※8/26更新: 先週分のサンデー感想を追加しました
■破壊僧ジョドー(別名:弥勒様がみてる)
「マトリックス」が発想の元だと語っていたはずなのに、何故そこでナイト2000が?(挨拶)
ごきげんよう(専門用語)。というかお久しぶりです。
色々あってまとまった時間を取る事ができず、メールや掲示板にもロクに返事できない日々を送っております。申し訳ない。
それで超増刊掲載の「破壊僧ジョドー」を読みましたが、期待に違わぬ面白さで満足でした。後半のジョドーの正体にもビビらされましたが、序盤のシークエンスが特に素晴らしいです。というか、序盤の展開の異常さは明らかに異常(意味不明)。
マトリックス→ナイト2000もそうですが、どうすればこんな発想ができるのか不思議でなりません。やっぱりスゲエなぁ。
また後日感想とかを書きたいと思いますが、今日は時間がないので連絡だけ:
更新情報:
- 掲示板でも告知しましたが、「破壊僧ジョドー」の感想掲示板を設置しました。
感想その他はこちらへお願いします。 - このサイトのサーバを管理しているpos.to ネットより、8/27 にメールサーバが変更されるという連絡がありました。
前にメールサーバが変更になった時、自分のうっかりミスで1ヶ月近くこのサイト宛のメールを受信していなかった、という前科があるので、8/27前後は cwww@pos.to 宛にメールを出すのは控えた方が安全かも知れません(笑)。今週中に緊急の用事がある方は、こちらのメアドに連絡をお願いします。 - あと、cwww@pos.to 宛に、最近流行のコンピュータウィルス SoBig.F に感染したと思われるマシンから送られたメールが大量に到着しています。念のため、ウィルスに感染しているかどうかの確認をお願いします。
■今回も今更ですが書きました:サンデー38号の萌えポイント烈伝
- ボイン・チョップ(金色のガッシュ!!)
- 朝チュン(ロボットボーイズ)
- 半ズボンメガネ君(美鳥の日々)
- のけぞるメガネ君(売ったれダイキチ!!)
- 「ふぁいとの暁」の最近の展開全般
1. 我らが大スター・フォルゴレ様が歌う「チチをもげ!」が収録されたキャラクターCDがタワーレコードでベストセラーアルバムの仲間入りを果たし、アニメ「金色のガッシュ・ベル!!」の中でもガッシュ役の大谷育江さんが嬉しそうに「おっぱいぼいんぼい〜ん!
」と嬌声を上げるなど、もはや「ガッシュと言えばおっぱい」という認識が広くコンセンサスを得ていると言っても過言ではない今日この頃(過言です)。
そんな中、先週のサンデー36号では、ナゾナゾ博士と共に戦う12人の正義の仲間「MJ12」のメンバーにして、おっぱい以外の特殊能力を持たない謎の女戦士・ビッグ・ボインが登場しました。
登場時にはどう考えても役立たずにしか思えなかった彼女でしたが、しかし「おっぱいを自らチョップで震わせ、相手の注意を反らせる」という方法でデコイ(おとり)としての役目を果たすと同時に自身の唯一の特徴をアピールすることに成功、結果的に見事パーティーの危機を救いました。おっぱいで勝利に貢献です。ありがとうビッグボイン、ありがとう雷句先生。どこまでグルービーなのでしょうかこのマンガ。
彼女はこれまでマンガの中に一回しか登場していない(はず)のですが、でもおそらくサンデーの読者であれば、彼女のことは絶対に覚えているはずです。アニメ版の方に登場するまでシェリーやココの名前をすっかり忘れていた私ですらビッグボインのことは覚えていたのだから、間違いありません(ヘボ)。
一度見たら忘れられない強烈なインパクトを持った一発キャラを創造する力、そしてそんな一発キャラをここ一番で再利用するセンスを持った雷句先生は、本気でグルービーな漫画家だと思いました。
2. 先週の「ロボットボーイズ」は、これまでは作品の舞台である「体育会系女子によって支配されている恐怖の学園」における体制側の人間の象徴として描かれていたヒロイン役(推定)の月岡をフォローするお話でした。基本的には。
彼女が幼なじみの主人公の迫水君を迫害する側に回ったのは、彼がそれまでひたむきに取り組んでいたはずの「スポーツ」の世界を捨て、(彼女にとっては理解不能な分野である)「メカ」の世界に走ったからなのですが、でも彼は昔スポーツをやっていた頃のひたむきさを、今でも失ってはいなかったのだ! 自分が好きだったはずの彼の「本質」は、今も変わってはいなかったのね! と再認識し、彼女は彼氏を見直すようになります。前回に引き続き、今回もまた良いエピソードだと思います。
――と、基本的には良いお話だったのですが、でも最後のページに出てきた「朝チュン」シーンで、そんな雰囲気も一挙に台無し。
朝チュンと言えば、エロ表現が規制されている少年・少女向け雑誌媒体において『晴れて恋人同士となった二人が一緒に一夜を過ごした』象徴として描かれるシーンであることは皆様ご存じの通りですが、いきなりこのマンガでそんな熱い妄想を抱かせる飛び道具的な表現を持ってくるとは、さすがに予想できませんでした。
「ななか6/17」の雨宮さんがコミックス10巻分のエピソードを費やしてようやくたどり着いた境地に、彼らはわずが6話で到達してしまいましたよ! なんてラブラブなんだ!
