BE BLUES! 一覧

今だ!キックを使え!目だ! サンデー24号「BE BLUES!」感想

貴重な桜庭さんのビックリ顔
BE BLUES!

 ここのところ燻っていた龍がついに覚醒したの回。
 夏合宿の試合ではマッチアップで勝てなかった(というか、龍が最初から対戦を避けていた)レノンを真っ向勝負でぶち抜いてシュートを放つカタルシス溢れる展開は、このマンガの大河サッカーマンガとしての面白さが凝縮されていると言っても良いのではないのでしょうか。

 レノンやリンゴが龍を前にして一瞬行動が遅れた秘密についてですが、龍の近くに桜庭がいたことから推測すると、おそらくは龍が視線の動きか何かで桜庭にパスすると見せかける素振りをしたのではないかと思ってます。龍の視野の広さについては先週以前から伏線が引かれているので、それに関係したものでであるのは間違いないでしょう。
 レノンやリンゴは前の試合で龍が桜庭にパスをしたプレイ(および、ボールを持った時の桜庭の強さ)を覚えてますいますので、龍は桜庭の存在を利用してこの二人の動きをコントロールしようと試みたのではないのでしょうか。

 ただ、龍がこの間接視野を使った立ち回りを思いついたのは、先週に桜庭が全くボールを見ずに足で飛んできたボールを受け止める曲芸を見たからであることは間違いなく、また龍がディフェンダー相手に「突破かパスか」の二択を仕掛けるにしてもパスする相手である桜庭の脅威が強くないと意味がないことを考えると、今回龍が覚醒したのは桜庭さんのおかげであると言えるのではないのでしょうか。龍の覚醒は桜庭さんのおかげですよ(連呼)。

 龍がリンゴを突破した時の桜庭は明らかに驚いていた表情を浮かべていたので、桜庭の方も龍の動きには意表を突かれたのかも知れません。桜庭さん的には龍に「使われる」のは不服だと思われるので、桜庭さんも負けずに更に覚醒して龍に逆襲する展開を、いずれは見てみたいものだと思います。


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リンゴさんは今でもかっこいいなあ


桜庭さん、実はサッカー選手として普通に有能なのでは疑惑 サンデー22+23号「BE BLUES!」感想

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 「視野が狭い」と揶揄されていた桜庭さんが、ノールックで側面から飛んできたボールを足でキャッチして視野の広さをアピールするという、意外な一面を見せた話でした(本来の主題である龍の視野のことは、とりあえずここでは置いておくことに決定)。

 桜庭さんはドリブル突破が異様に上手いことと、そのクセに性格がカスなのでプレイに協調性が全くないことばかりに注目が行きがちなキャラなんですが、実はちゃんとサッカー選手としての基本的な能力も高いことが暗に提示されたと言えます。
 まあ確かに、周囲の状況が把握できているからドリブラーとしての適切なプレイができているんでしょうけど、だからこそパスを全然出さないのが余計にアレなんですよね。だから桜庭さん大好き(ウットリ)。

 ただ、コーメイに「見えてねえからパス出ねえんだろ?」と煽られて「見えてるわ! 出す必要ねーだけだ!」と返してましたが、これは逆に言えばパスを出す必要性を自分に感じさせればパスを出してやっても良いとも言える訳で、桜庭の攻略(恋愛ゲーム的な意味で)には、彼にパスの必要性をより感じさせることが重要なのではないかとも思いました。

 ミルコ爺さんは「ボールをロストしたら交代」という手綱を付けることで桜庭にパスプレイを強要させてましたが、果たして龍、そして余命幾ばくもない(妄想設定)黒部監督は、如何にパスを出さない桜庭を手懐け、彼の秘められた力をチームの為に使わせるのか。彼らの攻略手腕に注目ですね。続く。


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コミックス19巻は桜庭さんのドヤ顔仕様なので、書店に並んだら礼拝するしかない所存


性格悪いキャラが更に新登場記念 サンデー16号「BE BLUES!」感想

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 ミルコのアドバイスを実戦で実践しようとして中々上手く行かず、龍が悩む展開。あくまで当初の目標通りチャレンジして結果を出す道を進むか、あるいは友坂の言うようにまずは自分の良さを出すところから入るのか、理想と現実の間で後半龍がどう動くかが注目される展開です。
 が、それはそれとして、今回は対戦相手のチームのフォワードの宮迫がものすごく性格が悪い奴だったのが興味深いですね。

 性格が悪いフォワードといえば、我らが武蒼には勿論みんな大好き桜庭さんが居る訳であり、個人的にはぜひ桜庭さんを出して性格の悪いフォワード対決をして頂きたいと思いました。
 桜庭さんならあの程度の相手、持ち前のテクニックで翻弄できますよ! 更に桜庭さんなら、今の龍のようにミルコのアドバイスに悩むことなく、そんなの無視して自分の良さだけを出すプレーに徹する(そして結果を出せる)ことは確実なので、龍と対比する存在としてドラマに奥深さを与えること確実です!
 桜庭に好き勝手させると武蒼が得意なカウンターサッカーに徹するチームプレイはガタガタになりそうですが、まあそれはそれでですよ! どうですか監督!(と言われても)

 あと今回は、窪塚マネージャーが自分を「おばさん」呼ばわりした小田の弟の友達に対して、「小田さんの出番もきっと来るわよ」とフォローしているところが良かったです。
 実は彼女、ああ見えて子供に対して面倒見が良いタイプなんでしょうか。今回の彼女は、女子高生とは思えない貫禄を持ってると思いました。もちろん褒めてます。

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18巻の表紙を飾ってる藍子っちーの出番は、流石にしばらくお預けでしょうか


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