What's Old


02/11/28  (更新情報へ)

 「あまりに前のめりに討ち死にすると、死んだことに気づけないものらしい」というフレーズは、これからの人生の重要な局面で使わせて頂きます!

 主に人生に負けたときとかに(挨拶)。
 そんな感じで私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンサイト C-WWW へようこそ。


Song of Blood

 それはそうと「一番湯のカナタ」は、やっぱり本当に再来週に終わってしまうみたいですね。ここ最近はこのマンガは本気で面白くなってきていただけに、残念でなりません。

 また、連載終了を受けての椎名氏のコメントに関してですが、作っている側はもう終わってしまったことなので「死んだことに気づけないものらしい」というコメントで打ち切りに対する気持ちの切り替えを済ませられたかも知れませんけど、しかし読んでるこちら側は「首を斬られて討ち取られながらも身体はまだそれに気付かず、血を吹き出しながらもまだヨロヨロと前に進もうとしている」みたいな状態にあるこのマンガ(いいすぎ)を、倒れて動かなくなるその時まで見守らなければなりません。
 我々は所詮は「読者」という名の傍観者に過ぎませんので、こちらからは作品に対して手出しをする(アンケートを出すとか)ことも、もはや叶わないのです。いやもう、なんと言っていいやら。

 思えば、「GS美神」や「MISTERジパング」が終わる際に作者の口から公式に連載終了がアナウンスされたのも「カナタ」と同じ約三週間前でしたが、美神にしろジパングにしろ「もうそろそろかな…」という予兆を作品内から伺い知ることができたので、それほどショックは受けなかった記憶があります。しかし、さすがに今回の「カナタ」は、一時期の低迷を脱出してテンションが上昇して来たところでの突然の打ち切りなので、もうショックありまくり。
 とりあえず、「これも今年から顕著になった、連載作品に対するサンデーの姿勢の変化の現れのひとつなのだ!」とか空虚な客観論を述べながら、自分に対する気持ちをごまかして年末まで生きていきたい所存であります。

 ――ただ、だからと言って今の私の心境が「死に行く者を看取るだけの傍観者」的なもので埋め尽くされている、という訳ではありません。むしろです。今の私は、明らかに血を見て興奮しています。これからサンデーに掲載される「一番湯のカナタ」を読むのが、今の私にはもう楽しみで楽しみでどうしようもないのです。

 例えば、今週号のサンデー52号に掲載されたエピソードも、普段なら「2週くらいは引っ張れそうなボリュームがあるエピソードなのに、今回は1話にまとめてあるから中身が濃いなぁ」とか、「これまではあまり表に出てこなかったラブコメ要素への伏線を、いよいよ張ってきたなー。これから楽しみだ」程度の感想を抱くくらいだと思うのですが、同じ読むにしても「このマンガはあと3話で打ち切られることが決定している」というバックボーンを重ねて読んでみると、読む視点も変わってくるというもの。
 「本当は2話くらい費やしてじっくり描けるだけのボリュームがあるエピソードなのに、連載があと3回で終わるから、やむなく1話に詰め込まざるを得なかったんだろうなァ! サヤカもいいキャラなのに、こんな扱いを受けるなんて悲しいなァ!」とか、「ユウリがそんなことを突然口にするなんて! ユウリをそういう路線に持っていく為の要員として使うのはもっと後になるかと思っていたのに、でも連載はあと3回で終わるからなァ! ああもう、こういうのをもっと読みたかったのに!」とか、とにかく後がないことが判っているだけに、そういう妄想がどんどん沸いて来るので面白くてたまりません。
 いやその、本当ならこういう面白がり方は著しく邪道であることは判っているのですが、でももう止められないのです! 止められないよぅ! 止まらないよぅ! 止めどなくあふれ出ちゃうよぅ!(妄想が) なのです。

(;´Д`)

 椎名高志というマンガ家のキャラは、概ねマンガファンの間では「頭が良くて過去の映画やアニメの知識も豊富な人物」として語られることが多い傾向にあります。また、その一方で「若い頃は『GS美神』でやりたい放題して来たけど、結婚して妻子を抱える立場になった今は、もう昔の頃の勢いが無くなって『守り』に入ってしまった」という批判もよく聞きます。
 が、今の「カナタ」をノリノリで描いてる椎名氏からは、もはやそういうインテリっぽいところとか守りに入ったところは、ほとんど感じられません。エンターテイメント(あと人気)のためなら、どんなアクロバティックな展開だろうか幼女のパンチラだろうが平気でやってのける、普段はあまり見られない必死な椎名高志の姿がここにあります。