スズメが軽やかに朝の到来を告げる中、晴れて深い仲となった迫水君と星沢君が仲良く気持ちよさそうに熟睡! 迫水君の上にかけられた学生服は、きっと星沢君が先に眠ってしまった迫水君に『風邪を引かないように』と気遣かった結果であることは明白であり、こんな描写からも彼の優しさを垣間見ることができますよね! そして、朝日に照らされた部室の中には、二人の愛の結晶である新作ロボットの勇姿が! 完璧だ!
こんなメタ的な情報をたった3コマの中に詰め込めるなんて、このマンガの作者の上川敦志先生は相当グルービーですよ!(誉めてるの?)
あと、ちゃんと「メカ」を描いてるところは好感持てます。「このロボットがどうやって動くのか」と絵から判断できるようになっているのは流石と言えましょう。
フォロー完了(すみません)。
3. 今では綾瀬さん(17)や葵さん(38)を代表とする美少女キャラを描く漫画家、として知られる「美鳥の日々」の作者の井上和郎氏ですが、かつてはサンデー超増刊において、毎回毎回主人公がクリフハンガーなピンチに追い込まれる正当派ドッキドキアクション活劇マンガ「HEAT WAVE」を描いていた時代があったりしました。
そのマンガに登場したキャラクターで個人的に印象に残っているのが、異常な動体視力を持った半ズボンの少年。彼が発射された拳銃の弾を瞬時に見切って鉄パイプで跳ね返すシーンは、今でも強く印象に残っています。
つまり私が何を言いたいのかと申しますと、「井上和郎は美少女だけでなく、半ズボンの少年も結構イケる」ということなのですが。どうよ皆さん(と言われても)。
なお、今回は気弱だけど内心はしっかり者の半ズボンメガネ君と、跳ねっ返りのおてんばだけど内心はカワイイおませな栞ちゃんがラブラブになるお話でしたけど、「これで掲載誌がサンデーではなく、茜新社のアンソロジーコミックだったら…
」と悔し涙を流した人が、全国に5人くらいはいたんじゃないかと思いました。
4. 今や『名探偵コナン』のコナン君と並ぶサンデー屈指のメガネ君キャラに成長した(オレの中だけで)「売ったれダイキチ!」の真君ですが、今回もまた細かいところで魅せてくれました。ホント君はのけぞるの好きな!
ただ、次回からはいわゆる武闘会モードに突入しそうなのが気がかり。商売人マンガで武闘会やるのは、正直意外な展開です。どうなるのかちょっと想像付きません。
もしかして、今後のこのマンガは、『カイジ』みたいな悪知恵合戦マンガになるのでしょうか。ここで負けた人間は、横浜港から出港した「希望の船」から降りられないまま、人間としての生涯を終えるのでしょうか?
次週、生き残ることが出来るか!(このマンガ自身が)
5. それで「ふぁいとの暁」ですけど、人気がなさそうなキャラを他校に移籍させるだけならともかく、まさかあの松波先生までいなくなるとは!
あの先生、デブ専の人に人気ありそうなのに!(失礼)
大半のレギュラーキャラを入れ替える行為に代表されるように、現在このマンガは作品の構造そのものをこれまでとは全く違った形に作り替えようとしている意図が、明らかに見られます。ネットでは「引き抜いた生徒をいきなりその年の大会で選手として使うのは合法なの?」といったリアリティの欠如を指摘するコメントを見かけますけど、これは今の無茶な展開に対する正直な感想でしょう。
今後、そういう突っ込みを無粋なモノとして切り捨てられるだけの面白さを見せてくれるのかどうか、この作品は正念場に差し掛かったと言えます。
あと新キャラでは、「これで全国制覇しろってのかい」と言いながらも妙に楽しそうな新監督(?)のおばあちゃんや、暁と同系統っぽいひたすら脳天気そうな新女子マネよりも、「羽深の弟」を名乗る新キャラに注目。兄はキヨちゃんに横恋慕した挙げ句に恋のライバルである暁に敗れ去って転校してしまいましたけど(曲解)、彼の今後の運命や如何に。
兄と同じ轍は踏むな! 狙うのは男じゃなくて、同級生の女子マネ程度にしておこうぜ!(曲解)