BE BLUES! 一覧

BE BLUES!の桜庭さんはカワイイ日記

 お久しぶりです。
 4月に入ってから諸般の事情で生活リズムが激変しまして(具体的には起床時刻が1時間半前倒しになった)、体を慣らしている最中です。要するに眠い。早く寝ないと明日が辛い。そんな感じです。

 最近のサンデーで一番気になっているのは、みんな大好き「BE BLUES!」。特に桜庭さん(さん付けがデフォ)が素晴らしいです。レギュラーを目指すために性格を偽って猫を被ることを辞め、「技術だけでAチームに返り咲く!」と心に決めた後の彼は本当に嬉しそうにボールを触るようになりました。その姿が大変にカワイイです。勿論「馬鹿な子ほどカワイイ」という意味でのカワイイです。

 その桜庭さんは、現在の紅白戦には「秘密兵器だから」という理由でミルコのじいさんに言いくるめられて出場していませんが、何かこのまま出てこないで終わりそうな予感がします。
 まあでもそれはそれで面白いですし、試合に出られないでギャーギャー騒ぐ桜庭さんはきっとカワイイので(馬鹿な子ほど的な意味で)、それはそれでといったところですね(ですね?)。

 あとそのミルコじいさんは紅白戦でマネージャー女子を監督役に仕立てており、それを見たコーチは「何か意図があるはず!(確信)」みたいなことを考えてましたけど、でもミルコは「蹴る・止める・走る」の基本をスピーディーに行うシンプルなサッカーを志向していることからすると、今度の紅白戦もあまり深いことを考えず、本当にシンプルに「女の子の手前だから男子は張り切る」としか考えていないような気がしてなりません。


月光条例 28 (少年サンデーコミックス)
藤田 和日郎
小学館 (2014-03-18)

「月光条例」は本当にいい終わり方でした。リアルタイムで言及できなかったのが残念(´・ω・`)


最近のBE BLUES! 感想列挙

BE BLUES!

先週(42号)

 本筋は、龍が壮大なスケールの大怪我をしてそこからリハビリして復活を遂げたことを知った九重の心の中にフラグが立ったというお話でしたが、個人的にはむしろミルコおじいちゃんが大活躍した回として印象深いです。

 九重に対して「若いんだ…行けるだろ!」と凄みを効かせて恫喝した後に「ココノォエ!ガンバレ!」と激励するミルコおじいちゃんの姿は、旧ユーゴスラビアでナショナルチームを率いていたであろう名監督の鱗片を伺わせるに十分でした。
 物語の中ではまだ明確にミルコが旧ユーゴの代表監督であったことは他の登場人物に明確には提示されていないと記憶していますが、でもまあ彼のモデルはオシム元日本代表監督であることは明らかなので、こっちでも多分そうです(決めつけ)。

 もしミルコが元代表監督であった場合、武蒼の監督とかが見れば間違いなく素性がバレると思うんですけど、もしそうなったらおじいちゃんどうするんでしょうか。「裸の大将放浪記」の山下清のように、身分がバレた途端に逃げ出してダ・カーポが歌う「野に咲く花のように」が流れだしてドラマが終わるんですか?(終わりません)


先々週(41号)

 本筋は、ミルコおじいちゃんが急造のFチームに仕込んだ「ボールをロストしたら5秒間だけチェイスする」守備が功を奏してチャンスが生まれた! というお話でしたが、個人的に注目するべきだと思ったのはやはり冒頭。
 ミルコの通訳を買って出た藍子が、自分のことをまるで覚えていなかった龍に対して「やなやつやなやつやなやつ!」(要約)とムカついているシーンが白眉でした。
 これはつまり、いずれ藍子が龍にデレるサインであることは、現代少年マンガにおける不文律ですよね。ですよね。

 龍はそういう方面には極めて鈍感なボンクラな上、同棲中(語弊)の優希と「自称彼女」のアンナというツートップにマークされていることを考えると、恋愛方面の先行きは極めて絶望的だと思われますが、まあ彼女には頑張って欲しいです。「挫折で失うものがある。だが、はい上がることで新たに得る力もある。」とミルコおじいちゃんも言ってますし(挫折前提)。


先々週週(40号)

 本筋は、桜庭(の飼い犬が)が物欲しそうにヨダレを垂らしつつ龍たちのサッカーの試合を横目で観ながら通り過ぎる、というお話でしたが、個人的に注目するべきだと思ったのは、やはり優人。
 藍子から突然「優人くん」と名前を呼ばれてドギマギしたものの、その直後に自分が彼女から名前を覚えてもらってすらいないことを悟って急激に落ち込む一連のシークエンスが、何かこう女子慣れしていない男子にありがちな挙動不審っぷりを再現していて面白かったです。

 「意中の相手から名前を覚えてもらっていない」状況は藍子における龍との関係と一緒ではあるんですけど、優人が藍子に対して好きとか何とか告白するビジョンが全く浮かばない上、藍子にとって優人は「恋敵の片割れ」という立場に陥る可能性もあることを考えると、何か状況は藍子以上に絶望的です。
 が、まあ彼には龍にはない「女子に興味はあるけど、女子からは特段モテないし相手にもされない」という、実際の人生においては得しないけどマンガのキャラクターとしては(コメディリリーフとして)有用なスキルを持ちあわせている訳であり、そういう意味でも頑張って欲しいです。「挫折で失うものがある。だが、はい上がることで新たに得る力もある。」とミルコおじいちゃんも言ってますし(挫折前提)。


BE BLUES!~青になれ~ 11 (少年サンデーコミックス)
田中 モトユキ
小学館 (2013-09-18)

コミックス最新刊は龍が高校の公式戦デビューを飾ったエピソードが収録されている模様。龍が再び返り咲けるのは何時になるのかなー


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