 そういう意味において、「カナタ」急展開以降の椎名高志氏のマンガは、「GS美神」のアシュ編終了以降のそれとは本質的な『何か』が微妙に違っているような気がします(この辺はうまく表現できませんが、美神時代からの読者なら何となく判りますか?)。
 もちろん、「GSホームズ極楽大作戦!!」のように、豊富な知識をバックグラウンドにして知的なユーモアが織り込まれた作品の方が、いわゆる「現在の椎名高志のマンガ」を代表しているのは確かなのですけど、しかし(おそらく作者としては初めて)打ち切りを食らって血まみれになりながら作った「カナタ」の今の姿も、また椎名高志というマンガ家の魅力の一つであると、私なんぞは思うのであります。
 そして、サイトを見る限りでは、今の椎名氏は凹むどころか、逆に何か妙にテンションが高く「やーるー気まんまん! やーるー気まんまん!」な雰囲気みたいなので、読者としては頼もしい限りです。血を首から吹き出しながらも前進しようとする椎名先生の次回作に幸運あれ! でも、斬られた首を回収するのも忘れるな! つう感じで一つ。

 以上、所詮はファンサイトの身分なので間接的な応援(つうか煽り)しかできない立場の自分がもどかしい私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンサイトへようこそでした。
 血だ! 血が足りねぇ!(病気)


 

更新情報:


個人用メモ


02/11/22  (更新情報へ)

注:このテキストは11/21に書かれたので、例のことについてはまだあまり触れていません。
  それに関してはまた後日な(;´Д`)

「敗者が払うモノは命に決まってんだろ!!」

 無敵看板娘」が売ってねぇ!(挨拶)

 現在週刊少年マンガ誌に掲載されているコメディマンガの中でも、個人的にはトップクラスの面白さと評価している、「無敵看板娘」(佐渡川 準、週刊少年チャンピオン連載)。
 このマンガのコミックス1巻が11/14に発売されることは前々からチェックしていたのですが、その日はたまたま持ち合わせがなかったというか、何故か財布の中に80円しか入っていなかったので、仕方なく次の日に行きつけの本屋さんに行ったのですが、しかしその時にはもうお目当ての「無敵看板娘」は既に全滅。他の店に行っても何処も全滅

 未だにどこの書店でも再入荷されてませんし、Amazon でも品切れ中とあっては、もはや打つ手無しであります。
 おそるべし鬼丸流葬兵術!(まちがい)

 このマンガ、元々チャンピオンが大好きなコアな読者に根強い人気があるとは思ってはいましたけど、まさか発売日にコミックスがあらかた買い尽くされてしまう程に売れちゃうくらいの大人気だったってのは、本気でビックリです。しかも、2ちゃんねるの該当スレッドを読む限りでは、この現象は全国的に発生している様子。チャンピオン連載マンガのコミックス1巻がここまで売れたのって、あの「エイケン」や「しゅーまっは」以来の快挙じゃないのでしょうか?

 そんなこんなで『週刊少年チャンピオン連載のショートコメディマンガ』という知名度的なハンデを、ずば抜けた人気で見事に克服した格好になった「無敵看板娘」。今回の品切れ騒動は発行/入荷部数が低めに押さえられていたという面もあったと思うのですけど(勝手な推測)、今後は書店の側もこの作品を「人気マンガ」と認識するようになったのではないのかなー、と思っていたりします。

 そして、そんな「無敵看板娘」の掲載誌である週刊少年チャンピオンは、ちょっと前までは「エイケン」「しゅーまっは」「ななか6/17」、そして読者コーナーでの「デ・ジ・キャラット」の起用と、いわゆるキャラ萌え路線をひた走る雑誌というイメージが強かったのですが(偏見)、今は「無敵看板娘」を筆頭に「柔道放物線」「がんばれ酢めし疑獄!」「恐怖症博士」、そして「浦安鉄筋家族」など、かなりバリエーション豊かなコメディマンガを読むことができる雑誌に変節しています。
 また、その一方で「アクメツ」「TWO突風!!」など、本来のチャンピオンの持ち味であるバイオレンスを売り物にした作品の連載も開始するなど、アクティブな(別の言葉で言えばおちつきがない)誌面作りの姿勢は変わっていません。相変わらず油断できませんね。

