というか、こちらは私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンのためのサイト(自称)こと C-WWW です。
その「西洋骨董洋菓子店」のドラマ版ですけど、私の場合は飯塚桃子こと小雪がアンミラ風のメイド服を恥ずかしそうに着ていた回の辺りから観てます。見始める動機が判りやすいですなオレ。
それにしてもこのドラマって、登場する女性陣の扱いが男性陣のそれと比べると相対的に軽い感じがするのですけど、これってやはり原作がやおい的な要素を多分に含んでいるからなんですかね?
――と、ドラマを観ながら明らかに余計なことを考えてしまう自分に対して、ちょっと鬱になってしまう今日この頃。もはや、素直にステキコミックの実写化ドラマさえ楽しめない体になりつつあるので大変です(オレが)。
料理少年Kタロー
でもまぁ、今放送している中で一番面白いドラマは、何と言ってもNHK教育で土曜日6時から放送している「料理少年Kタロー」でキマリなんですけどね!
- 「子供向け」の枠で括ることができない、あらゆる意味で突き抜けた脚本!
- 「暑苦しい」というよりはむしろアツクテシヌゼ! と評した方が相応しいテーマソング! 歌うは水木一郎!
- 「NHK教育の料理ドラマ」を超越した、毎週に渡って繰り広げられるおバカでハデな演出の数々!
など、私がエンターテイメントに求めているうちの「萌え」と「パンチラ」を除いたあらゆる要素が凝縮されている奇跡のようなナイスドラマであり、これぞ激動の年であった2001年を締めくくるに相応しい作品である! と言い切れる程の面白さ。
NHK「ドラマ愛の詩」サイトにある「脚本家プロフィール」や「架空ライナーノーツ」を読めば、制作スタッフ陣がこの(世間的にはそんなに存在を省みられない)一介のNHK教育の子供向けドラマに対して、並々ならない熱意を込めていることが実感できます。この姿勢には、素直に敬服せずにはいられません。
このドラマを制作したのはNHK大阪だそうですが、これを見ているとなんかこう「オレがエンターテイメントに求めている要素は、大阪とインドがあれば半分は満たされてしまうのではないか?」とか思ってしまいます(勿論、残りの半分は萌えとパンチラ)。
とりあえず来年になったら再放送されるのは必至ですので、未見の方は是非そちらでご鑑賞下さい。
チャーリーズ・エンジェル
あと、あまり上の話とは関係ないのですが、この前ようやく「チャーリーズ・エンジェル」(リメイク映画版)のビデオを観ることができました。
基本的にはお色気→カンフー→お色気→カンフー→(以下繰り返し)といった具合で、アクションとエロが延々とガトリングコンボで繋がっている間に時々ロマンキャンセルでシナリオ進行がちょっと入ってくるような、かなり本気でおバカな構成の映画なのですが、元々そういう映画だと割り切って見るのがこの映画に対する正しいスタンスですので、個人的にはかなり楽しめました。
この映画を評して、AV映画監督の中野貴雄氏は「人類はこの映画を作る為に進化してきたのだ
」と申し上げたそうですが、確かにこんな愉快な映画は人類が精神的に成熟していなければとても作れないと思われるので、この評価はある意味とても正しいと思います。人類の進化の証を確認したい人ならDVDを買ってでも必見。「これが人類の進化の成果なのか?」と愕然するかも知れませんが(笑)。
個人的には、チャーリー役の声優が往年のTVドラマ版と一緒の日本語吹き替え版の方をオススメ。
あと「チャリエン」で個人的に気になったのが、エンジェルズのメンバーの一人を演じているドリュー・バリモアのことでしょうか。
彼女は、映画の中では完璧な「お色気要員」として巨大なおっぱいを武器に大立ち回りを演じているんですけど、「GS美神」のファンとしては、彼女が美神ひのめの発火能力(パイロキネシス)の元ネタとなったと思われる映画「炎の少女チャーリー」において、自然発火能力を有した超能力少女チャーリーを演じていた経験があることが気になります。
もしも本当に美神ひのめの元ネタがドリュー・バリモア演じる「炎の少女チャーリー」であったとしたら、ひのめは将来ドリューのようなムッチムチでボインボインな立派な婦女子に育ってしまうということを意味する訳であり、そうなると私が以前勝手に作った「ひのめは貧乳気味に育ってしまい、歳の割にはおっぱいが相変わらずデカい姉や母に対してコンプレックスを抱いている
」というオレ的萌え設定がダメになってしまうので困ります。どうしよう!(と言われても)
以上、ちょっと椎名作品ネタを絡めて、どうにかファンサイトの更新日記としての面目を保ってみたがどうか?(どうにも)
