[crossreview]ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)
古橋 秀之 (メディアワークス) / ¥ 578
[☆8] 時間SFかつボーイズミーツガールな短編集。個々のエピソードが一つのSF的な仮定を基にアイデアを膨らませる形で作られており、これぞSF短編集という印象。あと出てくる女の子がカワイイ。トトカミ様かわいい 
2010-01-26 00:13 | Permalink | Other Review

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[crossreview]紫色のクオリア (電撃文庫)

紫色のクオリア (電撃文庫)
うえお 久光 (アスキーメディアワークス) / ¥ 641
[☆10] 「人間がロボットに見える女の子」を題材にしたラノベと思わせておいて、その実体は量子論に基づいた壮大なスケールの思考実験SF。それでいてちゃんと百合小説としても成立している、奇跡の様な作品。面白かった! 
2010-01-24 21:33 | Permalink | Other Review

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サンデー8号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 精神的な余裕が戻って来たので、遅ればせながら先週と今週の「絶チル」の感想を書きました。
 マンガの感想書いてると心が癒されますね。感想ヒーリング。

 キャットウォーカー(1) あらすじ:そんなアレで、チルドレンのトリプルブーストを受けて洗脳の解けたパティ達があまりに残念なことになっていることを危惧した「黒い幽霊」は、トリプルブーストを解析するための餌となるナイに対しては「洗脳が解けて残念なことになる前に自爆する」仕掛けを施していたのであった。なんてひどいことを。そんなオタクが嫌いなのか。

 今回の「黒い幽霊」の行動は、ユーリがナイに対して情が移っていることを見越した上での自爆処置っぽさを臭わせてますね。ナイを使ってユーリの「忠誠」を試す意図を感じます。ブースト解析用レアメタルのペンダントも脚が生えて自走して勝手に薫にとりつくという地味に気味の悪い仕様と併せ、ここまでわかりやすく邪悪なことをされるとグッと来ます(マゾ)。
 ユーリとナイの関係の深化の描写は、本編よりはむしろ「サプリメント」の方で取り上げられていた印象が強いです。悠理が用意した猫用の小窓を通り抜けようとしてパンツ見せながらもんどり打つナイとか可愛かったですよね。そりゃユーリも情が移るというものですよ。オレがユーリなら萌えてる。

 ただ個人的には、ナイはもし仮に無事洗脳が解けたとしても、いわゆるパティみたいに残念なことにはならず、なんか普通に異性同性動物に関わらずモテて社会性を回復できそうなポテンシャルを持ってる感じがします。いやまあ、「黒い幽霊」にとっての残念なこととは、決してオタク趣味に目覚めることではなくて、超能力者が道具ではなく人間として生きる気力を得ることであることは把握していますが。
 むしろ、ユーリがナイに対して百合姫ワイルドローズ的な感情を抱いてドギマギしてしまう方のが個人的には萌えるので、ぜひその方向性を検討して頂きたい所存です。誰かに。

 そういやユーリに対してトリブルブーストをしかけたら、何が起こるんでしょうか。分裂していた人格が融合するとか、逆にフェザーが顕在化するとかあるんでしょうか。

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