 ただ、この雑誌の場合、ちゃんと企画を立てて意図的にコメディ重視の誌面にしたのか、それとも人気のあるマンガを残していったら行き当たりばったりでこうなってしまったのか、イマイチ編集部側の意図が見えないところがあるのですが、まぁそれもまたこの雑誌の魅力だということで一つ。

 それにしても、どうしてあの時のオレの財布の中には80円しか入ってなかったのかなー(←社会人として失格)


「カナタ様の合格、予定より早くなりそうだな」

 そして、18日には「一番湯のカナタ」のコミックス2巻が発売されました。
 こっちの方はちゃんと事前に財布の中に500円を用意したので、バッチリ発売日に買えましたよ!
 オレの勝ちだ!(←社会人としては思想的に敗北)

 それはともかく「カナタ」のコミックス2巻ですけど、今になって改めて読み直してみると、セイリュートがゴーグルを外してロリ顔を曝してみたり、ロリなワネットちゃんが登場して大暴れしてみたりと、連載初期段階のやや控えめな路線から徐々に現在の派手な路線に向かって加速している様子が伺えるところが興味深いです。
 また、他にも「相互理解不可能な生命体とのコンタクト」というハードSFチックなテーマを背景に持ったアニーザキス、リョウやカナタ達のこれからの命運を握る存在であるドイルも登場し、作者が連載当初に思い描いていた作品世界が徐々に具体化されて来ていることを感じさせます。「GS美神」もそうだったのですが、連載初期に次々に後のレギュラー/サブレギュラー格になるキャラクターが登場し、作品世界が広がっていく様を見るのは楽しいですね。

 ……と、そんな感じでマンガの中身そのものは決して悪くはないと思うのですが、でもその一方でこの時期はサンデーの中での掲載位置を徐々に落としつつあった頃であったのも事実。現役の書店員であるたかさんが運営するサイト「書店員のたわごと」の掲示板に『「カナタ」(のコミックの売れ行きは)「ジパング」の半分弱』という書き込みがあったことから推測するに、残念ながら営業的にイマイチ奮ってなかったのは確かなようです。
 そういう状況下に置かれていたのであれば、多少のリスクはあっても作品に対してテコ入れしたくなる(あるいは、せざるを得なくなる)のも理解できるというもの。

 結局、リョウに対する強烈なテコ入れ展開が始まったのは、コミックス2巻収録分がサンデーに掲載されてからわずか3週間後のことでした。椎名高志というそれなり以上の実績を持つ作家の連載作品に対するこの行動は、サンデーにしては非常にアグレッシブなものであり、その対応の早さに「サンデーも変わったなぁ」と思うことしきりでした。

 で、この「テコ入れ」は読者には概ね好評を持って迎え入れられ、作者もノッて来ていよいよこのマンガも勢いに乗るかと思われたのですが――

 『残念ながら、「一番湯のカナタ」は今週(03年2号)で終了です。』(完成原稿速報03/02号より引用)

 ――はやすぎるよサンデー!(つづく)


 

更新情報:

 


02/11/12  (更新情報へ)

 椎名高志が話題の中心に戻ってきた!(挨拶)

 この前の陰毛祭りに続いて「『一番湯のカナタ』小学生パンチラ祭り」に参加中の皆様こんにちはー。
 こちらは椎名高志ファンホームページ C-WWW です。
 結局、先週はあれから更新できなくて申し訳ないトホホ。最近忙しすぎです私。


よろしい ならばパンチラだ

 それで先週のサンデー49号の「一番湯のカナタ」ですが、新キャラクターである天沼ゆかりちゃん(私はサンデーの偉大なる少年探偵団マンガに敬意を表して『灰原さん』というコードネームを付けましたが、IRC でNOZAさんが提案した「病弱な超能力少女という設定なら『琴音』が相応しい」との意見も魅力的だと思います)パンツを「透視」「逆上がり」の2パターンで見せることにより、久々に良い意味で(強調)読者の話題になることに成功しました。

 リョウがサイボーグになってからは毎回毎回バクチ的な展開を繰り広げているこのマンガですけど、今回はこれまでのバクチで元手が増えたので、いよいよこれまでの掛け金を全部賭けた大博打に出た! という感じがします。そして、今のところこのバクチはかなりの高倍率で払い戻しを受けている印象。
 次回は今回の学校編の後半が収録されると思われますが、このままパンツを見せながら勝ち逃げできるか否か? が焦点になりそうです。

