2年経っても全く外見が成長していない小鹿さんが侮りがたいサンデー48号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 朧さんの前でメカ皆本ハーマイオニーのエプロンの肩紐を故意にズラすだなんて、ティムはわきまえてますよね!(挨拶)

 最近、なんだか朧さんも実は寂しい女なんじゃないかと思うようになって来ました。どっかに朧さんにあてがういい男はいないんでしょうか(あてがう言うな)。

 そして今週のサンデーの感想ですが、まずファントムの狙いが(先週不二子ちゃんが言っていた通り)事前に「ツツいて」みて事故を予知よりも早めに起こし、日曜日に開かれるちさとちゃんの誕生日パーティーにみんなで参加できる様にする点にあったのは間違いなさそう。チルドレン達が飛行機を止めたのを見た時のファントムが頬を赤らめて「よかった」と言ったことからも、彼女の狙いがその辺にあることは推測できます。

 以前に悠理にはちさとちゃんとチルドレン以外に親しい友達が全くいない描写がなされていたことを考えると、彼女にとってちさとちゃんの誕生日パーティーは例え何があろうとも絶対に死守しなければならないイベントであり、その為であれば如何なる犠牲をも顧みないものだったのではないかと思われます。
 つまり彼女にとっては「日曜日に事件が起こってチルドレンが不在になること」さえ阻止できればいい訳で、仮にバベルが飛行機事故を防ぐことに失敗して大惨事になっても一向に構わなかったのかも知れません。この年頃の女子はホント思い込みが激しくておっかないッスよね(そういう問題なのか)。

 あと、今回直接的に事件を引き起こした謎の電撃怪人(仮称)ですが、これはどうやらファントムが現場の(仕事に不満を持つ)作業員を徴用してエスパーに仕立て上げた急造超能力怪人である可能性が濃厚です。前回のエピソードに出てきた痴漢のおっさんも、おそらくは同様にファントムが怪人として造り上げたものだったのでしょう。
 彼女のやり方はエスパーを洗脳して自分の手先として使う「黒い幽霊」のそれと手法が一致するので、ファントムが「黒い幽霊」であることはこれで確実となりました。あとは、悠理とファントム=ミラージュがどのような繋がりを持っているのか? という謎が、今後どのように描写されていくのかが楽しみです。

 そして今回のエピソードは、バベル側のメンバーにもそれぞれ見せ場が与えられてましたが(例:ナオミちゃん=電撃を食らってストッキングが破れるところ)、その中でも最大の見せ場を与えられたのは、やはり皆本の肩を借りて電撃怪人の武器を遠距離射撃で撃ち抜き、葵の窮地を救った賢木で決まりでしょう。思わずあの紫穂が頬を赤らめて「賢木センセイ…」と呟きつつ好感度ゲージを上昇させてしまうのも納得なくらい格好良かったです。
 薫が葵や紫穂と力を合わせると合体技が出せるのと同様に、賢木は皆本と力を合わせて合体することでパワーが上昇するのかも知れません。賢木と皆本が合体(以下略)。

 このシーンから二人の息のあったコンビネーションと信頼関係を読み取るのも良いですし、それともそれ以上のパティ的な何かを読み取ることも自由。こんなことを公然とやってるアニメ版のおかげで、そういう方向にもどんどん懐が広がってますよねこのマンガ。良いことです。

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