん」で言うところの『マリー・アントワネットを断頭台から助ける行為』に等しい結末なのではないか?」とか思ったのですが(古いネタで申し訳ない)、あとでサンデーを読み直してみた結果、この「信長が別の時代に移って新たな人生を歩み始める」というラストは、既に対天回編最終回であるサンデー43号において、いくつかの台詞の形で伏線が張られていたことに気付きました。

「どっか新しい世界で自由気ままにイチからなんて、あんたにゃ許されねぇぜいたくなんだよ!
 そういうことは責任を果たしてからにしな!」(43号:五右衛門の台詞
→「俺がいなくなっても、天下をまとめる能力には事欠くまいよ。
 俺でなきゃできねえ仕事は――もうあんまり残ってねぇってことだな……」(44号:信長の台詞と独白

「今度会うときゃいつかとは逆に俺を助けるくらいの根性みせろ!」(43号:信長の台詞
→「約束通り…戻りました、殿!」(46号:登場した藤吉郎の第一声

「それに、(銅鐸が)探しても同じ場所になかったら――」
「そんときゃそこで天下を狙おうぜ!」(43号:藤吉郎と信長の台詞

 この辺の台詞から推測すると、天回編の終盤の段階で、既に「信長を本能寺から助け出す」という戦国ソーサリアンの信長シナリオみたいなオチ(古いネタで申し訳ない)になることは、既に作者の頭の中で決定していたと思われます。
 最終回を読んで「なんか打ち切りみたいなオチだ」という感想を持った方もおられると思いますが(このマンガは「打ち切り」といえば、その範疇に入るのかも知れませんが)、とりあえずこのオチについては、前々からこうするつもりだったのでしょう。
 それを作者の意図通りに受け入れるか否かは、読者の裁量次第なのですけど。


 また、このラストは、ある意味「MISTER ジパング」というマンガの歴史に対するスタンスを象徴しているものではなかったか、という気もします。

 私の知る範囲での「MISTER ジパング」に対する最も多い評価は、「京都編が始まる前までは面白かった」というものでした。
 実際、京都編が始まる前までは、ヒナタ・ヒカゲや天回といった歴史的には存在しなかったイレギュラーなキャラよりも、蜂須賀小六や今川義元や織田信友といったヒストリカルなキャラとのやり取りの方が作品の中で大きなウェイトを占めており、作品内で発生するイベントも多くは史実を元ネタにしたものが多かったので、この頃に読み始めた読者は「歴史の椎名風パロディマンガ」としてこのマンガを捉えていた方が多かったのではないかと思われます。

 しかし、京都編(いわゆる対天回編)が始まってからは、史実に基づいた歴史パロディというよりは、史実のキャラを使ったSF入ったオリジナルストーリーの意味合いが濃くなりました。
 この対天回編の狙いは、これまでヒカゲや天回を使って張ってきた「平行世界」や「時間移動」などのSF的な伏線を活用しつつ回収して作品を完結させるのが目的だったと思うのですが、このマンガを「(SF要素がメインではない)歴史パロディマンガ」として捉えていた人にとっては、次々と登場する天回配下の能力者を相手にしたいわゆる「格闘大会モード」への移行は、素直に受け入れられるものではなかったのではないのでしょうか。

 でも、椎名氏がおそらく一番やりたかったのは、この「SF要素を入れてアレンジした戦国時代」だったんじゃないかと思われます。ヒカゲやヒナタの未来予知能力、「第二次大戦終戦直前の未来から来た」という設定の天回、古のトキヨミ一族の末裔であるヒナタとヒカゲの統一人格=ヒカリの存在、それに物語後半で大きなキーアイテムとなった「銅鐸」など、この物語の根幹に関わる設定をなしていたのは全てソレっぽいものばかりでした。例の薬を飲んだ時に見せたハイパー化した姿からして、おそらく本当なら藤吉郎にも何らかの裏設定があったに違いありません。
 つまり、これらの設定は、このマンガをただの歴史パロディマンガではなく、あくまで「椎名高志が作った、椎名高志らしい歴史パロディマンガ」とするためには、なくてはならないものだったのです。