あと、「西洋骨董洋菓子店」よりも「料理少年Kタロー」の方が面白いとか言ってる間は、絶対にモテないと思いました。
更新情報:
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当サイトにおける年に一度の恒例企画「MISTER ジパング Convensional Wisdom」の準備ページを作りました(まだ投票はできません)。来週月曜日から開始する予定です。
このページに今回の投票対象となるキャラクター一覧を載せていますので、「このキャラも投票の対象にして欲しい」とか「このキャラを評価しろと言われても無理だからはずせ」とかのご意見がありましたら、日曜日までにお知らせ頂くと嬉しいです。
「今年一年で一番印象に残った/面白かったエピソード」の区切りや名称もかなり大ざっぱなので、その辺についての意見もあればお願いしたい所存。
お知らせ:
最近流行している新種のウィルス「W32.Badtrans.B」が、私のメールアドレス宛に届くようになって来ています。
このサイトをご覧の方は、念のためにウィルスに感染していないかどうかを確認しておくことをお奨めします。
椎名高志の絵の次回予告が載ってると、
どんな雑誌もたちまち週刊少年サンデーテイストに大変身!(挨拶)
というか、皆さんこんにちは。
こちらは、私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページこと C-WWW です。
すみません。(←基本)
美神外伝情報
まずはファンサイトらしく椎名作品の話ですが、19日に発売されたサンデーGXには、来月号に掲載予定の「GS美神」外伝の予告が掲載されています。
ですので、普段サンデーはコンビニで立ち読みしているけどサンデーGXの方は買ったことも読んだことも聞いたこともないし興味もそれほどないようなノンケな方も、とりあえず「サンデーGXは、どの本屋やコンビニに行けば置いてあるのか」を確認する意味でチェックしておくことをオススメします(ヒデエ)。
今回の外伝のタイトルは、サンデーGXの編集部日記での情報通り、「GSホームズ極楽大作戦」で決定の模様。予告の絵を見る限りにおいては、基本的にはオヤジ(カオス)とオッサン(ホームズ)と美ロボ(マリア)しか登場しない、何というか椎名高志が本当に描きたいモノしか載っていないタイプのお話になりそうであり、そういう方面ではかなり期待できそうです。
まぁ、美神や横島やおキヌが出てくるような、純粋に「GS美神」の続編っぽいものを要求していた(おそらくは多数の)美神ファンにとってはちょっと期待外れなお話なのかも知れませんけど、それでも「椎名高志のマンガのファン」を自称できる人であれば、作者が絶対に好きで好きでたまんねぇに違いないオヤジ達がワラワラ出てくるマンガを愛してやることは必ずできるはずですので、予告のカットを見ながら頑張ってこのマンガを愛せるようになって下さい。愛あるところ、常に楽園があるのです。
「愛」という言葉は便利だなぁ……(←何かあったんですか?)
あと椎名ファンサイト的な話題としては、去る11/17 に「MISTERジパング」のコミックス7巻が発売されましたね。
個人的には、この巻で満を持して登場し、身動きできないまま「予知能力持っててすみませんもうすぐ死んじゃうのですみません超時空兵器の動力源になっちゃってすみませんアナタを好きですみません」と自分自身を懺悔する(そして藤吉郎に物理的にも精神的にも救われ、後でヒカゲやヒナタが彼にラブラブになる決定的なキッカケを作る)ためだけに登場したヒカリが、今改めて読んでみると思いの外カワイイキャラだったことを発見してビックリ。
やっぱ、「今にも死にそうな顔をしながら自分の不幸な境遇を嘆いて死んで行く」美少女キャラって、お約束だけど萌えますよね?(病気)
Welcome to ジャぱん
そして(いきなり)、今週のサンデー、および橋口たかし氏のサイトの日記で発表されている情報によれば、現在サンデーで短期集中連載枠で掲載されている「焼きたて!! ジャぱん」の本誌正式連載が決定した模様です。
橋口たかし氏は個人的に好きな作家さんですし、何より「ジャぱん」は今のサンデーの中においても素直に少年マンガとして普通以上に面白いので、正式連載決定はスゲエ嬉しいですよエエもう。このマンガは、今のサンデーに欠けている要素を埋め合わせるに十分な力を持っていると思います。
それに、橋口たかし氏の描くスレンダーな女子キャラが毎週読めるかと思うとヽ(*´Д`*)ノ(←ソレか)
