あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いします。

 2009年は「絶対可憐チルドレン」のアニメは終了したものの作品自体の勢いは一向に衰えることなく、一年を通じて楽しませて頂きました。椎名先生のご尽力に感謝です。
 今年もファンにとって良い年になりますように。次のサンデーには何か良い知らせも載っているそうですし、今年も盛り上がるといいですねー

 ここの更新については、諸般の事情で更新頻度はともかく更新する時期が「感想上げるのがサンデー出た翌週の火曜日深夜」になってしまうケースがあまりにも多かったので、もうちょっと何とかしていきたいところではあります。
 今年は、更新スタイルや内容を本格的に見直していく所存です。とにかく自分にとって書きやすいスタイルに変更する予定。

 以上、所信表明でした。

トップページを毎年恒例のおキヌちゃん版にしました

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良いお年を!(←年の瀬に間に合いませんでした)サンデー4+5号感想

ARAGO

 新連載。「ダレン・シャン」で魅力的なおっさんキャラを多数描いたことで名高い(自分の中で)新井隆広先生が、オリジナル作品を引っさげてサンデーに帰ってきました。
 今度の舞台はロンドン市警ということなので、今度はナイスかつダンディな英国紳士がわんさか登場することを期待していきたいです。現代日本では英国紳士というと勿論みんな大好きレイトン教授なのですが、個人的にはむしろ「ストリートファイターIII」に出てくるダッドリーみたいなタイプの紳士が好きです(どうでもいいです)。

 そして今回は、第一話というよりは「アラゴ爆誕編」と表現した方が相応しい、この物語の主人公のアラゴが如何なる人物であるのかを描いた話である──という印象を受けました。要するに、アラゴは「パッチマン」と呼ばれる怪人から魂の『寄り代』として狙われるだけの強靭かつ特殊な肉体を持っており、かつそのパッチマンによって兄ユアンの右腕を移植された結果、手から炎を出したりするパワーを持った超人となるに至った──という解釈で良いのでしょうか。
 あと最後のシーンでは右手に持った薔薇から精気を吸い取って枯れさせる描写があったので、おそらくアラゴはいわゆる吸血鬼となったのかも知れません。薔薇の精気を吸い取る行為と来ると、このサイト的には「GS美神極楽大作戦!!」のピートを連想してしまいますが、アラゴはピートとは違って「美しい花の生命を吸い取るなんて、僕は罪深い生き物です…」と自己憐憫に浸るタイプではないので、とりあえず横島に殴られることはなさそうですね(何)。

マギ

 期待通りのモルジアナ残酷ショーが開催されたものの、もっと残酷な女・奴隷商人ファティマーが現れてたいそう残酷なことをモルジアナにしたのでモルジアナが大ピンチ! という展開。
 序盤はモルジアナが期待通りの大暴れを見せ、ファティマーが登場してからは一転してピンチに陥り、そして捕まって牢屋に放り込まれたらそこにはモルジアナを介抱する謎の美少女が現れた! という最初から最後まで気が抜けない展開で、今回も面白かったです。コミックスが2巻同時に発売されるなど営業的にプッシュされていますし、この調子なら2010年のサンデーの表の顔の座は「マギ」が射止めるかも知れませんね(裏の顔というかオタク向け作品の座は「はじめてのあく」が射止めると予想)。

 そして奴隷商人のお姉さまの名前は「ファティマー」というそうですが、これは(ファイブスター物語のアレはともかくとして)イスラム圏では『ファティマ』は女性の名前として比較的よくある名前だそうなので、日本名で表現すると花子さんみたいな感じなのかも知れません。奴隷商人花子。台無しですね(ひどい)。

結界師

 良守がフスマを開けたらそこに何故か女湯が! というコマに感激。滅多に拝めない田辺イエロウ先生のサービスシーンですよ皆さん! 今のうちにじっくり観ておいた方がいいですよ皆さん! 田辺先生の描く女性の裸はホントにイイですよ! 腰回りのラインとか、ンもうちょう最高ッスよ!(興奮)

 ストーリーの方は、良守が「烏森城の主が子供であることに気付き、彼と遊ぼうとする」という少年マンガ的な意味における正攻法で城の主とコンタクトを取ろうとしている一方で、時音は巨大ゴキブリに化けた式神に行く手を塞がれて錯乱しているという、二人の対比っぷりが面白かったです。
 というか、ゴキブリに怯える時音さんは相変わらずカワイイです(ダメ感想)。

神のみぞ知るセカイ

 「今まで攻略した女の子たちに女神がいるかも知れないので、女神がいる娘を探し出してくれ」という新たなクエストが発生。プレイヤーである桂馬には、このクエストは拒否できないみたいです。
 「女神がいる娘は『攻略』されても記憶が残っている」というのは即ちその娘は桂馬に惚れている事を意味しますが、仮に以前攻略され、今も桂馬に惚れている娘がいたとしても、彼女が桂馬に惚れているのは「女神」がいるためなのか、それとも記憶がなくなった後に再び桂馬に惚れ直してしまったからなのか、の区別をつけることは(少なくとも神ならぬ人間である桂馬には)不可能であるため、この女神探しクエストは非常に難航することが予想されます。

 ただ、だからこそ「一度攻略した女子を再び桂馬と絡ませる」ためのギミックとしてはこの設定は非常に魅力的であり、彼女たちが桂馬と再び関わることによって、専門用語で言うところの「焼けぼっくいに火」な状況が多発することが予想されます。2010年の桂馬は、これまた専門用語で言うところの「爆弾処理」に追われることになるのかも知れません。

ハヤテのごとく!