 最後の最後に「信長が生き残ってモンゴルにすっ飛ぶ」という真性の歴史ファンが見たら卒倒モノのラストにしたのは、このマンガが普通の歴史マンガではなく、(パロディを本領とする)椎名高志が作った歴史パロディマンガである、というスタンスを明確にする為の象徴と捉えるべきではないかと思われます。速報ページのコメントを読む限りでは、椎名センセもこういう終わり方が自分の作品らしい、と自負していらっしゃる様ですし。
 でも、普通の「歴史マンガ」を望んでいた人にとっては、これらのSF的な設定は「蛇足」と感じられた可能性も否定できません。作者が見せたかった「面白さ」と、読者が望んでいた「面白さ」のタイプがミスマッチを起こしてしまっていたのが、このマンガが人気の面で今一つ抜け出せなかった点だったのかも知れないなー、とは思います。

 勿論、自分の作品らしさを最後まで崩さなかった椎名氏の判断は評価されるべきでしょう(フォロー)。


Goodbye Rising Sun

 それともう一つ、「ライジングサン」も、「MISTERジパング」と同じくサンデー46号で連載終了となりました。こちらは、もう事実上の「打ち切り」と言っても構わないような終わり方であったと言っても良いでしょう。
 「ライジングサン」の作画を担当した松浦氏は、前作「ブレイブ猿's」がわずか19週で連載が打ち切られてしまった経歴がありますが、それに続く今回のこの措置は、氏の漫画家としてのキャリアにも少なからぬダメージを与えたのではないのでしょうか。残念なことだと思います。

 それはそれとしても、「ライジングサン」は正直言って『何故、こんなアレなテーマのマンガを、わざわざ今のサンデーに載せなければいけないの?』とその企画意図を疑ってしまうような内容であり、例えニューヨーク国際貿易ビル飛行機テロ事件が起こらなくても、早晩こういう結末を迎えるのは確実なマンガであった、と思っています。
 読み切りの時には『敵は日本を理不尽にいじめる米国中心の国際社会だ!』という被虐史観的国粋主義なノリの話だったのが、最後には何故か『敵は国を牛耳る腐敗した特権階級だ! 腐敗した政府を革命によって打ち倒し、人民の人民による国を!』というクラシカルな左翼的なノリの話になってしまう辺りに、この作品が如何に作成過程で迷走してしまっていたかが現れていると思われます。

 まぁ、政治的な思想をネタにして少年マンガを作る試みはあっても良いのでしょうけど、「ライジングサン」はその方法を間違えたのではないのでしょうか。
 どうせやるなら、夕刊ゲンダイ的な視点から日本の癒着政治の問題点をマンガチックに描写した『クニミツの政』(安堂夕馬/朝基まさしマガジン連載)や、第一話で「自由・平等・博愛」と名付けられたフリークスな怪物達を主人公達が薙ぎ倒すというアナーキーっぷりを発揮して読者をビビらせた『悟空道』(山口貴由)くらいにハッチャケたことをやらないと、(特に少年誌では)ダメなんじゃないか? と考える今日この頃です。

 やっぱりこのマンガ、『荒廃した日本を舞台に、童貞少年のタケル君が「オヤジは15でオレを作ったのにー!」と言いながらガールフレンドと本懐を遂げようと毎回ドタバタ暴れ回る』ってマンガにした方が面白かったんじゃ?(ホントか)


 

更新情報:


お知らせ

 10/17 〜 10/21 のチャット強化週間に当サイトのチャット(Cna-Chat、および IRC の「#ジパング」チャンネル)に参加してくださった皆様に感謝。
 ところで、IRC のチャンネル名はそろそろアレでナニだと思うのですが、どんなのにしたら良いと思います?


01/10/16  (更新情報へ)

 成敗つかまつりますっ!(挨拶)

萌え近況:

 先週の週刊少年チャンピオンの「ななか 6/17」(八神健)に登場した、嵐山五月という新女子キャラにヤられてしまいました……。
 一言で申せば、萌えました。萌えです。萌え!(連呼)

 いやその、この嵐山五月というキャラは、簡単に言ってしまうと、

「剣道の道場やってる家の娘。常に木刀を持ち歩く少々ブラコン気味の世話焼きさんで、『アタシが面倒見ないとお兄ちゃんはダメになっちゃう! アタシが頑張ってお兄ちゃんを道場の跡継ぎに相応しい男にしなきゃ!』と張り切るけど熱意が空回りしてトラブルを起こす」