正式連載が決定したのは(橋口氏の日記から推測すると)第3話掲載の時点っぽいのですけど、ネット上でこのマンガの人気に火が点いたのは、間違いなく第4話でしょう。
この第4話は、ストーリー的には「『ジャぱん』以外は作ったことがない主人公が、課題として与えられた『クロワッサン』を、パン業界の常識を逸した方法で作る」という、最終回に向けての「溜め」になる(=それ故に読者にはストレスを与えるので、週刊連載では人気が出なそうな)回なんですけど、それを払拭したのが、主人公と同じテスト生でありながら正体が不明の謎の女性・梓川月乃の存在です。
この回には、「月乃が主人公の手を握った後、主人公のことを想って不敵な笑みを浮かべながら、彼と握手した自分の手をペロッと意味ありげに舐める
」というコマが出てくるんですけど、このたった一つのコマに込められた情報量の高さ――彼女の主人公に対する執着心の芽生え、見た目はおっとり美少女だが裏では何を考えているのか判らないミステリアスっぽさの演出、そして何より「男と握手した手を微笑みながら舐める」という仕草のエロさ――のレベルは、はっきり言ってハンパなものではありません。
結果として、この月乃というキャラは、そういうのが大好きな人達(私含む)のハートにガッチリとヒット! このコマの月乃にアテられた人達は、こぞって2ちゃんねるの該当スレッドなどに「月乃たん、ハァハァ…(;´Д`)
」などの自分のココロに正直なコメント(一応誉め言葉です)を書き込んだりしており、早くもその人気を不動のものとしつつあるように思われます。
つまり「月乃」というキャラは、このたった一つのコマだけで、読者に対してそのキャラクター性を確立させた、と言っても過言ではありません。
大げさな表現になりますけど、マンガの持っている表現力の一端をこの一コマに見た思いです。
何にしろ「焼きたて!! ジャぱん」には、いずれコミケなどで「脱ぎたて!! ジャぱん」とか「舐めたて!! ジャぱん」とかいう、アレでナニなタイトルのパロディ同人誌が出回るくらいの人気マンガに育ってくれることを期待致します。いやマジでマジで。
エロパロ同人は人気のバロメーターですよ?(でない)
更新情報:
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「煩悩の部屋」の創作文集ページに、まきしゃさんの新作『男達の番か…』を掲載しました。
今回は、エミがまだギャグキャラクターだった頃の三人の手下、ヘンリー・ジョー・ボビーの物語です。マイナーキャラへの偏愛もここまで来れば見事と言うしか(笑)。
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「煩悩の部屋」のイラストページに、先週「MISTER ジパング」のイラストを投稿してくださった神無さんの新しい投稿作品『ねぇ、ヨコシマ』を掲載しました。ルシオラのイラストです。
使っているツールはおそらく Windows 標準装備の「ペイント」なんじゃないかと推測されるのですが、それでここまで描けるのはスゴイことだと思います。投稿ありがとうございました。
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先週、ここで「A pox on him…」の文字コードを変換してくれないかなー、と頼んだところ、まきしゃさんが文字コードを Shift-JIS 形式に変換したバージョンを作成してくれたので、差し替えておきました。
ありがとうございます〜>まきしゃさん
あらゆる手段を駆使してパンチラを魅せるナイスアニメ「ナジカ電撃作戦」に対抗して、
あらゆる手段を駆使してBP(万乗パンツ)を描写することを目的にした「ラミア電撃作戦」というのはどうか?(どうにも)
というか、こちらは私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページ C-WWW です。
風邪の方は何とか沈静化しました。ご心配をおかけしました。
そして、ファンサイトの立場としては、勿論サンデーGX1月号(12/19発売)に掲載される予定の「GS美神」の外伝が気になるのですが、椎名氏のサイトの作成状況やGXの編集者日記から伝わる情報によれば
- サブタイトルは「GSホームズ極楽大作戦!!」
- 主役格はマリア。カオスも登場
- 1月号の表紙を椎名氏のイラストが飾る
などが明らかになっています。