 そして何よりもファンとして嬉しいのが、椎名氏がわざわざホームページ上で今回の展開についての言い訳をネタにしたテキストを、大々的に公開してくれたことです。今回のこの記事が(色々な意味で)面白かったためか、「最後通牒」さん(11/8)や「Daiさん帝国」さん(11/8)などのニュースサイトで話題となり、それが「昔のノリを取り戻した椎名高志が帰ってきた!」という評判をネットに広める結果に繋がった気がします。

 今回の異様にノリノリ(死語)なテキストを公開した理由としては、「小学生のおっぱいとパンツを武器に、巻末に近い位置から脱出しようとしているのではないか」というありがちな憶測を読者が持つことに対してあらかじめフォロー(のフリしたギャグ)を振りたかったのか、それとも「おっぱいは透視できるのに、どうしてパンツは透視できないんですか?」という、ありがちかつ無粋極まりないツッコミに対する言い訳(のフリしたギャグ)を振りたかったのか、その辺の真意は謎です。
 しかし、とりあえずあの文章からは現在作者が絶好調状態であることだけは十分に伺えるので、私らファンとしてはもうそれだけで十分であります。どうやら作者の側はしばらくこのような路線でバクチを打ち続ける覚悟を完了した模様ですが、こちらとしても幼女の透視パンチラだろうが幼なじみのファミレスコスプレだろうが望むところであり、当方に迎撃の用意ありですので、ぜひこの調子で突っ走って行って頂きたいですねー。

 そして、こういう露骨にエロな要素を売り物にする展開に対して苦言を呈する「良識派」な読者も少なからずおられるとは思いますが、そういう方に対してはとりあえず「元々椎名高志はこういうマンガを描いて出世したマンガ家」である、という歴史的事実を提示し、再考を促したい所存。
 ただ、出生作の「GS美神極楽大作戦!!」の場合は、分別ある(一応)大人である美神令子が主な露出対象だったのですが、今回は天沼ゆかりのパンチラにしろリョウのちんこにしろ露出対象が子供なので、あざとさのレベルでは「美神」よりも遥かに高いというのは確かですが(ドクロ)。
 椎名氏のマンガに「エロい要素をソフトなオブラートにくるんで提供する」上品さを求めているタイプの人には、今のこの展開はちょっとキツいかも。天龍童子の「まだ子供だよな」ネタを実物を提示しないでギャグとして成立させていた頃とは、もう時代が変わってしまったということでしょうか。

ヽ(*´Д`*)ノ

 しかし、個人的な感想としては、先週の「カナタ」のパンチラは、ここまでやってもサンデーの中じゃまだまだ二番目でした。

 では、先週最もサンデーで輝いていたパンチラマンガは何か? と問われれば、サンデー連載陣の中でもパンツを描かせたら比類する者なしと謳われ、そのパンツは「BP」なる略称で読者の間で敬意を持って親しまれる程の人気を誇る、万乗大智先生の「ダンドーXi」に登場したエバ・スターリングのパンチラこそが、先週のサンデーにおけるベストオブパンチラであった! とジャッジせざるを得ません。
 エバのパンチラとゆかりちゃんのパンチラの何処が違うかと申せば、両者の間にはパンツを見せることに対する「意義」に大きな差があるのだ、と論じて行きたいです。

 まず「一番湯のカナタ」のゆかりちゃんの場合、リョウの透視にしろ鉄棒の逆上がりにしろ、彼女自身が「回りにパンツを見られたこと」をまったく意識していないことに留意するべきです。特に、逆上がりのシーンの場合は、パンツが見えてることをどうこう言う以上に「鉄棒ではじめて逆上がりができた」ことに対する喜びの表現の方が遥かに比重が大きいことは明白です。
 つまり、これは至って健全かつ健康的なパンチラシーンであり、ここには劣情を伴うような、本能的な意味での「エロ」は存在していません。

 もし、ゆかりがリョウやカナタにパンツを見られて頬を染めたり恥ずかしがったりするシーンがあれば、まだこのパンチラカットには物語の中で何らかの意味を持つことになるのですが、今回のパンチラに関してはそういうリアクションはまったく存在しませんでした。読者が彼女のパンツを見てグッと来ることはあっても、パンツを見られたことによってキャラの中に「エロ」的な概念が芽生えることは(少なくともリョウを除く登場人物達の中には)なかったのです。
 そういう意味においては、彼女のパンチラは「星の湯」の脱衣所シーンに登場する女性の裸と同列の、いわゆる「読者サービス」の枠で括るのが妥当でしょう。