 ナギがハヤテに「ここから先の未来は、お前が私を守ってくれ」とプロポーズし、ハヤテはナギに「僕は必ずお嬢さまの元に帰ってきます」と応える。相思相愛ですね。オレ、この戦いが終わったら、日本に帰ってお嬢さまの執事に戻るんだ…(死亡フラグ的表現)。
 何はともあれ、ハヤテはナギの協力を得て、「ナギお嬢さまの執事」としてアテネを助けることを決意するに至るという、少年マンガ的に最も正しいところに落ち着きました。今後はハヤテがアテネと如何に決着を付けるかが焦点になりそうですが、何かもう現在の覚悟を完了したハヤテは向かうところ敵無しな雰囲気がマンマンなので、まあ死亡フラグ的なアレは大丈夫でしょう。多分。

ツール!

 一話全てを使って父親の葬儀を描写し、ヒイロの無念と「ロードレースの世界で世界一になり、父の挑戦が無謀ではなかったことを証明する」決意を描写。このマンガの「ヒイロの人生を描く大河ドラマを作ってやる!」という本気っぷりを、改めて感じた次第です。

月光条例

 「あたし、むやみに羽ばたく鳥を狩りたいな
 「私は『サル回し』を一度してみたかったの

 とりあえず、藤田和日郎先生の女性キャラを敵に回してはいけないということはよく判りました。
 ちょうこわい。

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来年は絶チルにとって更なる飛躍の年となりますように(-人-)サンデー2+3号絶チル感想

 今年の冬コミで「絶チル」の同人誌を何冊か読んだ結果、自分は一般向けだと賢木×紫穂、女性向けだと賢木×皆本の組み合わせの話が好きなんだというのを自覚するに至ったのですが、もしかしたらオレは本当は賢木のことが好きなのでしょうか?(挨拶)

 というかお久しぶりです。
 今更ですがサンデー2+3号掲載分の絶チル感想です。遅れて本当に申し訳ない。

 この回の見所としては、まず葉が悠理に絡んだ不良少年の服のみを破壊したところが挙げられると思います。
 彼の能力は要するに口から超音波を発射することなので、不良に対して服だけを破壊する超音波を当てたという理屈は成り立ちますが、体にダメージを与えずに服だけを破るには、実は相当繊細なコントロールが必要なのではないかと思うのですがどうでしょうか。また葉がペンキのスプレー缶を超音波で爆破して不良をペンキまみれにしたのも同様で、ちょうど不良にペンキがかかる様に缶に穴を(音波だけで)開けるのは、技術的にかなり難しいんじゃないかと推測します。
 つまり、葉はこれらの繊細かつ高度なテクニックを無意識で実行できる程の、極めて高度な能力を有していると考えて良いでしょう。そしてあの葉のことなので、普段からこの能力を使って真木の服を破ったり、真木に缶の中身をぶちまけたりしている姿が容易に想像できます。
 最高の能力を有しながら、それをイタズラにしか使わない。それが葉という男なのです(決めつけた)。

 あともうひとつの見所は、皆本がフェザーに押しかけられた上に押し倒されたことでしょう。いかな衝撃的な出会いをしたとは言え、まだ出会って間もないはずのフェザーにいきなり押し倒される今回の展開は、やはり正ヒロインの面目躍如と素直に評価するべきでしょうか。

 フェザーは「おチビちゃん達にはナイショで、大人のハナシをね」と言ってますが、彼女の体は悠理と一緒なんだからチルドレン同様まだ「大人」じゃないんじゃないかとも思います。フェザー的には、精神年齢が大人であれば体が子供であっても大人を自称して構わない、というロジックなのかも知れませんが。
 まあ、いかなフェザーが相手と言えどもあの皆本がそうそう色仕掛けにひっかかるとは思えないのですが、「体は子供で心は大人」というのは案外皆本のストライクゾーン(性的な意味で)である可能性もあるので、この二人の絡みはそういう意味で油断できません。次回ではいよいよフェザーについて明らかになりそうなので、次回のこの二人のピロートークの内容に期待が集まります。

 そして最後のページでカガリが不良に絡まれた悠理の前に現れましたが、普通のマンガであればこれは間違いなく悠理→カガリのフラグが立つ展開です。もし悠理という人格がミラージュやファントムから独立して個性を持つとしたら「恋愛」というファクターを用いるのは極めて有効なので、物語的にはフラグ立った方が面白くなりそうな予感。
 個人的にカガリ=カズラの関係は磐石だと思っていたのですけど、もしこのフラグが立ったりしたら、ちょっと今後波乱が起こるかもしれません。カズラが悠理の上履きに画鋲を入れる展開も夢ではないよ!(夢?)

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