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生存+病欠報告

 お久しぶりです。

 今週のサンデーの感想ですが、途中までは書いたものの体調が悪いせいでペースが上がらず、書き終わる頃には夜中になってしまって明日以降の人生に影響が出てしまいかねないこと請け合いなため、お休みさせていただきます。
 「絶チル」はせっかく皆本×賢木の組んず解れつという、自分の頭の中に住むパティさんが覚醒しかねない楽しいシーンもあったのですが、突っ込めなくて残念です。
 このままだと明らかに埒があかないので、これから色々どうしようかなあと思案しているところ。

 そして「銀の匙」のマンガ大賞受賞おめでとうございます。毎回「何故このマンガはこんなに面白いの?」と不思議に思いながら読んでますが、いよいよ本格的に面白さが世間的に広く評価されて来た感があります。
 アニメ化の噂も既に出ていますが、まだエピソードが少ないので、そうなるには多分あと2年くらいかかると思います(勝手な予想)。


さよなら豚丼エピソードが掲載されるであろう3巻。
まだまだ連載は続くと思うのですが、こんなに早く切り札の「銀の匙」をオマケにした限定版を作ってしまって、これからの限定版ネタは大丈夫なんでしょうか


サンデー11号感想その2+絶チル感想

 近況報告:また喉風邪引きました(´・ω・`)。
 もう風邪は飽きたよ…

犬部!

 今回の物語は犬部代表の百田と獣医の赤木の出会いの経緯を描くものになりそうですが、個人的にはマンガの後に載っているコラムに「獣医の資格を持った人は、いわゆる『獣医』の仕事よりもむしろ公衆衛生や生物学などの非臨床系の仕事に就く人の方が多い」と書かれていたことが興味深かったです(知らなかったので)。
 「銀の匙」でも食産物としての動物を管理する立場としての獣医の仕事について触れていましたし、一言で獣医と言っても色々あるんですね。勉強になりました(マジレス)。

月光条例

 「わたしがお兄ちゃんの代わりをおやりなさいって」のページのミチルの描写のされ方が印象的です。物語が消滅の危機を迎えて消えかかっているとはいえ、この時のミチルには既にある種の狂気が宿っていたのかもしれません。

國崎出雲の事情

 今週から連載再開。ひらかわあや先生が体調不良から復帰できて、本当に良かったです。体調を崩した漫画家がそのまま長期に渡って帰って来なかった事例は決して珍しいものではないので、もう心配で心配で(取り越し苦労)。
 本編の方は、とりあえず再開後4コマ目で「エロい妄想をしてください」と言わんばかりのいつものお約束カットが出てきたり、鎖で自縛しているおかしい(頭が)少年が出てきたりと、基本的にいつもと変わらぬ「國崎出雲」なので安心しました。個人的には粂寺先生(変態)の元気な姿を拝見できたのも良かったです。

おすもじっ!

 「だけどな、彩香。こんなとこで手こずっていたらラスボスは遠いぞ。
  なんたって、最終鬼畜兵器はボムが効かね…

 かわいい妹に「怒首領蜂」(あるいは怒首領蜂大往生/大復活)をやらせる兄というのもちょっとどうかしてますが、その妹に最終鬼畜兵器と対戦までさせようとするところは、かなりどうかしてると思います。最終鬼畜兵器に出会うためにはまず2周目に進めないといけないのですが、その条件というのがまず厳しくて(以下話が長くなるので略)。

 そんな微笑ましい過去があった寿と彩香ですが、今ではむしろ彩香が究極のヤンデレ妹という最終鬼畜兵器と化して寿の前に立ちはだかっているというのは、何たる皮肉なのでしょう。寿、そしてその寿を守るために彩香に嘘を付いた司は、今まさに刺身包丁を構えた彩香に「貴様らは私の全てを奪ってしまった。これは許されざる反逆行為といえよう。この最終鬼畜兵器をもって、貴様等の罪に私自らが処罰を与える。死ぬがよい」と言われているに等しい状況なのです。最終鬼畜兵器にはボムが効かないのです。

 「おすもじっ!」は、京都に残る豊かな文化を紹介しながら、祖父に憧れ江戸前鮨の伝統を守るために性別を隠して職人となった少女を主人公にした料理マンガです(フォロー)。