 しかし、「ダンドーXi」のエバの場合は、これとは大きく状況が異なります。
 まず、彼女は誇り高きスターリング家の人間であり、プロゴルファーであった母親を尊敬してゴルフというスポーツに己の存在理由を見出している、高貴なゴルファーとして描かれています。彼女は気高い人間なので、当然パンツを人前で見せることなど以ての外です。

 が、そんな彼女に、今回大きな受難が降りかかります。負傷した妹の代わりにダンドーのキャディーを担当することになった彼女は、「第1ホールを攻略をするためにはグリーンの芝の状態を間近で確かめなければならないが、もしそんなことをしたらミニスカートを履いている彼女はパンツを大観衆の前に自ら晒すことになる」という、運命の選択を強いられることとなったのです。
 今回のラスボスであるラファエルと戦う資格を得るためには、このラウンドで負ける訳にはいきません。勝利のためにあらゆる努力を尽くすのが真のゴルファーであり、そして彼女もゴルファーであるからには、勝つためにはパンツがどうとか小さいことは言っていられないはずです。
 ――でも、それでも大勢の人の前で四つん這いになって鼻をヒクヒクさせながらパンツを見せるだなんて、気高い魂を持つアタシには耐えられない! アタシはそんな女の子じゃないのよ! という人一倍高いプライドを持つからこそ、彼女はエバ・スターリングという一人の人間であることに誇りを持てるのも、また事実なのです。誇りを失った人は、もはや人ではなくタダの豚となってしまうのです。
 ゴルファーとしての誇りか、人としての誇りか! どっちを選ぶのよ! エバ!

 折しも、彼女のパートナーのダンドーは(ゴルフバカなので)トゲトゲの葉を持つ変な植物が生い茂るラフの中に平気で足を突っ込み、彼お得意の「今週もまた苦しんで苦しんで苦しみ抜きますよ? お楽しみに」モードに突入(@神聖モテモテ王国)。こんな調子で全ホールを回ってしまったら、ダンドーは(ゴルフバカなので)余計な苦労を散々した挙げ句、ズタボロになった時に発せられる特殊なダンドーフェロモン効果オヤジゴルファー達をメロメロにしてしまうに違いありません。

 そんなダンドーの姿を見て、エバはついに決断! 覚悟を決めてグリーンにダッシュした彼女は、四つん這いになって鼻をヒクヒクさせながら尻を高々と上げてパンツを見せる格好をしてまで、キャディーとしてダンドーに尽くす道を選んだのです!
 その、あまりにエロい+はしたない格好に周囲のギャラリー達はざわめきますが、しかしこの格好をすることこそが彼女の選んだ、誇りある決断なのです! パンツを見せてまで守るべきもの、それはゴルファーとしての勝利への執念! 本当はちょっと恥ずかしいけど、ダンドーと一緒に勝つためなら、こんな格好も恥ずかしくなんかないんだったらないんだもん! 本当だもん! だから見て! こんな恥ずかしい格好のアタシを見て! だったのです!

 ――という訳なのですよ?(何がだ)

 いやその、つまり「ダンドーXi」の場合は、ただパンツを見せるだけではなく、エバがパンツを自ら見せるに至る納得できる理由が存在し、かつ彼女自身が大きな葛藤を乗り越えてパンツを見せた、というところに最大の意義があるのです。同じパンチラと言えども、リョウが制御できない透視能力で勝手にパンツを見ちゃったのとは、大きな違いがあるのです。
 納得して頂けたでしょうか?(曇りのない瞳で)

 あと、この「キャディーが芝に手や鼻を付けて状態をチェックする」行為は、本当はルールで禁止されているらしいのですが、それを元に今回の展開を「荒唐無稽だ」と批判するのは、やっぱり野暮だと思います。むしろ、ルールを曲げてまであえてエバのパンツを見せる展開に話を持っていった、作者の万乗氏の大英断を誉め讃えるべきでしょう。心に闇を持つサンデー読者なら特に。

 結論:やっぱり万乗先生はホンモノです


 

更新情報:

  • 煩悩の部屋」の創作文集のページに、狐の尾さんの作品「GS美神 ひかり」の第13〜15話をまとめて掲載しました。
     いよいよ今回は戦いがクライマックスに突入。真の力を発揮するアリマトとヒカリとの戦いが物語の焦点です。
     物語の結末も近いのでしょうか?
  • 個人的趣味で行っている「逆リンク集」の2002年10月集計版を公開しました。

 


おまけ:2002/10 の検索ワード列伝(いきなり)