 で説明が済んでしまうくらいの、この手のコメディものにはありがちな妹キャラの典型であり、「教科書通り」というよりはもはや超次元的な宇宙意志の手によってアカシックレコードに記録されていてもおかしくない程にコッテコテで判りやすい萌え系キャラであるのですが、しかし一度グッと来てしまったからには、素直に「萌えた。オレの負けだ」と認めなければなりますまい。

 ここまで典型的な妹キャラに萌えてしまう感覚を強いて言い表すとすれば、「ジャイアント馬場にロープに振られた挙げ句、馬場の出したスローモーな16文キックについつい自ら当たりに行ってしまうレスラーの心理」とでも表現すれば良いのでしょうか(判りません)。
 判っていてもモーションの美しさに見とれているうちに思わず食らってしまう、ガード不能技のようなキャラだと思いました。

 ……しかし、おかしさ満点(頭が)な妹達がわんさか出てくる「シスタープリンセス」に対しては、アニメ版を毎週欠かさず観ていた以外は全く興味が沸かなかったタイプの人間なので、「自分には妹キャラ属性はない」と信じていたのですが、まさかこんな! こんなコテコテな妹キャラでグッと来てしまうなんて! しかも終いにゃ七華に対して「お義姉様と呼ばせていただきとうございます!」とか頬を赤らめながら(重要)言い出したりして、そういうカップリングが密かに大好きなオレの感性に対して強烈にアピール! これは萌えるしかないだろう! という感じで合掌。

 例え「萌えドランカー」と呼ばれようとも、「ななか 6/17」はオモシロイので悔いなしです。
 恋も人生も全てを捨てて「ななか」を読みながらリングサイドで真っ白な灰になる人生も悪くないかもですよ?(良くもないです)

 また、「ななか」と共にチャンピオンを萌えマンガ誌に変化させた立役者である「しゅーまっは」も、相変わらず好調です。「新キャラを投入→そのキャラと主人公達が絡む日常描写を適宜挿入してエピソードを積み重ねる→キャラが立ってくる」のサイクルを上手く回すことによって、作品が良い方向に徐々に成長して来ている感じがします。
 最初は没個性な美少女キャラに過ぎなかった主人公の友達の優ちゃんが、最新号では「ちさなんかこおろぎにくわれてしんじゃえー」とおかしいことを口走りながら泣き叫んで遁走するキャラに成長したのが、その証拠かと(ホントか)。

 ただ、本来は主役であるはずなのに、1回限りの使い捨てキャラであるが故にキャラ立てができないしゅーまっは達の影がどんどん薄くなってしまっている、という弊害が起こって来ているのが、やや気掛かりではあります。
 「しゅーまっは」というマンガは、バイオでホラーでエロでグロなクリーチャー・しゅーまっはが登場しないとホントに只の萌えマンガになってしまうというか、むしろ「歪んだあずまんが大王」みたいなテイストのマンガになってしまいかねません。もし、あくまで「バイオギャク」というジャンルに踏みとどまるつもりであれば、作者の伯林氏には更に魅力的で変態的でグロいクリーチャー達をボッコボッコと創造して頂くよう鋭意努力を期待したい所存です。

 あと、チャンピオンの萌えマンガとしては、もう一つ「エイケン」があるのですが……
 ……いやぁ〜、あれはいいよぅ〜(←「伝染るんです。」でおたまじゃくしのことを尋ねられたかえる君みたいに、頬を赤らめて恥らいながら)


 そしてここは一応椎名高志ファンサイトですので、競合他誌ばかりではなくサンデーの話題にも触れたいのですが、我らが「MISTER ジパング」が終了する次の号(47号)から、橋口たかし氏の新連載が「短期集中連載」として始まる模様です(情報源:橋口たかし氏のサイトの日記ページ)。

 橋口たかし氏については、(以前からここでも度々似たようなことを書いて来た気がしますけど)個人的には小学館の少年向けマンガ雑誌で活動しているマンガ家の中でも、かなり高く評価しております。氏がこれまでに手掛けて来た「ウインドミル」「超速スピナー」「シザース」といった作品の人気、および実績から考えても、「橋口たかしが週刊に上がってこないのはおかしい」と常々思っていました。
 ですので、今回の新連載決定は、個人的には凄く嬉しいですね。いやもう、「MISTER ジパング」の連載終了があまり気にならなくなったくらい嬉しいですよ(←ここは本当に椎名高志ファンサイトか?)。