アラタカンガタリ

 「お…音波で服を破る…なんという素晴らしい、いや恐ろしい技!
 「史上最強の弟子ケンイチ」同様、奇しくも「アラタカンガタリ」も女子の服をビリビリ破く展開となりました。「ケンイチ」の松江名先生はその大胆さがもはや芸術の域まで達していると感じましたが、こちらは露出は「ケンイチ」と比べると少ないものの、キレイどころの女性陣は勿論主人公のアラタまでもが「絶対可憐チルドレン」のマッスル大鎌みたいな格好にさせられるという数とバリエーションで勝負をしており、これはこれでだと思いました(←音楽を奪われたために引き裂かれた恋人たちの悲劇は?)。

絶対可憐チルドレン

 死んだと思った「黒い幽霊」の総帥兼ユーリのお父様が生きてて何よりでした。しかし、あれはギリアムが作った幻影であり、彼が兵部に「自分が父を殺す」幻影を見せた時に快感を記録していたということは、彼はやはり内心では父親(というかこの世界すべて)の破滅を願っているんじゃないかと思わせるに十分です。
 彼は本当は(ユーリには与えられていた)父親の愛情に飢えているのですが、それが決して与えられないことを判っているからこそ、世界の破滅を望んでいるように見えます。

 そして本編は、悠理がユーリ=ファントムドーターである秘密を知った不二子と賢木に、ギリアムクローンの男の娘軍団が迫り来るという展開になってますが、個人的にはそれ以上にサプリメントで賢木がメカ皆本ハーマイオニーたち(仮称:メカ可憐ボーイズ)を本当に飼い始めたことが気になります。
 メカ皆本ハーマイオニーって、4コマ用のネタキャラだったはずなのですが、まさか本編に出てきてしまったりするのでしょうか。メカ皆本が賢木のピンチに駆けつけたり、駆けつけたはいいけど何の役にも立たなかったり、最期は初代と同じように自爆したりするんでしょうか。何かこう、色々な意味で波乱含みの展開です。


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姉さん、事件です!(間違い)サンデー50号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 今回メカ皆本ハーマイオニーVer1.5が繰り広げた「自由意志」の名の元でのご奉仕の数々は、我々に「自由意志」とは何かを考えさせられますね。嘘ですが(挨拶)。

 本編の方は、「未来予知によって初音の父親らしい人物の死が検知された」という設定で始まるミステリー(というか、「犬神家の一族」の判りやすいパロディ)の体裁を取っています。
 予知された映像は、何というかこうあまりに犬神家の一族っぷりが甚だしいので、もし私がバベルの予知課の担当だったら間違いなく突っ返すレベルのおかしさなんですけど、絶チルの舞台は近未来ということもあってか、既に予知課のエスパー達は「犬神家の一族」ネタを知らなかったのかも知れません。近未来では原作の小説や映画はおろか、にしおかすみこの有名なネタも既に廃れて久しいんでしょうか。何か寂しいですね(関係ない)。

 そんなアレな事件ではありますが、前回破滅の未来を覆すために「破滅の女王」となる未来の薫への別離を心に決めた皆本にとっては、「どんな予知だろうと必ず覆す!」と金田一耕助のコスプレをするくらい気合が入る事例であることは間違いありません。自分の父が犯人ではないかと意気消沈している明のためにも頑張って欲しいところではあります。
 でも、今回の最終ページでは早速「薫と同じ布団で寝させられそうになる」というベッタベタなオチを付けられてあからさまに動揺しているところを見ると、まだ未来の薫に対するモヤモヤは吹っ切れていないのかもしれませんね。皆本が自ら歩むことを決めたセカンド童貞の道は、やはり険しそうです。

 「一番近しい関係だからこそ、こじれると泥沼になって殺したりしそうじゃないですか!
 将来薫と泥沼になって殺したりする未来が待ち受ける皆本の動揺を図らずも誘った明のこの台詞ですが、こんな言葉がすらすら出てくるなんて、これまで家族絡みで何かと苦労していることを伺わせます。やっぱり明くん大変なのね…(´・ω・`)。

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当時は「怖そうな映画は苦手だから」「流行りモノは苦手だから」と何となく敬遠していたのですが、やはり流行ってる時に素直に見ておくべきだったと今になって後悔してます


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