※当サイトでは現在、サイトアクセス状況調査のために HTTP_REFERER (どのページからこのサイトに飛んできたのかの情報)を収集しています。
 そのうち、各種検索サイトで入力されたとおぼしきキーワードを解析した結果の一部を公表します。

キーワード数上位

マンガ家名(椎名高志除く) 作品名(椎名高志作品除く) キャラクター名
  1. 乃木坂太郎
  2. 高橋ヒロシ
  3. 井上和郎
  4. 福地翼
  5. 新條まゆ
  1. ハングリーハート
  2. プリンセスチュチュ
  3. エイケン
  4. ジャぱん
  5. リベロ革命
  1. 風林寺美羽
  2. 梓川月乃
  3. ふぁきあ
  4. セイリュート
  5. 青山素子

気になったキーワード

ガ・マ・ンできない エッチ

 少女コミックで連載中の「ガ・マ・ンできない」(しがの夷織)は、何故かコンスタントにヒットするキーワードです。

 そのエロエロな内容や「バカ」が付く程のノリの軽さ、あれだけ愛されてるってのにいつまで経っても恋人を信頼できないダメヒロインなどの要素が災いしてか、少コミウォッチャーからは敬遠気味のマンガみたいですが、こういうタイプのマンガは(「ラブひな」を支持するのと似たような理由で)個人的にはその存在を許容したい所存。気楽に読めるお馬鹿でイージー+ハッピーなラブコメディーって、いつの時代でも少年少女が健全に生きてくためには必要な栄養分だと思いますがどうか。
 まぁ、今の「少女コミック」の大きな問題は、そういう系統のマンガばっかりしか載っていないところにあるみたいですけどね(←読んでるの?)。

 なお、個人的に今一番気になっている少コミ系マンガは、「私の…メガネ君」(すもと亜夢、Cheese! 連載)だったりします。
 「サイゾー」という雑誌のコミック紹介ページに「最近の少女マンガの、面白さがマンガ力とは無縁なベクトルをよく表している佳作」として紹介されていたこと、そして直球勝負でキャッチーなタイトルっぷりに惹かれたこと、などの理由で軽い気持ちで読んでみたのですが、確かにこれは「少女向け恋愛マンガ」というジャンルから足を踏み外し気味なマンガと判断。軽い気持ちで読んだりしちゃいけないと思います。

 基本プロットは「小さい頃はよくいじめてた隣の家に住んでる幼なじみのメガネの男の子が、高校生になったらいきなり好みの美男子に! あたしったらどうしよう!」というありがちな話なはずなのに、そのメガネ君が『小さい頃にいじめられていた復讐をネチネチと果たし、主人公を自分だけのモノにするためだったら何でもやる、冥府の底から黄泉返って現世に這いずり出た情念の化物』みたいな、メガネ男系キャラのダークサイドを集約した性格に成長しちゃったのでさぁ大変。そんな彼に対して、今でも子供の頃の関係から抜け出せずにいる主人公の運命や如何に?

 あまりに内容が濃すぎて、コミックス1巻を読んだ時点で怖くて続きが買えません。
 どうしよう(と言われても)。

ちょびっツとは

 「ちょびっツとは!
  つまり、この焼き鳥のようなものよ。この肉がちぃでネギがヒデキ。
  わかるか〜? あんた浪人生だからバカなんだよなぁ〜」(ゆかり先生@あずまんが大王の声で)

 この前大団円を迎えた「ちょびっツ」ですが、なんだかんだで最初から最後まで楽しく読めました。例え周囲がビーバップだったり工業哀歌だったりエリートヤンキーだったりエンブレムだったりと超一線級のヤンキーキャラが居並ぶヤングマガジンで連載しようとも、最初から最後までCLAMP節全開で突っ走った様は見事。また、それを容認した雑誌編集部も見事。さすが講談社の青年向けマンガ誌は懐の広さが違う! と思わされた次第。
 喜んでコミックス全巻買わせて頂きます。ちぃ。

旋風の橘 ファンサイト

 うちは違いますよ!
 うちは違いますよ!(激しく首を振りながら)

 「旋風の橘」の一番のファンが集っている場所って、実は2ちゃんねる少年漫画板の「旋風の橘」スレッドということになるのではないのでしょうか?
 あんなに(動機はともかく)真剣にこのマンガを読んでる人達を、私は他に知りません。いやマジで。

撲殺天使ドクロちゃん

 私は知らなかったのですが、なんか「電撃hp」でこういうタイトルの小説が掲載されたそうな。
 なんつうか、こういうネーミングを思い付いた時点で勝ったも同然の作品だと思いました。タイトルだけで萌える自信あるね!(あるな)

