お知らせ:
2/25に発売されるサンデー超増刊3月号に、椎名高志先生の読み切りマンガ「江戸浪狼伝」が掲載されます!
なお、超増刊の同じ号には、連載が椎名氏と同時期に打ち切りになった猪熊しのぶ先生の読み切りマンガも掲載されます。2002年後期サンデー二大打ち切られマンガの作家が、はからずも超増刊で夢の共演を行うことになった模様。
謀ったな!(誰が?)
(;´Д`)
そういう訳でこんにちは。
こちらは、「美鳥の日々」コミックス1巻を買い逃したことで有名な私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページC-WWWです。くそうくそう。
先週金曜日辺りから初版の版元在庫が再び流通し始めたということなので、もう一度暇を見て書店を巡ってみることにして行きたい。そんな感じ。
その「美鳥の日々」ですが、先週は美鳥の幼なじみの耕太君(ショタ顔)が不良グループに拉致されてブリーフ一丁というあられもない姿にされたのにも関わらず、ブリーフ姿で不良相手に人類愛を説くという偉業を成し遂げた挙げ句、更に自分を助けに来て優しくしてくれたセイジに惚れてしまうという、おそらく誰も予想はしていなかったけど誰もが納得できるエピソードが掲載されたことにより、「葵DESTRUCTION!!」にしてやられたショタ萌えフロンティアな男性読者が大喜び。このマンガが持つ懐の広さを、改めて認識させることとなりました。「予想は裏切り、期待は裏切らない」とはまさにこのこと。
確かに、ブリーフ姿で口にガムテープを貼られて泣いちゃいそうな瞳をしながら困っているコータ君の姿は、もはやそのまま少年受アンソロジー本「好色少年のススメ」(←注:成人向けコミックのサイトなので迂闊にクリックしないように)に行っても違和感ないくらいの萌え対象であることには間違いありません。
最近のサンデーは、何の陰謀かは知りませんが露骨に男性同士の同性愛を匂わせるようなケースが見受けられ(「ワイルドライフ」の新キャラ・陵刀司はその典型)、そういうのが嫌いな読者からは逆に不評を買っている様なのですが、しかし「美鳥」のコータ君の場合は逆に、男性読者ですらそういうものをギャグやネタとして許容できてしまいそうなくらいのマンガチックな破壊力を秘めているところが大きく異なります。
彼は、そういう意味において「葵」の要素を最も濃く受け継いでいるキャラだと言えましょう。今回の話のシチュエーションも「葵」と(おそらくは意図的に)似た部分がありましたしね。
ああもう、コータ君が今度は体操着とブルマ姿で再登場したりしたらどうしよう!(と言われても)
やっぱり時代はソッチか! ソッチの方なのか!
――とはいえ、このマンガが他のラブコメマンガと一線を画している最大の理由が美鳥の異常な設定にある以上、『「美鳥の日々」はヒロインの美鳥に萌えることを読者に挑戦し続けているマンガである
』という個人的な見解は今も堅持する次第ですが、綾瀬にしろ耕太にしろ萌える恋のライバルが多いですなこのマンガ。
がんばれ美鳥。負けるな耕太。
あと今月のサンデー超増刊には、サンデーGXの「吼えろペン」にバッタモノが登場して大あばれしたことで一躍話題になった藤田和日郎氏の読み切りマンガ「美食王の到着」が掲載されています。有り体に言って「こんな話を考えつく人の頭はおかしいよ!
」としか表現のしようがないくらいおかしい(かつ、面白い)マンガですので、できれば読んでおくべき。
個人的には、大量の女性の裸が飛びかうクライマックスの見開きページのあまりの馬鹿馬鹿しさに惚れましたね。これぞマンガ! これぞエンターテイメント! 的な楽しさに満ちあふれており、思わず合掌したり礼拝したくなるくらいありがたいものを見せて頂いた気分になれました。
画の迫力で全てを納得させるだけの力を持った、マンガ的な面白さが楽しめる快作(怪作?)だと思います。
そして、次回の椎名氏の読み切りもなんかかなり好き勝手やってそうな雰囲気が濃厚であり、こちらも期待できそうです。
人生の楽しみがちょっと増えた気分。
更に今週30日には、この前私が発売日に買い逃して敗北を知った「無敵看板娘」の2巻が発売されますよ!
今度は絶対負けないぞ!(←本屋に予約はしないのですか?)
更新情報:
- 「煩悩の部屋」の創作文集のページに、狐の尾さんの作品「きつねレポート」の第10話「ひと時の郵便 」を掲載しました。
二次創作ではルシオラ絡みで格好良い系統で描かれることが多い気がする横島クンですが、個人的にはこの話に出てくるようなスタイルの横島が本来の彼のポジションなんだよなー、と思いました。 - 同じく「煩悩の部屋」の創作文集のページに、人狼さんの作品「GS美神 NEW事件ファイルシリーズ」の第ニ弾「FILE-2「除霊委員の一日。2! 」を掲載しました。
以下、人狼さんのコメントです:やっちゃいました、除霊委員ものの「2」です。
今回は恋愛ものを大分カットして、とにかく出来る限りギャグに走りました。これといった特徴はないのですが、さりげなく今迄で一番いい出来だと思います。
しかし、なぜ私の作品にはシロタマがほとんど出てこないんでしょう(謎) - 「煩悩の部屋」のイラストページに、こちらには初投稿となるねこがらさんの作品「学園天国!」を掲載しました。「GS美神」の除霊委員4人組のイラストです。
全体的に可愛い系のタッチでまとめられていますが、特にタイガー(のかわいらしさ)が印象的。
あと、「劇団☆新感線」は私も何度か見たことあります。4月に東京でやる公演も見に行く予定なんですよ〜(←私信欄)