 また、橋口たかし氏の作品の絵柄は「貞本義行系」という比喩で語られたりすることがありますが、実際、橋口氏のマンガの絵柄は、椎名氏のような藤子F不二雄や高橋留美子直系の(良い意味で)伝統的な少年マンガ向けの親しみやすい絵柄とはちょっと系統が違い、より現代的(というか青年誌系というかオタク誌向けというか)でスマート、かつシャープな印象を受けます。
 これは今のサンデー連載陣にはあまり見られないタイプの絵柄であり、それが今のサンデー読者にどう受け入れられるのか? という点にも興味がありますね。

 それに個人的には、橋口たかし氏が描くスレンダーボディのショートカット女子がンもう大好きであり、控えめに言っても萌え萌えですので、今度の新連載ではそういう系統のキャラがたくさんたくさん登場したらいいのになぁ……(←肘を付いて頬に手をあてながら、星を観るような目で)

橋口たかし一行知識:

 昔、まだ「橋口隆志」名義の頃に週刊サンデーに連載していたギャグマンガ「キャスター参るゾ!」は、氏にとっても大変に残念なマンガであったらしく、作者的にはこのマンガは無かったことにしたいらしい。
 ――ってホントですか?(←何処が知識だ)

 以上、自分でも不思議なくらい心安らかな気分で「MISTER ジパング」の最終回を迎えようとしている私こと深沢がお送りしました。
 本当はジパングの積もる話もしたいのですが、まぁその辺は連載終了後にまったりやるということで一つ。

 次回、生き残ることができるか!(殿が)


 

更新情報:


お知らせ:

 先週も書きましたが、「MISTERジパング」連載終了記念企画として、10/17 〜 10/21 の間、「チャット強化週間」を設定致します。「MISTERジパング」をネタにチャット(Cna-Chat、および IRC の「#ジパング」チャンネル)に参加してくれたら嬉しいです(オレが)。

 また、連載終了後しばらくの間、ここの更新ペースを落とし、コンテンツの整理その他の溜まっていた作業の処理を行いたいと考えています。
 詳しくはまたいずれ。(まだ決めてないので)


01/10/ 9  (更新情報へ)

近況:

 サンデー44号に登場した安土城を眺めていたら、何故か

「現在の名古屋が大変残念なことになっている(湾曲した表現)のは、愛知出身の戦国の三英傑である信長・秀吉・家康が、名古屋にいた有能な男性と綺麗な女性をみんな京都や大阪や江戸に連れて出ていってしまったからだ」

 という、名古屋ジョークを思い出してしまいました。

 という訳で、皆様こんにちは。
 こちらは、私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページ C-WWW です。

 味噌カツは好きな方です(フォロー)。


「MISTER ジパング」連載終了

 情報としては今更の感もありますが、椎名高志氏が自らのサイトの速報ページにおいて、「MISTER ジパング」がサンデー46号で最終回を向かえることを発表致しました。

 このページでも「連載終了まであと3回!(コミックス8巻分のエピソードが埋まるまで)」とかいう形で連載終了を散々面白がってネタにして来た気がしますが、まさか本当に年内中に終わるとは思っていなかったので、何というかちょっとショックです。いやホントです。ホントですよ?(←誰に言い訳しているんですか?)
 何しろ椎名氏には、かつて「GS美神」のオーラスだと誰もが思っていたアシュタロス編が終了してから連載を1年近くも引っ張った実績がありますし、今度の「MISTER ジパング」でも、てっきり44号から始まった本能寺編のネタでも最低10週くらいは引っ張るモノだとばかり思ってました(勝手)。

 まぁでも「MISTERジパング」は、「GS美神」のように連載が長期化するようなタイプのマンガじゃないだろうな、と連載開始当初から思ってはいました。以前、コミケの会場で「連載期間は2年くらいじゃないか?」とジパング同人サークルの方々とお話をしたことがあるのですが、本当にそうなってしまった感じです。
 元々このマンガは、『桶狭間の合戦以前の、歴史に登場していない頃(=アレンジが行いやすい)の日吉の成長』をテーマとしていた関係上、歴史に沿ってストーリーが進展するとしてもエピソードを作ることができるのは桶狭間の戦いまでで、それ故「最終回」は桶狭間か、あるいはその後に行われた藤吉郎とねねの結婚になるのではないか? と推測していました(「MISTER ジパング年表」の最後がそこで終わっているのはそのため)。