福地翼 ワンピース

 いやその、あなたが言いたいことは何となく判りますが、それをこのサイトに求められましても…

 個人的な印象ですけど、「うえきの法則」の作者の福地翼氏は女性キャラを描くのがまだまだ苦手っぽいので(外見も内面も)、その辺がこれからのマンガ家としての検討課題と言えるでしょう。「ワンピ」のナミみたいな魅力ある女性キャラを創造できるように頑張って欲しいですね。
 と、話題を逸らすことに成功。

黄門★じごく変 ファンサイト

 この前たまたま静岡で見付けた、狭い店舗に本が堆く積まれているタイプの古本屋さんのワゴンセール(1冊10円)で「黄門★じごく変」(中津健也)が売られているのを見付け、懐かしくてつい購入してしまいました。
 「所詮は女の子ウケか、うかつ! おそるるに足らず!」という「燃えよペン」の炎燃氏の台詞が聞こえてくるようなマンガではあるのですが(笑)、今よりも遥かにハチャメチャなノリが許された80年代の雰囲気を思い起こさせてくれる作品だと思います。

 そして、それと同時に、「美味しんぼ」38巻(コンビニ売りの廉価版でも登場した「ラーメン戦争」編が載ってる巻)、昔コンバットコミックに連載されていた対テロ民間組織に所属するボディーガードの活躍を描いたマンガ「CATS」(西野公平)、マイナー時代の大暮継人氏(先週からマガジンで連載を始めた人)のマンガが載ってる旧「ホットミルク」誌のバックナンバーなども、全部1冊10円で購入。安い掘り出し物とたまに巡り会える時があるので、古本屋巡りは楽しいですなー

 なお、同じワゴンの中には「椎名百貨店」全3巻も売られていました。
 再販制度に守られた出版業界も、デフレスパイラルと無縁ではいられないのです(社会派に転向)。

一番湯のカナタ やおい

 こういうキーワードを見付けると、「まだカナタは女性ファンから見捨てられている訳じゃないんだ」という妙な安心感を憶えます(病気)。

 とは言え、今度の冬コミでは、「一番湯のカナタ」をメインに持ってくるサークルよりも、「GS美神極楽大作戦!!」や「MISTERジパング」で参加するサークルの方がまだまだ多そう。特に「GS美神」は、年内に行われたいくつかのイベントで「はじめて美神本作りました!」というサークルさんの存在を(女性向け/男性向け共に)確認できているので、冬コミはその辺もちょっと楽しみにしていたりします。「GS美神」ってホント人気あるのなー

プリンセス・チュチュ ふぁきあ×みゅうと

 「プリンセス・チュチュ」の面白さは異常!(挨拶)

 先週、ついに最終回を迎えた「プリンセス・チュチュ」。回を追う毎にストーリーの密度が加速度的に濃くなっていく様は、まさに圧巻の一言でした。
 つまりこの作品は、自分達が誰かに作られた「物語」の登場人物に過ぎないという運命に気付いたキャラクター達が、各々が信じるやり方でその運命と戦って「物語」の悲劇の主人公である「心を失った王子」を救おうとするんだけど、それが元で皆が対立してしまう――という筋書きの物語だと思うのですが、彼らの選んだ道を単純に「正しい」「間違っている」とは否定できない作りになっているため(例えそれが主人公の敵役であっても)、見ている方は「最後は結局どうなっちゃうの! どうなっちゃうの!」とハラハラしながら楽しめること請け合いです。
 いやもう、ここまで脚本・作画共に丁寧に練られたアニメを最初から最後までリアルタイムで見られたなんて感無量であります。

 果たして、「物語」を書いた人物にしてキャラクター達の創造主でもあるドロッセルマイヤーの思惑通りに、全ての物語は完結してしまうのか! プリンセスチュチュは、「王子に告白すると光の粒になって消えてしまう」という、まるで東映動画制作の魔女っ娘アニメみたいな理不尽な設定を打ち破ることができるのか! あひるやるうの恋の行方は如何に! 「結婚して頂きますよ!」が口癖の猫先生は、本当に結婚することができるのか! あと、「チュチュ」の続編が作られるのはいいんだけど、「りぜるまいん」「陸上防衛隊まおちゃん」みたいな15分枠の番組になっちゃうって、いったいどういうことなのか! つうか、「チュチュ」と併映される「奇鋼仙女ロウラン」って、CMを見てもホームページのあらすじを読んでも、どんなアニメなのかさっぱり判りません! この「あらすじ」って、あらすじというよりはむしろ電波入ってるみたいなんですけど! 内容を判りやすく説明して頂けなければ、私と結婚して頂きますよ!(なにが何やら)

