MiXim♀12
壱松と弓はそのままつきあっちゃいなYO! 的な認識を読者に与える話と理解。
というかこのマンガ、第二話があまりに衝撃的な展開だったので、もはや今後何が起こっても驚きません。「MAR」連載終了を経て甦った安西先生は、何か凄いモノに目覚めてしまった模様。
そして個人的には参宮橋(=非モテオタクの権化)が王子さまであって欲しいです。
参宮橋のような世界に絶望しているオタクこそが幸せになって欲しいのです(力説)。
月光条例
鉢かつぎ姫のボケがどんどんキツくなって行くのが恐ろしいです。今回の場合、彼女が携帯している電話(≠携帯電話)がどうやって電話網に繋がっているのか、激しく謎です。月打されているのは一寸法師の鬼ではなく、実はあのような黒電話の存在を許している作品世界そのものではないのか。そんなことまで考えさせられるガジェットだと思います。早くも「月光条例」がセカイ系の様相を呈してきました(間違い)。
「一寸法師」で一番悪いのは、一度の粗相程度で家から娘を追い出してしまった、娘を信頼していない姫の父親なのではないかと思われます。おとぎはなしの世界はドメスティックバイオレンスが横行している世界なので恐ろしい。
結界師
「勝ち気な女の子は泣くとカワイイ」の法則は偉大!(挨拶)
時音は計算高い子というよりは、己の成すべきことを成すために必要なことならそれを行うことに全く躊躇しない覚悟を(おそらく父を失った頃から)完了させている子であり、その意志の強さが彼女の魅力でもあるのですが、でも覚悟が完了しているが故に、今回夕上が彼女に指摘した「己の行動によって悲しむ人が出る」ということにまでは気が回らなかった模様。時音もまた、自分が愛という名の後方支援を受けていたことに気付いたんですよ!(覚悟のススメ用語)
っていうか、これで時音×良守のフラグがついに立ったんじゃね? みたいな感じに。二人の再会シーンが今から楽しみです。
あとヒゲラーメンが気になる(そこか)。
金剛番長
「戦いは明後日! 場所はおって伝える!
」
きっと戦いの舞台は何故か溶岩が渦巻いていたり断崖絶壁だったりするファンタジー富士山みたいな、「魁!男塾」を彷彿とさせる荒唐無稽なところに違いないと想像。驚羅大四凶殺みたいなアレなバトルが繰り広げられるに違いありません。
この調子で連載が進めば、そのうちキャラクターが倒される度に「死亡確認!」と叫ぶけど実は死んでなかったりする、長い髭と変な髪型がトレードマークの謎の中国人とかが出てくるんじゃないかと思いました。がんばれアイドル番長軍団。
神のみぞ知るセカイ
ダンスのステップをコマンド操作に翻訳して覚える主人公のゲーマー的機転に感動(そこか)。
そういうアレで美生編完結。エピソード冒頭では「小銭の存在を知らない」ことがセレブだと思っていたが故に大量にパンを購入してしまっていた美生が、今では小銭を使ってパン買えるようになったよ! という形で彼女の変化や成長を表現していたのが、すっきりまとまっていて美しいなと思いました。
個人的にはこのマンガ、この調子で行けば従来の美少女わんさかラブコメディーの新機軸を生み出す凄い作品に成長するんじゃないかと思っているのですが、世間的な評価はどうなんでしょうか。もしサンデーにタグ付け機能があったら、「もっと評価されていい
」タグを設定したい気分です。なお、「作者は手遅れ
」タグはもう既に付いてます(ひどい)。