 逆に言えば、桶狭間の戦いまではある程度歴史に沿った展開をやってくれるだろうと思っていた訳であり、それ故に斎藤道三の死亡、信行謀殺、そして桶狭間の戦いなどのメジャーイベントを「ヒカリによる未来視のイメージ」のカットだけで処理して豪快にすっ飛ばした展開を読んだ時には、流石に「このマンガはもうすぐ終わるのではないか?」と思い始めましたよ。
 その上、信長ネタ最大最後最強の見せ場である「本能寺の変」編が始まった途端に今回の連載終了が発表されたのですから、「これは実質的な打ち切りなのではないか?」と勘ぐる方も多いのではないのでしょうか。

 椎名氏がサイトで述べていた「この号での終了は一年近く前に決まってた」という言葉をそのまま素直に受け止めれば「予定通りの連載終了」と解釈するべきなのですが、少なくともみんな大好き2ちゃんねるの椎名高志スレッドを見る限りにおいては、世の中には「連載終了」の決定時期を素直に受け止めていない読者が沢山存在していることを示唆しています。

 まだ連載が実際に終了した訳ではないので、このマンガがいわゆる「打ち切り」に相当するか否か、の判断はここでは避けますが、少なくとも連載が8年も続いた「GS美神」に比べれば「MISTER ジパング」の1年半強という連載期間が「椎名高志にしては短い」というイメージを持たれるのは避けられない訳であり、そういう意味においては「人気作家の新連載マンガとしては成功しなかった」という評価を持たれがちな感じはします。それなりにこのマンガを楽しんできたファンの立場としては残念な評価ではあるのですが。
 何だかんだ言っても、少年誌における作品評価は、その連載期間の長さを基準に語られることが多いですからね。

 そして例の椎名センセの速報ページなんですけど、何というかこうもの凄く楽しそうに「連載終了」ネタを書いている感じが伝わってきて、とても微笑ましかったです。きっと、1年間も「連載終了」ネタをバラすチャンスを伺っていてウズウズしていたに違いありません。
 それに、連載が終了してもサイトの方はやーるー気マンマン! やーるー気マンマン! なご様子なので、そちらの方もファンとしては有り難いです。「GS美神」外伝を近々描く(らしい)という発表もありましたし、「連載終了」というネガティブな情報によるダメージをいくらかでも緩和することはできているのではないのでしょうか。多分。

 まぁ、何はともあれ、今は「MISTER ジパング」が連載マンガとしてどう完結するか? に注視したいと思います。
 私の予想だと、来週あたりにちょっとだけ藤吉郎とヒナタが登場し、かつ「ヒルネ」とか「ヒボシ」とか「ヒヨケ」とか「ヒグラシ」など、両親と同様に「名前の先頭に『ヒ』が付く」というおかしさ満点なネーミング規則に従った子供達がワラワラ出てくる(でも出てくるだけの)シーンが挿入されるのではないか! と期待しているのですが、果たしてこの期待は実現するのでしょうか?(しません)


 

更新情報:


お知らせ:

 「MISTERジパング」連載終了記念企画として、とりあえず「チャット強化週間」を指定したいと思っています。
 期間は 10/17 〜 10/21 で、その間はとりあえず積極的に「MISTERジパング」をネタにチャット(Cna-Chat、および IRC の #ジパング」チャンネル)をやって頂きたい! という趣向。ただしこれはあくまで努力目標であり、実効能力は未知数です。言うなればガンパレードマーチにおける「士気向上週間」(効果:期間終了時にみんなのやる気が下がるだけ)みたいなものですよハッハー(ヘボ)。
 「GS美神」連載終了時のような企画チャットをやるかどうかは、まだ未決定です。どうする?>藤宮さん

追伸:

 シュレディンガー准尉の性別については、私にもよく判りません。
 単に「猫耳+猫口(口を閉じた時に、口のラインが微妙に猫の口のような曲線を描いているアレ)=猫娘」の記号に反応して見かけ上の性別を判定しただけで。それに、ボク女ってキライじゃないですしね(ハキハキと)。