ここの掲示板でも出た推測ですが、「19世紀のロンドンを舞台にしたスチームパンク」っぽい物語になるのかなー、という気がします。物語的には一応同じスチームパンクに分類される「サクラ大戦3」の影響でしょうか?(ホントか)
以上、とりあえずファンサイトとしての義務は果たしましたので、以下は前回の予告通り「ラブひな」の話題を(;´д`)。
ラブひな最終回
という訳で、今更ですが、みんな大好き美少女わんさかコメディー「ラブひな」が最終回を迎えました。
連載終了というのは、普通は多少なりともネガティブなイメージが付きまとうものですが(連載の継続期間=社会的な作品の評価の高さの等式が成り立ちがちな少年週刊マンガ誌の世界では特に)、この作品の場合はそんなイメージを微塵も感じさせない、ハッピーエンド感に溢れた最終回であったと思います。
「ラブコメマンガとしてやるべきエピソードは全てやり尽くしたし、アニメやゲームとのメディアミックスが続いている間でも、読者を飽きさせる事も人気を落とすこともなく連載を引き延ばすことに成功した。もはやこのマンガは終わらせて悔い無し!」といった作り手側の気合いが感じられる、気持ち良いくらい見事な大往生っぷりを堪能させて頂きました。
特に、ラストの見開きのシーンは、例えこのマンガを初めて読んだ人であろうとも「紙面から溢れ出る幸福感」を味わえるであろうというくらいのハッピーっぷりに溢れています。実際、「ラブひな」は様々な人達から色々な意味で愛された、とても幸せなマンガだったと思います。
「ラブひな」の作者である赤松鍵氏は、かつて一介のセーラームーンおたくから身を興し、持ち込み時代・月刊誌での読み切り掲載時代の下積み期間を経てから週刊少年マガジンで「AIが止まらない!」の連載を開始するも、週間連載のハイペースに付いて行くことができずにわずか20週で再び月刊誌落ち、という屈辱を味わいました。しかし、そこから大学時代のクラブ仲間達の協力を得て体制の立て直しに成功、制作環境や作画レベルを大きく改善させ、その一方で PC-VAN やNifty-Serve などのパソコン通信で積極的な活動を行った結果、「AI止ま」という作品のネットに対する親和性の高さも手伝ってコアなファン層の獲得にも成功し、実力・人気共に上昇した「AI止ま」は盛況のうちに連載終了。そして、次の連載となった「ラブひな」では、前作で確立された作者の作風と、マガジン編集部が誇る強力な企画力がガッチリと噛み合って圧倒的な話題性を獲得、その勢いでアニメ化・ゲーム化・ノベル化・グッズ化・トレーディングカード化等のメディアミックスも順調に展開し、その人気を不動のものとした――という、正に絵に描いたようなオタクのサクセスストーリーを歩んで来た人です。
そういう意味においては、90年代におけるマンガ・アニメ・ゲームを代表とする国内ポップカルチャー界が生み出した象徴的な作家である、と言えます。
ですので、マガジン編集部は、この「ラブひな」、および赤松健という作家を作り出した90年代のオタクムーヴメントがどんなものであったのか? という歴史を後生に記録し、かつ次代を担う漫画家を生み出す新しいムーヴメントを巻き起こすきっかけを作るためにも、赤松氏とその仲間達にスポットを浴びせた「ラブひなを創った男達」を作るべきだ! と思わざるを得ませんね。
勿論、作画は「創った男達」シリーズを手がける平沢たかゆき氏以外は認めません。氏の独特の絵柄で描かれた、萌え萌え〜なしのぶちゃんとか見たくないですか?(ないです)
また、赤松氏は現在、自分のサイトの日記でマンガ論的なコメントを時々掲載するようになりましたが、氏は現時点で最も「成功」している少年マンガ家の一人であり、それ故に「何故自分が成功したのか」を世に吹聴するだけの権利を有していますので、これからマンガを手がけてみたい人ならとりあえず頭を垂れて拝聴しておくべきでしょう。どこまで為になるのかまでは、私もメディア業界のプロじゃないので判りませんけどね(無責任)。
――あと、その日記の中で赤松氏は時々「結婚してぇ
」とか冗談交じりに書いてありますが、私が思うに彼は本気で結婚してぇと思っているに違いありません。年齢が比較的近い私には、あの年代の独身男性が持っている結婚観がよく判るのです。
氏の場合、職業が年中多忙なマンガ家である、という点をさっ引いたとしても、氏が非の打ち所がない立派なオタクであるという事実は覆しようがないので、モテとかそういうところから多少外れたところにいるのは致し方ありません。