 また、最初は「ふぁきあ×みゅうと」の組み合わせで決まり! と思われていた美少年カップルの関係が、物語が先に進むに連れて徐々にふぁきあの心の弱さが露わになっていき、最後の方になると完全に立場が「みゅうと×ふぁきあ」に逆転してしまう様子も良かったです。
 男の私にここまで乙女の心をインストールさせるとは、プリンセスチュチュ侮りがたし! 今ならふぁきあにハァハァする自信あるね!(あるな)

焼きたて!ジャぱん エロ

 Infoseek で「焼きたて!ジャぱん エロ」と検索すると、何故かこのサイトの過去の更新情報ページがトップに来ることが判明。
 どうなってるの!(自業自得な気がします)


02/11/05  (更新情報へ)

※遊星さんが魂を削って毎週「旋風の橘」をレビューしている LOGIC&MATRIX から来られた方はこちらを参照して下さい

 池上遼一風修正!(挨拶)

 というか、このサイトで「『一番湯のカナタ』陰毛祭り」が始まらなくて良かったです。
 こちらは椎名高志ファンホームページ C-WWW です。

 だからあれは陰毛じゃなくて陰毛みたいに見える修正なんですよ?(しつこい)


Blessed Reversal

 それはともかく『一番湯のカナタ』ですが、休載明けの「衝撃の新展開」が始まってから、早くも4週間が経過しました。
 最初のうちは本気でどうなることかと心配されていたこの新展開ですけど、4週間が経過した現在のところは(新展開開始前と比較すると)思った以上の好評を持って受け入れられている、と判断しても良いのでは? という気がしています。

 特に先週のサンデー48号のエピソードでは、「新しいボディは前頭葉が未発達の為に感情の抑制ができず、ストレートに感情が出てしまう」という設定を新たに提示することによって、今まで彼に欠けていた「派手なリアクション」をナチュラルに行うことを可能にしたばかりか、「新しいボディでは感情が抑制できないので、女性の裸を観てついニヤニヤしてしまう→実はリョウはこれまでも女性の裸を観て頭の中でニヤニヤしていたのだが、それを理性で抑え込んで表面上の平静を保っていたのでは?」という意外な一面まで読者に妄想させることに成功。

 つまり、リョウってあんな顔して、結構むっつりスケベだったんか! ホントはリョウも池上遼一風修正みたいのが好きだったのな! という感じで合掌(理性を保っていたリョウの元の肉体に)。

 思えば、「GS美神極楽大作戦!!」の横島が同性からあれだけ支持された背景には、「煩悩」という言葉とそれに伴う彼の行動に象徴される、本人ですらどうしようもない「男」の弱さ(例:「しまった…! 罠だ! ああっ、しかしエサはうまそうだ!」)をギャグという形で自然に表現できていたところが大きいと思うのですけど、リョウも新しい身体を手に入れてからはそういう「弱さ」を出せるだけの幅の広がりを得た、ということなのかも知れませんね。
 また、初期型バージョンのリョウが相当(エロ方面には)ストイックなキャラだっただけに、それと今とのギャップが面白さになっているのも上手いところ。この調子なら、リョウとは正反対に飄々としたスタイルで何ごとにも臨むのが持ち味のカナタと、上手いこと漫才コンビが組めそうな感じがします。

 最初は行き当たりばったりに見えた事実上の主役交代劇でしたが、今になってみれば「リョウの身体を作り替える」と決まってからは相当プロットを練っていた様子が伺えます。やっぱりこのマンガ面白いッスよアニキ。
 ここまで来てこんなドラスティックな展開が読めるだなんて、あたしゃファンサイトやってて良かったよ……(ノД`、)

 今日はちょっと時間がないので、ここで更新情報を:


 

更新情報:

  • 煩悩の部屋」の創作文集のページに、狐の尾さんの作品「GS美神 ひかり」の第12話を掲載しました。
     今回の見所は、なんと言ってもピートとエミの対決でしょう。原作では絶対見られない(けど近未来の立場上からすればあり得る)構図なのでグッと来ます。タマモの凛々しい姿にも萌え。
  • ※残りの更新(個人的趣味による逆リンク集とか)は、後日行います

 


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