 実際問題として、例えシュレディンガー准尉がショタであろうが、当方は一向に構わないので問題ないです。
 というか、やっぱ奴は男子だろうと思われるのでもう一度考え直せ>一週間前のオレ



01/10/ 3  (更新情報へ)

特別企画(今週は時間がないので):
このサイトにヒットした検索キーワード列伝

※当サイトでは現在、サイトアクセス状況調査のために HTTP_REFERER (どのページからこのサイトに飛んできたのかの情報)を収集しています。
 そのうち、各種検索サイトで入力されたとおぼしきキーワードを解析した結果の一部を公表します。

コミック関連キーワード

タイトル上位三位

キャラ名上位三位

 検索キーワードのヒット数では、サンデー本誌で大人気連載中な「リベロ革命!!」が突出しております。厳密に累計していないので正確には判りませんけど、「GS美神」「MISTERジパング」の次に多い検索キーワードは「リベロ革命」なんじゃないか、と思われるくらいの数です。
 「リベロ革命」ファンサイトへようこそ!(挨拶)

 そして、「リベロ革命」のキーワードとほぼセットで並んでいる単語が、「イコ」あるいは「篠原舞子」、そして「同人」「18禁」、トドメに「巨乳」。ホント、みんなそういうの大好きですなブフー。
 勿論、そういう男性向けなキーワードのみならず、「女性向け」という単語とセットにしてやおいサイトを検索しているケースも見受けられましたし、イコのみならず「遼子」も検索ワードに含まれていたり、「批評」「感想」等のキーワードも存在する点から考えても、「リベロ革命!!」は単に篠原舞子目当てのキャラ人気だけに留まらない幅広い層の支持を得ている(そして、マンガの情報や二次創作作品、ファン同士の交流の場を求めている)ことが伺えます。
 ですので、今サンデー系のファンサイト作るなら断然「リベ革」がお勧めですよ! 勿論、ちゃんと「リベロ革命 イコ 乳」のキーワードに引っかかるような奴を頼みますYO!

 また、椎名作品関連では、8月頃に「小竜姫」というキーワードでの検索が50件以上あったのですが、もしかしたら私が知らないところで「新世紀夏の小竜姫さま祭り」のようなイベントが行われていたのでしょうか?

その他のコミック関連キーワード

シュレディンガー ヘルシング

 9/28にコミックス4巻が発売された「HELLING」(平野耕太/少年画報社、ヤングキングアワーズ連載)に登場するシュレディンガー准尉のことかと思われます。
 彼女はその名前が示す通り、生きているのか死んでいるのか、またそこに存在しているのかいないのかすらよく判らない、素粒子レベルで存在が不確定な、色々な意味で食えない存在として描かれているのが特徴。そして、名前が示す通り性格が猫娘っぽく設定されているので萌えです(結局)。やっぱり人気あるんですねこのキャラ。

 なお、シスプリの中での好きな兄の呼び方は「兄くん」です。

ちょびっツ 考察

 「ちょびっツ」の考察が欲しいか? ならばくれてやろう(池田秀一ヴォイスで)。

 この前、「ちょびっツ」の3巻が出ていたので購入しました(注:限定版じゃない方)。
 このマンガは何だかんだ言いながらも始まった時から読んでいるんですけど、コミックス3巻掲載分の辺りまで話が進んだ頃になって、ようやくこのマンガのテーマらしきものが見え始めて来た感があります。

 個人的な見解ですが、このマンガのテーマ性を分かり難くしている最大の要因は、『ちぃ』や『柚姫』等の非人間メカ美少女キャラを「パソコン」という呼称にしている点ではないかと思われます。
 我々のように現実社会に住む人間が思い浮かべる「パソコン」と、「ちょびっツ」の世界に出てくる「パソコン」とでは、基本的に使われ方がまったく異なるものであるにも関わらず、マンガの中では彼女たちをあえて確信犯的に「パソコン」と呼ばせているため、今ひとつイメージが沸かないと言うか、作品世界に今ひとつシックリ来るものを感じられませんでした。

 このマンガに登場する「パソコン」とは、「人に愛され、パートナーとなるために作られた、自律駆動型の従順なロボット」を意味する様なのですが、実は我々は既に、このような存在を指す最適な言葉を持っています。その名は「マルチ」。
 『ちぃ』は決して(我々の世界における)パソコンの仲間ではなく、むしろ「はわわわ〜」とか「も、もっとなでなでして下さい」とか言って人の歓心を引く魅惑のメイドロボの亜種と捉えるべきなのです。