……しかし、よく考えてみれば、氏は収入面での評価は申し分なく(「ラブひな」の印税収入だけでも億単位の金額になります)、これだけの人気を築いたのであれば将来のマンガ界での地位も安泰なので社会的な地位もあり、趣味の面でも年に何回かPDAやパソコン関係の機器を買ってやれば満足しそうなタイプですし、職業柄出会いが少ないので浮気の心配もないし(ただしアイドル声優などには注意が必要ですが)、お盆と年末に数日間行方が判らなくなることもあるけどそれ以外は外出も少ないしと、実は安定した結婚を望む女性のお相手としては理想的と言っても良い条件が揃っているのです。
唯一の問題は彼がオタクであるという点ですが、それに関してはおたく男性のメリットについて論じた『伝説の論文』として名高い「おたく男は乙女におすすめ」(リンク先:山形浩生氏のサイト)をよく読めば、十分妥協できるラインであることが納得頂けると思います(注:この文章に出てくる「スタートレック」は、適宜「セーラームーン」や「Leaf や Key のギャルゲー」に置き換えて下さい)。
特に、この論文のタイトルとなっている「乙女」という単語が持つ微妙な意味合いを直感的に理解できる人なら十分資格アリですので、我こそは! と思う女性の方は是非。彼は、独身だった頃のビル・ゲイツに匹敵する程の逸材ですぜ?(多分)
赤松氏が、晴れてちょっと年下でかわいくて、なおかつ「ご主人様」を「ごゅじんたまぁ」と発音しちゃうくらいの舌ったらずなアニメ声を持つ女性と幸せになって頂けたら、「ラブひな」ファンとしてこれほど嬉しいことはありません。
以上、どうせ本人が見てないと思って、メチャクチャ書いてみました。
すみません(手遅れ)。
サラダデイズ最終回
そして、ここはサンデー系のマンガファンサイトですので、「ラブひな」と同じ日に最終回を迎えた「サラダデイズ」に関しても少し。
「サラダデイズ」は、終盤で繰り広げられた由喜と二葉のストーリーが「些細でつまらない誤解の積み重ねがすれ違いを生み、二人の関係がこじれて行く」という読者に多大なストレスを負わせるモノだったためか、最後が「ラブひな」と同様の結婚オチであったにも関わらず、今ひとつスッキリしないファンも多い模様です(主なリサーチ場所が2ちゃんねるのサラダスレッドだからかも知れませんけど(´д`;))。
でも、本来「サラダデイズ」というマンガは、かつての「BOYS BE..」と同じく、毎週オムニバス形式で様々な恋愛のカタチを描写していくタイプのマンガだったのです。「サラダデイズ」について語る場合は、この点を忘れてはいけません。
現実では再現不可能なパンチラシーンを挿入するとか、そういう男子中高生辺りが好きそうなエロい方向性を押し進めて話題になった「BOYS BE...」に比べ、「サラダデイズ」は『雨の河川敷で、捨てられた子猫たちに傘を差し掛ける彼氏を目撃!
』なエピソードに代表される教科書通りの恋愛ドラマを展開し、その正統派スタイルのシチュエーションを読者が楽しむタイプのマンガであったと思います。
というか、私がこれまで読んだコメディーではないマジメな恋愛マンガの中で、『小雨のそぼ降る中、捨て猫にエサをやる彼氏を目撃!』が原因でときめいちゃった女子キャラを本気で起用したマンガを読んだのは、「サラダデイズ」が最初だった気がします。私は、こういうお約束的なストーリーを再確認するのがもう好きで好きで大好きなタイプの人間なので、最初にこのシーンを読んだ時は「すごいぞ! ラピュタは本当にあったんだ!」に匹敵するくらいの感動と興奮を憶えたりしましたよ(病気)。
私にとっての「サラダデイズ」とは、結局はそういうお約束的なシチュエーションを安心して楽しむためのマンガでしたので、連載が続くうちにキャラクター達に共感できない「痛い」エピソードが増えてきたり、メインエピソードである由喜と二葉の関係がこじれて行くに連れてラブコメマンガにおける不治の病と呼ばれる「ヒロインが嫉妬深くなり、どんどんイヤな女になって行く」現象(別名:音無響子効果)が発生したりして、私にとってはあまり愛せないマンガになってしまったのが、ちょっと残念であります。
個人的には、週刊サンデーに月に1回間隔で掲載されていた頃が一番面白かったですね。
そして、Web サンデーに掲載されている猪熊しのぶ氏のコメントによれば「今度はSALADとは155度くらいテイストの違う話でいく予定
」とのことですが、果たしてどんなマンガになるのか注目です。
もしかして次回作は、猪熊しのぶ氏を語る上でデスタームに近い扱いを受けている(オレの中で)「DRUM拳」以来のアクションマンガなのでしょうか。次の連載が、氏の過去のトラウマを払拭するようなものであることを期待致します。
更新情報:
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「煩悩の部屋」の創作文集ページに、ロックンロールさんの連載作品 GSM MTH -Long Eternal Time- シリーズの最終章「IV Broken heart――私は戦う彼女の為に――」、およびエピローグと後書きを掲載しました。
個人的には、「美神令子」というキャラを掘り下げていくにはこういうアプローチの方法もあるのか、と思わされた作品でした。ご苦労様でした>ロックンロールさん。
次回作も期待しておりますヽ(*´д`*)ノ。
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先週創作ページに掲載した「A pox on him…」ですが、Windows 環境ではない人から「読めない」という指摘がありました。
ただ、このファイルは文字コードが特殊な形式でエンコードされているため、私のマシン環境ではこのファイルの文字コードを s-jis や euc 形式に変換し直すことができません(正確には直せないこともないけど時間と根性がない)。ごめんなさい。何とかしてくれる人を募集中。
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Google の検索機能などで直接このページにジャンプして来る方々向けに、以前このページでどんなマンガ等をネタにした文章を書いたのかをまとめた「更新日記タイトル別Index」を作成しました。とりあえず、過去2年間分のデータをまとめてあります。一部リンクが切れてる項目もありますが、それはご愛敬と言うことで(言い訳)。
ほんと節操ないよなこのページ。
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個人的趣味で作成している「逆リンク集」の10月分を掲載しました。
お知らせ
次回更新ですが、来週日曜日にコミティアへ行くついでに都内で一泊して、月曜日は都内を適当にフラフラしてココロとカラダをリフレッシュする予定ですので、ちょっと更新が遅れます。早くて水曜日以降になる予定(遅ければ一週休み←いい加減)。
参考:このサイトの年内〜来春の予定をまとめたメモ
日毎に寒気加わる季節となり、すっかり晩秋の雰囲気漂う今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらは椎名高志ファンホームページ C-WWW です。
なお、晩秋らしく、ここの管理運営を行っている私こと深沢は、ついに風邪を引いてしまいました。
なので、今日の更新情報は普段より短めで勘弁して下さい。
辛ぇ(近況)。
そして枯れ葉が散り敷き日増しに寒くなる折、週刊マンガ誌上においても、先週は「最終兵器彼女」「ラブひな」「サラダデイズ」「ゲッチューまごころ便」といった各誌の看板作品が次々と終了した訳なのですが、そんな中で私は「覚悟のススメ」で有名な山口貴由氏が現在ヤングアニマルで連載している「蛮勇引力」のコミックス1巻を購入し、「これで毎日寝る前に『尊野蛮』ができるよ!
」とかよく判らないことを言って喜ぶ毎日を送っております。
山口氏の作るマンガが常にそうであったように、この「蛮勇引力」も、人生における重要な局面で使えるイカした台詞のオンパレードなので、実生活にマンガの台詞を持ち込みたいタイプの人には強く推奨しておきます。
まぁ、勿論そういうのが大好きな御仁は、とっくにヤングアニマル誌上で「蛮勇引力」をチェックしているとは思いますけどね! 「蛮勇引力」を読んで差を付けろ!(現実から)
ただ、このコミックス版は、雑誌掲載時からの収録にあたって、本来ならポリティカリィ・コレクトの埒外に存在しなければならない山口貴由氏のマンガの台詞の一部をやむなく修正している箇所があるのが、その辺は「覚悟のススメ」の頃からの伝統とは言え、やや残念です。
特に、連載時には第二話に登場し、「このマンガは一体何を目指しているマンガであるのか」を読者に対して強烈に印象付けることに成功した伝説の台詞:「男の仕事はやせ我慢だ!
」がコミックスに収録されていないのは、もはや人類にとって大きな損失と言っても良い程であります。
というか、やっぱり何か政治的にマズかったんでしょうかこの台詞。「覚悟のススメ」に出てきた(そしてコミックスで修正された)「これだから童貞は困る!
」よりは、ナンボかマシなんじゃないかと思うのですが(比較対象間違い)。
お知らせ
もし今週中に風邪が治ったら、色々お知らせしたいこともありますので、もう一回更新する予定です。
「ラブひな」最終回の感想も書きたいですしねヽ(*´д`*)ノ