 このマンガにおける「パソコン」という言葉を全てを「マルチ」に置き換えてみると、このマンガを判りにくくしている問題はかなり解決するのではないかと思われます。
 試しに、コミックス3巻47ページ以降の台詞のいくつかを「パソコン」を「マルチ」に置き換えて読んでみれば、このマンガに込められたテーマが極めて明確に浮かびあがってくるかと思います:

(47ページの新保君の台詞)
 「ダンナがな 結婚してすぐマルチにハマってさ
  夫婦の会話がほとんどマルチの話になっちまったんだと
  最初は多香子も マルチ買ったのが嬉しいからだと思って気にしてなかったらしいんだけど
  しばらくしたら ダンナはマルチとしか話さなくなって――」

(66ページ 秀樹の台詞)
 「マルチに夢中になちまったダンナか
  本当の女の子泣かせて それでもマルチがいいのか」

 そう――「ちょびっツ」とは、マルチに支配された世界の中で、それでも人を愛そうとする人々と、人を愛する意味を知ろうとする新種のマルチ・『ちぃ』が繰り広げる、真実の愛を探す感動のドラマだったのです!
 ……自分で書いておいてなんだけど、これホントか!?(自分を信じろ←無理)

時事ネタ

ちゆ 予言 テロ

 「この前のニューヨーク貿易センタービルテロ事件をノストラダムスは予言していた!」なんて噂が世界で飛び交いノストダラムスの予言本が再び売れ始めているなんてニュースが報道されたりする今日この頃ですが、そんな中で『週刊女性』に「驚愕! NY倒壊を予言した日本人少女がいた!」という記事(というよりは穴埋めネタっぽいですが)が掲載されました。この検索ワードは、それを探すものではないかと思われます。

 ちなみに、この「NY倒壊を予言した日本人少女」ってのは、みなさんよくご存じの「ちゆ12歳」のこと。このサイトの中には、如何にもノストラっぽい文体で書かれた「ちゆ予言」というコーナーがあり、その中の一文が今度のテロ事件を予言していた――という趣旨の記事なのですが、元のちゆ予言が「判る人だけ笑って下さい」的なノリで作られているにも関わらず、それをあえてこういう如何にももっともらしい記事に仕上げてしまう「週刊女性」は、本来マスコミが持っているはずの使命と責任とはまったく異なるベクトルを向いているという意味においてスゲエと思いました。
 これでこそのタブロイド誌! よく判ってるね!

 本来、予言なんてものはこんな感じで楽しむべきものであって、あんまり深刻に受け止めるのはどうかと思いますです。
 なので、「アメリカでノストラダムス本がバカ売れ!」なんてニュースを聞くと、なんだか鬱に。ああ、寛容と多様性の精神に溢れていたはずのアメリカ社会は何処に?

エスパー魔美 実写

 藤子F不二雄の往年の名作「エスパー魔美」が、NHK教育の『ドラマ愛の詩』枠でドラマ化されることが決定しました。来年1月から放送開始だそうな。

 もっとも、「『エスパー魔美』はマンガくんコミックスの時代から読んでるゼ!」という筋金入りのマニアな方にとっては、ここの紹介文に書いてある『困った人は放ってはおけないのだ!』の「のだ!」の部分とか、番組スタッフに「ダンス・振付指導」という項目があったりとか、魔美のパパを演じるのが草刈正雄だったりする辺りに、えも知れない不安を感じたりしていることと思われます。
 ……しかし、「ドラマ愛の詩」はあくまで現代の少年少女達をターゲットにしたジュヴナイルなドラマを提供することが目的の番組であり、20年来のコアでオヤジな藤子Fファンは最初から番組のターゲットになっていないことは、肝に銘じておく必要があるでしょう。
 というか、もうみんないい歳なんだから、「こんなの、オレの愛したエスパー魔美じゃない!」とか言いっこなしな!

 それにしても、この「エスパー魔美」といい、来年の正月に特別番組として放送される「キテレツ」(「キテレツ大百科」の実写ドラマ化)といい、この藤子Fっぷりは何事よ? って感じであり、いったいNHK教育に何が起こっているのか謎です。
 学校サボってNHK教育を見るのが楽しみだった元ETVファンとしては不安が募ります。

エロネタ

首輪 拘束

 ヒカゲが腕輪で拘束されているシーンを見て「ここは首輪で調教の方がグッと来るだろう!」とか適当なことを書いたら、ついにこんなアレでナニなキーワードでもヒットするようになってしまった模様。
 みんな好きな!(責任転嫁)

双子 姉妹 奉仕

(´д`;)
 みんなホント好きな!(責任転嫁)

 にしても、「MISTERジパング」の藤吉郎は、結果的にヒカゲとヒナタの美人脳内姉妹をゲットできた訳で、控え目に申し上げても大変に羨ましい限りですなぁ。「GS美神」の横島クンだってこんなイイ目に逢ったことないってのに、この待遇の差は何事なのでしょうか。仕えたご主人様の人徳の差?

 まぁ、ヒカゲもヒナタも尽くすタイプにはあまり見えないので、上のキーワードのような「双子の姉妹がたっぷりご奉仕するにゃーん!」みたいなシチュエーションは発生し得ないとは思いますし、何より藤吉郎はヒナタよりも愛の度合いが段違いで違う最愛の君・信長との別れに傷心しているに違いないとも思うのですが、それでも誰もいない夜の湖の畔で二人きり! 「俺たちには足がある! ここから主発しよう!」と逞しく生きていく決意を固めた二人! 手と手を握り合って! 見つめ合いながら! 後は言えない! 二人は若い! なのであり、きっとこの後は「ここまでの戦いとか色々あって疲れで泥のように眠る藤吉郎の横で、ヒナタがエロい妄想をしながら頬を赤らめてエヘエヘ笑っている」シーンに移行するに違いありません。

 何はともあれ、「GS美神」のアシュ編と比べれば、今度の天回編は概ねストーリー上の整合性が崩れることなく、割と普通に安心して読めるエピソードだったと思います。あくまでアシュ編と比べれば(しつこい)。
 唯一気になるのは、天回が自らの正体を明かしてから、例の銅鐸が「平行世界へ時空を超越してアクセスできる装置」から「過去や未来へ移動できるタイムマシン」に機能が変化しているように見える点であり、これが説明できないと「じゃあ、黒日吉はどっから来たのよ?」というツッコミを受けることは避けられないような気がしてなりません。

 この辺、後の展開に関係してくる可能性はあるのでしょうか。
 それとも、比較的どうでもいいこととして流されてしまうのでしょうか?

つなぎ服 エロ

 「つなぎ服」ってのは、よく自動車整備工場で整備工の兄ちゃんが着ているような作業着のことを指すのですが、これで萌えられる人がいるとは世の中広いです。もし作業服萌えというジャンルが既に開拓されていたのだとしたら、「ガンパレードマーチ」の森の影響が大きいのかも。
 それにつなぎ服って、どことなく全身スパッツに通じる独特のフェチシズムがありそうな気もしませんか?(しません)

女の子 斬首

 ……変わった趣味ですね。

その他

カプコン キヌ

 キヌはキヌでも、おキヌちゃんじゃなくて西村キヌですね。カプコンの花形絵師さんのお名前です。
 「CAPCOM VS SNK」などではSNKキャラのイラストも手掛けており、特にナコルルなんかはもうその筋で人気爆発という噂。
 ところで、私がカプエス2をやると、キャラが左向きの時に昇竜拳コマンドが出なかったり、右向きの時に竜巻旋風脚コマンドが出なかったりするのは何故?(ヘボ)

インク集

 世界各国のインクに関するホームページのリンク集……という訳ではなく、単に「リンク集」の打ち間違いであると推測されます。
 でも、実際に「インク集」で検索をかけてみると、結構「リンク」を「インク」と間違えているページが引っかかり、「ハハハみんな結構ドジなんだなぁ」とおもしろおかしい気分になれたりします。勿論、このサイトもその「ドジなサイト」に含まれるのですがトホホ。すみませんすみません後でコッソリ修正しておきます。

 ちょっと昔、「リンク」のスペルを「Link」じゃなくて「Rink」と間違えているページを意地悪く集めている「Rink集」ページが話題になりましたが、この調子で「インク集」を作ってみたら、それはそれできっとリンクされた人から嫌がられること請け合いですヨ! カタギの素人を叩いてアングラを気取りたい貴男にオススメ!(しません)


 

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